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ドスパラのGALLERIA GCR2070RGFは、GPU (グラボ)にハイエンドクラスのGeForce RTX 2070 (8GB)を搭載したゲーミングノートPCです。ハイエンド向けだけあって、性能は非常にパワフル。重いゲームでも快適に楽しめます。
今回はメーカーからお借りしたGALLERIA GCR2070RGFの実機を使って、デザインや性能などをレビューします。
この記事の目次
※2019年7月3日時点。現在の価格は公式サイトでご確認ください
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GALLERIA GCR2070RGFのスペック
OS | Windows 10 Home |
---|---|
CPU | Core i7-9750H |
メモリー | 8GB ※最大32GB |
ストレージ | 512GB NVMe SSD ※HDDの追加可能 |
グラフィックス | GeForce RTX 2070 (8GB) |
ディスプレイ | 15.6インチ、 1920×1080ドット (フルHD)、 非光沢、 120Hz |
光学ドライブ | なし |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 5.0、 1000BASE-T対応有線LAN |
インターフェース | USB3.0 Gen1 ×2、 USB3.1 Gen2 (Type-C、データ通信のみ) ×1、 USB3.1 Gen2 (フルサイズ)×1、 HDMI、 mini DisplayPort、 SDカードスロット、 有線LAN、 ヘッドホン出力 / マイク入力 |
カメラ | HD 720p (92万画素) |
サイズ | 幅383×奥行き260×高さ29.5mm |
重量 | 約2.36kg |
バッテリー駆動時間 | ※非公開 |
サポート | メーカー保証1年間 |
※2019年7月3日時点。構成は変更される場合があります
ベンチマーク結果
3Dグラフィックス性能
GALLERIA GCR2070RGFの最大の特徴は、ハイエンドクラスのRTX 2070を搭載している点です。ドスパラGALLERIAシリーズのゲーミングノートPCとしてはもっとも高性能である点がポイント。他モデルで使われているRTX 2070 with Max-Qデザインは本体を薄型化するためのもので、無印のRTX 2070に比べて性能が若干劣ります。
GALLERIAゲーミングノートPCのラインナップ (15インチ)
機種名 | CPU | GPU |
---|---|---|
GCR2070RGF | Core i7-9750H | RTX 2070 |
GCR2070RGF-E | Core i7-9750H | RTX 2070 Max-Q |
GCR2060RGF | Core i7-9750H | RTX 2060 |
GCR1660TGF | Core i7-9750H | GTX 1660 Ti |
※2019年7月3日時点。構成は変更される場合があります
3D性能を計測するベンチマークテストを試したところ、RTX 2070を搭載したGALLERIA GCR2070RGFでは非常に優れた結果となりました。RTX 2070 with Max-Qデザインは未検証なのですが、おそらく微妙に下回るはずです。
GPUの性能比較
GPU | 3DMark FireStrikeスコア |
---|---|
GALLERIA GCR2070RGF (RTX 2070) |
17333
|
GTX 1070 Max-Q |
13461
|
RTX 2060 |
13121
|
GTX 1660Ti |
13099
|
GTX 1060 |
10100
|
GTX 1650 |
8215
|
GTX 1050 Ti |
6660
|
GTX 1050 |
5375
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
ゲーム系ベンチマーク結果
重量級ゲームでも、ベンチマークテストでは快適に遊べるという評価です。ただ最高画質ではシーンによってカクつくかもしれないので、少し画質を調整したほうがいいでしょう。
FF15 (DX11) ※重量級
|
||
---|---|---|
1920×1080 (フルHD) | 高品質 | 7011(快適) |
標準品質 | 9063(とても快適) | |
軽量品質 | 10014(とても快適) | |
FF14:漆黒のヴィランズ (DX11) ※中量級
|
||
フルHD | 最高品質 | 13287(非常に快適) ※103.5306 FPS |
高品質 | 14881(非常に快適) ※125.3763 FPS | |
標準品質 | 15438(非常に快適) ※131.073 FPS | |
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
|
||
フルHD | 最高品質 | 20308(すごく快適) |
標準品質 | 20205(すごく快適) | |
低品質 | 20628(すごく快適) | |
アサシンクリード オデッセイ (DX11) ※重量級
|
||
フルHD | 最高 | 54 FPS (最低34 FPS) |
中 | 66 FPS (最低149 FPS) | |
低 | 71 FPS (最低27 FPS) | |
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※重量級
|
||
フルHD | 最高 | 83 FPS |
中 | 87 FPS | |
最低 | 98 FPS |
※平均60FPS以上が快適に遊べる性能の目安
フォートナイト
フォートナイトを実際にプレーしてFPS(描画速度の目安)を計測したところ、プリセットの最高画質で平均110.76FPSという結果でした。最低でも91FPSですので、動きのカクつきはまったく気になりません。安定したプレーが可能です。
フォートナイトFPS計測結果
画質 | 平均FPS | 最低FPS |
---|---|---|
エピック(最高画質) | 110.76 FPS | 91 FPS |
高 | 157.88 FPS | 117 FPS |
中 | 210.73 FPS | 153 FPS |
低(最低画質) | 252.71 FPS | 208 FPS |
PUBG
フォートナイトよりPUBGのほうが重いため、全体的なFPSはやや下がっています。しかしそれでも最高画質で平均103.96FPSと十分な結果です。もう少しなめらかな動きでゲームを楽しみたいなら、高画質に変更するといいでしょう。
PUBG FPS計測結果
画質 | 平均FPS | 最低FPS |
---|---|---|
ウルトラ(最高画質) | 103.96 FPS | 77 FPS |
高 | 117.76 FPS | 94 FPS |
中 | 121.51 FPS | 95 FPS |
低 | 121.16 FPS | 89 FPS |
非常に低い(最低画質) | 123.33 FPS | 86 FPS |
CPU性能
CPU性能を計測するベンチマークテストでは、やや控えめな結果となりました。前世代のCore i7-8750Hよりも動作周波数が上がっているので同じ条件ならスコアで上回るはずですが、わずかに下回っています。もしかすると試用機の調子が悪かったのかもしれませんし、熱の影響なのかもしれません。とは言え、ゲームを楽しむには十分な結果です。
CPUの性能比較
CPU | CINEBENCH R20 CPUスコア |
---|---|
Core i7-8750H |
2625
|
Core i9-8950HK |
2598
|
GALLERIA GCR2070RGF (Core i7-9750H) |
2589
|
Core i5-9300H |
2041
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
ストレージ性能
ストレージは、PCIe 3.0 x4接続の爆速SSDです。容量は512GBで、ゲームをいくつかインストールしても十分でしょう。ただいろんなゲームを楽しみたいのであれば、空き容量不足に備えて1TB HDDを追加 (プラス8100円)することをおすすめします。
CPUの温度について
キーボード上部のボタンを押すと、空冷ファンを強制的に最大出力で可動させるターボモードに切り替わります。
通常時とターボモード時の違いを調べるためにFF15ベンチを30分間実行し続けたときのCPUクロック / CPU温度を計測したのですが、大きな違いは見られませんでした。ただわずかではありますがターボモード時のほうが温度が下がっています。熱によるパーツの劣化や故障を防ぐためにも、ターボモードでゲームをプレーしたほうがいいかもしれません。ちなみにドスパラのほかのモデルではターボモードの効果が強く出ていたので、もしかすると試用機が不調だった可能性があります。
駆動音計測結果
本体を熱から保護するためにはターボーモードで利用すればいいのですが、駆動音 (空冷ファンの回転音や通気口からの排気音)がかなり大きくなってしまいます。ゲーミングヘッドセットの着用を強くおすすめします。
駆動音の計測結果 (室温23.8℃)
電源オフ | 37.4dBA | - |
---|---|---|
待機中 | 42.3dBA | ファンの回転音が少し聞こえるが気にならない |
FF15ベンチ (通常) | 54.4BA | 排気音がかなり大きい |
FF15ベンチ (ターボモード) | 60.2dBA | 排気音が非常に大きい。ヘッドセットを使えばギリギリ目立たないレベル |
デザインと使いやすさ
光らない地味めのデザイン
GALLERIA GCR2070RGFの本体カラーはブラック。ゲーミングPCのなかにはLEDイルミネーションでビカビカ光るものもありますが、GALLERIA GCR2070RGFは落ち着きのある重厚な雰囲気です。ただしキーボードはゲーミングPCらしく、カラフルに光り輝きます。メリハリのあるデザインと言えるでしょう。
なめらかな動きの120Hzディスプレイ
液晶ディスプレイはゲーミング向けとしては一般的な15インチのフルHD (1920×1080ドット)です。映像はやや赤みが弱いのですが、ほかのディスプレイと見比べない限り気になりません。コントラストはほどほどで、影が潰れてシーンを視認しにくくなることはありませんでした。
ポイントは、120Hzの高リフレッシュレートに対応している点です。一般的な60Hzに比べて画面が2倍程度速く書き換えられるので、そのぶん動きがなめらかに感じます。実際に60Hzと120Hzの画面でプレーすると、違いがハッキリわかるでしょう。動きがスムーズであるほうが3D酔いしにくく、またターゲットの動きを予測しやすいメリットもあります。
耐久性の高いキーボード
キーボードの作りはとてもしっかりしています。細かく素早い操作でもしっかり反応しました。一般的なノートPCのに比べて頑丈に作られており、耐久性の高さを感じます。ちなみにキーボードはゲーミングブランドとして人気の高いSteelSeries製です。
キーの同時押しをチェックしたところ、すべてのキーが認識される「Nキーロールオーバー」ではありませんでした。概ね5~8キー程度は認識されますが、組み合わせによっては3キー程度の場合もあります。ただしゲームで頻繁に利用するWASDキーやCtrl / Shiftキー周りでは問題く利用可能です。
端子類は十分な構成
インターフェース構成は十分です。ただ使用するUSB機器 (ゲーミングマウスやヘッドセットなど)の数や利き手によっては、挿した端子がジャマに感じるかもしれません。個人的には背面にUSB端子をふたつ用意するのがベストだと思っています。
パフォーマンス重視派におすすめ
RTX 2070は非常に高性能で、重いゲームでも快適に楽しめます。ワンランク上のRTX 2080であればより快適ですが、値段が一気に30万円近くにまで跳ね上がるのが難点。パフォーマンスを重視しつつ、コスト面とのバランスの良さを考えるならRTX 2070がベストチョイスとも考えられます。
ちなみにドスパラのゲーミングノートPCで一番人気なのは、RTX 2070 with Max-Qデザインを搭載したGALLERIA GCR2070RGF-Eです。理由は本体が薄くてコンパクトであるため。性能面では無印のRTX 2070を搭載したGALLERIA GCR2070RGFのほうが優れています。またGTX 1660 Tiを搭載したGCR1660TGFも価格の安さで人気です。パフォーマンス / 小ささ / 安さのいずれかで自分に合ったモデルを選ぶといいでしょう。
GALLERIA シリーズの比較
GCR2070RGF | GCR2070RGF-E ※一番人気 |
GCR1660TGF | |
---|---|---|---|
CPU | Core i7-9750H | Core i7-9750H | Core i7-9750H |
GPU | RTX 2070 | RTX 2070 Max-Q | GTX 1660 Ti |
CINEBENCH R20 | 2589 | ※未検証 | 2650 |
3DMark FireStrike | 17333 | ※未検証 | 13083 |
税込価格 | 25万0538円 | 22万8938円 | 18万5738円 |
詳細 | ー | 公式サイトを見る | レビューを見る |
※2019年7月3日時点。現在の価格は公式サイトでご確認ください
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