全5種類のラインナップのうち、もっとも安いベーシックモデルは税込10万円切りの価格でお手頃です。しかし性能の低いCPUやGPUが使われているので、実際にゲームを楽しめるのか不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
ラインナップ
ベーシックモデル | |
---|---|
税込9万6800円 | |
スタンダードモデル | |
税込10万6392円 | |
スタンダードプラスモデル | |
税込11万8668円 | |
パフォーマンスモデル | |
税込13万5036円 | |
クリエイターモデル | |
税込14万3220円 |
※2020年1月3日時点。価格は7%クーポン適用時
そこで今回はメーカーからお借りしたHP Pavilion Gaming 15-dk0000のベーシックモデルを使って、実際のゲームについてレビューします。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
PC本体の使い勝手やデザインなどについては、別の記事で詳しくレビューしています。
https://komameblog.jp/review/pavilion-gaming15-dk0000-2/
この記事の目次
特別クーポンでさらに値引き!
7%オフのクーポンを使えば、セール商品をさらにお得に購入できます。クーポン入手後はこのページに戻り、購入したいモデルを選んでください。
11万円以上で5%オフクーポン
13万2000円以上で7%オフクーポン
HP Pavilion Gamin 15-dk0000
税込9万6800円~
※2020年1月3日時点
ゲーム系ベンチマーク結果
まずはHP Pavilion Gaming 15-dk0000のベーシックモデルで、ゲームをどれだけ快適に楽しめるのかについて解説します。
結論から言うと処理の重い重量級ゲームは厳しいものの、やや重い程度の中量級ゲームなら画質を落とすことで快適に遊べる目安の平均60 FPSをクリアーできます。ただゲームによっては画質を落としすぎるとプレーしづらい場合があるので、標準画質 (中画質)で60 FPSを割るようなら画質よりも解像度を落としたほうがいいでしょう。
ベンチマーク結果から考えると、けっこう多くのゲームを快適に遊べそうです。正直なところ軽いゲームしかプレーできないんじゃないかと思っていましたが、この結果は意外でした。
※テストはすべてフルHDで実施
FF15ベンチ (重量級 / DX11)
画質 | スコア / 評価 |
高品質 | 2272 / 重い |
標準品質 | 3414 / 普通 |
軽量品質 | 4466 / 普通 |
※スコアが6000以上で「快適」
FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (中量級 / DX11)
画質 | スコア / 評価 / 平均FPS |
最高品質 | 6729 / とても快適 / 45.5 FPS |
高品質 | 9462 / 非常に快適 / 65.7 FPS |
標準品質 | 11245 / 非常に快適 / 83.6 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ドラクエXベンチ (超軽量級 / DX9)
画質 | スコア / 評価 |
最高品質 | 15957 / すごく快適 |
標準品質 | 16689 / すごく快適 |
低品質 | 17987 / すごく快適 |
PSO2ベンチ (軽量級 / DX9)
簡易描画設定 | スコア |
6 (最高) | 13223 |
3 | 31408 |
1 (最低) | 57725 |
※スコア5000以上が快適に遊べる目安
リーグ・オブ・レジェンド (超軽量級 / DX9)
モード | 平均FPS / 最低FPS |
サモナーズリフト (最高画質) | 165.1 FPS / 130 FPS |
TFT (最高画質) | 84 FPS / 71 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
フォートナイト (中量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
エピック | 36.3 FPS / 30 FPS |
高 | 50.2 FPS / 41 FPS |
中 | 84.8 FPS / 73 FPS |
低 | 106.1 FPS / 96 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
PUBG (中量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
ウルトラ | 34.3 FPS / 30 FPS |
高 | 44.1 FPS / 39 FPS |
中 | 48.2 FPS / 42 FPS |
低 | 53.7 FPS / 45 FPS |
非常に低い | 63.6 FPS / 51 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
PUBG LITE (軽量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
ウルトラ | 87.1 FPS / 67 FPS |
高 | 138.3 FPS / 93 FPS |
中 | 131.1 FPS / 105 FPS |
低 | 128.6 FPS / 109 FPS |
非常に低い | 131.4 FPS / 118 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
オーバーウォッチ (軽量級 / DX10)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
エピック | 58.6 FPS / 52 FPS |
ウルトラ | 82.7 FPS / 71 FPS |
高 | 96.3 FPS / 79 FPS |
NORMAL | 128 FPS / 110 FPS |
低 | 163 FPS / 143 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
エーペックスレジェンズ (中量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
最高設定 | 36.6 FPS / 33 FPS |
最低設定 | 68.6 FPS / 57 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
アサシンクリード オデッセイ (超重量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
最高 | 19 FPS / 2 FPS |
中 | 34 FPS / 19 FPS |
低 | 40 FPS / 21 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー (重量級 / DX12)
画質 | 平均FPS |
最高 | 25 FPS |
中 | 33 FPS |
最低 | 51 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ゴーストリコン ブレイクポイント (中重量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
ウルトラ | 29 FPS / 22 FPS |
中 | 42 FPS / 34 FPS |
低 | 48 FPS / 18 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ファークライ ニュードーン (中重量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
ウルトラ | 35 FPS / 27 FPS |
中 | 41 FPS / 33 FPS |
低 | 44 FPS / 9 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ディヴィジョン2 (中重量級 / DX12)
画質 | 平均FPS |
ウルトラ | 21 FPS |
中 | 41 FPS |
低 | 72 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
3Dグラフィックス性能
GPU | 3DMark Fire Strike Graphicsスコア |
---|---|
RTX 2080 |
23762
|
RTX 2080 Max-Q |
20066
|
RTX 2070 |
19807
|
RTX 2070 Max-Q |
18568
|
RTX 2060 |
14945
|
GTX 1660 Ti |
14392
|
GTX 1650 |
8689
|
HP Pavilion Gaming 15 (GTX 1050) |
5966
|
MX250 |
3711
|
UHD 630 (Core i7) |
1176
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
前述のとおりHP Pavilion Gaming 15-dk0000のベーシックモデルでは、GPUとしてGeForce GTX 1050が使われています。ひと世代前のエントリー (入門)向けGPUですので、ゲーミング性能は高くありません。ですが前述のゲーム系ベンチマークの結果をご覧いただければおわかりのとおり、人気ゲームでもそこそこ快適に楽しめます。
3D性能を計測するベンチマークテストでは、現行世代のエントリー向けであるGTX 1650のスコアを31%下回りました。ゲーム用のGTXシリーズのなかでは、もっとも低いパフォーマンスです。
CPU性能
CPU | CINEBENCH R20 CPUスコア |
---|---|
Core i9-9980HK |
3558
|
Core i9-9880H |
3402
|
Core i7-9750H |
2714
|
Core i7-8750H |
2625
|
Core i7-10710U |
2137
|
Core i5-9300H |
1922
|
HP Pavilion Gaming 15 (Core i5-9300H) |
1873
|
Core i7-10510U |
1690
|
Core i5-1035G4 |
1649
|
Core i7-1065G7 |
1630
|
Core i7-8565U |
1383
|
Core i5-1035G1 |
1370
|
Core i5-10210U |
1338
|
Core i5-8250U |
1272
|
Core i5-8265U |
1217
|
Core i3-10110U |
950
|
Core i3-8145U |
769
|
Celeron N4000 |
301
|
Celeron 4205U |
293
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
HP Pavilion Gaming 15-dk0000のベーシックモデルで使われているCore i5-9300Hは、4コア / 8スレッドで動作するゲーミングPC / クリエイティブPC向けのCPUです。ゲームの快適さに影響するマルチコア性能は、4コアCPUのなかではトップクラス。しかしより高性能な6コア / 12スレッドや8コア / 16スレッドのCPUには及びません。とは言え、ノートPC向けCPU全体で見れば、性能は高いほうです。
ストレージ性能
ストレージ構成は1TB HDD + Optaneメモリーの構成です。HDDのみではシーケンシャルリードで100~200MB/秒あたりですが、Optaneメモリーの効果によってSSD並みのアクセス速度が出ていました。特にウィンドウズの快適さに大きく影響するランダムアクセスが速く、全体的にキビキビと動きます。HDD搭載機特有のもったりした反応は感じられませんでした。また容量も1TBあるので、大作ゲームを複数本インストールしても空き容量は十分です。
どうしても予算がないならアリ
ベンチマーク結果をご覧いただければおわかりのとおり、Core i5 + GTX 1050でも人気のゲームはひととおり楽しめます。正直なところ、ここまでキビキビ動くとは思いませんでした。
ただ最新世代のGTX 1650はさらにパフォーマンスが高く、GTX 1050と値段はそれほど変わりません。ゲームの安定性も変わりますので、ゲーミングノートPCを安く購入したいならまずはGTX 1650搭載機種から検討するべきでしょう。どうしても予算がないなら、安さ優先でGTX 1050搭載機種を選ぶのはアリです。
https://komameblog.jp/game/gaming-laptop/
特別クーポンでさらに値引き!
7%オフのクーポンを使えば、セール商品をさらにお得に購入できます。クーポン入手後はこのページに戻り、購入したいモデルを選んでください。
11万円以上で5%オフクーポン
13万2000円以上で7%オフクーポン
HP Pavilion Gamin 15-dk0000
税込9万6800円~
※2020年1月3日時点
*
当サイトでは2~3万円台の格安ノートPCから高性能ノートPCまで、さまざまな最新モデルを検証・解説しています。記事の更新情報は当サイトのtwitterアカウントでお知らせしているので、フォローしていただくことをおすすめします。
関連記事