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人気ゲームをサクサク楽しめる安いゲーミングPCが欲しい人にはコレ! グラフィックス機能 (dGPU)としてGeForce GTX 1660 Tiを搭載したドスパラのGALLERIA DTです。
値段は税込で12万0938円、ほぼ12万円です。1~2年前だとこの価格帯のゲーミングPCは性能がちょっと低かったのですが、最新のGALLERIA DTなら前世代のハイエンドモデル相当の性能。重いゲームも快適に楽しめます。スゴイ!
最近ではRTXシリーズを搭載したより上位の機種も販売されていますが、値段は安くても税込18万円あたりから。超重いゲームを超美麗画質で楽しむのには有利ですけど、フォートナイトなどいま人気のゲームを楽しむにはオーバースペックなわけです。
その意味で、GALLERIA DTは安くても「ちょうどいい性能」を備えています。人気のゲームをカジュアルに楽しむには十分。初心者から中級者まで幅広い層におすすめのモデルです。
そこでこの記事ではメーカーからお借りしたGALLERIA DTの実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。
この記事の目次
※構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください
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GALLERIA DT のスペック
CPU | Core i5-9400F |
---|---|
メモリー | 8GB |
ストレージ | 256GB SSD (SATA) 1TB HDD |
グラフィックス | GTX 1660 Ti (6GB) |
チップセット | H310 |
電源 | 500W (80PLUS GOLD) |
※2019年6月27日時点。構成は変更される場合があります
フォームファクター | Micro-ATX |
---|---|
SATAポート | 4 |
M.2スロット | 1 |
光学ドライブ | ー ※オプションで追加可能 |
ドライブベイ | 5インチ×2 3.5インチ×3 |
拡張スロット | PCIe x16 ×1 PCIe x1 ×2 |
有線LAN | 1000Mbps |
無線LAN | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
USB3.1 | Gen1×2 (背面) |
USB3.0 | 2 (前面) |
USB2.0 | 2 (背面) |
USB Type-C | ー |
Thunderbolt 3 | ー |
メモリーカード | SD / microSD |
HDMI | 1 |
VGA (D-sub15) | ー |
DisplayPort | 1 |
DVI | 1 |
サイズ | 幅185mm 奥行き395mm 高さ370mm |
重量 | 約8.2kg |
GALLERIA DTの本体の外観と内部
外観について
GALLERIA DTは、ミニタワー型のデスクトップPCです。本体はやや大きめであるものの、拡張性と冷却性能に優れている点がポイント。デスクトップPCとしてはもっともスタンダードなタイプです。
デスクトップの主な分類
ミドルタワー型 | ミニタワー型 | スリム型 | コンパクト型 |
機能:◎ 拡張性:◎ 省スペース性:× 冷却性能:◎ |
機能:◎ 拡張性:○ 省スペース性:△ 冷却性能:○ |
機能:○ 拡張性:△ 省スペース性:○ 冷却性能:△ |
機能:△ 拡張性:× 省スペース性:◎ 冷却性能:△ |
インターフェースについて
端子類は多くはありませんが、十分な構成です。キーボードやマウス、ヘッドセットなどのゲーミングデバイスを利用しても、USB端子には余裕が残ります。
前面のインターフェース
- ① USB3.0
- ② SD/microSDカードスロット
- ③ ヘッドホン出力/マイク入力
- ④ リセットボタン
- ⑤ 電源ボタン
背面I/Oパネルのインターフェース
- ① PS/2 ※キーボード / マウス接続用
- ② DVI ※非使用
- ③ VGA (D-sub15ピン) ※非使用
- ④ HDMI ※非使用
- ⑤ USB3.1 Gen1
- ⑥ USB2.0
- ⑦ 有線LAN
- ⑧ オーディオ端子類
- ⑨ DVI
- ⑩ HDMI
- ⑪ DisplayPort
拡張性について
GALLERIA DTではミニタワー型のPCケースが使われており、内部スペースには余裕があります。拡張スロットは多くはないものの十分な構成。ドライブベイは合計5つで、こちらも問題ないでしょう。将来的なパーツの増設や交換にも対応できます。
拡張スロットの構成
- ① M.2スロット
- ② PCIExpress x16
- ③ PCIExpress x1
GALLERIA DTのベンチマーク結果
ストレージ性能
ストレージには256GBのSSDと、1TBのHDDが使われています。SSDはSATA接続タイプでPCIe接続ほど高速ではありませんが、十分な性能です。ただし容量がそれほど大きくないので、ゲームはHDDにインストールするといいでしょう。
CPU性能
CPUとして使われているCore i5-9400Fは非常に高性能です。さすが最新のCore i7 / i9には及ばないものの、ベンチマーク結果では2~3年前のハイエンドモデルで使われていたCore i7-7700を上回りました。
一般的にGPU性能を最大限に活かすには高いCPU性能が必要と言われます。しかしそれはRTX 2070以上のハイエンド向けでのこと。ミドルレンジのGTX 1660 Ti搭載モデルであれば、大きな影響はないでしょう。確かにCore i7 / i9搭載モデルであればベンチマーク結果はよくなるはずですが、体感的に大きく変わるほどではないと思います。
CPUの性能比較 (マルチコア性能)
CPU | CINEBENCH R15のCPUスコア |
---|---|
Core i9-9900K |
2030
|
Core i7-9700K |
1494
|
Core i7-8700 |
1393
|
GALLERIA DT (Core i5-9400F) |
958
|
Core i5-8400 |
945
|
Core i7-7700 |
860
|
※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値
CPUの性能比較 (総合性能)
CPU | PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア |
---|---|
Core i9-9900K |
18710
|
Core i7-9700K |
17208
|
Core i7-8700 |
15819
|
GALLERIA DT (Core i5-9400F) |
12043
|
Core i5-8400 |
11229
|
Core i7-7700 |
10881
|
※ほかのCPUの結果は当サイト計測の平均値
CPUの温度について
30分間のCPUストレステストを行なったところ、CPUの平均温度は62.8度でした。この程度の温度であれば、パーツへの悪影響は心配ありません。またCore i5-9400Fのクロックは公称4.1GHz (1コア動作時)であるのに対し、実動作での平均クロックは3.89GHzとそこそこ高め。十分な冷却性能により、高いパフォーマンスが得られています。
FF15ベンチを30分間実行し続けたときの結果もほぼ同様です。平均温度が若干下がっているのは、CPUへの負荷がストレステストよりも低いからでしょう。実際のゲームにおいても、温度面での心配はありません。
駆動音計測結果
高負荷時には駆動音 (空冷ファンの回転音や通気口からの排気音)が聞こえるものの、特別気になるほどではありません。ヘッドセットを使っていれば、ゲーム中は駆動音を意識することはほとんどないでしょう。
駆動音の計測結果 (室温25℃)
電源オフ | 37.4dBA | - |
---|---|---|
待機中 | 45.5dBA | ファンの回転音が少し聞こえる |
FF15ベンチ | 49.2dBA | ファンの回転音がハッキリと聞こえるが気にならない |
3D性能
GeForce GTX 1660 TiはミドルレンジクラスのGPUです。性能面はハイエンドクラスのRTXシリーズに及びませんが価格の割にはパフォーマンスが高く、前世代のGTX 1060を上回るほど。重いゲームでも画質を調整することで快適に楽しめます。
3D機能の性能比較 (グラフィックス)
GPU | 3DMark Fire Strikeのスコア |
---|---|
RTX 2080 Ti |
27118
|
GTX 1080 Ti |
22960
|
RTX 2080 |
21975
|
RTX 2070 |
19805
|
GTX 1080 |
16792
|
GTX 1070 |
15393
|
GALLERIA DT (GTX 1660 Ti) |
13463
|
GTX 1060 |
10393
|
GTX 1050 |
6237
|
※ほかのGPUの結果は当サイト計測の平均値
ゲーム系ベンチマーク結果
FF15 (DX11) ※重量級
|
||
---|---|---|
フルHD | 高品質 | 6363(快適) |
標準品質 | 8765(快適) | |
軽量品質 | 11319(とても快適) | |
4K | 高品質 | 2622(やや重い) |
標準品質 | 3182(普通) | |
軽量品質 | 4497(普通) | |
FF14:漆黒のヴィランズ (DX11) ※中量級
|
||
フルHD | 最高品質 | 13897(非常に快適) ※99.77493 FPS |
高品質 | 14246(非常に快適) ※106.2143 FPS | |
標準品質 | 17413(非常に快適) ※152.0721 FPS | |
4K | 高品質 | 5022(とても快適) ※33.51587 FPS |
標準品質 | 5945(とても快適) ※39.84961 FPS | |
軽量品質 | 11805(非常に快適) ※79.49096 FPS | |
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
|
||
フルHD | 最高品質 | 20418(すごく快適) |
標準品質 | 20378(すごく快適) | |
低品質 | 21395(すごく快適) | |
4K | 高品質 | 16441(すごく快適) |
標準品質 | 18806(すごく快適) | |
軽量品質 | 20861(すごく快適) | |
アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
|
||
フルHD | 最高 | 52 FPS (最低19 FPS) |
中 | 76 FPS (最低31 FPS) | |
低 | 81 FPS (最低17 FPS) | |
4K | 最高 | 26 FPS (最低13 FPS) |
中 | 43 FPS (最低18 FPS) | |
低 | 52 FPS (最低20 FPS) | |
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※重量級
|
||
フルHD ※DLSSオン | 最高 | 75 FPS |
中 | 89 FPS | |
最低 | 119 FPS | |
4K ※DLSSオン | 最高 | 25 FPS |
中 | 34 FPS | |
最低 | 52 FPS |
※平均60FPS以上が快適に遊べる性能の目安
重量級タイトルでも遊べる高コスパモデル
GALLERIA DTはCPUにワンランク下のCore i5を使うことで、手頃な値段を実現したモデルです。CPU単体の性能では確かに上位モデルに及びませんが、ゲームで重要な3D性能については悪いわけではありません。同じGTX 1660 Tiを搭載したCore i7モデルよりも、数パーセント低い程度です。
Core i7 + GTX 1660 Tiの構成だと価格は14万円以上、ドスパラでもっとも人気の高いCore i7 + RTX 2070だと19万円以上ですから、GALLERIA DTは安いことがおわかりいただけるでしょう。手頃な値段でしっかり動くゲーミングPCを探している人におすすめです。
GALLERIA シリーズの比較
GALLERIA DT | GALLERIA ST | GALLERIA XF ※人気1位 |
|
---|---|---|---|
CPU | Core i5-9400F | Core i7-8700 | Core i7-9900K |
GPU | GTX 1660 Ti | GTX 1660 Ti | RTX 2070 |
PassMark CPU Marks | 12043 | 14218 | 15931 |
3DMark FireStrike | 13463 | 14106 | 19474 |
税込価格 | 12万0938円 | 15万9818円 | 19万6538円 |
※構成や価格は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください
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