超高コスパな激安タブレットの新モデルが登場!
アマゾンから7インチタブレットの新モデル「Fire 7(第7世代)」が発売されました。通常価格は8980円ですが、プライム会員ならクーポンを利用することで4000円引きの4980円で購入可能です。タブレットとしては破格の値段!
![4980円で変えるFire 7](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4032-600x400.jpg)
アマゾンのプライム会員なら4980円で変えるFire 7
今回発売されたFire 7は、2015年発売のFireタブレット(第5世代)の後継モデルです。前モデルは価格の安さで大人気となりましたが、新モデルもほぼ同じ価格。おそらく定番モデルとなることでしょう。
そこで今回は、新しく発売されたFire 7のスペックや外観を確認するとともに、前モデルとどこが変わったのかについてお届けします。購入や前モデルからの買い替えを検討している人は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
[wpap type=”detail” id=”B01J90PKEM” title=”Fire 7 タブレット (7インチディスプレイ) 8GB”]
![](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/fire8hd-thum.jpg)
Fire 7のスペックと前モデルとの違い
Fire 7の主なスペックは、以下の表のとおりです。参考までに前モデルのスペックもまとめました。赤い字の部分が前モデルからパワーアップしている部分なのですが、基本性能的にはそれほど違いはないことがわかります。
■Fire 7とFireタブレットのスペック
Fire 7(第7世代) | Fireタブレット(第5世代) | |
---|---|---|
CPU | 1.3GHz クアッドコア | |
ディスプレイ | 7インチ、1024×600ドット、IPS | |
メモリー | 1GB | |
ストレージ | 8/16GB | |
メモリーカード | microSD/SDHC/SDXC(最大256GB) | microSD/SDHC/SDXC(最大200GB) |
サイズ | 幅192×奥行き115×高さ9.6mm | 幅191×奥行き115×高さ10.6mm |
重量 | 295g | 313g |
バッテリー | 最大8時間 | 最大7時間 |
無線機能 | IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth | IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth |
カメラ | フロント:VGA(30万画素)、リア:HD(200万画素) | |
インターフェース | microUSB、microSDカードスロット、ヘッドホン出力 |
新旧モデルでCPUが同じ!
アプリでCPUの型番を調べてみたところ、新旧モデルでまったく同じものが使われていることがわかりました。2年前に発売されたモデルとCPU性能が変わらないのは残念です。ただしメモリー容量が若干増えていますので、なんらかの違いはあるかもしれません(体感できないかもしれませんが)。
バッテリー容量が少し増えた
Fire 7とFireタブレットのバッテリー容量を確認したところ、Fire 7のほうで容量が少しだけ増えていました。この違いが駆動時間の違いに影響しているのかは不明です。
軽量&スリムになった!
重量については、新モデルのほうが18g軽くなっています。実際に両方を持ってみると確かに新モデルのほうが軽く感じるのですが、これは厚みや重心の影響によるものかもしれません。違いが18g程度だと、体感的には変わらないはずです。
![重量の実測値](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4068-600x265.jpg)
Fire 7(左)とFireタブレット(右)の重量の違い。実測値では33gの差がありました
厚さの違いについては1mmしか変わっていませんが、実際に手に持って比べるとハッキリわかります。
![厚さの違い](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4044-600x85.jpg)
Fireタブレット(左)とFire 7(右)の厚さの違い。見た目ではあまり変わりませんが、手で持って比べると違いがわかります
Wi-Fiが5GHz対応で高速化!
Wi-Fi(無線LAN)については前モデルがIEEE802.11b/g/n対応だったのに対して、新モデルではIEEE802.11a/b/g/n対応となりました。これはすなわち2.4GHzのシングルバンドのみだったのが、2.4/5GHzのデュアルバンドに変わったことを意味します。
2.4GHz帯の周波数は利用機器が多く、混線による通信の切断や速度低下が発生することがあります。それに対して5GHz帯は2.4GHz帯よりも混線が少なく、安定した通信が可能です。利用環境や周囲の状況によって通信状況は変わるものの、概ね通信速度が改善すると考えていいでしょう(要デュアルバンド対応無線ルーター)。
前モデルからの買い替えは必要なし?
以上のように新旧モデルで多少の違いはあるものの、買い替えを検討するほど性能がアップグレードしているわけではありません。まだ前モデルのFireタブレットが使えるなら、そのまま使い続けてもいいでしょう。ただしアマゾンでは現在新モデルしか販売していませんので、故障や破損、経年劣化などで買い換えが必要となったら、必然的にFire 7あるいはほかのFireシリーズを選ぶことになります。
本体デザインをチェック
紙バッグのようなパッケージ
Fire 7は、なかにタブレットが入っているとは思えないようなパッケージに入れられています。前モデルも同じようなパッケージでしたが、デザインが少し変わっていました。
![Fire 7のパッケージ](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4010-600x400.jpg)
お菓子かおもちゃが入っていそうなFire 7のパッケージ
![パッケージの側面](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4013-600x400.jpg)
パッケージの側面。ミニサイズの紙バッグのような作りです
![中身の取り出し](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4014-600x400.jpg)
背面をビリビリと破いて、中身を取り出します
![パッケージの中身](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4015-600x400.jpg)
箱のなかには本体、USB2.0ケーブル、5W電源充電器、スターターガイド、保証書が入っていました
アマゾンのアカウント設定済み
通常、スマホやタブレットはGoogleやAppleのアカウント設定が必要です。しかしFireシリーズではあらかじめアマゾンのアカウントが設定されているため、ユーザー名やパスワードを入力する必要がありません。おそらく製品固有のシリアルナンバーが、購入時のアマゾンアカウントに紐付けられているのでしょう。
アカウント設定が不要なのは便利と言えば便利なのですが、もしほかの誰かが開封して使うと購入履歴を見られたり、勝手に商品を購入される可能性があります。そこまで心配する必要はないかもしれませんが、一応気にしておいてください。また購入したFire 7を誰かにプレゼントする場合にも注意が必要です。
![初期設定を行なう](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4018-600x400.jpg)
電源を入れると、初回起動時の初期設定が始まります
![言語設定](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4020-600x336.jpg)
まずは言語設定から。メニューの「日本語」を選択しましょう
![アカウント設定](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4026-600x507.jpg)
Wi-Fiに接続すると、アマゾンのアカウント名が表示されます。変更しない場合は、「はい」を選択。ほかの端末でバックアップを行なっている場合は、アプリやデータをそのまま引き継げます
片手でホールドできる手ごろなサイズ
Fire 7の大きさは、幅192×奥行き115×高さ9.6mm。新書(幅182×奥行き103mm)よりもひと回り大きい程度、あるいは四六版(幅188×奥行き127mm)の単行本をちょっと細くした程度と考えるとサイズ感をイメージしやすいでしょう。成人男性であれば、片手で難なくホールドできるサイズです。
![手ごろなサイズ](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4064-600x400.jpg)
書籍に近いサイズで持ちやすい
9.6mmの高さは特別薄いわけではありませんが、比較的スリムに感じます。値段が値段だけに、これ以上薄くなると逆に強度が不安になるかもしれません。
![厚さは9.6mm](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4066-600x295.jpg)
厚さは9.6mm
質感と強度はそれなり
背面には樹脂(プラスチック)素材が使われています。質感と強度は、値段相応といったところ。光沢のないツヤ消し仕上げですが指紋が目立つので、気になるならこまめに拭き取るといいでしょう。
![背面の素材はプラスチック](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4048-600x400.jpg)
背面の素材はプラスチック
試しに本体の両端を持って軽く力を入れてみたところ、普通にゆがみました。剛性はそれほど高くありませんので、カバーを付けての利用をおすすめします。
![リアカメラ](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4049-600x400.jpg)
リアカメラは200万画素。スナップ程度ならなんとか、というレベル
![スピーカー](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4050-600x400.jpg)
スピーカーは背面に配置
![スピーカーの音質](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4063-600x400.jpg)
スピーカーの音質はよくありません。サウンドを楽しみたいなら、ヘッドホンか外付けスピーカーが必須
インターフェースは標準的な構成
インターフェースとしてはmicroUSB、microSDカードスロット、ヘッドホン出力に対応しています。映像出力端子には対応していませんが、格安タブレットとしては標準的な構成と言えるでしょう。試しにUSBマウスやUSBメモリーを接続してみたところ正しく認識されたので、USB OTGに対応しているものと思われます。
![天面部分](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4052-600x400.jpg)
天面部分に左から音量調節ボタン、ヘッドホン出力、マイク、microUSB、電源ボタン
![右側面](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4053-600x400.jpg)
右側面のメモリーカードスロットは最大256GBまでのmicroSD/SDHC/SDXCカードに対応
低解像度でもライトな利用には問題なし
液晶ディスプレイの大きさは7インチで、解像度は1024×600ドット(横縦設置時)です。一般的なタブレットと比べると、解像度はかなり低め。試しに写真を表示してみたところ、だいぶ精細さに欠ける映像でした。
![映像品質](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4054-600x399.jpg)
写真を表示した様子。IPSパネルを使っているので発色は比較的自然ですが、細部がボンヤリしています
![動画の品質](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4061-600x400.jpg)
動画についてはブレやゴーストなどはないものの、ややメリハリに欠ける印象です
とは言うものの、個人的には流し見るには十分なレベルではないかと思います。文字も比較的ハッキリ見えますし、気軽に楽しむには問題ありません。ただしコミックについては線のギザギザ感や文字のかすれが気になりました。
![映像品質](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4055-600x400.jpg)
ホーム画面やネットを見るには十分な映像品質
![ゲームのプレー](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4067-600x400.jpg)
解像度が低いので、ゲームによっては描画領域が狭くなることもあります
Fire 7と前モデルのデザインを比較
続いて、新モデルのFire 7と前モデルのFireタブレットの外観面を比較してみましょう。と言っても、見た目はほぼ同じです。厚さや画面の明るさなどで若干の違いはありますが、両モデルともほとんど変わりませんでした。おそらく「これが新モデルだよ」と言われて前モデルを渡されたとしても、まったく気づかないでしょう。
![FireタブレットとFire 7](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4033-600x400.jpg)
Fireタブレット(左)とFire 7(右)
![画面の明るさの違い](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4035-600x400.jpg)
写真からではわかりづらいのですが、右のFire 7のほうが画面がちょっと明るめです
![背面のデザイン](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4036-600x400.jpg)
背面のデザインもほぼ同じ
![リアカメラ](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4045-600x400.jpg)
リアカメラはレンズ周辺の作りがちょっと変わっていました(上に乗っているのがFire 7)
![スピーカーの違い](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4047-600x400.jpg)
スピーカーは穴の大きさと数が異なります(上に乗っているのがFire 7)
![側面](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4046-600x400.jpg)
Fire 7(上)のほうが側面のパーツ分割線が目立たなくなっています
![側面のデザイン](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4039-600x107.jpg)
右側面の見た目。Fireタブレット(下)のほうが曲面が大きくなっています
![天面部の違い](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2017/06/2017_06_07_4041-600x175.jpg)
天面部は音量調節ボタンとヘッドホン出力の市が入れ替わりました(上に乗っているのがFire 7)
まだ持っていないなら買う価値アリ
ということで、今回は新発売のFire 7のレビューをお届けしました。正直なところ、新旧モデルであまり違いがないので少しガッカリです。せめてCPUがパワーアップしたりメモリー容量が増えるなどして、もう少し軽く動くようになればよかったのですが……。Wi-Fiやバッテリーなどアップグレードしている部分もありますが、2015年モデルを持っているなら、特に買い換える必要はないかと思います。
ただし、まだFireシリーズのタブレットを購入していない&アマゾンのプライム会員であるなら、購入する価値はあります。特に動画見放題の「プライムビデオ」や音楽聴き放題の「プライムミュージック」を利用するのにピッタリです。この機会に、プライム会員になるのもいいでしょう。4980円で魅力的なコンテンツを手軽かつ大量に利用できるようになりますよ。
[wpap type=”detail” id=”B01J90PKEM” title=”Fire 7 タブレット (7インチディスプレイ) 8GB”]
https://komameblog.jp/review/fire8hd-2017/
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