ノートパソコンレビュー

デルInspiron 11 3000シリーズ エントリー・プラス実機レビュー! 5万円切りモバイルノートPCの性能を検証!!

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2018年モデル発売中

この記事で取り上げている機種は2016年発売のモデルです。現在でもまだ販売されていますが、2018年発売の新しいモデルもリリースされています。

デルの「Inspiron 11 3000シリーズ」は、11.6型で解像度1366×768ドットの液晶ディスプレイを搭載するコンパクトなノートパソコンです。直販価格は3万4980円(税別)からとリーズナブルでありながら、パソコンとしての機能や性能をしっかり押さえている点が魅力。手軽に使えるモデルとして人気を集めています。

 

Inspiron 11 3000シリーズ

Inspiron 11 3000シリーズ(写真はホワイトモデル)

 

今回はメーカーからお借りした「Inspiron 11 3000 エントリー・プラス(128GB SSD搭載) 」を使って、本体デザインや各部の使い勝手、実際の性能などについてレビューします。

 

Inspiron 11 3000 エントリー・プラスのチェックポイント
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コンパクトで持ち運びやすい! 本体がやや厚め
SSD+4GBメモリーで性能は十分! 光学ドライブは非搭載
キーボードが防水機能対応! 3Dゲームには不向き
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Inspiron 11 3000シリーズのスペック

Inspiron 11 3000シリーズには、3種類の基本モデルが用意されています。それぞれの主なスペックは、以下の表のとおり。CPUの種類やメモリー容量、ストレージの種類などが異なります。

 

Inspiron 11 3000シリーズの主なスペック(2016年8月16日時点)
Inspiron 11 3000 シリーズ エントリー Inspiron 11 3000 エントリー(4GBメモリ搭載) Inspiron 11 3000 エントリー・プラス(128GB SSD搭載)
OS Windows 10 Home64ビット
CPU Celeron N3050(1.6GHz) Pentium N3700(1.6GHz)
メモリー DDR3L 2GB DDR3L 4GB
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内臓)
ストレージ 32GB eMMC 128GB SSD(SATA)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 11.6型、1366×768ドット、光沢なし、タッチ非対応
有線通信機能 非対応
無線通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(11ac利用時最大通信速度433Mbps)+Bluetooth 4.0
主なインタフェース USB3.0×1、USB2.0×1、HDMI、microSD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力
Webカメラ 92万画素
バッテリ駆動時間 最長10.25時間(MobileMark 2014)
本体サイズ/重量 幅292.2×奥行き196×高さ18.45~19.88mm/1.18kg
直販価格(税別) 3万4980円(税込み3万7778円) 3万9980円(税込み4万3178円) 4万9980円(税込み5万3978円)

 

デルの直販サイトではさらに「Inspiron 11 3000 シリーズ エントリー(即納モデル) 」や「Inspiron 11 3000 エントリー・プラス・Office付(128GB SSD搭載) 」といったバリエーションも用意されています。それぞれの特徴は、以下のとおりです。

 

Inspiron 11 3000シリーズのバリエーションモデル
モデル名 概要
Inspiron 11 3000 シリーズ エントリー(即納モデル) 決済完了後、最短で翌日に商品が到着するモデル(通常は3~5営業日)
Inspiron 11 3000 エントリー・プラス・Office付(128GB SSD搭載) エントリー・プラスモデルにOffice Personal Premiumが付属(そのほかのモデルはオプション)

Inspiron 11 3000シリーズの本体デザインをチェック

まずはInspiron 11 3000シリーズのデザインや各部の使い勝手などを紹介します。今回のレビューではInspiron 11 3000 エントリー・プラスを使っていますが、外観面はほかのモデルでも変わりません。

コンパクトで持ち運びやすいボディ

Inspiron 11 3000シリーズは11.6型のノートパソコンで、非常にコンパクトな点が魅力です

Inspiron 11 3000シリーズは11.6型のノートパソコンで、非常にコンパクトな点が魅力です

 

フットプリント(設置面積)は幅

フットプリント(設置面積)は幅292.2×奥行き196mm。本体の素材には樹脂(プラスチック)が使われていますが、見た目は安っぽいというほどではありませんでした。ただし質感については、パソコンでよくある手触りです

 

B5サイズのノート

B5サイズの標準的なノートよりもふた回りほど大きく、チラシや書類などに使われるA4サイズ(幅297×奥行き210mm)よりもひと回り小さめです

 

ボトムケースも同じ色。カラーバリエーションとしては、ホワイトとレッドの2色が用意されています

ボトムケース(底面部分)も同じ色。カラーバリエーションとしては、ホワイトとレッドの2色が用意されています

 

こちらはレッドモデル。表面は光沢仕上げでテカテカしています

こちらはレッドモデル。表面は光沢仕上げでテカテカしています

 

ホワイトモデルもトップカバー(天板部分)は光沢ありですが、光の映り込みが目立ちません。また指紋や油脂の汚れも目立ちにくい

ホワイトモデルもトップカバー(天板部分)は光沢ありですが、光の映り込みが目立ちません。また指紋や油脂の汚れも目立たないというメリットがあります

 

本体前面と背面。高さは最薄部で18.45mm、最厚部で19.88mmです。本体はコンパクトですが、やや厚みがあるのが残念

本体前面と背面。高さは最薄部で18.45mm、最厚部で19.88mmです。本体はコンパクトですが、やや厚みがあるのが残念。ただしそのぶん丈夫に作られており、両端をもって力を加えてみても歪みは生じませんでした

 

重さは実測で1.176kg、電源アダプター込みで1.45kgでした

重さは実測で1.176kg、電源アダプター込みで1.45kgでした

 

ファンレス仕様で、動作音はほぼ無音。非常に静かなので、落ち着いたカフェなどでも周囲を気にすることなく使えるでしょう

ファンレス仕様で、動作音はほぼ無音。非常に静かなので、落ち着いたカフェなどでも周囲を気にすることなく使えるでしょう。丸みを帯びたデザインも、ポップで好印象です

光沢なしで眼にやさしい液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイのサイズは11.6型で、解像度は1366×768ドット。画面はやや小さめですが、文字が小さくて見えないということはありませんでした

液晶ディスプレイのサイズは11.6型で、解像度は1366×768ドット。画面はやや小さめですが、文字が小さくて見えないということはありませんでした

 

映像はやや青みが強く映し出されます。とは言え、格安なノートパソコンでは標準的な色合いです。気になるようなら、コントロールパネルから液晶ディスプレイの色合いを調整するといいでしょう

映像はやや青みが強く映し出されます。とは言え、格安なノートパソコンでは標準的な色合いです。気になるようなら、コントロールパネルから液晶ディスプレイの色合いを調整するといいでしょう

 

解像度はあまり高くはありませんが、写真は十分精細に表示されました。輝度はそれほど高くはなく、やや暗めに感じるかもしれません

解像度はあまり高くはありませんが、写真は十分精細に表示されました。輝度はそれほど高くはなく、やや暗めに感じるかもしれません。しかし眼への刺激が少ないというメリットもあります

 

視野角はそれほど広くなく、映像を斜めから見ると色がやや落ち込みます。色合いから見て、TNパネルが使われているのでしょう

視野角はそれほど広くなく、映像を斜めから見ると色がやや落ち込みます。落ち込み具合いから見て、TNパネルが使われているのでしょう

 

写真を下から見ると、判別できないほど色が落ち込みます。ただしこの角度から画面を見ることはほぼないので、あまり気にしなくてもいいかもしれません

写真を下から見ると、判別できないほど色が落ち込みます。ただしこの角度から画面を見ることはほぼないので、あまり気にしなくてもいいかもしれません

 

液晶ディスプレイの表面は、光沢なしのノングレア仕上げです。光沢ありのグレア仕上げにと比べて色の精細さでは劣りますが、光の映り込みが抑えられるため、眼が疲れにくメリットがあります

液晶ディスプレイの表面は、光沢なしのノングレア仕上げです。光沢ありのグレア仕上げにと比べて色の精細さでは劣りますが、光の映り込みが抑えられるため、眼が疲れにくいメリットがあります

小ぶりでもしっかり使える防水キーボード

キーボードはテンキーなしの日本語配列です。キーピッチは実測で17.5mmでした。標準的なキーボードに慣れていると、やや狭く感じるかもしれません

キーボードはテンキーなしの日本語配列です。キーピッチは実測で17.5mmでした。標準的なキーボードに慣れていると、やや狭く感じるかもしれません。また防水機能対応である点も大きな魅力。今回は実際には試していませんが(借りものですので……)、飲み物をこぼしても故障しにくいのはうれしいですね。ただし実際の性能はわかりませんので、防滴程度に考えておいたほうがいいでしょう

 

ちょっと気になるのは、Enterキーが小さい点。デル製品ではおなじみですが、慣れるまで違和感があるかもしれません

ちょっと気になるのは、Enterキーが小さい点。デル製品ではおなじみですが、慣れるまで違和感があるかもしれません。ただし個人的には、右のShiftキーがちゃんとEnterキーの下に配置されているのが好印象です

 

キーストロークは実測で1mmちょっと。とても浅いのですが、軽めのクリック感があります。またタイプ音が小さく、普通に入力しても「タタタ」という控えめな音しかしません。気になるたわみもなく、頑丈に作られていました

キーストロークは実測で1mmちょっと。とても浅いのですが、軽めのクリック感があります。またタイプ音が小さく、普通に入力しても「タタタ」という控えめな音しかしません。気になるたわみもなく、頑丈に作られていました

 

タッチパッドはコンパクトながら、十分な大きさです

タッチパッドはコンパクトですが、十分な使いやすさです

インターフェースは必要十分な構成

右側面にはヘッドホン出力とUSB2.0端子が用意されています

右側面にはヘッドホン出力とUSB2.0端子が用意されています

 

左側面には電源コネクターとHDMI端子、USB3.0端子、microSDメモリーカードスロット

左側面には電源コネクターとHDMI端子、USB3.0端子、microSDメモリーカードスロット

 

メモリーカードスロットには、microSDカードがスッポリと収まります

メモリーカードスロットには、microSDカードがスッポリと収まります

 

端子の数はそれほど多くはありませんが、十分な構成です。端子間のすき間が広く、複数のケーブルを挿しても干渉しません

端子の数はそれほど多くはありませんが、十分な構成です。端子間のすき間が広く、複数のケーブルを挿しても干渉しませんでした

ベンチマーク結果をチェック

ここからはInspiron 11 3000 エントリー・プラスの性能について、ベンチマーク結果を交えながらレビューします。なお、ベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、環境などによって大きく変わることがあるので、あらかじめご了承ください。

 

試用機のシステム情報

試用機のシステム情報

Windowsエクスペリエンスインデックス

Windows 10の快適さを計測する「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」の結果。「メモリ」のスコアは標準的ですが、「プロセッサ(CPU)」と「プライマリハードディスク(SSD)」のスコアが高めです

Windows 10の快適さを計測する「Windowsシステム評価ツール(WinSAT.exe)」の結果。「メモリ」のスコアは標準的ですが、「プロセッサ(CPU)」と「プライマリハードディスク(SSD)」のスコアが高めです

 

試用機のWindowsエクスペリエンスインデックス
プロセッサ(CpuScore) 6.8
メモリ(MemoryScore) 5.9
グラフィックス(GraphicsScore) 4.1
ゲーム用グラフィックス(GamingScore)
プライマリハードディスク(DiskScore) 8

CINEBENCHベンチマーク結果

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH」の結果。ちなみに「エントリー」モデルに搭載されているCeleron N3050では「CPU」のスコアが平均60cb前後(CINEBENCH R15)です。エントリー・プラスに搭載されているPentium N3700はCeleron N3050の2倍程度の性能を持っていることになります

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH」の結果。ちなみに「エントリー」モデルに搭載されているCeleron N3050では「CPU」のスコアが平均60cb前後(CINEBENCH R15)です。エントリー・プラスに搭載されているPentium N3700はCeleron N3050の2倍程度の性能を持っていることになります

 

Pentium N3700の詳細情報。メモリーにはDDR3Lが使われています

CrystalDiskMarkベンチマーク結果

「CrystalDiskMark」でSSDのアクセス速度を計測したところ、シーケンシャルリードで543.9MB/秒という結果でした。速度は標準的なHDDの5倍程度で、eMMCの4倍以上です。ただし書き込み速度はそれほど速くないようでした

「CrystalDiskMark」でSSDのアクセス速度を計測したところ、シーケンシャルリードで543.9MB/秒という結果でした。速度は標準的なHDDの5倍程度で、eMMCの4倍以上です。ただし書き込み速度はそれほど速くありませんでした

 

Cドライブの空き容量は88.8GB。32GBのeMMCと比べて十分な容量が残っています

Cドライブの空き容量は88.8GB。32GBのeMMCと比べて十分な容量が残っています

 

試用機ではサムスン製の「CM871」(SATA接続)128GBモデルが使われていました

試用機ではサムスン製の「CM871」(SATA接続)128GBモデルが使われていました

PCMark 8ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated 3.0」ベンチマーク結果

「PCMark 8」の「Creative accelerated 3.0」ベンチマーク結果。そのほかのテスト結果を見ても、それほど高い結果ではありません。ただしこれはゲーム系のテストで低い結果が出ているためで、ネットの閲覧や動画視聴などのスコアはそれほど悪くはありません

 

「PCMark 8」ベンチマーク結果
Home conventinal 3.0 1502
Home accelerated 3.0 1847
Creative conventinal 3.0 1296
Creative accelerated 3.0 2039

PassMark PerfomanceTest 8.0ベンチマーク結果

「PassMark PerfomanceTest 8.0」ではCPU性能を表わす「CPU Marks」でかなり高い結果が出ました。総合的にも優秀な結果です

「PassMark PerfomanceTest 8.0」のベンチマーク結果。Celeron N3050では「CPU Mark」が900~1000程度ですので、やはりPentium N3700は2倍程度の性能を持っていると言えます。また「Disk Mark」はHDDだと600前後、eMMCだと700前後が平均ですので、SSDは2~3倍程度高性能です

3DMarkベンチマーク結果

3D性能を計測する「3DMark」では、かなり厳しい結果となりました。3Dゲームのプレーは考えないほうがいいでしょう

3D性能を計測する「3DMark」では、かなり厳しい結果となりました。3Dゲームのプレーは考えないほうがいいでしょう

 

Pentium N3700内蔵のIntel HD Graphics詳細

Pentium N3700内蔵のIntel HD Graphics詳細

ドラクエ10ベンチマーク結果

「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(ドラクエ10)」の快適さを計測する「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」では、解像度1280×720ドットの低品質でも「やや重い」という結果に。実質的に最低レベルの設定ですので、プレーは厳しいと言わざるを得ません

「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン(ドラクエ10)」の快適さを計測する「ドラゴンクエストXベンチマークソフト」では、解像度1280×720ドットの低品質でも「やや重い」という結果に。実質的に最低レベルの設定ですので、プレーは厳しいと言わざるを得ません

FF14ベンチマーク結果

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」でも、解像度1280×720ドットの標準品質(テスト上の最低品質)で「設定変更を推奨」という厳しい結果に

「ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク」でも、解像度1280×720ドットの標準品質(テスト上の最低品質)で「設定変更を推奨」という厳しい結果に

処理性能は意外にも高いが、ゲーム性能が低い

ベンチマーク結果を総合的に見ると、日常的な作業は快適にこなせる性能を持っていると言えます。CPU性能で見ると、5万円以内の格安モデルのなかでは上位クラス。さらにHDDやeMMCよりも高速なSSDを搭載しているので、Windows 10の体感速度はなかなか快適でした。格安モデルとしては非常にパワフルです。

 

しかし3Dゲームに必要なグラフィックス性能はかなり低め。2D描画主体のゲームや軽めのブラウザーゲームなら問題ありませんが、パソコン版3Dゲームのプレーは考えないほうが無難です。ただしWindows 10向けに作られたUWPアプリなら、問題なく楽しめるでしょう。

 

ちなみに別の記事では、実際にマインクラフトの動作を検証しています。結論から言うとPC版(Java版)ではかなり厳しいのですが、Windows 10版なら快適に楽しむことができました。

 

 

なお今回のテストでは、最上位のエントリー・プラスモデルを使用しています。これより性能の低いエントリーモデルでは、ベンチマークのスコアがガクッと下がると考えてください。と言っても、ネットや文書作成など軽めの作業には十分な性能です。

バッテリー駆動時間をチェック

カタログ上の公称値では、Inspiron 11 3000シリーズのバッテリー駆動時間は最長10.25時間(MobileMark 2014)とされています。実際の駆動時間を計測するために以下の条件でテストを行なったところ、8時間46分という結果となりました。カタログ値よりも少ないものの、十分な結果ではないでしょうか。ただし設定や使い方によっては、この時間よりも短くなることがある点に注意してください。

 

バッテリー駆動時間計測テストにおける、試用機のバッテリー容量の推移

バッテリー駆動時間計測テストにおける、試用機のバッテリー容量の推移

 

試用機のバッテリーレポート。設計上の(バッテリー)容量は31,996mWhでした

試用機のバッテリーレポート。設計上の(バッテリー)容量は31,996mWhでした

内部の発熱をチェック

「PCMark 8」実行中のCPU温度と動作周波数を確認してみたところ、負荷の高いテストではCPU温度が70度を超える場面がありました。ただし全体的には60度前後といったところです。本体の外側で特に熱くなる箇所はありませんでした。

 

「PCMark 8」の「Creative accelerated」実行中におけるCPUの動作周波数(紫の線)とCPU温度(緑の線)、およびGPU温度(青の線)

「PCMark 8」の「Creative accelerated」実行中におけるCPUの動作周波数(紫の線)とCPU温度(緑の線)、およびGPU温度(青の線)

 

上記のグラフでは、CPUの動作周波数(紫の線)が一時的にかなり落ち込む箇所があります。これはCPUの温度が上がりすぎるのを未然に防ぐためです。動作周波数が下がるのは一瞬ですので、総合的なパフォーマンスにはほぼ影響ありません。このことから、しっかりした温度管理が行なわれていることがわかります。

ガッツリ使うなら高性能なエントリー・プラス!

ということで、今回はInspiron 11 3000シリーズの最上位機種であるエントリー・プラスについてレビューしました。パソコンに詳しい方ならベンチマーク結果をご覧いただくとわかるように、けっこう優れた結果が出ています。税別4万9980円のモバイルノートパソコンとしては、かなり優秀だと言えるのではないでしょうか。リーズナブルなモバイルノートパソコンを探している方や、お手軽かつ実用的に使えるモデルが欲しい方におすすめです。

 

安くて手軽に使えるモバイルパソコンとしておすすめです!

安くて手軽に使えるモバイルパソコンとしておすすめです!

 

Inspiron 11 3000シリーズは、デルの直販サイトで購入できます。常時お得なキャンペーンが実施されている上に、豊富なオプション(有料)を追加できる点も魅力。最大4年間の延長保証や破損/事故/盗難などに対応できる偶発損害保証、イザというときに役立つリカバリーメディア(USBメモリー)などが用意されています。支払い方法や納期などについても、商品ページでご確認ください。

 

記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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