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ドスパラのGALLERIA GCF1060GF-Eは、コンパクト&高性能なゲーミングノートPCです。専用グラフィックス機能(GPU)はGeForce GTX 1060(6GB)で人気ゲームを快適に楽しめる上に、144Hzの高リフレッシュレート対応ディスプレイで画面の動きはヌルヌル。しかも液晶ディスプレイのベゼル(枠)が細い狭額縁デザインで、本体は非常にコンパクトです。
値段は税込+送料込で15万3338円から。性能とコスパに優れるドスパラのゲーミングノートPCのなかでも、GTX1060搭載モデルとしては最安です。144Hz対応狭額縁デザインでこの値段は非常にリーズナブル!
GALLERIA GCF1060GF-Eの注目ポイント
144Hz対応の狭額縁ディスプレイ
液晶ディスプレイのベゼル(枠)は実測7.5mmと非常にスリム。画面周りがスッキリとしているので、集中してゲームをプレーできます。さらにリフレッシュレート(画面の書き換え速度)は144Hzで、一般的なディスプレイの2.4倍!
反応速度の速い光学式スイッチ
キーボードには認識速度と耐久性に優れる光学式スイッチを採用。メカニカルキーボードのようなカチッとしたタイプ感も心地よく感じます。もちろんRGBイルミネーションにも対応!
GALLERIA GCF1060GF-Eの評価
総合評価: 4.0/5.0
(評者:こまめブログ)
デザイン | ゲーミングノートPCとしては本体がとてもコンパクト。落ち着いたデザインも好印象 |
---|---|
性能 | ハイエンド向けGPU&高性能CPUに対応。メモリーやSSDのアップグレードも可能 |
使いやすさ | 端子類は十分で、キーボードの打ち心地も上々。ただしキー配列が微妙 |
軽さ | 重さは実測で約2.1kg。ゲーム用としては非常に軽く、普通の15.6インチタイプと比べても軽め |
画面 | 144Hz対応ディスプレは画面の動きがなめらか! 発色や明るさは十分なクオリティー |
今回はメーカーからお借りしたGALLERIA GCF1060GF-Eモデルの実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。
この記事の目次
※2018年12月30日時点の価格。最新の価格やキャンペーン情報は公式サイトでご確認ください
GALLERIA GCF1060GF-Eのスペック
OS | Windows 10 Home / Pro |
---|---|
CPU | 第8世代 Core i7-8750H |
メモリー | 8GB(最大32GB) |
ストレージ | 250GB SSD + 1TB HDD ※カスタマイズ可 |
グラフィックス | GeForce GTX 1060(6GB) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 15.6インチ、1920×1080、非光沢、ペン/タッチ非対応、リフレッシュレート144Hz |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、1000BASE-T対応有線LAN |
インターフェース | USB3.0(フルサイズ)×2、USB3.0(Type-C)×1、USB2.0×1、HDMI、Mini DisplayPort×2、有線LAN、SDカードスロット、ヘッドホン出力 |
セキュリティー | TPM 2.0、セキュリティーロック、マカフィー・リブセーフ 12ヵ月 製品版 |
カメラ | 90万画素 |
サイズ/重量 | 幅360×奥行き245×高さ27mm/約2.00kg |
バッテリー駆動時間 | ※非公開 |
オフィス | ※オプション |
サポート | メーカー保証1年間 |
※2018年12月30日時点。構成は変更される場合があります
購入時のカスタマイズ画面でメモリー容量やストレージ構成などを変更できます。SSDについてはSATA接続のみだけで、PCIe接続へのアップグレードには対応していません。また光学ドライブには非対応である点に注意してください。
ちなみに標準搭載の250GB SSDを「なし」にすると、価格が7560円安くなります。SSDがあったほうが快適ですが、少しでも安く入手したいあるいは自分でSSDを追加したいという人におすすめです。
本体の大きさやデザイン
GALLERIA GCF1060GF-Eの本体は非常にコンパクトで、15.6インチのGeForce GTX 1060搭載モデルとしては最小クラスです。360mmの幅はほかの他社製モデルでも実現していますが、奥行きはほかのモデルよりも2~3センチほど短め。スタンダードタイプの15.6インチノートPCよりも、ひと回り小さいサイズを実現しています。
本体カラーはブラックのみ。天板とキーボード面は金属製で、落ち着いた雰囲気ながらも質感の高さを感じさせます。
画面の色と見やすさ
液晶ディスプレイのサイズは15.6インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHD。ゲーミングノートPCとしては、標準的なスペックです。
普通のノートPCと異なるのは、液晶ディスプレイのリフレッシュレート(画面の書き換え速度)が144Hzである点です。通常のディスプレイだと60Hzですので、実に2.4倍もの差があります。ちょっとイメージしづらいかもしれませんが、たとえるなら1秒間に60枚のパラパラ漫画と1秒間に144枚のパラパラ漫画の違いのようなもの。枚数が多いぶん画面がスムーズに動く、と考えるといいでしょう。
ただし、どんなゲームでも144Hzで動作するわけではないので注意してください。CPUやGPUの性能が低いとゲーム側の処理が追いつかず、高リフレッシュレートを実現できない場合があるのです。
映像の色合いは標準的です。色に違和感はなく、コントラストもしっかりと表現されています。ゲームだけでなく、写真や動画を楽しむのにもいいでしょう。
キーボードの使いやすさ
GALLERIA GCF1060GF-Eのキーボードはちょっとクセがある作りです。まず一般的なノートPCと異なり、キーボードのキー同士が隣接しています。とは言えデスクトップPC向けや一部のゲーミングノートPCでは見かけるタイプなので、人によっては違和感はないでしょう。
個人的にかなり気になったのは、キーの配列です。英数字キーについては標準的なのですが、一部の記号キーが特殊な場所に配置されています。特にShiftキーはゲームで使うことが多く、プレー中に押し間違えてしまうことが度々ありました。慣れるまでは小指を意識して気に開くように使うといいかもしれません。
タイプ感については良好です。キーピッチ(キーとキーの間隔)は実測18mm強でやや窮屈さを感じるものの、キーストローク(キーを押し込む深さ)は2mm弱と深め。特にカチカチとしたタイプ感とタイプ音が心地よく、使っていて楽しいキーボードです。
端子類の種類と使いやすさ
インターフェース(端子類)は十分な構成です。ただし光学ドライブには対応してない点に注意してください。
左側面のインターフェース
- ① セキュリティースロット(盗難防止用)
- ② 1000BASE-T対応有線LAN
- ③ USB2.0
- ④ ヘッドホン出力
右側面のインターフェース
- ① USB3.0
- ② SDカードスロット
背面のインターフェース
- ① Mini DisplayPort
- ② HDMI
- ③ USB3.0(Type-C)
- ④ 電源コネクター
ベンチマーク結果
今回のテストでは、以下の構成のモデルを使いました。なおベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります。あらかじめご了承ください。
試用機のスペック
OS | Windows 10 Pro |
---|---|
CPU | Core i7-8750H |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 250GB SSD+1TB HDD |
グラフィックス | GeForce GTX 1060(6GB) |
ストレージ性能
試用機では使われていたSSDはCrucialのMX500(M.2 SATA)タイプでした(個体によってはほかのSSDが使われている場合があります)。SSD/HDDともにアクセス速度が平均的です。
ウィンドウズの起動を計測したところ平均起動時間は12.98秒で、SATA接続SSDの平均値(16~17秒)よりも高速でした。ドスパラのPCはBIOSの立ち上がりが速いので、その点が影響しているのかもしれません。
起動時間の計測結果(手動による計測)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|
15.3秒 | 12.2秒 | 12.3秒 | 12.5秒 | 12.6秒 | 12.98秒 |
注文時のカスタマイズ画面でSSDを「なし」にすると、価格を7560円安く抑えられます。HDDのみで利用するのもいいのですが、別途購入した500GB~1TBのSSDを自分で取り付ければ大容量SSDを安く追加可能です。ただしSSDにHDDのクローン(コピー)を作る作業が必要になるので注意してください。なおPCIe接続のSSDに対応しているかは確認できませんでした。
[wpap type=”detail” id=”B073SBX6TY” title=”WD 内蔵SSD M.2-2280 / 500GB / WD Blue 3D / SATA3.0 / 5年保証 / WDS500G2B0B”]
[wpap type=”detail” id=”B077PPN5NP” title=”Crucial SSD M.2 1000GB MX500シリーズ SATA3.0 Type 2280SS CT1000MX500SSD4/JP”]
CPU性能
CPUとして使われているCore i7-8750Hは非常に高性能で、ノートPCとしてはトップクラスのパフォーマンスです。GALLERIA GCF1060GF-EでもノートPC全体としては優秀な結果でしたが、当サイトで計測したほかのCore i7-8750H搭載機の平均値を下回りました。もしかすると熱対策のために、パフォーマンスを調整しているのかもしれません。
※サーマルスロットリングの可能性を調べようとしたのですが、いつも使っているソフトではなぜかCPU温度とクロックを取得できませんでした
CPUベンチマーク結果
CPU | PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア |
---|---|
Core i7-8700 ※2 |
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Core i7-8750H |
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GALLERIA GCF1060GF-E(Core i7-8750H) |
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Core i5-8400 ※2 |
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Core i7-7700 ※2 |
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Core i5-8300H |
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Core i7-7700HQ |
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Core i7-8550U |
|
※そのほかのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値 ※2デスクトップ向けCPU
グラフィックス性能について
総合的な3D性能を計測する「3DMark」でも、GeForce GTX 1060の平均値を若干下回る結果が出ています。おそらくCPUパフォーマンスが影響しているものと思われるのですが、実際のところゲームにそれほど大きな影響はない範囲だと思います。
GPUの性能比較
GPU | 3DMark Fire Strikeのスコア |
---|---|
GTX 1070 |
|
GTX 1060 |
|
GALLERIA GCF1060GF-E(GTX 1060) |
|
GTX 1050 Ti |
|
GTX 1050 |
|
※そのほかのGPUのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値
ゲームを快適に遊べるGPUの目安(フルHD時)
ゲームの重さ | 画質 | 推奨GPU |
---|---|---|
重量級 FF15、Assassin’s Creed Origins、Ghost Recon Wildlands、黒い砂漠など |
高画質 | GTX 1080以上 |
標準画質 | GTX 1070以上 | |
低画質 | GTX 1060以上 | |
中量級 FF14、PUBG、Fortnite、OverWatch、AVAなど |
高画質 | GTX 1060以上 |
標準画質 | GTX 1050 Ti以上 | |
低画質 | GTX 1050以上 | |
軽量級 ドラクエ10、League of Legends、ガンダムオンライン、CSO、PSO2など |
高画質 | GTX 1050 Ti以上 |
標準画質 | GTX 1050以上 | |
低画質 | GTX 1050以上 |
※ 当サイトの検証結果を元にした指針で、実際のゲームの動作を保証するものではありません
ゲーム系ベンチマーク結果
FF15 (DX11) ※重量級
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1920×1080 (フルHD) | 高品質 | 4189(普通) |
標準品質 | 5836(やや快適) | |
軽量品質 | 7213(快適) | |
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
|
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1920×1080 (フルHD) | 最高品質 | 9775(非常に快適) ※67.275 FPS |
高品質(ノートPC) | 11101(非常に快適) ※79.924 FPS | |
標準品質(ノートPC) | 11624(非常に快適) ※84.965 FPS | |
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
|
||
1920×1080 (フルHD) | 最高品質 | 17418(すごく快適) |
標準品質 | 18338(すごく快適) | |
低品質 | 19141(すごく快適) | |
アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
|
||
1920×1080 (フルHD) | 最高 | 43 FPS |
中 | 57 FPS | |
低 | 65 FPS | |
アサシンクリード オリジンズ (DX11) ※重量級
|
||
1920×1080 (フルHD) | 最高 | 47 FPS |
中 | 61 FPS | |
超低 | 67 FPS | |
Far Cry5 (DX11) ※中規模
|
||
1920×1080 (フルHD) | 最高 | 55 FPS |
中 | 64 FPS | |
低 | 72 FPS | |
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※重量級
|
||
1920×1080 (フルHD) | 最高 | 46 FPS |
中 | 56 FPS | |
最低 | 78 FPS | |
ライズ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※中量級
|
||
1920×1080 (フルHD) | 最高 | 68.05 FPS |
中 | 90.96 FPS | |
最低 | 110.78 FPS |
※平均60 FPS以上が理想
フォートナイトを実際にプレーしてFPS(描画速度の目安)を計測したところ、最高画質の「エピック」では平均74 FPSでした。理想とされる平均60 FPSを上回っていますが、高リフレッシュレートを実感するにはちょっと足りません。プリセットの”高”画質をベースに、ゲームに影響のない範囲でやや画質を落とせばなめらかな動きを実感できるでしょう。
フォートナイトFPS計測結果
エピック(最高画質) | 74.000 FPS |
---|---|
高 | 77.250 FPS |
中 | 82.500 FPS |
低(最低画質) | 116.117 FPS |
PUBGでも最高画質で平均60 FPSを上回っていますが、高リフレッシュレートを実感するなら”中”画質以下に設定したほうが良さそうです。このゲームは画質が低くてもプレーにはあまり影響しないので、低めの画質でも問題ないでしょう。
PUBG FPS計測結果(フルHD)
ウルトラ(最高画質) | 68.200 FPS |
---|---|
高 | 73.183 FPS |
中 | 72.883 FPS |
低 | 80.533 FPS |
非常に低い(最低画質) | 76.717 FPS |
ゲーム中の発熱と騒音について
FF15ベンチを1時間駆動し続けたところ、CPU温度は最大で85度とゲーミングノートPCとしては低めの結果でした。ただしクロックが最低797MHzまで落ちているので、もしかするとサーマルスロットリングが発生していたのかもしれません(前述のとおり、試用機ではCPUのクロック/温度を記録できませんでした)。
キーボード面の温度を計測したところ中央部はそれなりに高温だったものの、ゲーム中に常時触れ続けるWASDキーはまったく温度が上がっていませんでした。もしかするとGALLERIA GCF1060GF-Eは、熱を抑えることを重視しているのかもしれません。本体の熱が低ければ低温やけどの心配もなく、さらに熱によるパーツの劣化を遅らせることができるからです。
キーボード上部のボタンを押すと空冷ファンが強く回転し、内部の熱をさらに抑えることができます。ただし空冷ファンを強制駆動すると騒音がかなり大きく(実測60dBA前後、電源OFF時は37dBA前後)なるので注意してください。
ただし駆動音の大きさについては、ヘッドホンをしていればまったく気になりません。最近のゲームではターゲットの位置を把握するために効果音が重要であることが多く、そのためにゲーミングヘッドセットを使う人が増えています。プレーを有利に進めるためにも、ゲーミングヘッドセットの利用をおすすめします。
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軽さと小ささを重視するならコレ
ということで、今回はGALLERIA GCF1060GF-Eのレビューをお届けしました。
正直な感想を言えば、GeForce GTX 1060搭載機としてはパフォーマンス面で少々物足りなさを感じます。ただしこれは試用機固有の症状だったのかもしれませんし、もしかするとGALLERIA GCF1060GF-E全般で見られるのかもしれません。
でもひとつ言えるのは、これだけ軽くてコンパクトなのは確かに魅力的であるということです。GeForce GTX 1060搭載のゲーミングノートPCとしては、最小クラスと言っていいでしょう。フォートナイトやPUBGで144Hzのヌルヌル感は実感できませんでしたが、ゲーム自体はストレスなく快適にプレーできます。とにかく軽くて小さいゲーミングノートPCが欲しいという人におすすめします。
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もう少し安いほうがいいという人には、同じ形状でCore i5+GeForce GTX 150Ti搭載のモデルはいかがでしょうか?
※2018年12月30日時点の価格。最新の価格やキャンペーン情報は公式サイトでご確認ください
パフォーマンス重視の人には、より高性能なGeForce GTX 1060/1070搭載モデルがおすすめです。
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