ポイント
- 価格が安い
- 光学ドライブ標準搭載
- 本体がコンパクト
HP Pavilion Gaming Desktop 690-0070jpのスペック
CPU | ・Core i5-9400 ・Core i7-9700F |
---|---|
メモリー | ・8GB ・16GB |
ストレージ | ・HDD ・SSD + HDD |
グラフィックス | ・UHD 630 (CPU内蔵) ・GTX 1650 ・GTX 1660 Ti |
チップセット | H370 |
電源 | ・310W (80PLUS GOLD) ・400W (80PLUS PLATINUM) |
※2019年12月23日時点。構成は変更される場合があります
フォームファクター | ※microATX相当 |
---|---|
SATAポート | 3 |
M.2スロット | 2 (Wi-Fi用×1 + ストレージ用×1) |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ドライブベイ | 3.5インチ×1 |
拡張スロット | PCI Express x16×1 PCI Express x1×1 |
有線LAN | 1000Mbps |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
USB3.1 | 3 (Gen1、前面×2 + 背面×1) |
USB3.0 | - |
USB2.0 | 5 (背面) |
USB Type-C | 1 (Gen1、前面) |
Thunderbolt 3 | - |
メモリーカード | SD |
HDMI | 1 |
VGA (D-sub15) | 1 |
DisplayPort | ・なし (UHD630 /GTX1650) ・1 (GTX1660 / GTX1660Ti) |
DVI | ・なし (UHD630) ・1 (GTX1650 / GTX1660 / GTX1660Ti) |
シリアルポート | - |
PS/2 | - |
サイズ | 幅170mm 奥行き277mm 高さ338mm |
重量 | 約5.15kg |
付属品 | USBマウス / キーボード(グラフィックレスエディションのみなし) 電源ケーブルなど |
オフィス | なし ※オプションで追加可能 |
この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、本体の外観や機能、実際の性能についてレビューします。
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本体の外観と内部
コンパクトな本体
HP Pavilion Gaming Desktop 690は、デスクトップPCとしては一般的なミニタワー型に分類されます。ただし本体サイズは標準的なミニタワー型よりもひと回り以上コンパクト。どちらかと言えば、大きなスリム型PCといった印象です。設置に場所を取らないのは大きな魅力。
デスクトップの主な分類
ミドルタワー型 | ミニタワー型 | スリム型 | コンパクト型 |
機能:◎ 拡張性:◎ 省スペース性:× 冷却性能:◎ |
機能:◎ 拡張性:○ 省スペース性:△ 冷却性能:○ |
機能:○ 拡張性:△ 省スペース性:○ 冷却性能:△ |
機能:△ 拡張性:× 省スペース性:◎ 冷却性能:△ |
前面のインターフェース
- ① 光学ドライブ
- ② 電源ボタン
- ② ヘッドセット端子
- ④ SDカードスロット
- ④ USB3.1
- ④ USB3.1 Type-C
背面I/Oパネルのインターフェース
- ① オーディオ端子
- ② HDMI ※グラボ付きモデルは非使用
- ③ VGA (D-sub15ピン) ※グラボ付きモデルは非使用
- ④ USB2.0
- ⑤ 有線LAN
- ⑥ USB3.1
- ⑦ DVI ※グラボ付きモデル
- ⑧ HDMI
- ⑨ DisplayPort ※GTX1660 / 1660Ti
本体内部とパーツ交換について
HP Pavilion Gaming Desktop 690は本体がコンパクトなぶん、拡張性はあまり高くありません。また内部フレームや固定パーツなどによってしっかりと固められているため、パーツの交換は面倒です。小さくて頑丈ではあるものの、メンテナンス性はいまひとつ。パーツ交換は不可能ではありませんが、内部をイジらない人に向いています。
HP Pavilion Gaming Desktop 690のベンチマーク結果
試用機のスペック
モデル名 | パフォーマンスプラス |
---|---|
CPU | Core i7-9700F |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD + 2TB HDD |
グラフィックス | GeForce GTX 1660 Ti (6GB) |
※ベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、個体差などによって大きく変わる場合があります
ストレージ性能
基本のストレージ構成はSSD + HDDのデュアル仕様で、グラボなしモデルのみ1TB HDDです。試用機で使われていた512GB SSDはPCIe 3.0 x4の超高速タイプでしたが、実際のアクセス速度はPCIe 3.0 x2程度でした。
CPU性能
CPU性能を計測するベンチマークテストでは、同じCore i7-9700の平均値をやや下回りましたが、十分なパフォーマンスです。下位モデルで使われているCore i5-9400も、軽め~やや重めのゲームをプレーするには問題ありません。
CPUの性能比較
CPU | CINEBENCH R20 CPUスコア |
---|---|
Core i9-9900K |
4278
|
Core i7-9700K |
3326
|
Core i7-9700 |
3190
|
Core i7-8700 |
3092
|
Pavilion Gamig Desktop 690 (Core i7-9700F) |
3072
|
Core i5-9400F |
2334
|
Core i3-9100 |
1592
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
グラフィックス性能
試用機で使われていたGTX 1660 Tiはミドルレンジ (中級向け)のGPUで、ゲーム用GPUのなかでも中位クラスのパフォーマンスです。とは言え、重めのゲームでもけっこう快適に動きます。下位モデルで使われているGTX 1650はエントリー (入門向け)クラスですが、中量級クラスのゲームであれば問題なくプレーできるでしょう。
GPUの性能比較
GPU | 3DMark Fire Strike Graphicsスコア |
---|---|
RTX 2080 Ti |
34282
|
RTX 2080 |
25205
|
RTX 2070 |
22856
|
RTX 2060 |
17843
|
GTX 1070 |
17405
|
Pavilion Gamig Desktop 690 (GTX 1660 Ti) |
15996
|
GTX 1660 Ti |
15697
|
GTX 1060 |
12415
|
GTX 1650 |
8893
|
GTX 1050 |
6945
|
UHD 630 (Core i7) |
1359
|
UHD 630 (Core i5) |
1051
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
ゲーム系ベンチマーク結果
実際のゲームの快適さについて計測したところ、GTX 1660 Tiであれば処理の重い重量級ゲームでも画質を調整することで快適に楽しめます。FPSやTPSなどの対戦ゲームについては、最高画質で100 FPS前後。144Hzの高リフレッシュレートディスプレイを使うなら、画質をやや落とせばOKです。さらに画質を下げれば、240Hzあたりも狙えます。
※テストはフルHDで実施
FF15ベンチ (重量級 / DX11)
画質 | スコア / 評価 |
高品質 | 6221 / 快適 |
標準品質 | 8760 / 快適 |
軽量品質 | 11306 / とても快適 |
※スコアが6000以上で「快適」
FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (中量級 / DX11)
画質 | スコア / 評価 / 平均FPS |
最高品質 | 14997 / 非常に快適 / 104.9 FPS |
高品質 | 15682 / 非常に快適 / 113 FPS |
標準品質 | 19241 / 非常に快適 / 163 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ドラクエXベンチ (超軽量級 / DX9)
画質 | スコア / 評価 |
最高品質 | 22757 / すごく快適 |
標準品質 | 22817 / すごく快適 |
低品質 | 23674 / すごく快適 |
PSO2ベンチ (軽量級 / DX9)
簡易描画設定 | スコア |
6 (最高) | 76,050 |
3 | 110,832 |
1 (最低) | 187,671 |
※スコア5,000以上が快適に遊べる目安
リーグ・オブ・レジェンド (超軽量級 / DX9)
モード | 平均FPS / 最低FPS |
サモナーズリフト (最高画質) | 270 FPS / 229 FPS |
TFT (最高画質) | 106 FPS / 91 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
フォートナイト (中量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
エピック | 105.3 FPS / 94 FPS |
高 | 136.4 FPS / 122 FPS |
中 | 243 FPS / 193 FPS |
低 | 333.2 FPS / 246 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
PUBG (中量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
ウルトラ | 98.7 FPS / 90 FPS |
高 | 124.6 FPS / 109 FPS |
中 | 132.2 FPS / 115 FPS |
低 | 143.8 FPS / 123 FPS |
非常に低い | 160.4 FPS / 124 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
オーバーウォッチ (軽量級 / DX10)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
エピック | 93.6 FPS / 83 FPS |
ウルトラ | 128.2 FPS / 113 FPS |
高 | 153 FPS / 130 FPS |
NORMAL | 189.8 FPS / 164 FPS |
低 | 252.4 FPS / 222 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
エーペックスレジェンズ (中量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
最高設定 | 122.5 FPS / 110 FPS |
最低設定 | 143.8 FPS / 143 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安。FPS上限はデフォルトのまま
アサシンクリード オデッセイ (超重量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
最高 | 51 FPS / 32 FPS |
中 | 94 FPS / 4 FPS |
低 | 104 FPS / 54 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ゴーストリコン ブレイクポイント (中重量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
ウルトラ | 72 FPS / 39 FPS |
中 | 103 FPS / 58 FPS |
低 | 114 FPS / 45 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ファークライ ニュードーン (中重量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
ウルトラ | 87 FPS / 69 FPS |
中 | 100 FPS / 86 FPS |
低 | 109 FPS / 90 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ディヴィジョン2 (中重量級 / DX12)
画質 | 平均FPS |
ウルトラ | 71 FPS |
中 | 122 FPS |
低 | 180 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー (重量級 / DX12)
画質 | 平均FPS |
最高 | 82 FPS |
中 | 98 FPS |
最低 | 134 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
価格について
HP Pavilion Gaming Desktop 690 (インテル)には、パーツ構成の異なる4種類のモデルが用意されています。それぞれのスペックと価格は以下のとおりです。
ラインナップ
スタンダード | |
---|---|
9万7680円 | |
パフォーマンスモデル (グラフィックレスエディション) | |
9万1080円 | |
パフォーマンス | |
11万5625円 | |
パフォーマンスプラス | |
13万9154円 |
※価格は税込&7%オフクーポン適用時、2019年12月23日時点
パフォーマンスモデル (グラフィックレスエディション)については、グラボなしである点に注意してください。このモデルでゲームを楽しむには、自分でグラボやSSDを追加することをおすすめします。
高性能&コンパクトで高コスパ!
よかった点
おすすめはGTX 1660 Ti搭載の上位モデル。税込13万円台で重量級ゲームを快適に楽しめるコストパフォーマンスの高さが魅力です。下位モデルでも中量級ゲームを快適にプレーできますが、今後のことを考えてパフォーマンスの高いほうを選んだほうがいいでしょう。筐体がコンパクトで、設置に場所を取らない点も魅力です。
気になる点
パーツ交換が面倒な点が残念。スロットやドライブベイも多くないので、あとからパーツを追加するような使い方には不向きです。また購入時のパーツカスタマイズにも非対応。購入時の状態でそのまま使う人に向いています。
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