デルのDell G5 15 5590は、15.6インチサイズのゲーミングノートPCです。最大の特徴は、他社の同クラス製品に比べて価格が安い点。なかでもGeForce RTX 2060搭載の中位～上位モデルは、1万円以上安く入手できます。
【主なスペック】CPU：Core i5 / i7、メモリー：8 / 16GB、ストレージ：SSD + HDD、グラフィックス：GeForce GTX 1050 Ti / RTX 2060、ディスプレイ：15.6インチ フルHD 非光沢
Dell G5 15 5590の注目ポイント
RTX2060搭載で最安クラス
最新のGeForce GTX 2060を搭載したモデルとしては、価格が安い点が魅力です。スペックや性能に違いはあるものの、予算を安く抑えたい人におすすめ。
RTX2060搭載機種の比較
| Dell G5 15 最上位モデル |
国内A社 | 国内B社 | |
|---|---|---|---|
| GPU | RTX 2060 | RTX 2060 | RTX 2060 |
| CPU | Core i7-8750H | Core i7-8750H | Core i7-8750H |
| ディスプレイ | 15.6インチ、フルHD、144Hz | 15.6インチ、フルHD、144Hz | 17インチ、フルHD、144Hz |
| メモリー | 16GB | 16GB | 8GB |
| ストレージ | 256GB SSD ＋ 1TB HDD | 256GB SSD ＋ 1TB HDD | 256GB SSD |
| 税込価格 | 19万円台前半 | 20万円台前半 | 20万円台後半 |
※2019年4月25日時点
144Hzで描画がヌルヌル！
最上位モデルは144Hzの高リフレッシュレートに対応。画面の描画が非常になめらかで、いわゆる”ヌルヌル”な動きでゲームを楽しめます。
Dell G5 15 5590の評価
総合評価： 3.9/5.0
(評者：こまめブログ)
| デザイン | スタンダードPC風で落ち着いたデザイン。ホワイトのモデルはさわやか |
|---|---|
| 性能 | 高性能な第8世代Core i5 / i7搭載。最新のRTX2060搭載可能 |
| 使いやすさ | キー配列にやや違和感があるものの、普通に使えるレベル。端子類は十分 |
| 軽さ | 同クラスの他機種に比べてやや重い |
| 画面 | 明るくて発色に優れる映像。最上位モデルは144Hz対応 |
こんな人にオススメ
- 👍 高性能モデルを安く買いたい
- 👍 派手なデザインは苦手
- 👍 ゲームをカジュアルに楽しみたい
今回はメーカーからお借りしたDell G5 15 5590 スペシャルエディションの実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。
この記事の目次
Dell G5 15 5590
税込12万円台～
Dell G5 15 5590 スペシャルエディション
税込13万円台～
Dell G5 15 5590のスペック
| OS | ・Windows 10 Home ・Windows 10 Pro |
|---|---|
| CPU | ・Core i5-8300H ・Core i7-8750H |
| メモリー | ・8GB ・16GB |
| ストレージ | ・128GB SSD ＋ 1TB HDD ・256GB SSD ＋ 1TB HDD ・512GB SSD |
| グラフィックス | ・GeForce GTX 1050 Ti (4GB) ・GeForce RTX 2060 (6GB) |
| ディスプレイ | 15.6インチ、 1920×1080ドット (フルHD)、 IPS、非光沢、 60 / 144Hz |
| 光学ドライブ | なし |
| 通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 5.0、 1000BASE-T対応有線LAN |
| インターフェース | USB3.1 Gen1 ×3、 USB Type-C ×1、 HDMI、 mini DisplayPort、 SDカードスロット、 有線LAN、 ヘッドセット端子 |
| セキュリティー | TPM2.0、 セキュリティースロット、 マカフィーリブセーフ12ヵ月版 |
| カメラ | HD 720p (92万画素) |
| サイズ | 幅364.3×奥行き273.4×高さ23.7mm |
| 重量 | 約2.68kg |
| バッテリー駆動時間 | ※非公開 |
| サポート | メーカー保証1年間 |
※2019年4月25日時点。構成は変更される場合があります
Dell G5 15 5590の価格
Dell G5 15 5590には本体カラーがブラックの通常版と、ホワイトのスペシャルエディションの2種類があります。どちらもスペックは変わりませんが、スペシャルエディションのほうがデザインにこだわっているぶん値段が高め。と言っても、差額は2000円程度です。
ラインナップ
| プレミアム・SSD+HDD・GTX 1050Ti 搭載 | |
|---|---|
     |
税込12万円台 |
| プラチナ・大容量SSD+HDD・GTX 1050Ti 搭載 | |
  |
税込14万円台 |
| プラチナ・大容量メモリー・SSD+HDD・RTX 2060 搭載 VR | |
  |
税込17万円台 |
| プラチナ・大容量メモリー・SSD・RTX 2060 搭載 VR | |
 |
税込18万円台 |
| プラチナ・大容量メモリー・RTX 2060・ 高リフレッシュレートディスプレイ搭載 VR | |
 |
税込19万円台前半 |
※2019年4月25日時点の通常版の価格。スペシャルエディションでは約2000円上乗せされます
価格はそのとき実施されているキャンペーンによって変わります。現在の価格については以下のリンクからセール情報をご確認ください。
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Dell G5 15 5590のセール情報
Dell G5 15 5590の本体の大きさやデザイン
落ち着いたデザイン
Dell G5 15 5590の外観にはゲーミングPC特有の派手さはなく、一般向けノートPCのようなデザインです。スペシャルエディションの本体カラーはゲーミングPCには珍しいホワイトで、さわやかさを感じさせます。
通常版の本体カラーはブラック。
通常版とスペシャルエディションでは本体カラーのほかに、底面部のデザインが少し違っています。
スペシャルエディションでは底面の一部にアクリル板が使われており、内部が少し見えるようになっています。
スペシャルエディションのキーボード面はブラック。ヒンジとタッチパッド周辺のデザインが、通常版と少し違います。
スペシャルエディションの底面部。
底面部の通気口 (冷却用の空気の吸込口)は比較的小さめです。
スリムなボディ
高さは公称値で27.3mm。15インチクラスのゲーミングノートPCとしては標準よりもスリムです。実際には底面部のゴム足 (保護用の突起)の高さが加わるので、設置時にはもう少し厚みが増します。
接地面積も標準的な大きさ。ただし前モデル (Dell G5 15 5587)よりは小さく、面積比では7%小型化されています。
大きさとしてはB4サイズ (幅364×奥行き257mm)よりも奥行きが1.6cm大きい程度。一般的なノートの見開きサイズよりも少し大きめと考えれば、サイズ感をイメージしやすいでしょう。
重量はやや重い
重さは公称値で2.68kg、実測で2.742kgでした。最小構成とはスペックが異なるため、追加されたパーツのぶん少し重くなっています。同クラスのゲーミングノートPCの平均値よりもやや重めですが、持ち運び向けのモデルではないので、気にする必要はありません。
ノートPCの平均重量
| 画面サイズ | 平均重量 |
|---|---|
| 11.6インチ | 1.06kg |
| 12.5インチ | 1.095kg |
| 13.3インチ | 1.209kg |
| 14インチ | 1.582kg |
| 15.6インチ (スタンダード) | 2.131kg |
| 15.6インチ (ゲーミング) | 2.413kg |
| 17.3インチ | 2.814kg |
※2018年に当サイトが検証したノートPC(2-in-1を含む) の実測値より
Dell G5 15 5590の画面の色と見やすさ
スッキリとした狭額縁デザイン
画面サイズは15.6インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHD。ゲーミングノートPCとしては標準的なスペックです。
ベゼル (枠)幅は、左右10mmで上部14mm。ゲーミングノートPCとしては細めに作られています。視界に余計な枠が入らないぶん、ゲーム画面に集中できるでしょう。
スケーリング (デスクトップの拡大率)100%に設定されていました。デスクトップの文字の大きさは1.5～2mm程度。若干小さめですが、ゲームの快適さには影響ありません。
144Hzの高リフレッシュレート対応
最上位モデルでは、144Hzの高リフレッシュレートに対応しています。一般的な60Hzに比べて、画面の動きがとてもなめらか。ゲームの臨場感や没入感が増すほか、対戦プレーでは相手の動きをより正確に捉えやすくなるでしょう。
明るくて見やすい映像
映像は自然な色合いです。ややコントラストが低めに感じますが、ゲームや動画を楽しむには十分。ゲーム中の暗いシーンでは影が強調されすぎることもなく、周囲をしっかり見渡せました。
i1Display Proによるガンマカーブ。色のバランスは良好です。
輝度は公称値で300nit、測定値で341nitでした。IPSパネルが使われたディスプレイとしては、かなり明るく感じます。と言っても明るすぎるわけではなく、ゲームへの支障はありません。
映り込みのないノングレア
ディスプレイ表面は光沢なしのノングレアタイプで、映り込みが気になりません。余計な映り込みに気をそがれることなく、ゲームに集中できます。
Dell G5 15 5590のキーボードの使いやすさ
キーは十分な大きさ
キーピッチ (キーとキーの間隔)は横19mm、縦18mm。わずかに横長ですが、実際にキーを打ってみても違和感は感じません。
Enterキー周辺で、一部のキーが隣接している点が気になります。特にBackSpaceキーが小さく、打ち間違えることが何度かありました。
日本語配列ではバックライト非対応ですが、英字配列ではバックライト (通常 / RGB)に対応しています (要追加料金)。
一部の同時押しに非対応
英数字キーは最大7文字まで同時押しを認識しましたが、概ね3～4キー程度です。組み合わせによっては2キーまでしか認識しない場合もありました。たとえばPUBGのリーン (ななめ撃ち)で使うW+D＋Eキーは認識されません。ソフトによっては、キーカスタマイズが必要です。
タイプ感は軽い
キーストローク (キーを押し込む深さ)は実測で1.5mm弱でした。浅いと言えば浅いのですが、普通に使える品質です。全体的にタイプ音は静かですが、強く叩くと「トントン」という音が響きます。
普通に使えるタッチパッド
タッチパッドはやや大きめで、反応は良好。特別なめらかではありませんが、普通に使える仕上がりです。ただゲームを含めマウスを多用することになるので、使う機会はあまりないかもしれません。
Dell G5 15 5590の端子類の種類と使いやすさ
左側面
- ① USB Type-C (DisplayPort対応)
- ② USB3.1 Gen1
- ③ ヘッドセット端子
右側面
- ① SDカードスロット
- ② USB3.1 Gen1
背面
- ① 電源コネクター
- ② HDMI
- ③ USB3.1 Gen1
- ④ mini DisplayPort
- ⑤ 1000BASE-T対応有線LAN
- ⑥ セキュリティースロット ※盗難防止用
指紋センサーを標準搭載
キーボード上部の電源ボタンには、指紋センサーが内蔵されています。あらかじめ指紋を登録しておけば、簡単にサインインできるので便利です。
音質はほどほど
スピーカーは前面配置でやや下を向いているため、音がダイレクトに耳に届きません。そのため、ややこもったような印象を受けました。パームレストに手を置くとさらに音がこもってしまいます。音質もあまりよくないため、ゲーミングヘッドセットの着用がおすすめです。
電源アダプターは大きい
付属の電源アダプターは大きめで、重さは684gでした。机の上に配置するときは、下に落ちないように気をつけてください。
Dell G5 15 5590の分解やパーツ交換について
Dell G5 15 5590の分解方法
底面部のカバーを取り外すことで、内部にアクセスできます。すべてのネジを外してから、カバーのツメなどを折らないように注意しながら作業を行なってください。
関連リンク
Dell G 5590サービスマニュアル (公式サイト)
メモリーの増設
メモリースロットは2基で、最大容量は32GB。規格はDDR4-2666MHz (PC4-21300)です。シートをはがしてからメモリーモジュールをセットします。
SSD / HDDの換装
ストレージとしては2.5インチタイプとM.2 2280タイプを利用可能です。M.2スロットはPCIe 3.0 x4に対応しています。なお2.5インチストレージの取り付け / 取り外す前に、バッテリーを外す必要があるので注意してください。
Dell G5 15 5590のベンチマーク結果
試用機のスペック
| OS | Windows 10 Home |
|---|---|
| CPU | Core i7-8750H |
| メモリー | 16GB |
| ストレージ | 256GB SSD (PCIe) + 1TB HDD |
| グラフィックス | GeForce RTX 2060 (6GB) + Intel UHD Graphics 630 |
アクセス速度
M.2スロットは超高速なPCIe 3.0 x4に対応していますが、ストレージにはPCIe 3.0 x2の高速タイプのSSDが使われていました。と言ってもHDDやSATA接続SSDによりもはるかに高速で、ウィンドウズを快適に使えます。
こちらは1TB HDDのアクセス速度。SSDより遅いものの、容量が大きいので大規模ゲームを何本もインストールできます。
起動時間
ウィンドウズの起動時間は平均16.66秒でした。SSD搭載モデルとしては標準的ですが、HDDのみの場合 (平均40秒以上)よりもはるかに高速です。
起動時間の計測結果（手動による計測）
| 1回目 | 17.9秒 |
|---|---|
| 2回目 | 15.8秒 |
| 3回目 | 16.8秒 |
| 4回目 | 15.8秒 |
| 5回目 | 17.0秒 |
| 平均 | 16.66秒 |
CPU性能
ゲームの快適さに強く影響するマルチコア性能 (CINEBENCH R15)では、Core i7-8750Hとしては標準的な結果が出ています。しかし総合的な計算性能を計測するPassMarkのテストでは、平均値をやや下回りました。それでもノートPCとしては非常に高性能です。
CPUの性能比較 (マルチコア)
| CPU | CINEBENCH R15 CPUスコア |
|---|---|
| Core i9-8950HK (第8世代) |
|
| Core i7-8750H (第8世代) |
|
| Dell G5 15 5590 (Core i7-8750H) |
|
| Core i5-8300H (第8世代) |
|
| Core i7-7700HQ (第7世代) |
|
| Core i7-6700HQ (第6世代) |
|
| Core i7-7820HK (第7世代) |
|
※そのほかのCPUは当サイト計測の平均値
CPUの性能比較 (総合性能)
| CPU | PassMark CPU Markスコア |
|---|---|
| Core i9-8950HK (第8世代) |
|
| Core i7-8750H (第8世代) |
|
| Dell G5 15 5590 (Core i7-8750H) |
|
| Core i7-7820HK (第7世代) |
|
| Core i5-8300H (第8世代) |
|
| Core i7-7700HQ (第7世代) |
|
| Core i7-6700HQ (第6世代) |
|
※そのほかのCPUは当サイト計測の平均値
CPUのクロックと温度
CPUに高い負荷をかけた状態でクロック (動作周波数)と温度を計測したところ、平均温度は98.7度と高温で推移しており、その影響でクロックが徐々に下がっているような症状がみられました。Core i7-8750Hとしては平均クロックはやや低めです。
本体内部はデュアルファン仕様ですが、計測結果を見ると冷却性能はあまり高くないようです。高負荷状態が長時間続くほど、パフォーマンスは低下する可能性があります。前述のCINEBENCH R15の結果が良かったのは、計測時間の短いテストだったからかもしれません。
ゲーム性能
試用機で使われていたGeForce RTX 2060は非常に高性能で、ミドルクラスでありながら前世代のハイエンドクラスレベルのパフォーマンスです。下位モデルで使われているGeForce GTX 1050 Tiだとゲーム性能がグッと落ちるので、ゲームを快適にプレーするならRTX 2060がおすすめ。
GPUベンチマークの結果
| GPU | 3DMark Fire Strikeのスコア |
|---|---|
| RTX 2070 Max-Q |
|
| GTX 1070 |
|
| GTX 1070 Max-Q |
|
| RTX 2060 |
|
| Dell G5 15 5590 (RTX 2060) |
|
| GTX 1060 |
|
| GTX 1050 Ti |
|
※そのほかのGPUのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値
DXR (レイトレーシング機能)の性能比較
| GPU | 3DMark Port Royalのスコア |
|---|---|
| RTX 2080 |
|
| RTX 2080 with Max-Q |
|
| Dell G5 15 5590 (RTX 2060) |
|
| RTX 2060 |
|
※ほかのGPUの結果は当サイト計測値
ゲーム系ベンチマーク結果
 FF15 (DX11) ※重量級
|
||
|---|---|---|
| 1920×1080 (フルHD) | 高品質 | 5139（やや快適） |
| 標準品質 | 6632（快適） | |
| 軽量品質 | 7026（快適） | |
 FF14：紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
|
||
| 1920×1080 (フルHD) | 最高品質 | 10999（非常に快適） ※77.827 FPS |
| 高品質 | 12024（非常に快適） ※88.342 FPS | |
| 標準品質 | 12440（非常に快適） ※91.660 FPS | |
 ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
|
||
| 1920×1080 (フルHD) | 最高品質 | 16897（すごく快適） |
| 標準品質 | 16775（すごく快適） | |
| 低品質 | 17769（すごく快適） | |
 アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
|
||
| 1920×1080 (フルHD) | 最高 | 38 FPS |
| 中 | 52 FPS | |
| 低 | 56 FPS | |
 シャドウ オブ ザ トゥームレイダー（DX12） ※重量級
|
||
| 1920×1080 (フルHD、DLSSオン) | 最高 | 60 FPS |
| 中 | 65 FPS | |
| 最低 | 71 FPS | |
※平均60FPS以上が快適に遊べる性能の目安
フォートナイトを実際にプレーしてFPS（描画速度の目安）を計測したところ、最高画質でも十分快適にプレーできる結果が出ました。144Hz対応の最上位モデルだと画面の動きがとてもなめらかで、相手の移動先を予測しやすく感じます。
フォートナイトFPS計測結果
| エピック（最高画質） | 79.700 FPS (最低55 FPS) |
|---|---|
| 高 | 91.900 FPS (最低45 FPS) |
| 中 | 107.367 FPS (最低82 FPS) |
| 低（最低画質） | 124.333 FPS (最低92 FPS) |
駆動音
ゲーム中は駆動音 (ファンの回転音や排気口からの風切り音)がかなり大きく聞こえました。細かな音を聞きわける必要があるゲームであれば、ヘッドセットの着用をおすすめします。
駆動音の計測結果（室温22℃）
| 電源オフ | 36.8dBA | － |
|---|---|---|
| 待機中 | 38.3dBA | ファンの音がハッキリ聞こえるがうるさくはない |
| 高負荷時 | 53.4dBA | 排気音がかなり大きい |
本体の熱
キーボード面の温度は最大47度前後と高いのですが、プレー中に頻繁に使うWASDキーのあたりはやや熱が抑えられています。プレー中に熱さを感じることはありませんでした。 ※計測時の室温は22度
まとめ：安いRTX搭載機が欲しい人向け
全体的な仕上がりは悪くないのですが、気になるのは熱によるパフォーマンスの低下です。大きな影響はないレベルですけれども、ここぞというところで踏ん張りが効くかどうかに不安が残ります。そのぶん音は静かなのですが、ヘッドセットを着用すればあまり関係ありません。
とは言え人気ゲームは十分快適に楽しめますし、重めの大作タイトルでも解像度や画質を調整すれば問題なくプレー可能です。なにより、他社製品よりも価格が安いのは大きな魅力。RTX 2060搭載で安いモデルを探している人におすすめです。
RTX2060搭載ゲーミングノートPCの比較
| GALLERIA GCF2060-E  |
Dell G5 最上位モデル |
|
|---|---|---|
| CPU | Core i7-8750H | Core i7-8750H |
| メモリー | 16GB | 16GB |
| ストレージ | 256GB SSD 1TB HDD |
256GB SSD 1TB HDD |
| グラフィックス | RTX 2060 | RTX 2060 |
| 画面 | 15.6インチ フルHD 144Hz |
15.6インチ フルHD 144Hz |
| キー同時押し | ほぼすべて | 4～8キー ※組み合わせによっては2～3キー |
| サイズ | 幅 360mm 奥行き 245mm 高さ 27mm |
幅 364.3mm 奥行き 273.4mm 高さ 23.7mm |
| 重さ | 2.3kg | 2.68kg |
| Fire Strikeスコア | 13395 | 12835 |
| CINEBENCH R15スコア | 1268 | 1101 |
| 税込価格 | 20万3018円～ | 18～19万円台 |
| 詳細 | レビューを見る | － |
RTX 2060搭載ゲーミングノートPCとしては安い点が最大の魅力
Dell G5 15 5590
税込12万円台～
