アマゾンのFireタブレットで、Kindleストアから購入した電子書籍をマイクロSDメモリーカードに保存できるようになりました! これでもう、容量不足で悩まされることはありません。やったね!
そこで今回は、Kindle本をマイクロSDカードに保存する方法について詳しく解説します。
突然やってきた神アップデート
あるとき、ふとFireタブレットを見てみると、OSのアップグレードが完了していました。
どこが変わったのか、アップデートの詳細を確認したところ……、
ということで、Fire OSがバージョン5.1.4にアップデートされれば、Kindle本をメモリーカードに保存できるようになります。
システムのバージョン確認&アップデート方法
基本的にOSは自動でアップデートされますが、タイミングやシステム設定によっては、まだ最新版にアップデートされていないかもしれません。そんなときは、以下の方法でアップデートを行なってください。
1:「設定」から「端末オプション」を開く
2:「システムアップデート」を選択
3:更新を確認後、必要に応じてアップデート
マイクロSDカードへの保存方法
OSをアップデートしただけでは、Kindle本をマイクロSDカードにコピーできません。次の手順にしたがって、設定を行なってください。
1:Kindleアプリのメニューを開く
2:アプリの設定画面を開く
3:マイクロSDカードへの保存を有効にする
4:ライブラリで本をタップしてダウンロード
5:マイクロSDカードにKindle本が保存されるようになった
端末のストレージに保存した電子書籍をマイクロSDカードへ移動するには?
すでにFireタブレットの内部ストレージ内に、大量の書籍を保存している人もいるでしょう。内部ストレージから直接マイクロSDカードに移動する方法はないか調べてみたのですが、残念ながらそれを実現する機能は見つかりませんでした。現時点では一度ストレージ内の本を削除し、マイクロSDカードに保存し直すしかないようです。
Fireタブレットが最強の電子書籍リーダーに生まれ変わる!
アマゾンの電子書籍を読むためのデバイスとしては、Kindle Paperwhiteを始めとするKindle端末がリリースされています。しかしKindle端末は電子書籍を保存するための容量が4GB(実際に使える容量は3.1GB)しかありません。
アマゾンはKindleに数千冊の書籍を保存できると説明していますが、これはあくまでも文字のだけの書籍の場合です。コミックや雑誌では1冊あたりの容量が100MBを超えることも珍しくありません。実際、筆者が16冊のコミックや雑誌をダウンロードしてみたところ、合計容量は1.25GBになりました。
しかしFireタブレットなら、最大128GBの容量のマイクロSDカードに電子書籍を保存できます。Kindle端末と比べて、32倍もの容量を使えるのです。読みやすさや端末の重さについてはKindle端末に軍配があがりますが、大量に持ち歩けるという点ではFireタブレットのほうが優れています。さらにFireタブレットなら、カラーでも表示できますからね。
ということで、今回はFireタブレットで電子書籍をマイクロSDカードに保存する方法について解説しました。なおFireタブレットについてはほかの記事でレビューしていますので、そちらもご覧ください。