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ドスパラ Critea DX-W7 レビュー:16GBメモリーなのに実質9万円台で買えるスタンダードノートPC

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ドスパラ Critea DX-W7 レビュー

ドスパラのCritea DX-W7は、15インチタイプのスタンダードノートPCです。Core i7 + 16GBメモリーで税込10万1178円と、ハイスペック構成でも安い点が特徴。キャッシュレス5%還元を含めれば、実質9万円台で入手できます。
Critea DX-W7

ポイント

  • 16GBメモリー搭載で実質9万円台
  • 高性能なCore i7
  • 軽量コンパクト

Critea DX-W7のスペック

画面サイズ 15.6インチ
解像度 1920×1080
CPU Core i7-8565U
メモリー 16GB
ストレージ 500GB SSD
グラフィックス UHD 620
LTE 非対応
幅×奥行き 362×246mm
厚さ 21.5mm
重量 1.7kg
バッテリー 約7.8時間

※2020年4月23日時点。構成は変更される場合があります


本体カラー シルバー
画面の表面 非光沢
パネルの種類 表記なし ※IPS相当
タッチ / ペン
光学ドライブ
テンキー あり (3列)
有線LAN 1000Mbps
無線LAN 11a/b/g/n/ac
Bluetooth 5
USB3.1 2 (Gen1)
USB3.0
USB2.0
USB Type-C 1 (USB3.1 Gen2)
Thunderbolt 3
メモリーカード microSD
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort
Webカメラ HD (92万画素)
顔認証カメラ
指紋センサー
付属品 ACアダプターなど
オフィス なし ※オプションで追加可能

 

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、デザインや性能、実際の使い心地などをレビューします。

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Critea DX-W7

Critea DX-W7

税込10万1178円~

※5%のキャッシュレス還元 (4948円相当)で実質9万6230円

※2020年4月24日時点

【6万円台から】16GBメモリー搭載の安いノートPC【2024年7月】
16GBメモリーを搭載したノートPCのなかから、価格が安い機種をピックアップしました。なお価格は記事執筆時のものであり、タイミングによっては値上がりしたり販売が終了しているかもしれません。情報は随時更新中なので、ノートPCをお得に買いたい人は定期的にチェックしてみてください。

デザインと使いやすさ

シンプルな外観

Critea DX-W7 外観

Critea DX-W7の外観はとてもシンプルで、ロゴやラインなどの飾りは一切ありません。本体は樹脂 (プラスチック)製ですが、本体カラーがメタリックな明るいシルバーである影響でそれほど安っぽくは見えませんでした。

 

Critea DX-W7 天板

非常にスッキリとした天板

 

Critea DX-W7 パームレスト

パームレスト (キーボード面)もシルバー

 

Critea DX-W7 ベゼル

ディスプレイのベゼル (枠)幅は左右8.7mm、上部15mm、下部27.5mm。全体的にそれおほど細くはありませんが、野暮ったく見えるほど太くもありません

 

Critea DX-W7 底面部

底面部はブラックで、いかにもノートPC的な質感

 

Critea DX-W7 フォルム

シルエットとしてはやや丸みを帯びながらも、角の部分はエッジが立ったシャープな作り

15インチとしては軽量コンパクト

Critea DX-W7 大きさ

本体サイズは、15インチタイプとしてはコンパクトです。接地面積は幅362×奥行き246mmで、B4サイズ (幅364×奥行き257mm)よりもひと回り小さい程度。2~3年前のノートPCと比べると、だいぶ小さく感じます。ゴム足を含めた設置時の高さは22.7mm。数値としては標準的ですが、実物を手にすると意外に薄く感じました。

 

Critea DX-W7 サイズ

B4サイズ (黄色い部分)よりもひと回り小さめ

 

Critea DX-W7 厚さ

厚さは公称値で21.5mm、実測では20.2mm、底面部のゴム足を含めると22.7mmでした

 

Critea DX-W7 前面

前面の見た目はスリムです

 

Critea DX-W7 背面

背面はやや厚みがありますが、ゴツく感じるほどではありません

 

Critea DX-W7 重さ

重さは公称値で1.7kg、実測では1.548kgでした。15インチタイプとしては軽い!

スタンダードな15インチのフルHD

Critea DX-W7 画面サイズ

ディスプレイの大きさは15.6インチ、解像度は1920×1080ドットのフルHDです。このタイプの機種としては、標準的なスペックと言っていいでしょう。デスクトップの文字の大きさは2~2.7mm程度 (スケーリング125%時)でした。新聞 (3.3~3.7mm前後)よりも小さいのですが、読みづらくは感じません。

映像は自然な色合い

Critea DX-W7 映像品質

画面は比較的明るく、色合いは自然です。スペック上では明記されていませんが、IPSパネル相当だと考えていいでしょう。ややコントラストが低いようにも感じましたが、特に気になるほどでもありません。マニアックに見ればやや赤みが弱い気もしますが、問題なく使えるクオリティーです。

 

色域測定結果

sRGBカバー率 91.5%
sRGB比 100.9%
Adobe RGBカバー率 70.7%
Adobe RGB比 74.8%

 

Critea DX-W7 明るさ

問題なく利用できる明るさ

目に優しい非光沢

Critea DX-W7 非光沢

ディスプレイの表面は光沢を抑えたノングレアタイプです。眼精疲労や集中力低下の原因と言われる”映り込み”が抑えられています。長時間の作業でも疲れにくい、目に優しいディスプレイです。

ややクセのあるキーボード

Critea DX-W7 キーボード

キーボードは日本語配列で、キーピッチ (キーとキーの間隔)は標準的な19mmです。Enterキー周辺がやや窮屈ですが、慣れれば問題なく利用できるでしょう。テンキーは標準的な4列構成ではなく、特殊な3列構成です。

 

Critea DX-W7 配列

Enterキー周辺のキーがやや小さいほか、テンキーが特殊な3列構成

タイプ感は軽い

Critea DX-W7 タイプ感

キーストローク (キーを押し込む深さ)は実測で平均1.35mmでした。標準的なノートPC (平均1.5mm)に比べて浅く作られています。実際にキーを入力したところ、タイプ感はとても軽く感じました。押し込むようにして入力する人には物足りないかもしれませんが、軽い力で入力する人であれば違和感はないでしょう。

 

タイプ音は軽い力でもタクタクと聞こえますが、うるさく感じるほどではありませんでした。ただEnterキーのタイプ音は響きがちなので、この点についてだけ注意したほうがいいかもしれません。強く打つとタンタンと響くので、軽いタッチ推奨です。

 

Critea DX-W7 タイプ音

軽いタッチでもタイプ音がタクタクと聞こえました

十分なインターフェース構成

Critea DX-W7 インターフェース

USB端子は全部で3ポートで、そのうち1ポートはType-Cです。15インチタイプとしては多くありませんが、困るほど少ないわけでもありません。そのほかの端子類も標準的な構成です。光学ドライブやVGA (D-sub15ピン)には対応していないので注意してください。

Type-Cは映像出力に対応

USB PD 18W充電 ×
USB PD 30W充電 ×
USB PD 45W充電 ×
USB PD 65W充電 ×
映像出力

 

Type-C端子はデータ通信と映像出力に対応しています。USB PDによる充電には非対応でした。基本的に据え置きで利用する機種なので、充電非対応でも困る場面はないでしょう。

スピーカーは通話やビデオチャット向け

Critea DX-W7 スピーカー

スピーカーはビデオチャットや動画視聴、音声通話向きです。音楽をじっくり楽しめるほど高音質ではありません。ややこもった感があり、音の厚みも感じられませんでした。とは言えノートPCとしては標準的なクオリティーです。

ベンチマーク結果

※ベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因で大きく変わることがあります。

CPUは第8世代のCore i7

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i7-10710U
13685
Core i7-1065G7
11946
Core i5-1035G4
10844
Core i7-10510U
10257
Core i7-8565U
9814
Core i5-10210U
9730
Core i5-1035G1
9667
Critea DX-W7 (Core i7-8565U)
9525
Core i5-8265U
8593
Ryzen 5 3500U
8373
Core i3-10110U
5553
Core i3-8145U
5549
Ryzen 3 3200U
4609
Celeron N4100
2569
Celeron 4205U
2021
Celeron N4000
1550

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

CPUとしては、第8世代のCore i7-8565Uが使われています。最新の第10世代Core i5 / i7よりもややパフォーマンス面で劣るものの、まだまだ現役で使える性能です。ノートPC全体で見てもなかなか優秀で、多少重い処理でも問題なくこなせるでしょう。

グラフィックス性能はイマイチ

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
GTX 1650
8513
GTX 1050
5912
MX250
3400
Iris Plus
2880
Radeon Vega 8 (Ryzen 5)
2193
UHD (Comet Lake)
1335
Critea DX-W7 (UHD 620)
1333
UHD 620 (Core i7)
1265
UHD 620 (Core i5)
1186
UHD 620 (Core i3)
975

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

グラフィックス性能は低めです。CPU内蔵のグラフィックス機能を利用するため、ゲームやクリエイター向けソフトでの効果は見込めないでしょう。ビジネスや普段使いには問題ありません。

普段使い用には十分な性能

テスト スコア
Essentials (一般的な利用)
目標値4100
8070
Productivity (ビジネス利用)
目標値4500
6917
Digital Contents Creation (コンテンツ制作)
目標値3450
2999

※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの

 

PCを使った作業の快適さを計測するPCMark 10のテストでは、一般利用とビジネス利用の目標値を大きく上回りました。普段の作業については、快適に行なえます。

 

コンテンツ制作のテストでは、目標値に届きませんでした。ちょっとした動画編集や写真加工には問題ないものの、本格的なコンテンツ制作には向いていません。

SATA接続の500GB SSDを搭載

Critea DX-W7 ストレージ

ストレージとしては、500GB SSDが使われています。接続方式はSATAで、PCIe 3.0接続の高速タイプよりもアクセス速度が控えめ。しかしHDDよりもはるかに高速です。容量も十分と言っていいでしょう。

起動時間は平均12秒程度

ウィンドウズの起動時間を計測したところ、平均で12.28秒でした。SSD搭載機の平均は15秒程度 (筆者調べ)ですので、なかなか優秀です。ちなみにHDDのみの機種では、起動に40秒以上かかることもあります。

 

起動時間の計測結果(手動計測)

1回目 12.7秒
2回目 12.3秒
3回目 11.9秒
4回目 12.3秒
5回目 12.2秒
平均 12.28秒

実駆動時間は5~6時間程度

バッテリー駆動時間は、公称値で約7.8時間とされています。ただしこれはパフォーマンスをグッと落とした状態での計測結果で、実際の駆動時間は公称値よりも短いのが一般的です。

 

そこで最大パフォーマンスの状態でビジネス作業 (Web閲覧や文書作成、ビデオチャットなど)での駆動時間を計測したところ、5時間30分でバッテリー切れとなりました。パフォーマンスをやや抑えた状態ので動画再生では6時間25分です。

 

駆動時間は長いわけではありません。しかしCritea DX-W7は持ち歩き用のモバイルノートPCではないので、駆動時間が短くても問題ないはずです。

 

バッテリー駆動時間の計測結果

テスト方法 バッテリー消費 駆動時間
※公称値 約7.8時間
Modern Office (ビジネス作業) 5時間30分
Video (動画視聴) 6時間25分
フル充電までにかかった時間 2時間31分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

実質9万円台で16GBメモリーはお得!

Critea DX-W7 感想

よかった点

Core i7 + 16GBメモリー搭載ノートPCが5%のキャッシュレス還元を含めれば、実質9万円台で買えるのは非常にお得です。画面は大きな15.6インチで、目に優しい非光沢である点もポイント。15インチタイプとしては軽量な上、外観がシンプルなのでシーンを選ばずに利用できます。コスパの高いスタンダードノートPCです。

気になる点

CPUがひと世代古い点は残念です。とは言え最新CPUと性能が劇的に変わるほどではないので、安さを考えれば納得できるでしょう。個人的にはキーボードのテンキーが標準的な4列構成ではなく、特殊な3列構成である点が気になりました。慣れるまでは入力ミスなどがあるかもしれません。

キャッシュレス決済で5%還元!

ドスパラは経産省が実施する「キャッシュレス・ポイント還元事業」の対象企業です。指定の支払い方法で購入すると、5%の還元を受け取ることができます。詳しくは以下のリンクから、5%還元の受け取り方法をご確認ください。

5%還元を受け取る方法を確認する

Critea DX-W7

Critea DX-W7

税込10万1178円~

※5%のキャッシュレス還元 (4948円相当)で実質9万6230円

※2020年4月23日時点

【6万円台から】16GBメモリー搭載の安いノートPC【2024年7月】
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記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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