人気モデルが最大5000円引き!
dynabookシリーズの15.6インチ/13.3インチモデルが最大5000円引きで買える、当サイト向けの限定ページが公開中です。さらにいまなら純正ワイヤレスマウスもプレンゼント! 詳しくは以下のリンクから、キャンペーン情報をご確認ください。
dynabookが最大5000円オフで買える特別キャンペーン実施中
Dynabook株式会社(旧東芝クライアントソリューション)のdynabook DZ83/Jは、付属のキーボードを接続することでノートPCとしても使える2-in-1タイプのタブレットPCです。画面の大きさは13.3インチで、一般的なタブレットPCよりも大きくて見やすい点が魅力。またモデルによってはキーボードが2種類付属します。
dynabook DZ83/Jの注目ポイント
使いやすい13.3インチタブレット
タブレットPCとしてはちょっと大きな13.3インチサイズ。10~12インチタイプに比べて文字やアイコンが大きく表示されるので、扱いやすい点が魅力です。
2種類のキーボードに対応
カバーとしても使える薄型キーボードが標準付属。さらにノートPCとして使えるキーボードドック付きのモデルも用意されています。
dynabook DZ83/Jの評価
総合評価: 3.8/5.0
(評者:こまめブログ)
デザイン | マグネシウム製のボディは頑丈で質感が高い。薄型キーボード装着時はスリム |
---|---|
性能 | ストレージ性能は高いが、CPUベンチマークはふるわず。熱対策の影響か? |
使いやすさ | キーボードドックを使えば端子類は多い。キーの使用感はまずまず |
軽さ | キーボード装着時の重量は1.2kg未満。標準的だが2-in-1としては健闘している |
画面 | 半光沢フィルムを使うことで見やすさと鮮やかさを両立。タブレットとしては見やすい |
今回はdynabook DZ83/Jの実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。
この記事の目次
※2019年1月11日時点。現在の価格は公式サイトの販売ページでご確認ください
dynabook DZ83/Jのスペック
OS | Windows 10 Home / Pro |
---|---|
CPU | 第8世代 Core i3-8130U / Core i5-8250U / Core i7-8550U |
メモリー | 4 / 8 / 16GB |
ストレージ | 128GB~1TB SSD ※1TB SSDのみPCIe接続 |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチ、1920×1080ドット、非光沢、ペン/タッチ対応 |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、1000BASE-T対応有線LAN(キーボードドック接続時) |
インターフェース | タブレット本体:USB3.1 Gen2(Type-C)×1、ヘッドホン出力 キーボードドック接続時:USB3.0×2、HDMI、VGA(D-sub15ピン)、有線LAN |
セキュリティー | TPM 2.0、指紋センサー、セキュリティースロット、ウイルスバスタークラウド 90日版 |
カメラ | フロント:200万画素/リア:500万画素 |
サイズ/重量 | タブレット本体:幅316×奥行き207×高さ9.1mm/約799g 薄型・軽量キーボード接続時:幅316×奥行き212.5×高さ15.1mm/約1.179kg キーボードドック接続時:幅316×奥行き217×高さ22.1mm/約1.229kg |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
オフィス | ※付属モデルあり |
サポート | メーカー保証1年間 |
※2019年1月11日時点。構成は変更される場合があります
dynabook DZ83/Jの2種類のタイプ
dynabook DZ83/Jには、「軽量・薄型重視タイプ」と「インターフェース重視タイプ」の2種類が用意されています。それぞれの違いは、付属のキーボードが異なる点。軽量・薄型重視タイプには「軽量・薄型キーボード」が付属し、インターフェース重視タイプでは「軽量・薄型キーボード」と「キーボードドック」のふたつが付属します。
軽量・薄型キーボードは、快適に持ち運ぶことを前提としたカバー付きのキーボードです。基本的にはすべてのモデルに付属します。
キーボードドックは普通のノートPCのように使うためのキーボードです。端子類が充実しているのが特徴。購入時に「インターフェース重視タイプ」を選ぶと付属します。
Core i3モデルとCore i7モデルでは、インターフェース重視タイプ(キーボード2つ)のみ販売されています。基本的に軽量・薄型重視タイプを選べるのは、Core i5モデルだけです。またCPUの種類よって、選択できるメモリー容量やストレージ容量が異なります。
構成例
Core i3構成 ※インターフェース重視 | |
---|---|
税込11万7504円 | |
Core i5構成 ※軽量・薄型重視 | |
税込12万9384円 | |
Core i5構成 ※インターフェース重視 | |
税込14万5584円 | |
Core i7構成 ※インターフェース重視 | |
税込15万6384円 | |
Core i7最強構成 ※インターフェース重視 | |
税込20万6064円 |
※2019年1月14日時点
本体の大きさやデザイン
dynabook DZ83/Jの本体カラーはオニクスブルーのみ。一見するとブラックのように見えますが、光が当たるとやや青っぽく見えます。ボディには軽くて頑丈なマグネシウムが使われており、質感は上々。落ち着いた雰囲気のモデルです。
キーボードの使いやすさ
前述のとおり、dynabook DZ83/Jには2種類のキーボードが用意されています。キー配列はどちらもまったく同じですが、軽量・薄型キーボードのほうで若干のたわみを感じました。
画面の色と見やすさ
液晶ディスプレイの大きさは13.3インチで解像度は1920×1080ドットです。ハイエンド向けのモバイルノートPCとしては標準的なスペックですが、タブレットとしては画面はやや大きめ。そのぶん文字やボタンが大きく表示される上に、動画の迫力も増すのが魅力です。
映像は自然な色合いで鮮やかですが、画面がやや暗く感じました。と言っても、作業には十分な明るさです。
液晶ディスプレイの表面には保護フィルムが貼られており、その影響で光沢が抑えられています。と言っても映り込みを完全に抑えるほどではなく、光沢と非光沢の中間くらい(半光沢)でした。
端子類の種類と使いやすさ
タブレット側のインターフェース(端子類)は多くありません。とは言え、タブレットとして利用するなら十分です。
タブレット左側面のインターフェース
- ① 電源ボタン
- ② 音量調節ボタン
タブレット右側面のインターフェース
- ① USB Type-C
- ② ヘッドホン出力
タブレット底面部のインターフェース
- ① USB Type-C
軽量・薄型キーボードには、インターフェース類は用意されていません。
キーボードドックにはUSB端子×3、有線LAN、VGA(D-sub15ピン)、HDMIなど、多くの端子が用意されています。
キーボードドック左側面のインターフェース
- ① セキュリティスロット ※盗難防止用
- ② セキュリティロックスイッチ ※タブレット固定用
- ③ VGA(D-sub15ピン)
- ④ HDMI
キーボードドック右側面のインターフェース
- ① USB3.0
- ② 1000BASE-T対応有線LAN
- ③ USB Type-C
ベンチマーク結果
今回のテストでは、Core i7搭載モデルを使いました。主なスペックは以下のとおりです。なおベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります。あらかじめご了承ください。
試用機のスペック
OS | Windows 10 Home |
---|---|
CPU | Core i7-8550U |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD(PCIe) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵) |
ストレージ性能
試用機で使われていた1TB SSDはPCIe Gen3 x4接続タイプで、アクセス速度は非常に高速です。ただそ512GB以下のSSDについてはSATA接続ですので、アクセス速度はこの結果よりも落ちると思われます。
ウィンドウズの起動時間は、平均で11.68秒でした。SATA接続SSD搭載機の平均(16~17秒)よりも速く、ウィンドウズを快適に利用できるでしょう。
起動時間の計測結果(手動による計測)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|
12.5秒 | 11.7秒 | 11.5秒 | 11.4秒 | 11.3秒 | 11.68秒 |
CPU性能
CPU性能を計測するベンチマークテストでは、同じCore i7-8550Uの平均値を21%下回る結果となりました。おそらくこれは本体(タブレット)内部の熱を抑えるためでしょう。あえてパフォーマンスを落とすことで、内部が熱くなりすぎるのを防いでいると思われます。
CPUベンチマーク結果
CPU | PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア |
---|---|
Core i7-8550U |
|
Core i5-8250U |
|
dynabook DZ83/J(Core i7-8550U) |
|
Core i7-7500U |
|
※そのほかのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値
最新CPUとしては性能は低めですが、2年前に使われていたCore i7-7500Uよりは高性能です。動画編集や高度な画像編集にはあまり向いていませんが、ネットや文書作成など一般的な作業であれば快適にこなせるでしょう。
グラフィックス性能について
3D性能についても、かなり低めの結果となりました。標準的なCore i7-8550Uであれば軽めの3Dゲームならなんとか動きますが、dynabook DZ83/Jでは厳しそうです。もっとも、ゲームをプレーしないのであれば気にする必要はありません。
GPUの性能比較
GPU | 3DMark Fire Strikeのスコア |
---|---|
UHD 620(Core i7-8550U) |
|
dynabook DZ83/J(Core i7-8550U) |
|
※そのほかのGPUのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値
ビジネスシーン向けの2-in-1タブレット
ということで、今回はdynabook DZ83/Jのレビューをお届けしました。
キーボードが2種類付属する点は非常にユニークですが、それで使いやすさが向上しているわけではない点が非常に残念です。特にキーボードドックは設置時にバランスに気をつけないとグラつくことがあり、少し違和感を感じます。軽量薄型キーボードだけのほうはグラつきがないので、余計にストレスを感じてしまうことがありました。
またCPU性能も思ったより高くなく、重い処理をガッツリこなすには不向きです。普通の作業には問題ないのですが、クラムシェル型ノートPCとして使えるぶん、ほかのモデルに比べてパワー不足感が否めません。
ただし端子類が充実している点は高く評価できます。13.3インチタイプで有線LANとVGA(D-sub15ピン)に対応するモデルは少なく、特にビジネスシーンでは活躍するでしょう。またタブレットPCは11~12インチタイプが中心で、13.3インチタイプはあまりありません。画面が大きくて見やすいので、タッチ操作を使ったプレゼンなどでの活用も考えられます。その意味で、dynabook DZ83/Jはビジネス向けの2-in-1タブレットだと言えます。
※2019年1月11日時点。現在の価格は公式サイトの販売ページでご確認ください
当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせするので、フォローしていただくことをおすすめします。
関連記事
- 初心者におすすめのノートPCまとめ
- モバイルノートPCおすすめまとめ