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簡単操作&モバイルルーターとしても使える小型翻訳機 Langogo レビュー [PR]

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Langogo Genesis レビュー

Langogo AIの「Langogo(ランゴーゴー)」は、コンパクトな外国語翻訳デバイスです。対応言語は104ヵ国語 (オンライン翻訳時)で、素早く正確な翻訳が可能。eSIM内蔵 / SIMカード対応で、Wi-Fi環境がなくても利用できます。その上モバイルルーターとしても利用できる便利機能付き!

 

Langogo Genesis

Langogo

 

この記事ではメーカーからご提供いただいた実機を使って、本体の外観や使い勝手などについて紹介します。

 

Langogo 公式サイトを見る

 

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コンパクトなボディ

Langogo Genesis 外観

Langogoの本体カラーはホワイトとブラックの2色。サイズは幅54.4×奥行き121.3mm×高さ13.2mmで、携帯音楽プレーヤー程度の大きさです。重量は約115gと軽量で、ポケットのなかに入れて持ち歩けます。

 

Langogo Genesis ホワイト

今回試用したのはホワイトのモデル

 

Langogo Genesis 付属品

本体と付属品ストラップおよびUSB ケーブル

 

Langogo Genesis USBポート

充電は底面部のUSB Type-C端子から行ないます。連続で6時間の使用が可能

 

Langogo Genesis 天面

点面部にはふたつのマイク。ノイズキャンセリングにより、雑音はカットされます

 

Langogo Genesis 左側面

左側面には音量調節ボタンと電源ボタン

 

Langogo Genesis 右側面

右側面には翻訳ボタンとSIMカードスロット

 

Langogo Genesis SIMカード

SIMカードはマイクロSIMサイズに対応。もちろんSIMフリーです

eSIM / SIMフリーのLTE通信に対応

Langogo GenesisはeSIM内蔵で、データ通信にSIMカードが必要ありません。ただしモバイルデータ通信を利用したオンライン翻訳には、別途データプランに加入する必要があります。

 

日本国内や韓国であればデータ通信料は1日300円 (300MBまで)ですが、そのほかの国は地域によって料金が変わります。アメリカやヨーロッパ、オーストラリアだと4.8ドル / 日で南米だと16.8ドル / 日とやや高め。逆に中国は2ドル / 日とリーズナブルです。現地のSIMカードを入手するほうが割安だと思いますが、Wi-Fiに繋がっていればその場で契約できるのは便利ですね。

 

Langogo モバイルデータ通信

Wi-Fiに接続した端末からデータプランに加入できます

 

Langogo 決済

PayPalおよびクレジットカードでの決済に対応。カード番号や有効期限などを入力する必要があります

 

端末からの決済はセキュリティー面で不安という場合は、SIMカードを利用するといいでしょう。大手キャリアのSIMカードはもちろん、MVNOの格安SIMも利用できます。SIMフリーなので、LTEのデータ通信SIMならどれでも利用可能です。

 

Langogo SIMカード

内蔵のeSIM以外にも、別途用意したSIMカードを利用できます

 

Langogo APN登録

SIMカードを利用する際は、あらかじめAPNの設定が必要です

 

別のモバイルルーターやスマホのテザリング、施設の無線LAN親機などを利用したWi-Fi通信にも対応しています。施設内でのみ利用するなら、Wi-Fi接続だけでもいいでしょう。

 

Langogo Wi-Fi

Wi-Fiに接続する場合は親機 (SSID)を選択してから暗号化キー (パスワード)を入力します

スピーディーで高精度な翻訳

Langogo 翻訳

翻訳は右側面のボタンを押しながらデバイスに話しかけることで行なえます。設定はかんたんで、あらかじめ2種類の言語を選んでおくだけ。翻訳ボタンを押しながらいずれかの言語で話しかければ、もう片方の言語に翻訳されます。たとえば日本語と英語を選ぶと日本語で話しかければ英語に翻訳され、英語で話しかければ日本語に翻訳されるのです。ほかのデバイスでは操作で言語を切り替えるのですが、ひとつの操作で2種類の言語を扱えるのは便利ですね。

 

Langogo 翻訳

日本語で話しかければ中国語に翻訳され、中国語で話し変えれば自動的に日本語に翻訳されます

 

実際に翻訳を試したところ、翻訳精度は正確に感じられました。ただし筆者は英語や中国語が得意ではないので、表示されたテキストを見るかぎり正確そうだというだけです。

 

Langogo 翻訳

24の翻訳エンジンを利用することで、各言語を正確に認識 / 翻訳できるとのこと

 

Langogo 翻訳

長めの文も翻訳可能で、会話入力時の誤認識も感じられませんでした

 

日本語と中国語、英語、韓国語の4限後については、オフラインでも翻訳できます。オフライン翻訳の精度についても、問題ないように感じられました。

 

Langogo 翻訳

日本語と中国語、韓国語、英語についてはオフラインでも翻訳可能 ※写真はオンライン時のもの

 

翻訳スピードはWi-Fi接続ならとても高速で、体感的には1秒程度でした。LTE通信時はわずかに間を感じますが、遅いと感じるほどではありません。

 

Langogo 翻訳速度

Wi-Fi接続時なら翻訳は一瞬です

AIアシスタントは英語と中国語のみ

Langogo AIアシスタント

Langogoには「Euri」と呼ばれるAIアシスタント機能が搭載されています。デバイスに話しかけることで、その日の天気や近くのバス停などを調べることが可能です。SiriやGoogleアシスタントのようなものと考えていいでしょう。

 

ただし対応言語は英語と中国語のみ。日本語では利用できません。また単語単位ではなく文章として話しかける必要があるため、外国語会話が得意でないと使いづらく感じるでしょう。

 

Langogo Euri

近くのスポットなどを教えてもらえますが、英語または中国語で話しかける必要があります

Wi-Fiルーターとしても使える

Langogo Wi-Fiルーター

 

設定画面から「モバイルホットスポット」機能を有効にすると、LTE接続されたLangogoをWi-Fiルーターとして利用できます。スマホのテザリングと似たような機能と考えていいでしょう。通常のモバイルルーターを持ち歩く必要がないので、荷物が多くなりがちな海外旅行などで便利です。

 

Langogo モバイルホットスポット

Langogoのメニュー画面。Wi-Fiルーターとして利用するには、「モバイルホットスポット」を有効にします

 

ただしモバイルホットスポット機能を有効にすると、バッテリー消費量が増えてしまう点に注意してください。またeSIM経由でネットに接続すると、利用方法によってはデータ通信量がすぐに上限に達してしまう点にも注意が必要です。海外旅行で利用するなら、現地のデータ通信量無制限プランのSIMをおすすめします。

簡単操作&モバイルルーター機能がおすすめ

Langogo 感想

筆者はこれまでに小型の翻訳デバイスを何種類か試しましたが、Langogoは話しかける言語によって操作を変えなくていい点が便利だと感じました。ひとつのボタンで言語を自動的に認識 / 翻訳できるので、余計な操作を覚える必要がありません。地味に感じるかもしれませんが、実際に使ってみるととても便利です。

 

またモバイルWi-Fiルーターとしても使える点はありがたいですね。筆者は2019年5月に実施されたCOMPUTEX 2019に取材に行ったのですが、そのときはスマホとモバイルルーターとポケトークWの3つを常に持ち歩いていました。それぞれ軽いので3つ持っていても重くはないのですが、ひとつ減らせればそのぶん管理の手間を減らせます。その点でLanggogoは便利です。

 

ちょっと残念なのはAIアシスタントが日本語に対応していない点と、eSIMのデータプランがやや高い点です。この点が気にならないのであれば、購入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

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記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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