

ポイント
- ハイエンドクラスの高い性能
- 144Hzの高リフレッシュレート
- 本体が小さくて薄い!
GALLERIA GCR2070RGF-QC-Gのスペック
| 画面サイズ | 15.6インチ |
|---|---|
| 解像度 | 1920×1080 |
| CPU | Core i7-9750H |
| メモリー | 16GB |
| ストレージ | 1TB SSD |
| グラフィックス | RTX 2070 Max-Q |
| リフレッシュレート | 144Hz |
| 幅×奥行き | 356.4×233.66mm |
| 厚さ | 20.5mm |
| 重量 | 約1.87kg |
| バッテリー | 約10時間以上 |
※2019年11月22日時点。構成は変更される場合があります
| 本体カラー | ガンメタリック |
|---|---|
| 画面の表面 | 非光沢 |
| パネルの種類 | ※表記なし |
| タッチ / ペン | 非対応 |
| 光学ドライブ | ー |
| テンキー | ー |
| 有線LAN | 1000Mbps |
| 無線LAN | Wi-Fi 6 (11a/b/g/n/ac/ax) |
| Bluetooth | 5 |
| USB3.1 | 3 (Gen2×1, Gen1×2) |
| USB3.0 | ー |
| USB2.0 | ー |
| USB Type-C | 1 (USB3.1) |
| Thunderbolt 3 | 対応 |
| メモリーカード | SD |
| HDMI | 1 |
| VGA (D-sub15) | ー |
| DisplayPort | ー |
| Webカメラ | あり |
| 顔認証カメラ | あり |
| 指紋センサー | - |
| オフィス | なし ※オプションで追加可能 |
この記事ではメーカーからお借りしたGALLERIA GCR2070RGF-QC-Gについて、デザインや性能、実際のゲームでの使い心地などをレビューします。
この記事の目次
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デザインと使いやすさ
本体の外観

本体カラーはやや青みがかったガンメタリック。ボディには軽くて頑丈なマグネシウム合金が使われています。表面はマグネシウム特有のややザラつきのあるドライな手触り。ゲーミングノートPCは本体が大きくてゴツくなりがちですが、GALLERIA GCR2070RGF-QC-Gの外観はとてもスタイリッシュです。

天板にはロゴとエンブレム

液晶ディスプレイのベゼル (枠)はかなり細め
本体サイズ

大きさは幅356.4×奥行233.66mmで、B4サイズよりもひと回り小さめ。15インチタイプのゲーミングノートPCとしては非常にコンパクトです。厚みは20.5mm (公称値)で、やはりゲーミングノートPCとしてはスリムな印象を受けました。

厚さの公称値は20.5mmですが、実測では22.1mmでした。ゴム足を含めると25.9mmあります。重さは実測で1.891kgでした
画面サイズ

画面サイズはノートPCとしては標準的な15.6インチです。解像度は1920×1080ドットのフルHD。ゲーム用としては一般的なスペックで、特に見づらくは感じませんでした。画面の表面は光沢なしのノングレアです。
リフレッシュレート

リフレッシュレート (画面の書き換え速度)は144Hz。最近のハイエンド向けゲーミングノートPCとしては標準的な仕様です。一般的な60Hzのディスプレイに比べて、画面の動きがとてもなめらか。3D酔いしにくい上に、ターゲットの動きを的確に捉えられるメリットがあります。
下の動画は、60Hzと144Hzの画面を5倍スローモーションで撮影したもの。普通の速度なら60Hzでも違和感はありませんが、実際には144Hzのほうがなめらかに動いていることがわかります。
映像品質

液晶ディスプレイの映像は色鮮やかで、自然な発色です。使われているパネルの種類は不明ですが、視野角も狭くはないのでIPS相当と考えていいでしょう。ゲーム画面はもちろん、写真や動画も色鮮やかな映像で楽しめます。
キーボード

キーボードはテンキーなしの日本語配列です。キーピッチは実測で19mmと十分な大きさ。キーストロークは実測1.8mmで、標準的なノートPCよりも若干深めです。英数字キーの配列は標準的ですが、Enterキーの右側に特殊キーが縦に並んでいます。

Enterキー周辺のキー配列が少し特殊なので、慣れが必要かもしれません
キーボードバックライト

キーボードはRGBバックライトに対応しています。標準収録ユーティリティーから光の色や発光パターンを調整可能です。個々のキーに対して、それぞれ異なる色を割り当てることもできます。

標準収録ユーティリティーで光の色や発光パターンを変えられます
キーの同時押し

キーの同時押し認識数を調べたところ、最大で53キーまで確認できました。すべてのキーを同時に押したわけではありませんが、これだけ多くのキーが正しく認識されることを考えればNキーロールオーバーであると考えていいでしょう。ゲームの複雑かつ細かな操作に向いています。

反応速度と耐久性に優れる光学式スイッチを採用。メカニカルほどではありませんが、カタっとした確かなクリック感があります
インターフェース

周辺機器接続用のインターフェース (端子類)は左右の側面と背面に用意されています。USB端子はフルサイズ×1 + Type-C×1で、ノートPC単体で使うには十分な構成です。電源コネクターと有線LANが背面にあるので、ケーブルを複数挿しても左右側面はあまりゴチャつきません。
ベンチマーク結果
CPU性能
| CPU | CINEBENCH R20 CPUスコア |
|---|---|
| Core i9-9980HK |
3558
|
| Core i9-9880H |
3402
|
| GALLERIA GCR2070RGF-QC-G (Core i7-9750H) |
3014
|
| Core i7-9750H |
2721
|
| Core i7-8750H |
2625
|
| Core i5-9300H |
1947
|
| Core i7-8565U ※2 |
1351
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均 ※2は一般用途向けノートPC用
CPU性能を計測したところ、同じCore i7-9750Hの平均値を上回る結果となりました。超ハイエンド向けのCore i9には及ばないものの、スタンダードノートPCで使われているCore i7-8565Uよりもはるかに高い性能です。

FF15ベンチを30分間実行したときの各コアのクロックとCPU温度
駆動音の計測結果
| 電源オフ | 37.4dBA | - |
|---|---|---|
| 待機時 | 40.9dBA | ファンの音が少し聞こえるが気にならない |
| FF15ベンチ (ゲームモード) | 55.5dBA | 回転音が大きいが、ヘッドセットを付ければ気にならないレベル |
3Dグラフィックス性能
| GPU | 3DMark Fire Strike Graphicsスコア |
|---|---|
| RTX 2080 |
23762
|
| RTX 2080 Max-Q |
20066
|
| GALLERIA GCR2070RGF-QC-G (RTX 2070 Max-Q) |
19989
|
| RTX 2070 |
19807
|
| RTX 2070 Max-Q |
18568
|
| GTX 1070 |
16999
|
| RTX 2060 |
14945
|
| GTX 1070 Max-Q |
14684
|
| GTX 1660 Ti |
14337
|
| GTX 1060 |
11442
|
| GTX 1650 |
8770
|
| GTX 1050 |
6008
|
| MX250 |
3711
|
| MX150 |
3386
|
| UHD 630 (Core i7) |
1176
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
3D性能を計測するベンチマークテストでも優れた結果が出ました。ミドルレンジのRTX 2060やGTX 1660 Tiよりもワンランク上のパフォーマンスです。
ゲーム系ベンチマーク結果
ゲームの快適さをタイトル別に計測したところ、処理が重い重量級のゲームでも最高画質でなんとか快適に楽しめそうな結果でした。FPS / TPS系であれば、最高画質からワンランク下で144Hzの高リフレッシュレートのなめらかさを最大限に堪能できるでしょう。
※テストはすべてフルHDで実施
FF15ベンチ (重量級 / DX11)

| 画質 | スコア / 評価 |
| 高品質 | 5777 / やや快適 |
| 標準品質 | 6064 / 快適 |
| 軽量品質 | 6094 / 快適 |
※スコアが6000以上で「快適」
FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (中量級 / DX11)

| 画質 | スコア / 評価 / 平均FPS |
| 最高品質 | 14515 / 非常に快適 / 108.7FPS |
| 高品質 | 16154 / 非常に快適 / 133.6FPS |
| 標準品質 | 16963 / 非常に快適 / 144.4FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ドラクエXベンチ (超軽量級 / DX9)

| 画質 | スコア / 評価 |
| 最高品質 | 20897 / すごく快適 |
| 標準品質 | 20902 / すごく快適 |
| 低品質 | 21638 / すごく快適 |
リーグ・オブ・レジェンド (超軽量級 / DX9)

| モード | 平均FPS / 最低FPS |
| サモナーズリフト (最高画質) | 215.4 FPS / 178 FPS |
| TFT (最高画質) | 92.9 FPS / 79 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
フォートナイト (中量級 / DX11)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS |
| エピック | 119 FPS / 105 FPS |
| 高 | 163.9 FPS / 133 FPS |
| 中 | 201.3 FPS / 177 FPS |
| 低 | 240.7 FPS / 204 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
PUBG (中量級 / DX11)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS |
| ウルトラ | 113.2 FPS / 100 FPS |
| 高 | 126.6 FPS / 100 FPS |
| 中 | 128.4 FPS / 107 FPS |
| 低 | 126.7 FPS / 100 FPS |
| 非常に低い | 133.7 FPS / 107 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
オーバーウォッチ (軽量級 / DX10)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS |
| エピック | 118.7 FPS / 107 FPS |
| ウルトラ | 165.4 FPS / 148 FPS |
| 高 | 196.5 FPS / 162 FPS |
| NORMAL | 234.7 FPS / 211 FPS |
| 低 | 287.4 FPS / 248 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
エーペックスレジェンズ (中量級 / DX11)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS |
| 最高設定 | 130.4 FPS / 113 FPS |
| 最低設定 | 143.833 FPS / 142 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安。FPS上限はデフォルトのまま
アサシンクリード オデッセイ (超重量級 / DX11)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS |
| 最高 | 58 FPS / 33 FPS |
| 中 | 89 FPS / 48 FPS |
| 低 | 94 FPS / 47 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ゴーストリコン ブレイクポイント (中重量級 / DX11)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS |
| ウルトラ | 85 FPS / 58 FPS |
| 中 | 111 FPS / 59 FPS |
| 低 | 115 FPS / 59 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ファークライ ニュードーン (中重量級 / DX11)

| 画質 | 平均FPS / 最低FPS |
| ウルトラ | 87 FPS / 60 FPS |
| 中 | 95 FPS / 75 FPS |
| 低 | 101 FPS / 80 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ディヴィジョン2 (中重量級 / DX12)

| 画質 | 平均FPS |
| ウルトラ | 84 FPS |
| 中 | 129 FPS |
| 低 | 139 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ストレージ性能

ストレージには1TBの大容量SSDが使われています。アクセス速度が高速なので、ゲームの起動やデータの読み込みが早くて快適です。これだけの容量があれば、大作ゲームを複数本インストールしても、空き容量不足で困ることはないでしょう。
コンパクト&スリムでパワフル

GALLERIA GCR2070RGF-QC-GはゲーミングノートPCとしては眼を見張るほど小さくて薄いにも関わらず、人気ゲームがヌルヌルと快適に動きます。その上、高リフレッシュレートのディスプレイや正確なキーボードなどゲーマー向けの機能もしっかり装備。さすがはハイエンドクラスとも言うべき仕上がりです。ゲームプレー時の快適さを重視したい人におすすめします。
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※2019年11月22日時点

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