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デル Inspiron 14 7000 (7490) レビュー:超軽量でLTE対応可能な14インチモバイルノートPC

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デル Inspiron 14 7000 (7490) レビュー

デルのInspiron 14 7000 (7490)は、超軽量な14インチモバイルノートPCです。重さは最軽量時で1.095kgと非常に軽く、サイズも同クラス機種のなかでは群を抜く小ささ。モバイルノートPCを快適に持ち運びたい人に向いています。
IdeaPad S540 (14)

ポイント

  • 14インチとしては超軽量!
  • コンパクトなので収納も簡単
  • LTE搭載モデルも用意

Inspiron 14 7000 (7490)のスペック

画面サイズ 14インチ
解像度 1920×1080
CPU ・Core i5-10210U
・Core i7-10510U
メモリー ・8GB
・16GB
ストレージ ・256GB SSD
・512GB SSD
グラフィックス ・UHD
・MX250
LTE 対応モデルあり (ナノSIM)
幅×奥行き 319.77×205.93mm
厚さ 17.96mm
重量 ・1.095kg (タッチ非対応)
・1.21kg (タッチ対応)
バッテリー 4セル 52Whr

※2020年2月17日時点。構成は変更される場合があります


本体カラー ・シルバー
・アイスベリー
画面の表面 光沢
パネルの種類 IPS
タッチ / ペン ・タッチ非対応 (Wi-Fi)
・タッチ対応 (LTE)
光学ドライブ
テンキー
有線LAN
無線LAN Wi-Fi 6 (11a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth 5
USB3.1 2
USB3.0
USB2.0
USB Type-C 1 (USB3.1)
Thunderbolt 3 対応
メモリーカード microSD
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort
Webカメラ 720p (92万画素)
顔認証カメラ
指紋センサー 標準搭載
付属品 ACアダプターなど
オフィス ※追加可能、オフィス付きモデルあり

 

この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、デザインや性能、実際の使い心地などをレビューします。

Inspiron 14 7000 (7490)

Inspiron 14 7000 (7490)

税込9万円台~

デザインと使いやすさ

柔らかで上品なフォルム

 Inspiron 14 7000 (7490) 外観

Inspiron 14 7000 (7490)の本体カラーはシルバーとアイスベリーの2色。どちらも上品な色合いです。エッジに向かってゆるやかな丸みを帯びたシルエットで鋭さはなく、どちらかと言えば柔らかな印象を受けました。デル製のノートPCとしては珍しく、ゆるふわな雰囲気です。

 

 Inspiron 14 7000 (7490) 本体カラー

シルバー (左)とアイスベリー (右)の本体カラー

 

ボディは軽量かつ強度に優れるマグネシウム合金製です。実際に手で持ってみても、歪みは見られませんでした。ただ天板については軽く押すとたわみがあり、硬さ的に樹脂のようにも感じられます。おそらくこの部分はマグネシウム合金製なのですが、非常に薄く作られているのでしょう。

 

Inspiron 14 7000 (7490) 天板

シルバーの天板

 

Inspiron 14 7000 (7490) パームレスト

パームレスト (キーボード面)はたわむことなく、とても頑丈に作られています

 

Inspiron 14 7000 (7490) ベゼル

ディスプレイのベゼル (枠)幅は左右5mmで上部は8mm、下部は10.9mm。とても細い! なおWi-Fiモデルはベゼルが白で、LTEモデルはベゼルが黒です

 

Inspiron 14 7000 (7490) ディスプレイの開閉

従来のデル製品はディスプレイを開く際に強めの力が必要でしたが、Inspiron 14 7000 (7490) では指1本で開きます

 

Inspiron 14 7000 (7490) 底面部

底面部もマグネシウム合金製

 

Inspiron 14 7000 (7490) 堅牢性

マグネシウムはアルミニウムより軽くて強い金属。マグネシウム合金を使ったInspiron 14 7000 (7490) は、高い堅牢性を実現しています

14インチなのにとても小さい!

Inspiron 14 7000 (7490) 大きさ

接地面積は幅319.77×奥行き205.93mm。面積比ではA4サイズ (幅297×奥行き210mm)より5.5%大きい程度。14インチタイプとしてはとてもコンパクトです。重量はWi-Fiモデルで1.095kgと非常に軽量。軽くて小さい上に頑丈なので、持ち歩きに向いています。

 

Inspiron 14 7000 (7490) サイズ

A4サイズ (オレンジの部分)よりも幅が2.3cm程度長いのですが、面積比ではほんのわずかに大きい程度です

 

Inspiron 14 7000 (7490) サイズ比較

14インチモバイルノートPCとして人気のThinkPad X1 Carbonよりもだいぶ小さい!

 

Inspiron 14 7000 (7490) 厚さ

高さは公称値で17.96mm、実測では18.9mm。薄めではありますが、極薄というほどではありません

 

Inspiron 14 7000 (7490) 前面

前面からの見た目はとてもスリム

 

Inspiron 14 7000 (7490) 重さ

タッチ非対応モデルの重量は公称値で1.095kg、実測で1.161kgでした。公称値よりもやや重いのですが、それでも十分軽量です

14インチのフルHDディスプレイ

Inspiron 14 7000 (7490) 画面サイズ

画面の大きさは14インチで、ノートPCとしては一般的な15.6インチよりもひと回り小さめです。しかしモバイル用として人気の13.3インチよりも大きく、外出先でも見やすい画面で作業できます。文字の大きさは2~2.7mm程度 (スケーリング150%時)。新聞の文字よりも小さいのですが、読みづらくは感じませんでした。

自然で色鮮やかな映像

Inspiron 14 7000 (7490) 映像品質

ディスプレイの映像は明るく、自然な発色です。公式スペックには明記されていませんが、同じパネルが使われているほかの機種では「IPS」と表記されていたので、IPSパネルが使われていると考えていいでしょう。公式スペックによるとsRGBカバー率は100%で、明るさは300nitとのこと。表現力の高いディスプレイです。

 

色域測定結果

sRGBカバー率 99.3%
sRGB比 103.6%
Adobe RGBカバー率 75.1%
Adobe RGB比 76.8%

 

Inspiron 14 7000 (7490) 明るさ

明るさは公称値で300nit、実測で321nitでした。とても明るいのですが、まぶしすぎるほどではありません

映り込みが生じるグレアディスプレイ

Inspiron 14 7000 (7490) グレア

ディスプレイの表面は光沢ありのグレアタイプです。ディスプレイの角度によっては、背景や照明の映り込みが生じます。角度を変えれば気にならないはずですが、どうしても気になる場合は反射防止用の液晶保護フィルムを利用するといいでしょう。

ややクセのあるキーボード

Inspiron 14 7000 (7490) キーボード

キーボードはテンキーなしの日本語配列です。キーピッチ (キーとキーの間隔)は横18.7mmの縦18mmでわずかに横長ですが、特に違和感は感じません。ただしEnterキー周辺で一部のキーが隣接しており、慣れないうちは押し間違える可能性があります。

 

Inspiron 14 7000 (7490) 配列

Enterキー周辺の配列がやや特殊

バックライトに対応

Inspiron 14 7000 (7490) バックライト

キーボードはバックライト対応です。F5キー (もしくはFnキー + F5キー)を押すことで、バックライトの明るさを2段階に調整できます。

タイプ感は軽め

Inspiron 14 7000 (7490) タイプ感

キーストローク (キーを押し込む深さ)は実測で平均1.17mmでした。以前は1.5mmのキーストロークが標準でしたがノートPCが薄型化されるにつれてキーストロークも1.2mm前後と浅くなっているため、ある意味標準的と言えるかもしれません。キーを押した瞬間に固めのクリック感があるものの、全体的にはやや軽めです。打ち抜くように入力する人には物足りなく感じるかもしれませんが、もともと軽く打つ人なら違和感はあまりないでしょう。

 

タイプ音は軽いタッチなら控えめです。とても静かというほどではありませんが、気にならない程度でした。ただし打ち下ろすように入力すると、タンタンと音が響きます。弱い力で入力する人向けのキーボードです。

 

Inspiron 14 7000 (7490) タイプ音

キーのタイプ音は控えめ。軽いタッチで入力する人向きです

インターフェースは必要十分

Inspiron 14 7000 (7490) インターフェース

USB端子は合計3ポートで、うち1ポートがThunderbolt 3対応のType-Cです。さらに映像出力用にHDMIと、microSDカードスロットを用意。端子類は多くはありませんが、持ち運び用としては十分な構成です。

Type-Cは充電と映像出力に対応

USB PD 18W充電 ×
USB PD 30W充電
USB PD 45W充電
USB PD 65W充電
映像出力

Type-C端子は映像出力 (DisplayPort)とUSB PD対応機器による充電に対応しています。ただしワット数の低い充電器やモバイルバッテリーでは充電できません。付属の電源アダプターが65W出力のType-Cなので、同じような機器を利用することをおすすめします。

サウンドはやや高音質

Inspiron 14 7000 (7490) スピーカー

スピーカーは底面部の左右に配置されています。接地面との反響によって音の厚みがやや増しているものの、若干音がこもった印象を受けました。低音域は迫力不足で、高音域はシャカシャカと響きがちです。とは言え、ノートPCの標準的なスピーカーよりはいくぶんか高音質だと思います。

ベンチマーク結果

試用機のスペック

モデル名 プラチナ(大容量メモリー&SSD・MX250搭載)
CPU Core i7-10510U
メモリー 16GB
ストレージ 512GB SSD
グラフィックス MX250 (2GB)

ノートPCとしては高いCPU性能

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i7-10710U
13685
Core i7-1065G7
11872
Core i5-1035G4
10844
Core i7-10510U
10606
Core i5-10210U
9949
Core i7-8565U
9814
Inspiron 14 7490 (Core i7-10510U)
9210
Core i5-8265U
8593
Ryzen 5 3500U
8447
Core i3-8145U
5549
Core i3-10110U
5545
Ryzen 3 3200U
4609
Core i3-7020U
3769
Celeron N4100
2569
Celeron 4205U
2026
Celeron N4000
1550

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

CPU性能を計測するベンチマークテストを試したところ、同じCore i7-10510Uの平均値をわずかに下回る結果でした。薄型コンパクトな機種なので、CPUの熱を抑えるためにあえてパフォーマンスを落としているのかもしれません。試用機のみの個体差である可能性も考えられます。

 

とは言え、普段使いやビジネスには十分なパフォーマンスです。下位のCore i5-10210Uでも、十分な性能を得られるでしょう。

MX250ならグラフィックス性能は高め

GPU 3DMark Fire Strike Graphicsスコア
GTX 1650
8689
GTX 1050
6008
MX250
3606
Inspiron 14 7490 (MX250)
3168
Iris Plus(Core i7)
2846
Radeon Vega 8 (Ryzen 5)
2344
Iris Plus(Core i5)
2236
UHD (Ice Lake Core i5)
1396
UHD (Comet Lake Core i7)
1335
UHD 620 (Core i7)
1265
UHD (Comet Lake Core i5)
1273
UHD 620 (Core i5)
1186

※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均

 

試用機ではグラフィックス機能として、GeForce MX250が使われていました。3Dグラフィックス性能を計測するベンチマークテストでは、CPU内蔵のグラフィックス機能よりも高いスコアが出ています。ゲームやクリエイター向けソフトで多少の効果を感じられるでしょう。ただしゲーム用としてはエントリー (入門)向けのGTXシリーズには及びません。

日常的な作業には十分なパフォーマンス

テスト スコア
Essentials (一般的な利用)
目安:4100
8667
Productivity (ビジネス利用)
目安:4500
7530
Digital Contents Creation (コンテンツ制作)
目安:3450
2501

※スコアの目安はPCMark 10公式サイトによるもの

PCを使った作業の快適さを計測するPCMark 10のテストでは、一般的な利用やビジネス利用には十分との評価でした。しかし動画や写真、3Dなどのコンテンツ制作のテストはスコアが低く、目標スコアに達していません。

 

ただしGeForce MX250搭載であればもう少しスコアが高いはずです。過去の検証においてもコンテンツ制作のテストとGeForce MX250の相性が悪いような結果が見られたので、なにかソフトウェア的な問題があるのかもしれません。

高速タイプのSSDを搭載

Inspiron 14 7000 (7490) アクセス速度

テスト機ではストレージとしては、PCIe 3.0接続の超高速タイプSSDが使われていました。シーケンシャルリードは十分高速ではあるものの、シーケンシャルライトが (超高速タイプとしては)やや低めです。とは言えファイルのアクセスは十分高速で、ウィンドウズもストレスなく利用できます。

ウィンドウズの起動は平均15秒前後

ウィンドウズの起動時間を計測したとこと、平均15.08秒でした。Core i7 + SSDを搭載した機種としては平均的な結果です。とは言えHDDのみ搭載のノートPC (40秒以上)に比べて起動は格段に速く、ストレスを感じさせません。

 

起動時間の計測結果(手動計測)

1回目 15.2秒
2回目 15.0秒
3回目 14.9秒
4回目 15.1秒
5回目 15.2秒
平均 15.08秒

MX250の影響でバッテリー消費が大きい?

バッテリー駆動時間は公開されていません。そこで最大パフォーマンスの状態でビジネス作業 (Web閲覧や文書作成、ビデオチャットなど)での駆動時間を計測したところ、3時間12分でバッテリー切れとなりました。駆動時間がかなり短いのですが、これは試用機でGeForce MX250が動作していたからかもしれません。MX250をオフにすると駆動時間が伸びる可能性が高いのですが、NVIDIAコントロールパネルやWindows 10の電源設定などを変更する必要があります。MX250を搭載していないモデルなら、駆動時間はもっと伸びるでしょう。

 

バッテリー駆動時間の計測結果 ※Core i7モデル

テスト方法 バッテリー消費 駆動時間
※公称値 ※非公開
Modern Office (ビジネス作業) 3時間12分
Video (動画視聴) ※未計測
フル充電までにかかった時間 2時間28分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

ゲーム性能について

MX250を搭載した試用機でゲーム系ベンチマークテストを試したところ、内蔵グラフィックス機能 (UHD)よりも優れた結果となりました。とは言うものの、処理の重いゲームを楽しむにはパワー不足です。ドラクエ10やリーグ・オブ・レジェンド、PSO2、オーバーウォッチ、PUBG LITEなど軽めのゲームであれば画質を調整することで問題なく楽しめるでしょう。MX250非搭載のモデルなら、ドラクエ10を解像度&画質調整でなんとか、というレベルです。

※テストはすべてフルHDで実施

FF15ベンチ (重量級 / DX11)

FF15ベンチ
画質 スコア / 評価
高品質 913 / 動作困難
標準品質 1428 / 動作困難
軽量品質 1985 / 動作困難

※スコアが6000以上で「快適」

FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (中量級 / DX11)

FF14ベンチ
画質 スコア / 評価 / 平均FPS
最高品質 3340 / やや快適  / 23.0 FPS
高品質 4229 / 快適 / 30.7 FPS
標準品質 5734 / とても快適 / 40.9 FPS

※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安

ドラクエXベンチ (超軽量級 / DX9)

ドラクエXベンチ
画質 スコア / 評価
最高品質 8553 / とても快適
標準品質 10904 / すごく快適
低品質 13683 / すごく快適

価格について

Inspiron 14 7000 (7490)には、パーツ構成の異なる複数のモデルが用意されています。ラインナップは14種類 (2020年2月17日時点)もありますが、ベースは以下の4種類。あとは納期の早い”即納モデル”やオフィス付きモデル、期間限定の特別モデルなどです。

 

■主なラインナップ

プレミアム
Core i5 8GBメモリー 256GB SSD 9万円台後半
プラチナ(大容量SSD搭載)
Core i7 8GBメモリー 512GB SSD 11万円台前半
プラチナ(大容量メモリー&SSD・MX250搭載)
Core i7 16GBメモリー 512GB SSD GeForce MX 250 12万円台後半
【4G/LTEモデル】プレミアム(タッチ・MX250搭載)
Core i5 8GBメモリー 512GB SSD GeForce MX 250 LTE対応 12万円台

※2020年2月17日時点

 

価格はタイミングによって変わります。最新の価格は別記事のセール情報をご確認ください。

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Inspiron 14 7000 (7490)のセール情報

軽やかに使える14インチモバイルPC

Inspiron 14 7000 (7490) 感想

よかった点

14インチタイプとしてはとても軽く、しかもコンパクト。並みの13インチモバイルノートPCよりも持ち運びやすい点は大きなメリットです。LTE機能に対応している点もポイント。また外観もエレガントで、いかにもPC的な無骨さが感じられません。外出先でPCを軽やかに使いたい人におすすめします。

気になる点

試用機固有の症状だったのかもしれませんが、MX250搭載モデルにおけるバッテリー駆動時間の短さが気になります。あとキーストロークが浅い点については筆者は気になりましたが、軽いタッチで入力する人なら違和感はないかもしれません。

 

また細かい点ですが、デルの公式サイトには大きさについて「13インチのボディ」と表記されていますが、最近は13インチタイプもどんどん小型化しているので、そこまで小さい印象はありません。ただし14インチとしてはかなりコンパクトです。

Inspiron 14 7000 (7490)

Inspiron 14 7000 (7490)

税込9万円台~

記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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