ミニPCレビュー

GMKtec AD-GP1レビュー:ミニPCをゲーミングPC化するeGPUドック

4.0
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GMKtec AD-GP1レビュー

※検証機材は筆者が購入しました

※4/20追記:USB4接続時のベンチマークスコアを修正しました

GMKtecの『AD-GP1』は、AMDのRadeon RX 7600M XTを搭載する外付けGPU(eGPU)ドックです。グラフィックス機能の弱いミニPCやノートPCに接続すれば、人気タイトルを快適に楽しめるほどゲーム性能がパワーアップします。

 

GMKtec AD-GP1

eGPUドック『GMKtec AD-GP1』

GMKtec NucBox K11

USB4やOculink対応のミニPC・ノートPCで使うと、グラフィックス性能が大きく向上します

 

筐体が小さいので性能はほどほどなのかなと予想していましたが、実際に利用したところ考えていた以上に優秀でした。3Dベンチマークのスコアは、RTX 4060と同等クラス。タイトルによっては画質調整が必要ではあるものの、最新ゲームも普通に楽しるパフォーマンスです。ただし熱や騒音については、少し気になる場面もあります。

 

GPU性能の比較

GPU 3DMark Time Spy Graphics
RTX 4060 Desktop
10618
RTX 3070 Laptop
10479
AD-GP1(RX 7600M XT)
10474
RTX 4060 Laptop
10423
RTX 3060 Desktop
8748
RTX 3060 Laptop
8326
RTX 4050 Laptop
8211

※そのほかのスコアはUL Solutionsによる平均値

 

この記事では筆者が購入した実機を使って、外観や性能、実際の使い心地などをレビューします。

おことわり

このレビュー記事では、実機を2週間程度試用した上で作成しています。長期にわたって試用した際の耐久性については検証していません。あらかじめご了承ください。

他社製品との比較

現在はRadeon RX 7600M XT搭載のeGPUドックが、いくつかのメーカーから販売されています。AD-GP1が他社製品よりも優位なのは「値段が安くてパワフル」である点。その反面、USBハブ機能には非対応で電源が外付けアダプターとして分離している点がデメリットです。

 

同クラス製品との比較

GMKtec AD-GP1 GPD G1 Minisforum MGA1
GPU Radeon RX 7600M XT(8GB)
TGP 120W 60W / 100W 120W
USBハブ 非対応 対応 対応
PCとの接続 Oculink / USB4 Oculink / USB3.2 (eGPU利用不可)
サイズ 幅163.9×奥行き110.5×高さ39.9mm (0.72L) 幅225×奥行き111×高さ30mm (0.75L) 幅247×奥行き128×高さ46.5mm (1.47L)
重さ 707g(実測) 0.92kg 不明
電源 外付けアダプター 内蔵
価格 6~7万円台 10~11万円台 7万円台半ば

本体はコンパクト

AD-GP1

設置面積は文庫本サイズ。高性能GPUを搭載しているとは思えないほどコンパクトです。厚みはけっこうあって、文庫本なら700ページクラス程度

AD-GP1

本体サイズ

AD-GP1

本体天面部

AD-GP1

底面部

AD-GP1

本体前面。電源ボタンがないので、オフにする場合は電源ケーブルを抜き差しする必要があります

AD-GP1

背面にはインターフェース類

AD-GP1

右側面に排気口

電源アダプターが大きい

AD-GP1

AD-GP1本体はコンパクトですが、付属の電源アダプターがかなり巨大です

AD-GP1

ケーブルを除いたアダプター部分だけで、幅79.5×奥行き177×高さ31.5mm(容量0.44L)。体積的にはAD-GP1の61%程度もあります

AD-GP1

AD-GP1本体と電源アダプターの合計重量は1.471kg

AD-GP1

ミニPCと並べるとけっこう場所を取ります。しかし万が一電源が故障しても、アダプター交換でなんとかなるのはメリットです

設置スペースが小さい

AD-GP1

電源アダプターぶんのスペースが必要とは言え、それでも設置面積はだいぶ小さくてすみます

AD-GP1

OculinkアダプターはデスクトップPC用のグラボとATX電源が必要なぶん、全体の容量はかなり大きくなりがちです

AD-GP1

さらにケースが付いたeGPUボックスでは、ちょっとしたデスクトップPC並みの大きさになります

配線が面倒

AD-GP1

PCとAD-GP1本体、電源アダプター、ディスプレイを接続するのにケーブルを数本利用するので、配線がけっこう面倒です。PC周りをスッキリさせたい人には向かないかも

AD-GP1

また十分なパフォーマンスを発揮するには、AD-GP1本体からディスプレイへHDMIやDisplayPortで映像を出力する必要があります

AD-GP1

PCの映像出力を利用すると、パフォーマンスが少し落ちてしまうので注意

AD-GP1

Type-CケーブルとOculinkケーブルが付属するので、ケーブル類を買い足す必要はありません

AD-GP1

ただOculinkケーブルは機材ごとの相性があるのか、一部の機種で付属ケーブルでは動作せずに別のケーブルで動いたことがありました。これ1本で数千円くらいするので、何本か用意するのもツライところです

AD-GP1

付属のType-CケーブルはUSB4ケーブルではなく、Thunderbolt4ケーブル(ACON CBATB4005-100A01)でした。と言っても、機能的には変わりません

AD-GP1

なおAD-GP1のUSB4は、映像出力に対応していませんでした。PCとの接続専用と考えたほうがいいでしょう

USB4接続時はデュアルディスプレイになってしまう

AD-GP1とPCをUSB4で接続すると、ディスプレイは1台でもなぜか2画面のデュアルディスプレイ構成で認識されていまいます。このままではウィンドウが画面に表示されなかったり(もう片方の画面に表示されている)スクリーンショットを撮影した際に2画面ぶん出力されたりしてしまうので注意してください。

AD-GP1

ディスプレイは1枚なのに、システム的に2画面として認識されてしまう

AD-GP1

「設定」の「システム」→「ディスプレイ」で「識別」をクリックしてディスプレイの番号を確認したあと、どちらか1画面のみに表示するよう設定を変更します

ベンチマーク結果

テストで使用したPCのスペック

CPU Ryzen 9 8945HS
メモリー DDR5-5600 96GB
ストレージ 1TB Gen4 SSD
グラフィックス Radeon 780M(CPU内蔵)

※ベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります

3Dグラフィックス性能

3Dグラフィックス性能を計測する「3DMark」では、非常に優秀な結果が出ました。「Time Spy」(DirecX X12)のスコアでは、デスクトップPC向けのRTX 4060と変わりません。またミニPC本来のグラフィックス性能から、スコアが大きく伸びていることもわかります。

 

GPU性能の比較

GPU 3DMark Time Spy Graphics
RTX 4060 Desktop
10618
RTX 3070 Laptop
10479
AD-GP1(RX 7600M XT)
10474
RTX 4060 Laptop
10423
RTX 3060 Desktop
8748
RTX 3060 Laptop
8326
RTX 4050 Laptop
8211
ミニPC単体時(Radeon 780M)
2857

※そのほかのスコアはUL Solutionsによる平均値

 

ただしこれは、Oculink接続時のもの。USB4で接続すると、パフォーマンスが落ちるので注意してください。理論上の転送速度はOculinkが64Gbpsで、USB4は40Gbps。37.5%の差があります。実際のベンチマークテストでは、USB4接続時でスコアが5~22%低下しました。

 

3Dグラフィックス性能(DirectX 12)

GPU 3DMark Time Spy Graphics
AD-GP1使用時(Oculink)
10474
AD-GP1使用時(USB4)
9959
ミニPC単体時(Radeon 780M)
2587

3Dグラフィックス性能(DirectX 11)

GPU 3DMark Fire Strike Graphics
AD-GP1使用時(Oculink)
29918
AD-GP1使用時(USB4)
23633
ミニPC単体時(Radeon 780M)
8313

PCを使った作業の快適さ

PCMark10は、PCを使った作業の快適さを計測するベンチマークテストです。一般的な作業を想定しているため、テストでは比較的軽い処理が行なわれています。

 

テスト結果の見方

テスト名 概要
Essentials
(一般利用)
ソフトの起動やWeb閲覧、ビデオ会議など一般的な作業を想定。CPUのシングルコア性能が強く影響する
Productivity
(ビジネス利用)
表計算とワープロにおいて、中規模クラスのデータを扱うテスト。CPUのマルチコア性能が影響しやすい
Digital Contents Creation
(コンテンツ制作)
写真加工と3D製作、動画編集を扱うテスト。CPU性能とグラフィックス性能が強く影響する

 

Oculink接続時、USB4接続時、内蔵グラフィックス(iGPU)使用時でテストを行なったところ、Oculink接続時のコンテンツ制作テストのスコアが大きく向上しました。eGPUはゲームだけでなく、クリエイティブワークでも大きな効果があると言えます。

 

PCMark 10ベンチマーク結果

テスト スコア
Essentials
(一般的な利用)
目標値:4100
Oculink10697
USB410259
iGPU10365
Productivity
(ビジネス利用)
目標値:4500
Quiet9612
USB49667
iGPU9746
Digital Contents Creation
(コンテンツ制作)
目標値:3450
Oculink13616
USB411238
iGPU9811

※スコアの目標値はPCMark 10公式サイトによるもの

クリエイティブ性能

「UL Procyon」は、世界的にも利用者が多く「デファクトスタンダード」とも言えるアドビ製プロクリエイター向けソフトの快適さを計測します。「PCMark 10」と比べて、より高度で実践的なテストを行なう点が特徴です。

テスト結果の見方

テスト名 概要
Photo Editing 「Photoshop」と「Lightroom Classic」を利用した、写真の加工・出力に関する総合評価
Video Editing 「Premiere Pro」を使ったテストで、フルHD (H.264)および4K (H.265)動画の出力にかかった時間からスコアが算出される

 

AD-GP1利用時の結果は、以下のグラフのとおり。内蔵グラフィック使用時と比べて「Photo Editing」では10%程度しかスコアアップしていませんが、「Video Editing」ではスコアが2.38倍も伸びています。eGPUの利用は、特に動画編集で大きな効果があります

ちなみに3DベンチマークテストではRTX 4060と同等レベルでしたが、「Video Editing」のスコアではRTX 4060搭載機よりもやや落ちています。これは、Adobe Premiere Proではインテル系CPUのほうが有利だからかもしれません。

 

クリエイティブ性能の比較

CPU UL Procyon
ThinkCentre Neo Ultra(Core i7-14700 / RTX 4060)
Photo7676
Video28145
GIGABYTE G6X(Core i7-13650HX / RTX 4060)
Photo6873
Video27868
Oculink接続時
Photo7370
Video22383
mouse K5-I7G50BK-A(Core i7-12650H / RTX 2050)
Photo5546
Video12813
USB4接続時
Photo6982
Video11782
Yoga Slim 7i Aura Edition Gen9(Core Ultra 7 258V)
Photo6022
Video11319
IdeaPad Pro 5i Gen 9(Core Ultra 7 155H)
Photo5366
Video11106
GMKtec NucBox K8 Plus(Ryzen 7 8845HS)
Photo6053
Video9484
内蔵グラフィックス使用時
Photo6668
Video9376

※「Photo」はPhoto Editing、「Video」はVideo Editing。スコアは当サイトの実機計測結果

ゲーム性能について

FF14ベンチ(やや重い)

AD-GP1
定番ベンチでは、フルHDの最高画質で平均100 fpsの「非常に快適」との評価。ただしWQHD以上では画質を落とさないと、ちょっと厳しいかもしれません。

評価とフレームレート

Oculink接続時 15257(非常に快適) 平均108.5 fps
USB4接続時 6725(やや快適) 平均48.5 fps
内蔵グラフィックス使用時 3769(設定変更を推奨) 平均26.1 fps

モンスターハンターワイルズ ベンチマーク(超重い)

AD-GP1

フレームレートで見ると、フルHDでも最高画質の「ウルトラ」では少し厳しいでしょう。ちなみにプリセットの「中」であれば「129.23 fps」だったので(Oculink接続時)、まずはここをベースとして好みの画質に仕上げていけばいいと思います。USB4接続だと、けっこう画質を落とさないと厳しいかもしれません。

フレームレート

画質 Oculink USB4 内蔵グラフィック
ウルトラ画質
フレーム生成なし
10470(32.51 fps) 7285(28.11 fps) 5722(16.54 fps)
ウルトラ画質
フレーム生成あり
8157(52.54 fps) 6416(44.57 fps) 5233(29.09 fps)
最低画質
フレーム生成なし
27924(81.94 fps) 21088(61.93 fps) 11331(33.35 fps)
最低画質
フレーム生成あり
25766(150.19 fps) 19630(115.2 fps) 9302(54.36 fps)

サイバーパンク2077(超重い)

AD-GP1

Oculink接続であれば、レイトレーシング(レイトレ)なしのフルHDで快適に楽しめます。しかしレイトレを有効にすると、フレームレートがガクッと下がりました。基本的にレイトレは考えないほうがいいでしょう。

フレームレート

画質 Oculink USB4 内蔵グラフィック
ウルトラ画質
フレーム生成なし
81.73 fps 68.39 fps 27.22 fps
ウルトラ画質
フレーム生成あり
145.81 fps 129.39 fps 45.32 fps
レイトレ最高画質
フレーム生成なし
13.16 fps 15.59 fps 5.49 fps
レイトレ最高画質
フレーム生成あり
21.63 fps 30.69 fps 10.69 fps

エーペックスレジェンズ 射撃訓練場(やや軽い)

AD-GP1

Oculink接続なら、フルHDの最高画質でも常時165 fpsオーバーでプレー可能です。USB4接続でも、十分普通にプレーできるでしょう。

フレームレート

Oculink接続時 170~220 fpsあたり
USB4接続時 120~160 fps程度
内蔵グラフィックス使用時 50~55 fps

CPU性能による違いは小さい?

CPUの異なる別のミニPCを使って同じテストを行なったところ、グラフィックス性能については大きな違いは見られませんでした。ただし高いCPU性能が求められるタイトルでは、フレームレートに多少の違いが生じるようです。

 

3Dグラフィックス性能

テスト機種 3DMark Time Spy Graphics ※Oculink接続時
NucBox K11(Ryzen 9 8945HS)
10474
NucBox K8 Plus(Ryzen 7 8845HS)
10698
NucBox M7(Ryzen 7 PRO 6850H)
10502

モンハンベンチのフレームレート

テスト機種 フルHD 「中」画質 フレーム生成あり ※Oculink接続時
NucBox K11(Ryzen 9 8945HS)
129.2
NucBox K8 Plus(Ryzen 7 8845HS)
134.3
NucBox M7(Ryzen 7 PRO 6850H)
118.5

熱と騒音について

※計測時の室温は20度前後。室温が変わると、結果が異なる場合があります

GPUの発熱は控えめ

重量級ゲームのベンチマークテスト時におけるAG-DP1内部のGPU温度は、平均で67.8度でした。普通のゲーミングPCでは80度を超えることもあるので、これはなかなか優秀な結果だと思います。ある意味AG-DP1の筐体全体はGPUの冷却システムとしても使えるわけですから、PC環境の保守性の面ではeGPUドックの利用は悪くない選択かもしれません。

AD-GP1

モンハンワイルズベンチを1時間実行し続けた際の、GPU温度の推移

計測結果

平均温度 最大温度
GPU温度 67.8度 73度
GPUメモリ・ジャンクション温度 72.8度 80度
GPUホットスポット温度 78.4度 89度

排気口付近の温度が高い

高負荷時でも筐体自体の温度は低いものの、排気口付近はけっこう熱く感じました。内部の空冷フィンは非常に高温ですが、直接指に触れることはないのでヤケドの心配はありません。しかし利用中の取り扱いには注意したほうが良さそうです。

AD-GP1

FF14ベンチ実行時における、排気口付近(実際には内部の空冷フィン)の温度

 

またAG-DP1利用中は、温風によって排気口周辺がだいぶ温かくなります。排気口の近くにミニPCやノートPCがあると、熱による影響を受けるかもしれません。熱の影響を受けやすい機器は、近くに置かないよう注意してください。

AD-GP1

排気口近くは40度を超えます。近くに熱に弱い物を置かないように注意

 

未認識時の高温に注意

検証中に、AG-DP1の筐体が異様に熱くなることがありました。データとして計測できていないのですが、手で持つのもツライくらいです。

正確な原因はわかりませんが、もしかするとOculink接続の不具合によるものかもしれません。PCと正常に接続されていると、AG-DP1側の空冷ファンが強く動作します。しかしPC側で認識されていないと、空冷ファンが回っていない、もしくは弱い出力で動作しているようです。この状態で放置し続けると冷却されることなく、内部の温度が上昇し続けるのではないか、と推測しています。利用の際は、PCと正常に接続されていることを確認してください。

騒音はやや大きめ

高負荷時には、排気音がかなり大きく聞こえます。エアコンや扇風機の「強」くらいの音の大きさでした。ヘッドホンを着用すれば気になりませんし、隣の部屋までうるさく聞こえるほどではないでしょう(建物の状態による)。ただし静かな場所では、周囲に対してそれなりの配慮が必要だと思います。

駆動音の計測結果

電源オフ時 36.8dB
高負荷時(モンハンベンチ) 53~55dB(排気音が大きい)
(参考)エアコンの最大出力 48~58dB前後

考察とまとめ

AD-GP1

グラフィックス性能はビックリするほど向上

「ミニPCを買ったんだけど、グラフィックス性能がイマイチだった」と感じている人にはアリです。比較的重めのゲームでもフルHDのレイトレなしなら普通に動きますし、動画編集時のパフォーマンスも飛躍的にアップします。この小ささのeGPUでこれだけ効果があるのは、ちょっと感動的です。

もっとも効果が高いのはOculink接続ですが、対応機器が少ない点がちょっと残念。PCがOculinkに対応しているなら、ぜひ試してみてください。

ケーブルの扱いや設置に気を遣うけれども……

本体と電源アダプターが分離していると、設置やケーブルの扱いが面倒です。また排気口から温風が吹き出すので、PCから少し離して配置する必要もあります。そのあたりは、扱いが少し面倒かもしれません。

ただ本体と電源アダプターが分かれていたり、PCとeGPUが分かれていたりするのは、どこか壊れても交換すればなんとかなるという面でメリットがあります。スッキリとまとまった状態もいいのですが、分離しているのもこれはこれでアリではないでしょうか。

3~4年使い回せれば十分かも

AD-GP1の価格は6~7万円台で、RTX 4060相当の性能です。RTX 50シリーズが登場したはかりの現時点(2025年4月)でなら、まだかろうじてミドルレンジクラスと言えるでしょう。これがあと2年、4年と経過すれば、性能が微妙に足りなくなってくるはず。でも、そもそもPC関係ってそういうものですよね。

Oculinkアダプターならグラボを変えることでアップグレードできますが、グラボとATX電源で全体がかなり大きくなってしまいます。取り回しやすさは、eGPUドックのはるかに上。このあたりを把握した上で、3~4年ガッツリ使いたい人におすすめです。

記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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