2018年に当サイト管理人が購入したゲームを紹介します。
基本的にゲームは”市場調査”およびPCでの快適さを計測するベンチマークの目的でプレーするため、特別やり込んでいるわけではありません。ただしゲーミングのマーケットをある程度正確に把握するにはゲーム文化におけるさまざまな文脈を理解しておく必要があると考えておりまして、そのためにゲーム内容をある程度はチェックしています。また同じ理由で、PC以外のプラットフォームについても日々研究している状況です。たとえばPUBGのようにゲーミング市場全体を大きく牽引するようなタイトルが登場したり、PCゲームに移植あるいは移植されなくても大きな影響を与えそうなタイトルが登場すれば調査の目的で検証しています。調査には時間がかかるため正直なところツライのですが、これも読者とサイト発展のためと考え、日夜努力しています。
なおPCゲームのプレーには専用グラフィックス機能を搭載した高性能なゲーミングノートPCの利用がおすすめです。購入を検討している方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
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初心者におすすめのゲーミングノートPC
2018年に購入したPCゲーム
Raft
漂流物を集めてイカダを増築するクラフト系のゲーム。一時期twitchでやたら実況されていたので第2のマイクラとなるかと思いましたが、最近は落ち着いているようです。twitchで定番化すればゲーム実況の可能性もあるかと思い検証を進めていただけにちょっと残念です。
序盤は水と食料が足りなくてキツイのですが、資源を安定的に回収できるようになると増築や島の探検を楽しめるようになります。探知機を使ってたどり着いた場所に謎のメッセージがあり「すわ、ポストアポカリプスか!?」と期待したのですが、まだアーリーアクセスなので最後まで完成してないっぽいです。協力プレーもできるので、物語がちゃんと完成したらけっこう人気が出るかも。
ATLAS レジェンドパック
Celeron搭載の非力なノートPCでゲームを楽しむにはどうすればいいのかを研究している際に購入しました。レトロゲームのリバイバル版(?)であれば、そこそこ問題なく動くだろうと思ったのです。
しかし正直、これは失敗しました。画面サイズが640×400ドットでサイズは固定。1366×768ドットの画面でも小さく表示されてしまうのです。しかもなぜか画面のメニューやボタンがズレてしまい、ほとんど操作できず。欲しいと考えている人には、Steam版よりもProject Egg版の購入をおすすめします。
Far Cry 5
中規模クラスのタイトルとしてベンチマークモードを利用するために購入しました。ゲーミングPCのレビュー記事では結果を頻繁に使っています。
ゲーム自体はオープンワールドのFPSです。アメリカのモンタナ州を舞台とした広大な風景は非常に美しく、単に歩きまわったりバギーやトラックでドライブしたり、ヘリや飛行機で飛び回るだけでも楽しめます。
それにも増して魅力的というかインパクトが強いのが登場人物のキレっぷりです。今作ではカルト教団との対決を描いているのですが、その幹部たちがみんなヤバイ。そのぶん「あのヤロー、絶対ぶっ潰す!」という闘志がメラメラと湧いてくるのがFar Cryシリーズならでは魅力なのですが、それらがことごとく消化不良気味に終わってしまうのもやはりシリーズならではのメタ的というかシニカルなスタンスと言えるでしょう。DLCがもれなく本編とは無関係という潔さもある意味あっぱれ。それがわかると楽しめる作品です。
[wpap type=”detail” id=”B076BN2376″ title=”【PS4】ファークライ5″]
Monster Hunter: World
全世界的に売れているとの話を聞いて、「もしかするとムーブメントが!?」と思い購入しました。しかしそれほど大きなムーブメントは起こらなかったようです。各所で高く評価はされているようですが。
ベンチマークモードがないため、プレー中のFPSを計測しようと考えていました。しかし序盤の弱い状態で計測してもあまり意味がなく、せめて巨大キャラが2体同時に出てくるような場面でと思い装備を整えていたのですが、強い装備を作るためのレア素材がなかなか手に入りませんでした。イベント1周しても成果なしとかザラにあるわけです。また先に進むほどソロでは厳しくなり、ついに挫折。マルチプレーが好きな人にはいいのでしょうけれども、ソロでひっそりプレーしたい人には向かないかもしれません。
ただ2019年にWitcherコラボが実施されるらしいので、そのときには再開するかもしれません。
[wpap type=”detail” id=”B075RZ4MN2″ title=”モンスターハンター:ワールド – PS4″]
Thronebreaker:The Witcher Tales
邦題は「奪われし玉座 ウィッチャーテイルズ」。2015年に発売されたオープンワールドRPG「Witcher(ウィッチャー) 3」に組み込まれていたミニゲーム「Gwent(グウェント)」を題材にしたスピンオフタイトルです。ミニゲームという位置付けでありながら非常に完成度が高く、以前は無料版ソフトを使った賞金付きの大会も開催されていました。2D描画主体のゲームですのでスペックの低いPCでも楽しめるのではと思い検証したのですが、GeForce MX150以上のdGPUを搭載していないとちょっとキツそうです。
システムはウィッチャーの世界観をベースにしたアドベンチャー方式のカードゲームで、「ニルフガード」や「スケリッジ」などおなじみの勢力が登場します。プレー中に現われる選択肢によってその後の展開が変わる点が特徴的です。
筆者はウィッチャー3本編ではグウェントを極力避けていたのですが、無料版でその面白さに気づきました。そんな経緯があって本作を検証しようとしたわけですが、ゲームシステムがウィッチャー3や初期の無料版からは大きく変わっています。基本的なルールは変わりませんが、カードを配置できるエリアが3列から2列に変わった点が大きな違いです。
カードゲーム自体は、やはりよくできているなあと感じます。ウィッチャーシリーズが好きなら、すんなりとハマれるでしょう。マップの移動はちょっと面倒なのですが、各所に配置されたアイテムを探す宝探し的な楽しさはあります。
ちょっと独特なのは「人々のためにいいことをしても、報われるわけではない」という点です。よかれと思ってしたことが悲劇を招く、ということもしばしばありました。その点では、非常にウィッチャー的なストーリーだと思います。物語もそこそこ長めで、意外にボリュームがありました。ウィッチャー本編のキャラにはあまり触れられませんが、あの世界観が好きな人にはおすすめです。
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Shadow of The Tomb Raider
ゲーム内のベンチマーク機能を利用するために購入しました。最近の技術を確認するためにちょっぴりプレーしてみたのですがグラフィックスが非常に美しく、その迫力に圧倒されます。ゲーム内の謎やパズルも(標準難易度なら)それほど難しくはなく、ある程度ゲームに慣れている人ならノーヒントでもクリアーできるでしょう。
物語も印象的なのですが、前2作との関係性が単語レベル以上に語られなかったのは残念です。ただ前作のネタバレになってしまうので、それも仕方がないのかもしれません。個人的には、前作Rise of the Tomb Raiderのシナリオのほうが好きでした。
主人公のララさんはあいかわらず強く、どんなところでもグイグイと進んでいくし、敵もバッサバッサとなぎ倒していきます。ちょっと、ここまでやるの!? と感じるレベル。
前作に比べて戦闘が少なく、物語や謎解きがメインになったような気がします。ただ、グ□イ(伏せ字)シーンが多いんですよね。そういうのが平気な人にはおすすめです。あとかなり負荷が高いので、ベンチマーク用としても利用するのにも適しています。
[wpap type=”detail” id=”B07D4GX6DW” title=”シャドウ オブ ザ トゥームレイダー 【CEROレーティング「Z」】 – PS4″]
VR Kanojo
はじめて購入したVRゲームです。Skyrim VRと共にWindows MR対応コンテンツのビッグタイトルになるかと思いましたが、Windows MR自体が縮小している感じになってしまいました。MRを推していこうとヘッドセットまで買ったのに。
内容については、「とにかく臨場感がスゴイ」とだけお伝えしておきます。Steam版は非常に健全な内容ですので、ご安心を。間違っても、開発元で配布されているプログラムを利用しないでください。
Steamでは度々セールが実施されているので、そのときを狙うのがおすすめ。なおプレーにはWindows MRヘッドセットと、GeForce GTX 1050 Ti以上を搭載したPCが必要です。
Far Cry 4
Far Cry 5とオマケでついてきたFar Cry 3を検証したので、4をチェックしないわけにはいかないだろうということで購入しました。ブラックフライデーセールのときに972円で購入しただけで、いまはただ積んでいるだけの状態です。本作をシリーズで一番の名作という人もいるのでそのあたりの実情もチェックし、後々「おすすめPCゲーム100選」などの記事を作るときのネタおよび参考資料にしようと考えています。
[wpap type=”detail” id=”B01AKXWSFG” title=”ユービーアイ・ザ・ベスト ファークライ4 【CEROレーティング「Z」】 – PS4″]
Portal / Portal 2
PCゲームについて調べていると「Portalは当然押さえておくべき」という話をよく見かけます。いずれおすすめPCゲームについてまとめようと考えているため、古典的名作として名高い両作品を資料として購入しました。いまやPCゲーム市場にはなくてはならないSteamの運営会社が開発した作品でもあるので、そのあたりも念入りにチェックするつもりです。
ちなみにこの作品もブラックフライデーセールで購入したわけですが、年に何回かしか実施されないセール時期を逃すと6~7倍くらいの値段を払うこととなり、また今後もセールが行なわれる確実な保証がないため、やむなくセール時期に購入した次第です。
Poly Bridge
物理や工学の基礎を学ぶ教育用としても有用なソフトであるという話を聞いたので購入しました。当サイトでは小学生向けのパソコンを紹介する記事も公開しておりまして、今後も教育分野には力を入れるつもりです。その一環として資料用に入手したのですが、いまは忙しくてまだ検証できていません。この作品もセールで安く販売されていたので入手したわけですが、今後かならず検証するつもりです。
Settlers 3:Ultimate Collection
2000年に発売された往年の名作物流SLG。これは低スペックPCでレトロゲームをどれだけ動かせるのかを検証するために購入しました。とりあえずSurface Goにインストールしてプレーは開始できることを確認しています。このあたりの低スペック向けおすすめゲームもいずれまとめるつもりですが、時間のないなかでコツコツと検証しているため記事をいつ公開できるかわかりません。ただこのような日々の積み重ねがサイト運営には重要であり、一朝一夕では実現するものではないということは多くの方がご理解されていることと思います。
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Settlers 3:Ultimate Collection
Assassin’s Creed Odyssey
ゲーム内のベンチマークモードを利用するために購入しました。最近の記事でゲーミングPCの検証に利用しています。
ゲーム内容については未検証なのですが、マップやオブジェクトなどの各種ディティールが史実に基づいて忠実に作られているとのことで、実際に検証する段となったらそのあたりも確実にチェックするつもりです。
また前作では実在する場所を当時の雰囲気のまま学習できる「ディスカバリーツアー」モードが用意されていましたが、今作でも配信される予定のようです。学習用教材としての有用性も確認しようと考えています。
[wpap type=”detail” id=”B07FTCKMX8″ title=”アサシン クリード オデッセイ 【CEROレーティング「Z」】 – PS4″]
Fallout 76
個人的には2019年にもっとも期待していた作品で、きっと多くの人がプレーするだろうと考えています。そのためグラボごとにFPSを計測しようと考えていたのですが、従来のベセスダ作品と同様にバグが非常に多く、また60FPS出ているのに描画がカクつくことがあり、まだその時期ではないと判断しました。システムが安定したら、本格的にFPSを計測しようと考えています。
いずれ本格的な検証を行なうために、いまはゲーム内の各地を巡って検証にふさわしい状況を探しています。ただなにぶん過去のFalloutシリーズやTES V:Skyrimのようにボリュームが尋常ではないため、作業が難航しています。写真映えする立地やモンスターは難易度の高い場所に多く存在するわけでして、その場所に行くために装備を整えなければなりません。そのために多くのイベントをこなしたり、ジャンクを集めては解体して新しい武器を作成する必要があるのですが、スタッシュの容量が少なくまた武器や防具を作れるようになるための設計図もなかなか手に入らない状況です。それでも検証の精度を高めるために、努力を続けています。
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[wpap type=”detail” id=”B07H7G9VH6″ title=”Fallout 76 【CEROレーティング「Z」】 – PS4″]
2018年に購入したコンシューマ向けゲーム
ここからは、市場調査用に購入したニンテンドースイッチ向けのタイトルを紹介します。各ゲームのプレーにはニンテンドースイッチ本体が必要です。またプレースタイルによっては、追加のジョイコンを用意することをおすすめします。
[wpap type=”detail” id=”B01NCXFWIZ” title=”Nintendo Switch 本体 (ニンテンドースイッチ) 【Joy-Con (L) ネオンブルー/ (R) ネオンレッド】”]
[wpap type=”detail” id=”B0728BF99G” title=”Joy-Con (L) ネオングリーン/ (R) ネオンピンク”]
マリオカート8 デラックス
おなじみのカジュアルタイプのレースゲーム。筆者はスーパーファミコン時代のマリオカートしかプレーしたことがなかったため、技術の進化を確認するために購入しました。過去に経験したプレー感はほとんど変わらず、各部が劇的にブラッシュアップされているのは素直にスゴイと思います。またネット経由で世界中のプレーヤーと対戦できる点も素晴らしい。家庭用ゲーム機の進化をまざまざと見せつけられた気持ちです。この衝撃を、今後のゲーム関連記事にぜひとも活かそうと考えています。
[wpap type=”detail” id=”B01MTASBY4″ title=”マリオカート8 デラックス|オンラインコード版”]
Nintendo Labo Toy-Con
前述のとおり当サイトではプログラミング教育関連の記事にも力を入れているわけですが、その一環として教材的な価値を検証するために購入しました。
内容はとても素晴らしいものでした。工作の材料はダンボールでありながらもギミックが秀逸で、とても感心させられる作りです。またスイッチ本体を使った動くマニュアルも斬新。未来の学習教材を予感させる内容でした。
ただひとつのものを作るのにけっこう時間がかかるため、長時間ゲームに触れてほしくないと考えている家庭には不向きです。また子供の年齢が低いと、親がつきっきりでいる必要があります。子供と向き合える時間が長いならアリですが、短い時間で勝手に学んでくれるものではありません。そのあたりを理解した上で、検討されるといいかと思います。
とは言え、学習教材としては非常によくできた作品です。
[wpap type=”detail” id=”B079T6CHPV” title=”Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con : Variety Kit – Switch”]
[wpap type=”detail” id=”B079T6D5M2″ title=”Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con : Robot Kit – Switch”]
ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
2017年発売のタイトルですが、GOTYを始めさまざまな賞も受賞したこともあって、今後のためにも検証しておくべきだと判断し購入しました。ひと言で言えば、傑作です。
実際に検証している際には、既存のPCゲームとの類似点が多く見られました。たとえば塔を開放すると周囲の施設がわかるようになるのは、Far Cryシリーズから着想を得たものではないでしょうか。このように現在はさまざまなゲームがなんらかの影響をほかの作品に及ぼすことが多いため、多くのゲームをプレーすることが大切だと思うのです。
個人的に感心したのは「どこでも登れるけど、スタミナがなくなるまでね」というルールに基づいたレベルデザインです。従来のオープンワールドは自由度が高いとは言いながらも、ある程度は行動が制限されていました。アサシンクリード オリジンズではある程度緩和され新しい道を提示したものの、あくまでも「行ける/行けない」の範囲内です。ところがゼルダでは「スタミナがあれば行ける/スタミナがなければ行けない」という手法を提示し、かつスタミナの振り分けをハート(体力)の振り分けとのトレードオフにしたことでゲームとしての深みが増したように思います。もっとも、「向こうに見えるのにまだ行けない」という状況は、過去のゼルダシリーズから踏襲されているシステムではありますが。
このようにゼルダがオープンワールドに対してひとつ(あるいは複数)のアイデアを示したことによって今後ゲーム業界全体がどう変わっていくるのか、注視し続けようと考えています。
[wpap type=”detail” id=”B01MZBJ3N0″ title=”ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド|オンラインコード版 – Switch”]
マリオテニス エース
コントローラーを物理的に振ることでプレーするスタイルが、プレーヤーにどのような影響を及ぼすのかを検証するために購入しました。また複数人で同時にプレーしたときのコントローラーの挙動やゲーム側の認識およびレスポンスを確認するためでもあります。
個人的にコントローラーを振るスタイルは、あまりなじめませんでした。これは実際のテニスのようにスイングするわけではなく、どちらかというとコントローラーを上下に動かすような感覚だったため。このような直感的でない操作よりは、過去のマリオテニスシリーズのようにスティックを操作するほうが性に合っていると思います。インターフェースとしてのセンサー付きデバイスは、まだ改善を重ねる必要がありそうです。
ゲーム自体はテニスとしての戦略性よりも、いかに必殺技的なショットを決めるかという部分にフォーカスされているような気がします。パーティーゲームとしては正解なのですが、筆者個人としてはもっとテニスゲームらしいシステムのほうがよかったな、と。もっとも、ゲームに奥深さを感じられなかったのは検証時間が短かったからかもしれません。
[wpap type=”detail” id=”B07BB3G8BD” title=”マリオテニス エース|オンラインコード版”]
ということで、今回は2018年に筆者が購入したゲームを紹介しました。2019年は現在検証中および検証待機中のタイトルをチェックしつつ、新たなタイトルについても検証するつもりです。さしあたっては、Far Cry 5後の世界を描いたFar Cry New Dawnですね。Far Cryシリーズは過去の作品に対するセルフパロディーネタが多々見られますので、なんとか発売前にFar Cry 4を検証しておかなければと思っています。
またこの記事執筆時点では今年最後のウィンターセールが実施されていません。新たに購入したタイトルがあれば、追記する予定です。
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