Ryzen 5 3500U / 16GBメモリー / 256GB SSD搭載のミニPC『GMKtec NucBox G10(GMKtec G10)』が、アマゾンのクーポン利用で2万3999円で販売されています。クーポンの有効期間は不明ですが、売れ行きしだいでは早々になくなるかもしれません。

販売ページに記載のクーポン利用で2万3999円に値引き

8/4まで行なわれているタイムセール祭りのポイント還元を含めればさらにお得
スペック
発売日 | 2024年6月末 |
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OS | Windows 11 Pro |
CPU | Ryzen 5 3500U(4コア8スレッド) |
メモリー | 16GB DDR4-2400 ※構成は不明、スロット×2、最大64GB |
ストレージ | 256GB PCIe 3.0 x4 SSD |
グラフィックス | Radeon Graphics(Vega 8) ※CPU内蔵 |
通信 | Wi-Fi 5(Realtek RTL8822CE)、Bluetooth 5.0、有線LAN(2.5Gb)×1 |
インターフェース | Type-C(映像出力 / USB PD対応)×1、Type-C(PDのみ)、USB3.2 Gen1×2、USB2.0×1、HDMI2.1、DisplayPort1.4×1、RJ45(有線LAN)端子、ヘッドフォン端子 |
サイズ / 重量 | 幅103m、奥行き98mm、高さ42mm / 不明 |
ポイントは「PCIe 3.0 x4のNVMe SSD対応」「Type-Cの映像出力対応」「メモリーのデュアルチャネル対応」の3点。Intel N100 / N150系搭載機でもこれらのうちふたつを満たす機種はあるのですが、価格が2万5000円前後なんですよね。GMKtec G10はSSDの容量は256GBでメモリーはDDR4-2400ではあるものの、2万3999円なら十分アリではないかなと思います。メモリー構成が8GB×2か16GB×1のどちらか不明ですが、もし16GB×1なら16GB×2に増設して使うといいでしょう。

Intel N100系の格安機種と同クラスの価格ながら、機能面で優れるGMKtec G10
ちなみに1.5~2万円あたりの激安タイプだと、「メモリーは8~12GBのシングルチャネル(場合によっては増設非対応)」「Type-C非対応」「SATA SSD使用」という感じで、使い勝手がワンランク落ちるので注意してください。
気になるのは、「性能面でIntel N100 / N150系と変わらない」んじゃないかという点です。この機種に関しては購入済みではあるものの、未検証のため実際の性能についてはまだ確認していません。
ベンチマークスコアの平均値やスペック上では、Intel N100 / N150よりもRyzen 5 3500Uのほうが有利です。しかしGMKtecのミニPCは発熱対策で消費電力を抑える(=パフォーマンスを抑える)傾向があるため、結果としてN100 / N150系とベンチマークスコアが変わらない可能性があります。あとはCPUの設計が古いので、拡張命令あたりでなにかあるかもしれませんね。

Ryzen 5 3500UとIntel N100・150の比較
格安ミニPC向けのCPU性能
GPU | PassMark CPU Mark |
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Intel N100平均値 |
5397
|
Intel N150平均値 |
5510
|
Ryzen 5 3500U平均値 |
6862
|
※スコアはPassMark Softwareの集計値で、実機の結果ではありません
とは言え、GMKtec G10は機能面でIntel N100 / N150搭載機よりも優れています。また発熱を抑えることで駆動音が静かだったり、熱による内部パーツの劣化も抑える効果があるかもしれません。
実際の使い勝手については使ってみないことにはなんとも言えませんが、2万3999円で買えるのなら、お試しで入手するのはいいんじゃないかと思います。ちなみに筆者は3日前に2万4800円で購入しました(涙)。
なおSSD容量が512GBのモデルは、2万6999円で販売されています。容量が大きいほうがいいならコチラ。