レノボの『Legion Tower 5i Gen 8』は、第13世代CoreプロセッサとRTX 30 / 40シリーズのGPUを搭載したゲーミングPCです。ゲーミングPCを手頃な価格で入手したい人に向いています。
記事執筆時の価格
スペック | 価格 |
---|---|
RTX 3050 / Core i5-13400F / 16GB | 14万7642円 |
RTX 3060 / Core i7-13700F / 16GB | 18万8342円 |
RTX 4060 / Core i7-13700F / 16GB | 19万8198円 |
RTX 4060 Ti / Core i7-13700F / 16GB | 21万2410円 |
RTX 4070 / Core i7-13700F / 16GB | 25万7334円 |
RTX 4070 Ti / Core i9-13900F / 32GB | 34万6742円 |
※2023年11月8日時点
現在安いのは、RTX 30シリーズ搭載モデル。最安とまではいきませんが、そこそこお得な価格にまで下がっています。RTX 40シリーズはちょっと高めなのですが、定期的に行なわれるセールを利用すればお得に入手できるでしょう。
ポイント
- ✅RGBライティング対応
- ✅バリエーションが多い
- ✅駆動音はけっこう静か
- ✅リーベイツのポイント還元がお得
この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。
Legion Tower 5i Gen 8
スペック
発売日 | 2023年1月11日 |
---|---|
OS | Windows 11 Home |
CPU | Core i5-13400F / Core i7-13700F / Core i9-13900 |
チップセット | B660 |
グラフィックス | RTX 3050(8GB) / RTX 3060(12GB) / RTX 4060(8GB) / RTX 4060 Ti(8GB) / RTX 4070 (12GB) / RTX 4070 Ti(12GB) |
メモリー | 16 / 32GB ※DDR5-5600、最大128GB、スロット×4 |
ストレージ | 512GB / 1TB SSD |
拡張スロット | PCI Express Gen4 x16×1、PCI Express Gen3 x4 ×1、M.2×3 |
ドライブベイ | 3.5インチ×2、2.5インチ×1 |
通信 | Wi-Fi 6、Bluetooth5.1、有線LAN(2.5Gb) |
サイズ / 重量 | 幅205mm、奥行き397mm、高さ426mm / 約14kg |
電源 | 500W(RTX 3050 / 3060) または850W |
本体デザイン
外観と大きさ
LEDイルミネーション
本体のエアフロー
インターフェースについて
分解方法とパーツ交換について
右側面
左側面
ベンチマーク結果
試用機のスペック
CPU | Core i7-13700 |
---|---|
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
グラフィックス | GeForce RTX 3060 Ti(8GB) |
※Windows 11の電源プランを「高パフォーマンス」に設定した上で、さらに標準収録ユーティリティー「Lenovo Vantage」の「サーマル・モード設定」を最大設定の「パフォーマンス・モード」に変更した上で、各種ベンチマークテストを実施しています
※ベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、環境、個体差などの要因で大きく変わることがあります
CPU性能
CPUとしては、インテル第13世代のCore i5-13400F / Core i7-13700F / Core i9-13900が使われています。Core i7-13700搭載の検証機でCPUベンチマークテストを行なったところ、なかなか優秀な結果が出ました。ゲームはもちろん、動画編集などの高度な処理にも活用できるでしょう。
デスクトップPC向けCPUのマルチスレッド性能
CPU | 3DMark CPU Profile Max threads |
---|---|
Core i9-13900K |
16448
|
Core i7-13700K |
12663
|
Core i7-13700KF |
12652
|
Core i7-13700F |
11926
|
Core i9-12900K |
11867
|
検証機(Core i7-13700) |
11521
|
Core i5-13600K |
10332
|
Core i7-12700K |
10136
|
Core i7-12700KF |
10123
|
Core i7-12700F |
9604
|
Core i5-13500 |
9102
|
Core i5-13400 |
7350
|
Core i5-12500 |
6091
|
Core i5-12400F |
5963
|
Core i3-13100 |
4226
|
Core i3-12100 |
4043
|
※そのほかのスコアは3DMark公式サイトによる平均値
デスクトップPC向けCPUのシングルスレッド性能
CPU | 3DMark CPU Profile 1 threads |
---|---|
Core i9-13900K |
1208
|
Core i7-13700K |
1149
|
Core i7-13700KF |
1149
|
検証機(Core i7-13700) |
1109
|
Core i7-13700F |
1100
|
Core i5-13600K |
1091
|
Core i9-12900K |
1091
|
Core i7-12700K |
1052
|
Core i7-12700KF |
1052
|
Core i7-12700F |
1022
|
Core i5-13500 |
1014
|
Core i5-12500 |
958
|
Core i3-13100 |
941
|
Core i5-12400F |
913
|
Core i3-12100 |
901
|
※そのほかのスコアは3DMark公式サイトによる平均値
グラフィックス性能
グラフィックス機能としては、 RTX 3050(8GB) / RTX 3060(12GB) / RTX 4060(8GB) / RTX 4060 Ti(8GB) / RTX 4070 (12GB) / RTX 4070 Ti(12GB)が使われています。
検証機で使われていたのは、前世代のミドルレンジであるRTX 3060 Tiです。ひと世代古いだけあって、現行世代のGPUよりも性能はやや低め。とは言え、フルHDまでならゲームを普通に楽しめるでしょう。
デスクトップPC向けGPU性能(DirectX 12,WQHD)
GPU | 3DMark Time Spy Graphics |
---|---|
RTX 4090 |
36195
|
RTX 4080 |
28127
|
RTX 4070 Ti |
22746
|
RTX 3090 Ti |
21766
|
RTX 3090 |
19903
|
RTX 3080 Ti |
19600
|
RTX 4070 |
17840
|
RTX 3080 |
17654
|
RTX 3070 Ti |
14839
|
RTX 3070 |
13647
|
RTX 4060 Ti(8GB) |
13447
|
RTX 4070 Laptop |
12053
|
RTX 3060 Ti |
11726
|
検証機(RTX 3060 Ti) |
11436
|
RTX 4060 |
10622
|
RTX 3060 |
8733
|
RTX 3050 |
6204
|
GTX 1650 |
3555
|
※そのほかのスコアはUL Solutionsによる平均値
デスクトップPC向けGPU性能(DirectX 12 Ultimate)
GPU | 3DMark Speed Way Graphics |
---|---|
RTX 4090 |
10008
|
RTX 4080 |
7172
|
RTX 3090 Ti |
5885
|
RTX 4070 Ti |
5437
|
RTX 3090 |
5362
|
RTX 3080 Ti |
5303
|
RTX 3080 |
4604
|
RTX 4070 |
4438
|
RTX 3070 Ti |
3749
|
RTX 3070 |
3441
|
RTX 4060 Ti(8GB) |
3159
|
RTX 3060 Ti |
2949
|
検証機(RTX 3060 Ti) |
2930
|
RTX 4060 |
2518
|
RTX 3060 |
2173
|
※そのほかのスコアはUL Solutionsによる平均値
ゲーム性能
RTX 3060 Tiモデルでゲーム系ベンチマークを試したところ、フルHDであればそこそこ重いゲームでも普通二楽しめそうな結果が出ました(フルレイトレーシングを除く)。ただし4Kではかなり厳しいでしょう。
RTX 3060 Ti検証結果まとめ
- ・フルHDならだいたい快適
- ・フルレイトレは厳しい
- ・シューター系は平均200fps超
- ・競技系は平均400fps超
サイバーパンク2077 (重い / DX12)
フルHD
画質 ※DLSS:自動 | 平均FPS / 最低FPS |
レイトレーシング:オーバードライブ | 32.1 / 13.59 |
レイトレーシング:ウルトラ | 62.47 / 10.56 |
ウルトラ | 102.43 / 69.52 |
4K
画質 ※DLSS:自動 | 平均FPS / 最低FPS |
レイトレーシング:オーバードライブ | 15.13 / 6.54 |
レイトレーシング:ウルトラ | 30.62 / 21 |
ウルトラ | 29.87 / 24.71 |
Portal with RTX(激重)
解像度と画質 | 平均FPS / 低位1% |
フルHD | 46.7 / 40.8 |
4K | 19.8 / 16.8 |
※最高画質
ファークライ6(そこそこ重い / DX12)
解像度と画質 | 平均FPS / 最小FPS |
フルHD レイトレ 最高画質 | 124 / 110 |
フルHD 最高画質 | 101 / 89 |
4K レイトレ 最高画質 | 31 / 13 |
4K 最高画質 | 52 / 43 |
アサシン クリード ヴァルハラ (激重)
解像度と画質 | 平均FPS / 低位1% |
フルHD 最高画質 | 135 / 99 |
4K 最高画質 | 75 / 55 |
エーペックスレジェンズ 射撃訓練場(中量級)
画質 | 平均FPS / 低位1% |
フルHD 最高画質 | 244.7 / 181 |
4K 最高画質 | 105.2 / 74.8 |
※実際のプレーではこの結果よりもFPSが低下します
レインボーシックス シージ(軽い) ※Vulkan
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
フルHD 最高画質 | 404 / 323 |
4K 最高画質 | 287 / 238 |
※最高画質設定。ゲーム内ベンチマークの結果
CS:GO FPS Benchmark(軽い)
画質 | 平均FPS |
フルHD | 561.23 |
4K | 246.3 |
※ワークショップ内のマップ「FPS Benchmark」を使用、画質は最高設定
セールのときが狙い目
記事執筆時点(2023年11月上旬)では、RTX 3050 / 3060モデルがそこそこお買い得です。RTX 40シリーズ搭載モデルは、他社製品に比べて1~3割程度高め。「レノボでないとヤダ!」という人でない限り、もう少し値下がりするのを待ってみてもいいでしょう。
レノボでは定期的にセールが行なわれるので、その時期を狙うならアリだと思います。とくに強烈なのは、ポイントサイト「楽天リーベイツ」経由で購入すると20%ぶんの楽天ポイントをもらえるキャンペーン。実質2割引となるので、ぜひこのタイミングを狙ってください。お得なセール情報については、当サイトのX(旧Twitter)アカウントで配信しています。
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