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東芝のdynabook VZ82は、非常に高性能な2-in-1ノートPCです。CPUはCore i7でメモリーは16GB、SSDは512GB(SATA)とスペックが高い点がポイント。仕事や趣味、普段の作業を快適にこなせます。
液晶ディスプレイを回転させることでタブレットとしても使える上に、付属のアクティブ静電ペンを使えば手書き入力も可能です。
今回はメーカーからお借りした実機を使って、dynabook VZ82の本体デザインや使い勝手、性能などをレビューします。
この記事の目次
- 1:dynabook VZ82のスペック
- 2:軽量で頑丈な本体
- 3:コンパクトで発色のいい画面
- 4:クセのあるキーボード
- 5:拡張性とペン入力について
- 6:コンパクトでも高性能
- 7:まとめ
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dynabook VZ82のスペック
今回はdynabook VZ82の2017年夏モデル「dynabook VZ82/D」を取り上げています。
すでに2018年春モデル「dynabook VZ82/D」が発売されていますが、本体デザインや機能はほぼ同じです。ただし新モデルではCPUが第8世代のCore i7-8550Uに変更されたほか、1TB SSD搭載モデルも用意されています。詳しくは以下のリンクから公式サイトをご覧ください。
関連リンク
- dynabook VZ82/F
dynabook VZ82/Dのスペック
モデル名 | dynabook VZ82/D ※2017年夏モデル |
---|---|
OS | Windows 10 Home / Pro |
CPU | Core i7-7500U(第7世代) |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
グラフィックス | Intel HD Graphics 620 |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 12.5型、1920×1080ドット、非光沢、タッチ/ペン入力対応 |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、1000BASE-T対応有線LAN(USB Type-Cアダプター使用時) |
インターフェース | Thunderbolt 3 / USB3.1 Gen2(Type-C)×1、USB3.0✕1、ヘッドホン出力、※USB Type-Cアダプター使用時:HDMI、VGA端子、有線LAN、USB3.0×1 |
セキュリティ機能 | 指紋センサー、セキュリティースロット、TPM 2.0、BIOSパスワードなど |
カメラ | 92万画素、赤外線カメラ |
サイズ/重量 | 幅299×奥行き219×高さ15.4mm/約1.099kg |
バッテリー | 約17時間 |
※2018年3月13日時点。構成や価格は変更される場合があります
ラインナップとしては、4種類用意されています。それぞれOSの種類とオフィスの有無が異なるだけで、デザインや性能は同じです。
型番 | OS | Office Home and Business Premium |
---|---|---|
PVZ82DM-NNA | Windows 10 Home | なし |
PVZ82DM-NRA | Windows 10 Pro | なし |
PVZ82DM-NJA | Windows 10 Home | あり |
PVZ82DM-NXA | Windows 10 Pro | あり |
※2018年3月13日時点
軽量で頑丈な本体
ポイント
堅牢性が高いボディ
dynabook VZ82の本体カラーは、”オニキスメタリック”と呼ばれるダークシルバー系です。ボディの素材には軽量で剛性に優れるマグネシウムが使われています。堅牢性は非常に高く、MIL-STD-810G(10項)やドイツ認証機関テュフラインランドグループの耐久テストをクリアーしているとのこと。持ち歩き時に壊れる心配はなさそうです。
大きさはA4サイズ相当
設定面積は幅299×奥行き219mmで、A4用紙(幅297×奥行き210mm)よりもわずかに大きい程度です。高さは15.4mmで、実際に手に持ってみるととても薄く感じました。
重量はほぼ1kg
重量は公称値で1.099kg、実測値で1.032kgでした。ほぼ1kgと言える軽さです。モバイルノートPCとしては標準的な重さですが、実際に手に持ってみると非常に軽く、持ち歩きが苦になりません。
コンパクトで発色のいい画面
12.5インチのフルHD
液晶ディスプレイの大きさは12.5インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHDです。モバイルノートPCのなかでも特に人気の高い13.3インチよりはわずかに小さめ。標準ではデスクトップが125%に拡大表示されていますが、若干文字が小さくて見づらく感じました。
液晶ディスプレイのベゼル幅は左右10.5mm、上部22.5mm、下部39mmでした。最近のモバイルノートPCとしてはベゼルが広いのですが、タッチ/ペン入力対応で画面の強度を確保しなければならないことを考えれば仕方がないでしょう。
違和感のない自然な映像
液晶ディスプレイには発色とコントラストに優れるIPSパネルが使われています。実際に映像を確認したところ、違和感のない自然な色合いでした。画面はそれほど明るくはないものの、作業をするには十分です。
眼に優しい非光沢の画面
液晶ディスプレイの表面は、光沢なしのノングレア仕上げです。光沢ありのグレア仕上げに比べて映り込みがグッと抑えられています。長時間作業しても、目が疲れにくいでしょう。
クセのあるキーボード
キーが横長で使いづらい
キーボードのキーピッチ(キーとキーの間隔)は公称値で19mmとされています。ただしこれは横のキーピッチだけで、縦のキーピッチは実測16.5mm程度でした。キーの縦と横のバランスが悪く、使い始めのうちは打ち間違いが多いかもしれません。またEnterキー周辺のキーがかなり小さくなっているのも気になります。とは言え本体がコンパクトであることを考えると、ある程度は仕方がないでしょう。
タイプ音は静か
キーストローク(キーを押し込む深さ)は公称値で1.5mm。ノートPCとしては標準的です。押した瞬間に「カクッ」としたクリック感があり、確かな手応えを感じます。
キーのタイプ音はかなり静かです。指を横に滑らせるようにして打つと、音はほとんど気になりません。上から打ち下ろすように入力しても、「タタタタ」と音は控えめでした。キーの軸にブレがないので、カシャカシャとした音はまったく聞こえません。
タッチパッドは指紋センサー付き
タッチパッドはサラサラとした手触りです。奥行きが少し短いので、ダイナミックな操作には不向きです。パッド部分と一体化したボタンは、誤操作防止のためにクリックがやや固くなっています。左上には指紋センサーが配置されていますが、操作中にジャマに感じることはありませんでした。
拡張性とペン入力について
アダプターで端子の種類を増やせる
本体の端子類は少なく、Thunderbolt 3 / USB3.1 Gen2(Type-C)兼用端子×1、USB3.0✕1、ヘッドホン出力の構成です。モバイル利用時には問題ないかもしれませんが、自宅や職場で使うには端子が足りなくなるかもしれません。ただし付属のUSB Type-Cアダプターを使えば、有線LANやHDMI、VGA(D-sub15ピン)などを使えるようになります。
2048段階の筆圧検知に対応
付属のアクティブ静電ペンを使えば、手書き入力も可能です。筆圧検知は2048段階で、細かな表現もしっかり再現されました。液晶ディスプレイ表面のノングレア加工により多少の抵抗を感じるのですが、それによってペンで紙に書くような感覚で利用できます。
コンパクトでも高性能
ベンチマーク結果
ストレージとしては、512GB SSDが使われています。アクセス速度の計測結果を見る限りでは、超高速なPCIe接続ではなくSATA接続のようです。
基本性能はなかなか優秀です。ただし現在では第8世代のCore iプロセッサーがリリースされていることもあり、それらに比べるとCPU性能はやや低めの結果となりました。
3D性能は控えめな結果ですが、CPU内蔵のグラフィックス機能を使っていることを考えれば妥当な結果です。3Dゲームは軽めのタイトルであれば遊べないこともありませんが、解像度や画質を落とす必要があります。
作業の快適さを計測する「PCMark 10」もなかなか優秀な結果です。3D処理には向いていませんが、特にビジネス系の作業で高いパフォーマンスを期待できます。
優れたバッテリー性能
当サイトの計測方法によるバッテリーの駆動時間は以下のとおり。ほかのモバイルノートPCでは同じテストで7~8時間程度ですので、バッテリー性能はなかなか優秀です。
バッテリー駆動時間のテスト結果
BBenchによる計測 | 9時間54分 |
---|---|
PCMark 8による計測 | ※未計測 |
※テストの条件や計測方法についてはコチラ
熱はそこそこ高い
検証/ベンチマーク中のCPU温度は最大85度でした。高温ではありますが、コンパクトなモデルとしては比較的熱が抑えられています。
高負荷時はキーボード面が温かくなります。とは言うものの、ここまで高温になることはそんなにないでしょう。熱が少し高いのは、金属製のボディで排熱しているからかもしれません。
※本体温度の計測方法はコチラ
高負荷時の排気音が大きい
駆動音(ファンの回転音や排気音)は控えめでした。ただしCPUに高い負荷がかかると、排気音がかなり目立ちます。CPUの最大温度がそれほど高くないことを考えると、dynabook VZ82は静かさよりも排熱を重視しているのかもしれません。
駆動音の計測結果(室温20度前後)
電源オフ時 | 36.8dBA | – |
---|---|---|
待機中 | 36.9dBA | ほぼ無音。耳を近づけるとわずかに「ジジジ」という音が聞こえる |
動画視聴 | 37.5BA | ほんのわずかにファンの回転音が聞こえるが、ほとんど気にならない |
動画変換 | ※未計測 | – |
3Dゲーム | 51.5dBA | 排気音がかなり大きい |
※駆動音の計測方法はコチラ
起動時間は平均14.4秒
電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまでの時間を計測したところ、平均で14.4秒という結果でした。起動が早く、使いたいときにすぐに使い始められます。
起動時間の計測結果(手動による計測)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|
14.2秒 | 14.7秒 | 14.5秒 | 14.3秒 | 14.3秒 | 14.4秒 |
堅牢性が高くビジネス利用におすすめ
ということで、今回はdynabook VZ82のレビューをお届けしました。
本体デザインに斬新さや華やかさはありませんが、非常に頑丈でパフォーマンスも高く、ビジネス利用には手堅いモデルです。軽量でバッテリー駆動時間が長く、携帯性に優れている点もポイント。個人的はキーボードがやや気になりましたが、使い続けるうちに慣れるでしょう。仕事でガッツリ使える2-in-1を探している人におすすめします。
dynabook VZ82
税込16万円台から
※記事中の価格や構成は、2018年3月13日時点のものです。予告なく変更される場合もございますので、あらかじめご了承ください。
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