
お風呂での読書用に、AmazonのFire HD 10タブレットを購入しました。使い始めて2ヵ月、現時点での使用感をまとめています。
なおFire HD 10は防水機能非対応で、お風呂での利用はメーカーが想定している使い方ではありません。当然ながら、保証の対象外です。また風呂場での充電や浴室への電源の持ち込みは行なっておらず、バッテリー駆動でのみ利用しています。
この記事はお風呂での利用をおすすめするものではなく、筆者が利用するなかで感じたことを記録したものです。
Kindle Paperwhiteに限界を感じていた
これまでお風呂での読書には、Kindle Paperwhiteの旧モデルを使っていました。防水なので気兼ねなくお風呂へ持ち込めますし、手にフィットするサイズ感にも満足していたんですよね。小説を読むだけなら十分実用的な端末です。

筆者が使っていたKindle Paperwhite 第11世代(2021年10月発売)
ただ、使い続けるうちに動作の遅さが気になるようになりました。
まずライブラリーでの操作で、毎回少し待たされます。ストアの表示も遅く、ダウンロードにもだいぶ時間がかかっていました。とくに蔵書(マンガ中心)が増えてからは全体の動きがだいぶ重くなり、本を選んでから実際に読めるまでのテンポがよくなかったのです。
2024年に第12世代が発売されていたので、買い換えも検討しました。しかし現行モデルは、旧モデルと比べてスペックが劇的に変わっているわけでもありません。さらに電子インク特有のページ切り替えの遅さもあり、個人的にはインクリーダーそのものがあまり合っていないと感じていたのです。
もうひとつ不満だったのが、画面サイズ。
私が使っていたのは6.8インチサイズで、小説なら文字の大きさを変えることで快適に読めます。マンガについても文庫本と似たようなサイズではあるのですが、基本的には1ページずつの表示のため、見開きページの迫力が出ません。「読めるけど、快適ではない」という状態が続いていた、というのが正直なところです。
ブラックフライデーでFire HD 10を購入
そんなこともあってKindle端末ではなくFireタブレットへの乗り換えを考えていまして、2025年のAmazonブラックフライデーで値下がりしたタイミングでFire HD 10を購入しました。選んだのは32GBモデルのパープルで、セール価格は1万0980円です。

2023年発売のFire HD 10 第13世代
2021年発売の第11世代も持っていたのですが、どうせなら新しいものをということで。

こちらは2021年モデルの第11世代
なお繰り返しますが、Fire HD 10は防水仕様ではありません。そのため、メーカーが想定しない環境で利用すると、不具合や故障などのトラブルに見舞われる可能性があるので注意してください。私は壊れてもいいという覚悟で利用しています。
Kindle端末より動作が軽い
実際に使い始めて、まず感じたのは動作の軽さでした。
本のダウンロードやライブラリーの表示はほぼ一瞬です。タップやフリックにもすぐ反応するので、操作で待たされることがありません。これまで使っていた旧型のKindle Paperwhiteと比べると、体感は大きく異なります。
さらに画面が大きくなったこともあり、マンガの見開き2ページをそのまま表示できるのも大きなメリットです。固定レイアウトの書籍や雑誌も読みやすく、ページ全体を自然なサイズで眺められます。
ディスプレイの映像は、電子インクより明るく感じることはあります。しかし輝度を下げれば、特に問題ありません。眼への刺激はあるかもしれませんが、パキッとした色合いやシャープなディテールなどの点では、個人的にはこちらのほうが好みです。
お風呂利用で気になる点
一方で、お風呂ならではの使いにくさもありました。
まずは湿気の影響なのか、フリック操作がうまく反応しないことがある点。画面に水滴がつくとタッチ精度が落ち、操作がやや不安定になります。拭き取ろうとしてもきれいに取れず、水滴がレンズのようになって、部分的に表示が歪んで見えることもあります。細かいですが、地味に気になるポイントです。
また、本体はKindle Paperwhiteより明らかに重く、長時間片手で持ち続けると腕が疲れます。そして何より、防水ではないため常に気をつかう点が大きなデメリット。うっかり湯船に落とさないよう、置き場所や持ち方を意識する必要があるのです。気楽さという点では、防水のKindle Paperwhiteのほうが上と言っていいでしょう。

ベターではあるけど、ベストではなかったかも
あとは耐久性しだい
細かい不満はあるものの、全体としての満足度は高めです。ほぼ毎日、お風呂で使っています。レスポンス面での不満は完全に解消されましたし、画面も大きく鮮やか。総合的には快適さが格段に向上しました。
あとは、この使い方でどれくらい故障せずに持ってくれるかしだい。
いまのところは問題なく使えています。しかし防水ではない端末を浴室で使っている以上、どこかのタイミングで不具合は生じるでしょう。そのときまで、引き続き様子を見ていくつもりです。

ガジェットブロガーっぽく撮ろうとしたのですが、よくわからない写真になってしまいました
今回の検証機種↓











