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マウスコンピューターの「LuvBook Bシリーズ」は、14型(1366×768ドット)の液晶ディスプレイを搭載したノートパソコンです。メーカーの直販サイトではもっとも基本的なモデルで4万4800円(税別)からと、リーズナブルな価格で販売されています。
当サイトではすでにベンチマーク結果を交えた性能面の検証記事を公開していますが、今回は本体デザインや各部の使い勝手など、外観面についてのレビューをお届けします。なお前回と同じく、検証にはメーカーからお借りした「LB-B420XN-S5」を利用しました。
LuvBook Bシリーズのポイント
- 端子類が豊富でさまざまな周辺機器を使える
- キーのサイズが大きくて入力しやすい
- 一般的な15.6型よりもコンパクトで軽い
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LuvBook Bシリーズのスペック
今回の検証で利用した試用機の主なスペックは以下の表のとおりです。
試用機(LB-B420XN-S5)の主なスペック | ||
製品名 | LuvBook B(LB-B420XN-S5) | |
---|---|---|
OS | Windows 10 Home 64bit | |
CPU | Celeron N3150(1.60GHz) | |
メモリー | 8GB(最大8GB) | |
ストレージ | 480GB SSD | |
液晶ディスプレイ | 14型、1366×768ドット、光沢なし | |
グラフィックス | Intel HD Graphics(CPU内蔵) | |
光学ドライブ | なし | |
通信機能 | 100BASE-TX対応有線LAN、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0+LE | |
Webカメラ | 100万画素 | |
インターフェース | USB3.0×2、USB2.0×1、アナログRGB、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC/MS対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力 | |
サイズ/重量 | 幅340×奥行き242×高さ26.5mm/約1.7kg | |
バッテリー駆動時間 | 8.1時間(JEITA2.0) |
なおLuvBook Bシリーズには、メモリー容量やストレージの種類が異なる4種類のモデルが用意されています。それぞれの違いは以下のとおりです。
LuvBook Bシリーズ[シルバー]のラインナップ(価格は2016年4月2日時点のものです) | ||||
型番 | メモリー | ストレージ | 光学ドライブ | 税別価格 |
---|---|---|---|---|
LB-B422BN | 4GB | 500GB HDD | オプション | 4万4800円 |
LB-B422SN-SSD | 4GB | 120GB SSD | オプション | 4万4800円 |
LB-B422XN-SSD2 | 8GB | 240GB SSD | オプション | 5万1800円 |
LB-B420XN-S5 | 8GB | 480GB SSD | 非対応 | 5万9800円(台数限定) |
また、さらにCPUにCeleron N3050を搭載した「ブラックモデル」も用意されているのですが、こちらは2万9800円(税別)からと価格が安いぶん、性能は若干控えめになっています。
本体デザインをチェック!
基本デザインは従来モデルと同じ
LuvBoo Bシリーズは以前から継続的に販売されており、前モデルではCPUにCeleron N2940が搭載されていました。見た目はほとんど変わりませんが、スペック上では新モデルのほうが奥行きが1mm長く、高さが1.8mm厚くなっています。
トップカバー(天板部分)明るいシルバーで、ボトムケース(底面部)はブラックの配色です。素材には格安パソコンで一般的な樹脂(プラスチック)素材が使われています。質感はそれなりですが、だからと言って安っぽさを感じるほどではありません。
本体の大きさはB4サイズ程度
LuvBook Bシリーズの本体サイズは、幅340×奥行き242×高さ26.5mmです。書類などで使われるA4用紙よりもふたまわり以上大きいのですが、液晶ディスプレイが14型であることを考えればやむを得ないでしょう。15.6型では、これよりもさらに大きくなります。
本体重量は1.7kgで持ち歩き向きではない
LuvBook Bシリーズ本体の重さは、カタログ上の公称値で1.7kgです。実際に重さを測ってみたところ、1.665kgとほぼカタログ値どおりの結果となりました。1.7kgは持ち歩けない重さではありませんが、快適に持ち運べる重さでもありません。普段はデスクで使い、たまに外出先に持ち込むといった使い方がいいでしょう。
キーボードはテンキーなし
キーボードはテンキーなしの87キー構成です。キーピッチ(キーの大きさを表わす目安)は19mmで、十分なサイズが確保されていました。
ちょっと気になったのは、Enterキーの左側にあるキーがやたら横長になっている点です。実際に使ってみるとEnterキーまでの距離が一般的なキーボードと比べて遠く感じましたが、使っているうちに慣れると思います。あと個人的には右Shiftキーがカーソルキーよりも右でEnterキーの真下にある点が気になりましたが、人によっては問題ないかもしれません。
キーストローク(キーを押す深さ。深いほどタイプ案に優れると言われる)は、約1.5mmです。それほど深いわけではありませんが、ノートパソコンとしては標準的なところ。
タイプ感についてはやや軽めで「ペタペタ」的な感触がありますが、おおむね問題なく使える範囲です。たわみも気になるレベルではありませんでした。スイッチの駆動機構にブレが少ないので、カチャカチャという耳障りな音は抑えられていると思います。
液晶ディスプレイは標準的な映り具合
液晶ディスプレイのサイズは14型で、解像度は1366×768ドットです。それほど精細というわけではありませんが、ノートパソコンではもっともよく使われる解像度なので、特に問題は感じられないでしょう。
映像の色合いについても標準的です。格安パソコンでは一般的なTNパネルが使われており、視野角はそれほど広くはありません。色合いについては若干青みがかっている印象を受けましたが、記事なるほどではありませんでした。
豊富なインターフェースを利用可能
インターフェースとしては、周辺機器用にUSBU3.0×2とUSB2.0×1が用意されています。映像出力はアナログRGBとHDMIの2種類。そのほか1000BASE-T対応の有線LAN、SD/SDHC/SDXC/MS対応メモリーカードスロットを搭載しています。光学ドライブはモデルによって搭載/非搭載を選べるのですが、今回試用したLB-B420XN-S5は非対応でした。
外付けディスプレイでマルチディスプレイ化
映像出力端子として用意されているアナログRGB端子またはHDMI端子を使えば、パソコンの画面をテレビや液晶ディスプレイ、プロジェクターなどの映像機器に表示することができます。外部出力時の最高解像度は1920×1080ドット。20型以上のフルHD液晶ディスプレイを使えば、大きな画面で作業が可能です。
さらにLuvBook Bシリーズでは、アナログRGB端子とHDMI端子の両方を使って2台の液晶ディスプレイに接続することで、簡単にトリプルディスプレイ化することができます。
アナログRGBとHDMIのふたつに対応するノートパソコンでも、他社製品のなかにはケーブルの接続部分が干渉してしまい、トリプルディスプレイ化できないものもあります。しかしLuvBook Bシリーズではそれぞれのケーブルの位置が離れているため、問題なく利用することができました。
拡張性が高くいろいろな用途に使える
ということで、今回はマウスコンピューターの14型ノートパソコン「LuvBook Bシリーズ」の外観や各部の使い勝手についてレビューしました。このシリーズは4万4800円(税別)からと非常にリーズナブルなのですが、安さを感じさせない出来栄えです。トップカバーや液晶ディスプレイについては値段相応ですが、インターフェースが充実している点や、Celeron N3150が(格安パソコンとしては)それなりにパワフルである点がポイント。プライベートでの作業はもちろん、ビジネス用としても活用できるでしょう。
なおLuvBook Bシリーズは、購入時に無線LANの種類やオフィスの有無などを選択できます。オプションの種類や支払い方法、納期については、メーカーの詳細ページでご確認ください。
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この記事で取り上げているモデルは、すでに販売が終了しています。現在販売中のモデルについては、下記のリンクから関連記事でご確認くだささい。
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