
リンクスインターナショナルから、AMD Ryzen Embedded R2314搭載ミニPC「LC2314」が発売されました。Ryzen Embedded R2314 / 8GBメモリー / 256GB SSD / Windows 11Proの構成で、通常価格は4万3600円です。
個人的にどんな機種なのか気になったので、軽く調べた内容をメモとして記録します。

LC2314
CPUとして使われているRyzen Embedded R2314は、組み込み機器向けのCPUです。4コア4スレッドでTDPは15W(標準 12W / cTDP 35W)。性能的には激安ミニPCで使われるIntel N100 / N150相当と考えていいでしょう。ただしグラフィックスの実行ユニットがIntel N100系よりも少ないため、グラフィックス処理の面でだいぶ劣る可能性があります。

Ryzen Embedded R2314とInel N100 / N150との比較

各CPUのスペック
スペックは必要最低限レベルの印象です。なかでもUSB Type-Cに対応していないのは、ちょっと残念。とは言え、N100系ミニPCでもType-C非対応の機種はわりと多いんですけどね。

インターフェース類
Ryzen Embedded R2314自体はECCメモリーやデュアルチャネルに対応しているのですが、LC2314のメモリースロットは1基のみのため、デュアルチャネルには非対応です。ECCメモリーについても、動作するかは実物を挿して動作確認しないとわかりません。
スペック
| プロセッサ | AMD Ryzen Embedded R2314 (4コア/4スレッド,Zen+) |
| グラフィックス | AMD Radeon Graphics |
| メモリー | 8GB (SO-DIMM DDR4-2666 ×1 搭載, 空きスロットなし) |
| ストレージ | 256 GB (M.2 2280 SATA SSD) |
| OS | Windows 11 Pro |
| 映像出力 | HDMI 2.0 (4K@60Hz) ×1, DisplayPort 1.4 (4K@60Hz) ×1 (最大2画面同時出力) |
| 前面ポート | USB 3.2 Gen1 Type-A (5 Gbps) ×2, 3.5 mmオーディオ端子 ×1 |
| 背面ポート | USB 2.0 ×2, 有線1G LAN ×1, DC-IN ×1 |
| ネットワーク | Wi-Fi 5, Bluetooth 4.2 |
| サイズ / 重量 | 幅100 × 奥行き100 × 高さ34 mm / 約260 g |
| 主な付属品 | ACアダプタ, VESAマウンター (100mm/75mm対応), ネジセット |
| 価格 / 発売日 | 4万3600円 / 2026年2月21日 |
メリットを強いて挙げるならば、組み込み系CPUは一般的なノートPC向けCPUよりは多少頑丈かも? といったところです。性能的にはIntel N100系と変わらないので、個人で利用するならアマゾンなどで安く販売されている機種を選べばいいでしょう。
ただ業務用で利用するなら、中国系メーカー製のミニPCよりも安心できるかもしれません。
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