YOGA BOOK with Windowsには、フルフラットで物理キーのない「Halo(ハロ)キーボード」が採用されています。押した場所が振動する「打鍵フィードバック」とタッチ時のビープ音によってタイプしたことはわかるのですが、文章を入力していると「ズズズズ、ピ! ズズズズ、ピ!」とウルサイのが困りもの。そこで今回は、打鍵フィードバックとタイプ時のタッチ音をオフにする方法と、キーボードライトの調整方法について紹介します。
「Haloキーボード」用の設定アプリを起動する
Haloキーボードの設定は、付属アプリ「Halo Keyboard(ControlApp.exe)」で行ないます。スタートメニューやタスクバーには登録されていないため、エクスプローラーから「C:\Program Files\Lenovo」を開き、「ControlApp(.exe)」を実行してください。
タイプ時のタッチ音とバイブレーション(振動)を止める
設定アプリで「タッチトーン」のチェックを外すと、タイプ時の「ピ」という音が再生されなくなります。ちなみにシステムサウンドのボリュームを「0(無効化)」にしてもタイプ音は鳴らなくなりますが、動画や音楽の音まで消えてしまうので注意してください。
「キーを押すと振動」のチェックを外すことで、打鍵フィードバック(タイプ時のバイブレーション機能)をオフにできます。チェックを操作したあと、「OK」ボタンをクリックすることで設定内容が反映されます。
タッチトーンと振動を両方とも無効化してみたところ、入力時の音がまったく聞こえなくなりました。環境的には非常に快適なのですが、ちゃんとキーが押されたのかわからなくなってしまいます。長文を入力するときは、ちょっと不便かもしれません。
状況に応じてタッチ音や振動のオン/オフを切り替えるなら、「ControlApp」のショートカットをデスクトップに配置するか(「ControlApp」を右ボタンのドラッグでデスクトップにドラッグ&ドロップ後に、メニューから「ショートカットをここに作成」を選択)、タスクバーにピン留め(アプリ起動中にタスクバーの右クリックから「タスクバーにピン留めする」を選択)しておくといいでしょう。
キーボードライトの明るさを調節する
Haloキーボードのライトは、標準で明るさが50%に設定されています。明るさを変更したい場合は、「ControlApp」の「輝度調節」スライドバーを左右に動かしてください。左側にするとライトが暗くなり、右側へ動かすとライトが明るくなります。
キーボードライトの消灯タイミングを変える
キーボードのライトは、なにも操作しないまま2分間が経過すると自動的に消灯されます。この時間を変更する場合は、「スリープ」のプルダウンメニューから好みの時間に変えてください。消灯するまでの時間を最短で1分、最長で1時間に変更できます。ライトを点灯しない、またはキーボードを使わない場合は「起動しない」を選択すればOKです。
ということで、今回はYOGA BOOK with WindowsにおけるHaloキーボードの設定変更方法について紹介しました。Android版は手元にないため確認できませんが、この設定方法とは異なますので注意してください。
関連記事