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マウス m-Book F(2018年モデル) レビュー:実用性重視で万能タイプな15.6インチノートPC

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マウス m-Book F レビュー

マウスコンピューターのm-Book Fシリーズは、15.6インチのフルHDディスプレイを搭載したスタンダードタイプのノートPCです。DVDの再生と書き込みが可能な光学ドライブを搭載しているほか有線LANやVGA(D-sub15ピン)に対応するなど、実用性を重視した作りが特徴。ビジネスからプライベートまで、さまざまなシーンで活用できます。

 

m-Book F スペック概要

【主なスペック】CPU:第7/8世代 Core i3/5/7 メモリー:4~32GB / ストレージ:SSD/HDD / ディスプレイ:15.6インチ フルHD

m-Book Fの注目ポイント

HDD+SDDの同時利用が可能

HDD+SDDの同時使用が可能

大容量のHDDとアクセスが高速なSSDを同時に搭載できます(要追加オプション)。空き容量を気にすることなく、しかもサクサク快適に使えるのでおすすめ!

光学ドライブに対応

光学ドライブに対応

最近のノートPCは光学ドライブ非搭載のものが多いのですが、m-Book Fシリーズはバッチリ対応しています(一部モデルを除く)。DVDやブルーレイも利用可能です。

眼に優しい非光沢

眼に優しい非光沢

液晶ディスプレイは光の映り込みを抑えた非光沢(ノングレア)タイプ。長時間の作業でも眼が疲れにくい点がメリットです。

 

実際にm-Book Fを使ってみましたが、仕事や普段使いにはホントにイイ感じです。CPUが特別高性能であるとかPCゲームが快適というわけではないのですが、遅すぎず速すぎずといったところで、標準的な利用にはピッタリ。Core i5/i7モデルであれば、ちょっとした動画編集や写真加工にもそこそこ使えます。

 

Premiere Pro

Core i5/i7モデルなら小規模な動画編集もOK。ただしメモリー容量は16GB以上がおすすめ

 

本体のデザインはちょっと無骨で、華やかさとかはまったくありません。でも安っぽく見えるわけではありませんし、妙な丸みもなく無難なデザインと言えるでしょう。実用性重視という感じですね。

 

m-Book F 本体デザイン

直線的なフォルムで、飾り気のない質実剛健な雰囲気です

 

ということで今回はメーカーからお借りしたm-Book Fの実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。

 

 

m-Book Fシリーズ

m-Book F(2018年モデル)

税込7万3224円~

 

公式サイトを見る
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※価格や構成は変更される場合があります

 

関連記事

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スペックとラインナップ

m-Book Fのスペック

OS Windows 10 Home / Pro
CPU Core i3-7100U / Core i5-8250U / Core i7-8550U
メモリー 4~32GB
ストレージ HDD / SSD ※デュアル可
グラフィックス Intel HD / UHD Grahpics 620
光学ドライブ なし/あり(一部オプション)
ディスプレイ 15.6インチ、1920×1080ドット、非光沢、タッチ非対応
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2、1000BASE-T対応有線LAN
インターフェース USB3.0(フルサイズ)×1、USB3.0(Type-C)×1、USB2.0×2、VGA(D-sub15ピン)、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット、ヘッドホン出力/マイク入力
セキュリティ機能 セキュリティースロット、TPM 2.0、マカフィー リブセーフ(60日体験版)
カメラ 100万画素
サイズ/重量 幅377×奥行き257×高さ31.9mm(突起物含む)/約2.1~2.3kg
オフィス オプション
バッテリー駆動時間 6時間

※2018年9月20日時点。構成は変更される場合があります

 

m-Book FシリーズではCPUとして第7世代のCore i3-7100Uと、第8世代のCore i5-8250UおよびCore i7-8550Uの3種類が用意されています。安いのはCore i3搭載モデルですが、快適に使うなら性能が高いCore i5/i7がおすすめです。

 

CPU性能比較(CPU Mark)

CPU PassMark CPU Markスコア
Core i7-8550U
9045
Core i5-8250U
8367
Core i3-7100U
3785

※スコアは当サイト計測の平均値で、m-Book Fの実際の性能を表わすものではありません

 

メモリーは標準では4~16GB(モデルによって異なる)ですが、購入時のカスタマイズで容量を増やせます。またHDDとSSDを同時に使う”デュアルストレージ”構成にも対応。予算や用途に応じて、自由にスペックを調整可能です。

 

m-Book F パーツカスタマイズ

メモリー容量やストレージ構成を変更可能。選択しが多く、追加料金が安い点がマウスコンピューター製品の特徴です

 

なお一部のモデルでは光学ドライブが非搭載である点に注意してください。必要な場合は、購入時のカスタマイズ画面で追加可能です(要追加料金)。

 

m-Book F 光学ドライブ

Core i3モデルと一部のCore i5モデルで、光学ドライブはオプション扱いになっています

ラインナップ

m-Book Fシリーズには、パーツ構成の異なるモデルが全部で10種類用意されています。それぞれの主な仕様と価格は以下のとおり。メモリーやストレージは注文時のカスタマイズ画面で変更できますが、CPUについてはあとから変更することはできません。

 

ラインナップ(全10モデル)

m-Book F536EN
Core i3 4GBメモリー 500GB HDD 税込7万3224円
m-Book F536EN-C
Core i3 8GBメモリー 500GB HDD 税込7万8624円
m-Book F536BN-S2
Core i3 8GBメモリー  税込8万4024円
m-Book F536BN-SH
Core i3 8GBメモリー 128GB SSD 1TB HDD 税込8万9424円
m-Book F556BN-S2
Core i5 8GBメモリー 税込9万4824円
m-Book F556BD-S2
Core i5 8GBメモリー  DVDスーパーマルチドライブ 税込9万8064円
m-Book F556SN-M2SH2
Core i5 8GBメモリー 256GB SSD 1TB HDD 税込10万0224円
m-Book F556SD-M2SH2
Core i5 8GBメモリー 256GB SSD 1TB HDD DVDスーパーマルチドライブ 税込10万3464円
m-Book F576SD-M2SH2
Core i7 8GBメモリー 256GB SSD 1TB HDD DVDスーパーマルチドライブ 税込11万1024円
m-Book F576SD-M2SH5-C
Core i7 16GBメモリー 512GB SSD 1TB HDD DVDスーパーマルチドライブ 税込13万2624円

※2018年9月20日時点。価格はタイミングによって変わります

 

変更できるパーツの種類や価格は、モデルによって異なります。パーツカスタマイズの詳細については、公式サイトでご確認ください。

 

リンク

公式サイトのm-Book F詳細ページ
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本体の大きさやデザイン

m-Book Fの本体カラーはブラックで一見すると地味な印象ですが、直線的で角ばったデザインを採用しているため、比較的スタイリッシュに見えます。ボディの素材は樹脂(プラスチック)で金属素材のような質感は感じられないものの、それほど安っぽくは感じませんでした。

 

m-Book F 天板のデザイン

本体カラーはブラック

 

m-Book F シャープなデザイン

安いモデルでよくある妙な丸みはなく、どちらかと言うとシャープな印象です

 

m-Book F 底面部

底面部は標準的な作り

 

m-Book F バッテリー

バッテリーは取り外し可能

 

m-Book F キーボード面

キーボード面もブラックで、デザインに統一感があります

 

m-Book F ベゼル幅

液晶ディスプレイのベゼル幅はやや太め

 

本体サイズはやや大きめですが、15.6インチタイプとしては標準的です。高さは25.4mmで、これもまた標準的な厚み。しかしゴム足が大きいため、設置時の高さは31.9mmとちょっと厚くなります。と言っても持ち歩くわけではないので、あまり気になることはないでしょう。

 

m-Book F 本体サイズ

接地面積

 

m-Book F サイズ感

大きさはB4サイズよりもやや大きい程度

 

m-Book F 前面と背面

接地面積が大きいので、見た目はけっこうスリム

 

m-Book F ゴム足を含めた高さ

底面保護用のゴム足を含めるとやや厚めです

 

m-Book F 重さ

重量は公称値で2.1~2.3kg、実測値では2.138kgでした

 

ノートPCの平均重量

画面サイズ 平均重量
11.6インチ 1.126kg
12.5インチ 1.131kg
13.3インチ 1.253kg
14インチ 1.518kg
15.6インチ 2.174kg
ノートPC全体 1.551kg

※2017年12月~2018年5月に当サイトが検証したノートPC(2-in-1を含む) 50台ぶんの実測値より

 

m-Book F 電源アダプター

付属の電源アダプター。重さは実測215g

画面の色と見やすさ

液晶ディスプレイのサイズは15.6インチで、ノートPCのなかではもっともよく使われている大きさです。解像度は1920×1080ドットのフルHD。1366×768ドットのHD解像度に比べてデスクトップを広く使える上に、一度により多くの文字を表示できるので作業効率が大きく向上します。

 

m-Book F 画面のサイズと解像度

スタンダードな15.6インチで、解像度は1920×1080ドット

 

映像を確認したところ、色がやや青みがかっていました。スマホなどで使われているIPSパネルほど自然ではありません。とは言うものの内容は普通に確認できますし、色にこだわる人でなければ問題ないでしょう。

 

m-Book F 映像の色合い

写真はやや青みがかって見えますが、精細で細部まで確認できます

 

TNパネルとIPSパネルの違い

TNパネルとIPSパネルの色合いの違いの例 ※写真は別の機種を使ったもの

 

m-Book F ガンマカーブ

i1Display Proによる映像のガンマカーブ。青い選が下に突出しているのは、青みが強いことを表わします

 

m-Book F 画面の明るさ

画面はやや暗い印象ですが、作業には十分な明るさです

 

画面は光沢のないノングレア仕上げです。光の映り込みが抑えられるので眼が疲れにくく、長時間の作業に向いています。

 

m-Book F ノングレア

非光沢と光沢の違い

キーボードの使いやすさ

キーボードはテンキー付きの日本語配列です。バックライトには対応していません。

 

m-Book F キーボード

m-Book Fのキーボード

 

キーピッチ(キーとキーの間隔)は18mmで、理想とされる19mmよりもやや小さめです。実際に入力したところ確かにちょっと窮屈に感じましたが、使い続けるうちに慣れるでしょう。

 

気になるのはEnterキー周辺の配列です。カーソルキーがEnterキーのすぐ下にあるため、右Shiftキーが左側に寄せられています。また→キーがテンキー側に食い込んでいるため、誤ってテンキーを押してしまうことがあるかもしれません。個人的にはEnterキーとテンキーの間隔はもう少し広いほうが使いやすいと思います。

 

m-Book F 配列で気になる部分

キー配列で気になる部分

 

キーストローク(キーを押し込む深さ)は1.8mmで、ノートPCの標準(1.5mm)よりも深く作られています。深さがあるのでタイプ感はしっかり感じられるのですが、入力時に少しぐらつきを感じました。とは言え、総合的にはタイプ感は悪くありません。

 

m-Book F キーストローク

キーストロークは1.8mmで、入力時の手応えがしっかり感じられます

 

キーのタイプ音はうるさすぎない程度で、静かというわけではありません。軽い力で入力すると「カタカタカタ」と控えめな音が聞こえます。強いタッチだと「パチパチ」と響くので、静かな場所では軽めのタッチを意識するといいでしょう。

 

m-Book F キーのタイプ音

タイプ音は静かというわけではありませんが、特別うるさくもありません

 

m-Book F タッチパッド

タッチパッドは誤操作の少ないボタン分離型。十分な大きさでダイナミックな操作も可能です

端子類の種類と使いやすさ

インターフェース(端子類)は、充実しています。USB端子は合計4ポートと十分な構成。ビジネスシーンで使う機会が多い有線LANやVGA(D-sub15ピン)にも対応しています。

 

m-Book F 左側面

左側面のインターフェース

  • ① 電源コネクター
  • ② VGA(D-sub15ピン)
  • ③ 1000BASE-T対応有線LAN
  • ④ HDMI
  • ⑤ USB3.0
  • ⑥ USB3.0(TYpe-C)

 

m-Book F 右側面

右側面のインターフェース

  • ① ヘッドホン出力/マイク入力
  • ② USB2.0
  • ③ 光学ドライブ
  • ④ セキュリティースロット ※盗難防止用

 

m-Book F 前面

前面のインターフェース

  • ① SDメモリーカードスロット

 

m-Book F 光学ドライブ

光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブかブルーレイディスクドライブを選択可能(一部のモデルではオプション)

駆動時間や発熱、騒音

ここからは、m-book Fの性能テストの結果を紹介します。テストに使ったモデルの型番はm-Book F556SD-M2SH2で、主なスペックは以下の表のとおり。検証/ベンチマーク結果はパーツ構成や個体差、環境、タイミングなどによって大きく変わる点をあらかじめご了承ください。

 

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8550U
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD + 1TB HDD
グラフィックス Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵)

バッテリー駆動時間計測結果

当サイトでの計測方法でバッテリー駆動時間のテストを行なったところ、最大で4時間49分という結果となりました。公称値よりも短いのですが、これはバッテリー残量が10%を切るとバッテリー切れになるように設定されていたからだと思われます。

 

バッテリー消費の大きいPCMark 8の結果も加味すると、実際の駆動時間は4時間程度と考えたほうがいいでしょう。長くはありませんが、そもそもm-Book Fは持ち歩き用ではないため、大きな問題ではないはずです。

 

バッテリー駆動時間のテスト結果

公称値 6時間
BBenchによる計測 4時間49分
PCMark 8による計測 3時間20分

※テストの条件や計測方法についてはコチラ

 

なおバッテリー駆動時間は作業内容によって大きく変わる点に注意してください。

本体の温度について

キーボード面の温度を計測したところ、動画変換などの高負荷時には温度がかなり上昇しました。実際に触ってみると、けっこう温かく感じます。左側面の通気孔付近も高温になるため、近くに物を置くのは控えたほうが良さそうです。

 

表面温度(室温27.1℃) ※画像クリックで拡大

動画視聴 動画変換 3Dゲーム
m-Book F キーボード面の温度最大36.1℃ m-Book F キーボード面の温度最大44.9℃ m-Book F キーボード面の温度最大46.7℃

駆動音の計測結果

駆動音(ファンの回転音や通気口からの排気音)を計測したところ、軽めの処理では音は聞こえませんでした。高い負荷がかかると排気音が聞こえますが、気になるほどではありません。

 

駆動音の計測結果(室温27.1℃)

電源オフ 37.1dBA
待機中 37.1dBA ほぼ無音
動画視聴 37.6dBA ファンの回転音がほんのわずかに聞こえる
動画変換 50.2dBA 排気音が聞こえるが大きくはない
3Dゲーム 55.0dBA 排気音がけっこう大きい

消費電力について

さまざまな状況下での消費電力は以下のとおり。高性能なCore i7-8550Uを搭載しているにも関わらず、消費電力は控えめです。

 

1分間の平均消費電力(REX-BTWATTCH1による計測)

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
8.4W 12W 31.2W 31.2W

※消費電力の計測方法はコチラ

起動時間について

起動時間(電源ボタンを押してからデスクトップが表示されるまで)は平均11.66秒(高速スタートアップ有効)でした。SSD搭載機の平均(16~17秒程度)よりも起動が速く快適に利用できますが、ストレージがHDDのみだと起動に40秒以上かかるかもしれません。

 

起動時間の計測結果(手動による計測)

1回目 2回目 3回目 4回目 5回目 平均
13.3秒 11.3秒 11.2秒 11.2秒 11.3秒 11.66

ベンチマーク結果

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8550U
メモリー 8GB
ストレージ 256GB SSD + 1TB HDD
グラフィックス Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵)

ストレージ性能

試用機で使われていた256GB SSDはSATA接続タイプで、アクセス速度は標準的です。購入時のカスタマイズオプションでNVMeタイプのSSDを選べば、より快適に利用できます。

 

m-Book F ストレージのアクセス速度(CrystalDiskMark)

256GB SSD(左)と1TB HDD(右)のアクセス速度

 

ストレージのアクセス速度

ストレージのアクセス速度の違い

CPU性能

CPU性能を計測するベンチマークテストでは、Core i7-8550Uの平均値を下回る結果が出ました。CPU温度が上がりすぎないように調整しているためか、パフォーマンスがわずかに抑えられているようです。とは言え、普段使いには十分な結果が出ています。

 

CPU性能比較(マルチコア)

名称 CINEBENCH R15スコア マルチコア
Core i7-8550U
567
Core i5-8250U
566
m-Book F(Core i7-8550U)
537
Core i7-7500U
342
Core i5-7200U
328
Core i3-7100U
253

※そのほかのCPUのスコアは当サイト計測の平均値

 

CPU性能比較(CPU Mark)

名称 PassMark CPU Markスコア
Core i7-8550U
9045
Core i5-8250U
8367
m-Book F(Core i7-8550U)
8284
Core i7-7500U
5564
Core i5-7200U
4949
Core i3-7100U
3785

※そのほかのCPUのスコアは当サイト計測の平均値

3D性能

3D性能のテストでもCPUのときと同様に、平均値よりもやや低い結果が出ています。と言っても平均値を少し超えたからと言ってゲームを快適に遊べるわけではないので、気にする必要はありません。

 

3D機能の性能比較

名称 グラフィックス機能 3DMark Fire Strikeスコア
Core i7-8550U Intel UHD Graphics 620
1071
Core i5-8250U Intel UHD Graphics 620
1017
m-Book F(Core i7-8550U) Intel UHD Graphics 620
985
Core i3-7100U Intel HD Graphics 620
676

 

ゲーム系ベンチマークでも、プレーには厳しい結果が出ています。ただしドラクエ10などごく軽めのゲームで解像度を1280×720ドットにまで落とせば、多少は遊べるレベルになるかもしれません。

 

ゲーム系ベンチマーク結果(フルHD)

FF14ベンチ FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
最高品質 高品質(ノートPC) 標準品質(ノートPC)
829(動作困難)※4.788 FPS 1193(設定変更が必要)※7.334 FPS 1599(設定変更を推奨)※10.218 FPS
ドラゴンクエストX ドラゴンクエストX ※軽い
最高品質 標準品質 低品質
2562(やや重い) 3341(普通) 4110(普通)

動画変換や写真加工の快適さ

動画出力(書き出し)

動画出力(書き出し)
動画編集の書き出しは、そこそこ問題のないレベルです。本格的な動画編集を行なうなら、Core i7+16GB以上のメモリーの構成をおすすめします。

動画出力にかかった時間

かかった時間
m-Book F(Core i7-8550U+8GB) 7分25秒
m-Book B506H(Core i7-8550U+8GB) 14分16秒

※「Adobe Premiere Pro CC 2018」を使って、FF14ベンチをキャプチャーした6分44秒のフルHD動画に画像とテロップ、音声を追加した合計7分のゲーム実況風動画を作成。書き出し設定は「H.264」で、「YouTube 1080p HD」のプリセットを使用。

動画変換

動画変換
動画変換についても、とりあえず問題はないレベルです。本格的な作業では専用GPU搭載機のほうが有利ですが、十分利用できる範囲内でしょう。

動画変換にかかった時間

CUDA ソフトウェア
m-Book F(Core i7-8550U) ※非対応 12分50秒
Core i7-8550U+GTX1050 3分47秒 6分46秒

※Adobe Media Encorder CCで5分間の4K映像(XAVC-S、3.51GB)をプリセット「YouTube 1080p HD」で変換するのにかかった時間

総合的なクリエイティブ性能

PCMark10

PCMark 10では各スコアが3000を超えれば本格的な作業をなんとか行なえるレベルです。テストでは写真と動画の編集についてはクリアーしているため、ちょっとした作業なら問題ありません。

PCMark 10ベンチマーク結果(一部抜粋)

Digitala Content Creation(総合スコア) 2623
Photo Editing(写真編集) 3097
Rendering and Visualization(3D制作) 1765
Video Editing(動画編集) 3305

さまざまな用途に適した万能PC

ということで、今回は m-Book Fのレビューをお届けしました。

 

このモデルはほかのマウス製品に比べて突出した特徴はないものの、そのぶんスキのない完成度に仕上がっていると思います。ひととおりの機能は揃っていますし、値段もお手ごろ。これからパソコンを始めたい初心者の方から、バリバリと使いこなしたい人にまでオススメのモデルです。

 

ラインナップが全部で10種類と多いのですが、選ぶならHDD+SSD+DVD構成のCore i5モデルまたは同構成のCore i7モデルを選ぶといいでしょう。ストレージの容量がたっぷりあるので、空き容量不足で困ることはありません。動画編集などに使うのであれば、16GBメモリー搭載モデルをおすすめします。

 

m-Book F 感想

高性能でひととおりの機能を備えたオールラウンダーなノートPC

 

m-Book Fのまとめ

  • 光学ドライブに対応
  • インターフェースが豊富
  • 柔軟なパーツカスタマイズに対応

 

m-Book Fシリーズ

m-Book F(2018年モデル)

税込7万3224円~

 

公式サイトを見る
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※価格や構成は変更される場合があります

 

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記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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