デルの「Inspiron 15 5000 (5515)(以下、Inspiron 15 5515)」は、15.6インチのディスプレイを搭載するスタンダードタイプのノートPCです。価格は6~7万円台からとお手ごろでありながら、本体は軽量スリムでその上高級感も抜群。落ち着いた雰囲気で、プライベートはもちろんビジネスシーンでも違和感なく利用できます。
この記事では筆者が購入した実機を使って、Inspiron 15 5515の本体デザインや仕上がり、サイズや重量などについてレビューします。
※2021年6月29日時点。最新の価格はコチラ
関連リンク
Inspiron 15 5515の本体デザイン
Inspiron 15 5515では本体カラーとして、プラチナシルバーとミストブルーの2色が用意されています。プラチナシルバーは、柔らかな印象の明るいシルバー。ノートPCとしてはよくあるカラーです。ミストブルーはやや緑がかった暗めの青。深海を思わせるような、落ち着いた雰囲気に感じます。
ただしパームレストから底面部にかけては、やや暗めの色が使われています。ミストブルーの場合だとカーボン(素材ではなく色の名前)で、実際の見た目はガンメタリック風。プラチナシルバーはタイタングレーで、実際の見た目は明るいのグレーです。実際には2色構成のわけですが、すべて同じ色であったほうが統一感があったのではないかと思います。
ボディの素材には、ねじれに強いアルミ素材と樹脂(プラスチック)が使われています。天板と底面部は樹脂で、パームレストのみアルミ素材です。樹脂の強度はイマイチでキズにも弱いのですが、塗装の影響で安っぽさは感じられません。アルミ素材のパームレストは、軽く触っただけで頑丈に作られていることがわかります。
ディスプレイはベゼルがとても細く、画面周りがスッキリとしています。余計な枠が目に入らないので、作業に集中できるでしょう。きっちりと、いまどきのデザインです。
Inspiron 15 5515のサイズと重量
15.6インチのディスプレイを搭載するInspiron 15 5515は、それなりに大きめです。しかしそれは、12~14インチの小さなノートPCと比べたときのこと。同じ15.6インチタイプと比べると、コンパクトに作られています。
本体の厚さは公称値で17.99mm、実測では19.1mmでした。底面部のゴム足を含めた設置時の高さは20.2mm。ゴム足なしの厚さは標準的ですが、ゴム足を含めた高さがほかの同クラス機種に比べてかなり低く作られています。そのため、設置時には薄く見えるでしょう。
重さは公称値で1.643kg、実測では1.644kgでした。手で持つとそれなりに重さを感じますが、15.6インチタイプとしてはかなり軽量です(標準値は1.8~2.0kg)。持ち歩けない重さではありませんが、どちらかと言えば自宅や職場など屋内での据え置き用に向いています。
以上のように、Inspiron 15 5515は値段のわりに高品質な仕上がりです。また、15.6インチタイプとしては軽量スリム。自宅や職場内で設置場所を変えたり、使わないときはサッと収納したりと手軽に扱えます。
今回はミストブルーのモデルを紹介しましたが、個人的には指紋の跡が目立たないプラチナシルバーをおすすめします。
※2021年6月29日時点。最新の価格はコチラ
関連リンク
*
当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報やお買い得情報を当サイトのTwitterアカウントでお知らせしているので、ぜひフォローをお願いします。
ツイッターでこまめブログをフォローする
https://komameblog.jp/review/inspiron15-5515/