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Inspiron 15 3000 (3580 / 3581)の分解方法:メモリー増設やSSD換装に

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Inspiron 15 3000 (3580 / 3581)の分解方法

デルのInspiron 15 3000 (3580 / 3581)は、底面カバー (Dケース)を取り外すことで本体内部にアクセスできます。今回はその手順を写真付きで解説するので、メモリー増設やSSDの追加 / 換装を検討している方は参考にしてください。

 

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581)

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581)

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分解前に注意すること

デルの製品は公式サイトに分解方法がまとめられていますが、自分でパーツを交換 / 追加するとメーカー保証のサポート外となります。万が一壊れても、無償では修理できないので注意してください。

 

また冬の乾燥した季節では、静電気によってパーツを破損する可能性があります。静電気対策として作業前に鉄製品などに触る、あるいは静電気対策用の手袋を使うなどの対処を行なってください。

 

[wpap type=”detail” id=”B002A5RCPO” title=”TRUSCO(トラスコ) 静電気対策用手袋(指先ウレタンコート) M”]

分解手順

分解 (カバーやパーツの取り外し)方法は、デルの公式サイトにもまとめられています。かなり詳細にまとめられていますので、細かな部分まで取り外したい人は参考にしてください。この記事では基本的に、底面カバーの取り外し方法について紹介します。

 

リンク

👉Inspiron 3580サービスマニュアル
👉Inspiron 3581サービスマニュアル

※Inspiron 3581はCore i3-7020U搭載モデルで、Inspiron 15 3580はそれ以外のモデルを指します

 

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581) 底面

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581)の底面。この部分のカバーを外すことで、内部にアクセス可能です

①光学ドライブを外す

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581) 光学ドライブを外す

底面のこのネジを外し、光学ドライブを引き出します

②補強用のネジを外す

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581) 補強用のネジを外す

光学ドライブがはめ込まれたいた場所にある小さなネジをふたつ外します

③そのほかのネジを外す

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581) そのほかのネジを外す

底面部に残っているネジをすべて外します。場所によって長さが異なる場合があるので、元の位置がわかるようにしておきましょう

④パームレスト側からケースを外す

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581) パームレスト側からケースを外す

パームレスト (キーボード面)と底面ケースのスキマを慎重にこじあけケースを外します。このとき専用の工具を使うと、ケースへのダメージ (キズやツメ折れ)を減らすことが可能です

 

[wpap type=”detail” id=”B016B0GRY0″ title=”iSesamo【iPhone/iPod/iPad対応修理工具】分解工房オリジナルロゴ版”]

 

Inspiron 15 3000 (3580) 天板

背面側を開ける際は、天板を閉じた状態で作業すると開けやすいです

⑤ケースを外したあとでパーツを交換する

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581) 本体内部

底面部のケースを外した状態

 

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581) メモリースロット

メモリースロットは2基。最大容量は16GBで、2133 /2400MHzのDDR4 SO-DIMに対応しています

 

4GBメモリーのモデルでは、はじめから4GBのメモリーが1枚メモリースロットにセットされています。もっともお手軽なのは別の4GBメモリーを挿して、合計8GBにする方法です。ただし少しでもパフォーマンスを高めるなら、4GB×2枚のセットを使うといいでしょう。

 

[wpap type=”detail” id=”B00V81JJXE” title=”Transcend ノートPC用メモリ PC4-17000(DDR4-2133) 4GB 1.2V 260pin SO-DIMM TS512MSH64V1H”]

[wpap type=”detail” id=”B01L6OC9LQ” title=”CFD販売 ノートPC用メモリ PC4-19200(DDR4-2400) 4GB×2枚 260pin / 無期限保証 / Crucial by Micron / W4N2…”]

M.2 SSDにはPCIe (NVMe)接続のSSDを利用できます。最大容量は256GBとのことで、それ以上の容量に対応しているかは不明です。公式スペックには接続インターフェースとして「クラス35」と「クラス40」に対応とありますが、それぞれPCIe 3.0 x2とPCIe 3.0 x4のことを指します。

 

Inspiron 15 3580 SSD

PCIe (NVMe)接続のM.2 SSDを利用可能です

 

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2.5インチストレージのスペースには、SATA接続のHDDもしくはSSDを利用できます。SSDのほうがアクセス速度は高速ですが、HDDのほうが容量が大きい上に大容量ですのでHDDを利用するといいでしょう。標準でHDDを搭載するモデルなら、特に差し替える必要はありません。

 

Inspiron 15 3000 (3580 / 3581) HDD

2.5インチストレージのスペース。ストレージを換装する場合はネジを外し、ブラケットを付け替える必要があります

 

SSDまたはHDDを追加した場合は、ウィンドウズで利用できるように認識させる必要があります。またシステムドライブをHDDからSSDに変更する場合は、HDDの内容をSSDにコピーしなければなりません。今回はInspiron 15 3000 (3580 / 3581)のストレージ増設を行なっていませんが、別の記事で方法を解説しているのでそちらを参考にしてください。

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👉SSDの認識とHDD→SSDのクローン

ということで、今回はInspiron 15 3000 (3580 / 3581)の分解とパーツの増設方法について紹介しました。メモリーを増設したりメインストレージをHDDからSSDに変更すると体感速度が劇的に変わるので、ぜひ試してみてください。ただしくれぐれも自己責任の上で作業するようお願いいたします。

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こまめ(タカハシリョウ)

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