セール情報

富士通のオフィス付きノートPCが5万9850円(ただしCeleron&Office 2021)

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ブラックフライデー 2024 アマゾン FMV Lite WA1/H3

アマゾンにて、富士通クライアントコンピューティングのノートパソコン「FMV Lite WA1/H3」のオフィス付きモデルが5万9850円でセール販売されています。さらにウイルス対策ソフト「マカフィーリブセーフ」の3年版付き。国内大手ブランドの製品としては、とてもリーズナブルです。

 

FMV Lite WA1/H3

FMV Lite WA1/H3

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非常に安いのですが、いろいろと注意するべき点があります。

まずCPUとして使われているCeleron 7305は、性能がかなり低めです。いま低価格なのに普通に使えるインテルN100と比べて、ベンチマークスコア(性能テストの結果)は半分程度でしかありません。メモリーは8GBで最低限レベルですが、処理に長い時間がかかるでしょう。

 

薄型ノートPC向けCPUの性能差

CPU PassMark CPU Mark Score
Celeron 7305
2470
N100
5497

※スコアはPassMark CPU Benchmarksによる集計値

 

ふたつ目は、2026年10月にサポートが終了する「Office Home & Business 2021」が使われている点です。サポート終了後も使い続けられますが、ソフトウェアがアップデートされなくなるため、セキュリティー面に心配があります。文書を人とやり取りするなら、アップデートが有効なバージョンを使ったほうがいいでしょう。

ご存じですか? Office にはサポート期限があります - Microsoft atLife
セキュリティ更新をせずにソフトウェアを利用し続けることは、セキュリティ上、非常に危険な状態になりますので、最新バージョンへの移行をご検討ください。

 

3つ目は、ディスプレイのパネルが不明である点です。IPSパネルなら問題ありませんが、TNパネルが使われていると画面が見づらいかもしれません。この点はもしかすると、問い合わせればわかる可能性があります。

IdeaPad Slim 170 15.6型 視野角

TNパネルは画面がくらく青っぽい上に視野角が狭く、画面の角度を変えると色や明るさが大きく変わる場合があります ※写真は別の機種

5万9850円は安くはあるものの、品質面でやや不安があります。「とにかく安ければいい」という人向け。ノートPCに極力お金をかけたくないなら、検討してみてもいいかもしれません。

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個人的には、レノボの「Lenovo V14 Gen4 スタンダード」モデルのほうがおすすめです。スペックはRyzen 3 7330U / 8GBメモリー / 256GB SSD / 14インチフルHDディスプレイ。CPU性能はこちらのいほうが余裕がだいぶ余裕がありますが、キーボードにはテンキーがありません。

 

Lenovo V14 Gen 4 AMD

キーボードはテンキーなしの日本語配列。バックライトには非対応です

 

画面はIPSパネル。TNパネルよりも見やすい状態で作業できます。

Lenovo V14 Gen 4 AMD

色域は45% NTSC。色はそれほど鮮やかではありませんが、文字中心の作業なら特に気にならないでしょう

 

この機種はオフィスがオプション扱いで、注文時のカスタマイズ画面で最新版のOffice 2024を追加できます。サポート期間は2029年10月まで。まだ期間に余裕のあるオフィス付きで、6万円台のノートPCはなかなかありません。価格はこちらのほうが高いものの、オフィスを長期間使いたいならこちらのほうがおすすめです。

最新版Office H&B 2024付きで6万円台! いま安いオフィス付きノートPCはコレ
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記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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