デルのDell G3 15 (3590)は、リーズナブルな価格とさわやかなデザインが特徴のゲーミングノートPCです。CPUは第9世代のCore i5 / i7で、dGPU (専用グラフィックスチップ)はGTX 1650 / 1660Ti。最新パーツを搭載しながらも、税込13~15万円 (旧パーツなら10万円前後)と価格が安い点が魅力です。
Dell G3 15 (3590) のスペック
画面サイズ | 15.6インチ |
---|---|
解像度 | 1920×1080 |
CPU | ・Core i5-9300H ・Core i7-9750H |
メモリー | ・8GB ・16GB |
SSD | ・256GB ・512GB |
HDD | ・なし ・1TB |
グラフィックス | ・GTX 1050 (4GB) ・GTX 1650 (4GB) ・GTX 1660 Ti Max-Q (6GB) |
幅×奥行き | 365.5×254mm |
厚さ | 21.6mm |
重量 | 2.34~kg |
バッテリー | ※非公開 |
※2019年6月10日時点。構成は変更される場合があります
リフレッシュレート | ・60Hz ・144Hz |
---|---|
表面処理 | 非光沢 |
パネルの種類 | IPS |
光学ドライブ | ー |
テンキー | あり |
有線LAN | 1000Mbps |
無線LAN | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | ・4.2 ・5 |
USB3.1 | 1 (Gen1) |
USB3.0 | ー |
USB2.0 | 2 |
USB Type-C | 1 (USB3.1 Gen2) |
Thunderbolt 3 | ー |
メモリーカード | SD |
HDMI | 1 |
VGA (D-sub15) | ー |
DisplayPort | 1 (Type-C) |
Webカメラ | 92万画素 |
顔認証カメラ | ー |
指紋センサー | ー |
CPUは第9世代のCore i5-9300H / Core i7-9750Hです。安いのはCore i5-9300Hですが、パフォーマンスが高いのはCore i7-9750H。ゲームが目的ならCore i5-9300Hでも十分でしょう。動画編集などの重い処理に使うのであれば、Core i7-9750Hをおすすめします。
CPUの性能比較
CPU | CINEBENCH R15 CPUスコア |
---|---|
Core i7-9750H (第9世代) |
1218
|
Core i9-8950HK (第8世代) |
1184
|
Core i7-8750H (第8世代) |
1117
|
Core i5-8300H (第8世代) |
761
|
Core i5-9300H (第9世代) ※2 |
752
|
Core i7-7700HQ (第7世代) |
725
|
Core i7-6700HQ (第6世代) |
676
|
※2019年6月時点での当サイト計測値の平均であり、Dell G3 15 (3590)の結果ではありません。 ※2はNotebookCheck.netのデータを参考にしました
dGPUはGTX 1050 / 1650 / 1660 Tiの3種類。GTX 1050の性能は低く、RTSやMOBAなどごく軽めのゲーム向きです。人気のシューター系ゲーム (FPSやTPS)を楽しみたいなら、GTX 1650以上を選んでください。GTX 1660 Tiであれば、中量級のゲームを高画質でプレーしたりシューター系ゲームを60 FPS以上で楽しめます。
dGPUの性能比較
GPU | 3DMark FireStrikeスコア |
---|---|
RTX 2080 Max-Q |
16288
|
GTX 1070 Max-Q |
13461
|
RTX 2060 |
13121
|
GTX 1660 Ti |
13083
|
GTX 1060 |
10100
|
GTX 1650 ※2 |
8037
|
GTX 1050 Ti |
6660
|
GTX 1050 |
5375
|
※2019年6月時点での当サイト計測値の平均であり、Dell G3 15 (3590)の結果ではありません。 ※2はNotebookCheck.netのデータを参考にしました
液晶ディスプレイは15.6インチのフルHD (1920×1080ドット)です。リフレッシュレートは通常60Hzですが、上位モデルのみ144Hzに対応しています。60Hzと144Hzとでは動きのなめらかさがまったく異なるので、ゲームをとことん楽しみたい人には上位モデルをおすすめします。
本体カラーはホワイトとブラックの2色。標準はホワイトで、ブラックのカラーを選ぶには追加料金が必要です。ホワイトのカラーはゲーミングPCとしては珍しく、とてもさわやか。
キーボードはテンキー付きの日本語配列でバックライトは非対応。追加料金を支払うことで、バックライト対応の英字配列キーボードに変更できます。従来モデルではNキーロールオーバーやアンチゴーストなどには非対応だったので、おそらく新モデルでも同様でしょう。キーストロークは浅くタイプ感がいいわけではありませんが、普通に使えるレベルです。
インターフェースは十分な構成です。光学ドライブ非搭載ですが、最近のゲームはダウンロード経由でインストールすることが多いので、特に問題はありません。
特徴的なのは、「Game Siftモード」と呼ばれる強制冷却機能を搭載している点です。ゲーム中にキーボードのF7キーを押すと空冷ファンが最大出力で回転し、本体内部を効果的に冷却。その結果、ゲームのパフォーマンスが向上するとのことです。その代りに駆動音が大きくなると思われますが、ゲーミングヘッドセットを使っていればあまり気にならないでしょう。
同カテゴリーの他社製品としては、レノボのLegion Y540 (15)が挙げられます。GTX 1650搭載モデルで比較すると、安いのはLegion Y540 (15)です。しかしDell G3 15 (3590)のほうはCPUがCore i7-9750Hで、SSDのほかにHDDも搭載しています。実用性で考えるならDell G3 15 (3590)、安さを重視するならLegion Y540 (15)を選ぶといいでしょう。
GTX 1650搭載モデルの比較
デル Dell G3 15 (3590) |
レノボ Legion Y540 (15) |
|
---|---|---|
CPU | Core i7-9750H | Core i5-9300H |
メモリー | 16GB | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD + 1TB HDD | 256GB SSD |
グラフィックス | GTX 1650 | GTX 1650 |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 |
リフレッシュレート | 60Hz | 144Hz |
サイズ | 幅 365.5mm 奥行き 254mm 高さ 21.6mm |
幅 360mm 奥行き 267mm 高さ 24.2mm |
重さ | 2.34kg~ | 2.3kg |
税込価格 | 13万1752円 | 11万6251円 |
詳細 | - | 概要を見る |
※価格は2019年6月11日時点
ちなみにDell G3 15 (3590)にはGTX 1050搭載モデルもありますが、いろんなゲームを楽しみたいのであればGTX 1650以上のモデルがおすすめです。軽いゲームしかしないのであれば、旧モデルのDell G3 15 (3579)のほうが安く購入できます。
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Dell G3 15 (3579)の価格
※価格や構成は変更される場合があります
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