ノジマオンラインにて、14インチタイプのビジネスノートPC『HP ProBook 445 G11』のRyzen 7 7735U / 16GBメモリー / 512GB SSD / Windows 11 Proモデルが7万4800円で販売されています。同じようなスペック・品質のノートPCは、安くても11万円台から。7万円台半ばは、激安レベルです。

Ryzen 7搭載のミドルレンジビジネスノートPCが7万4800円!
CPUとして使われているRyzen 7 7735Uは、現在の基準で考えるとだいたい「中の上」クラスです。高度なデータ・AI処理や動画編集などには向きませんが、書類作成や情報収集などには快適に利用できるでしょう。
筆者は過去に、実機を検証したことがあります。外観はスタンダードな仕上がりですが、安っぽさは感じられません。HP ProBook 465 G11は「ビジネス向けノートPC」とのことですが、個人でも購入可能です。よくあるスタンダードな外観ですが、いかにもビジネスPC的なゴツさや圧迫感は感じられません。


HP ProBook 445 G11の外観。天板はアルミ製

ディスプレイ周りはスッキリとしています

実際に手に持つと、それなりのズッシリ感があります。持ち歩けない重さではありませんが、軽々というほどでも

色合いはほどほどといったところ。違和感はないものの、sRGB 100%の高品質パネルほどではないように感じました。おそらく45% NTSCあたりの標準的なパネルが使われているのかもしれません
特に注目したいのは、日本語配列に違和感がない点です。お得な海外メーカー製PCはキーボードにクセがあるものですが、HP ProBook 445 G11はいい意味で標準的。使い始めから、サクサクと入力できるでしょう。

HP ProBook 445 G11のキーボード。標準的な日本語配列です
地味にうれしいのが、OSがWindows 11 Proである点です。Homeでも普通に使えるものの、Proのほうが便利な機能が多いんですよね。そのぶんPro搭載機は値段が高いのですが、今回のセール品はHome搭載機並みの安さで販売されています。
スペック
OS | Windows 11 Pro |
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ディスプレイ | 14インチ、1920×1200(WUXGA)、非光沢、300nit |
CPU | Ryzen 7 7735U |
メモリー | 16GB DDR5-4800(スロット×2、最大32GB) |
ストレージ | 512GB NVMe SSD |
グラフィックス | Radeon 680M(CPU内蔵) |
通信 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3、有線LAN(1Gb) |
インターフェース | USB Gen2 Type-C(PD/DP対応)×2、USB Type-A Gen1×2、HDMI2.1、ヘッドホン端子 |
生体認証 | 指紋センサー |
サイズ / 重量 | 幅318.6×奥行き224.4×高さ10.9~17mm / 約1.44kg |
バッテリー | 最大 約7.8時間(JEITA3.0、動画再生時) |
最近はDDR4-4800の16GB×2が、1万2000円前後で販売されています。自分で32GBに増設しても、かかる費用は合計8万6800円程度。32GBメモリー搭載モデルは安くなってきているとは言え、Ryzen 7搭載でこの値段なら非常にお得です。ただしパソコンを改造すると、メーカー保証のサポート外となる可能性があるので、自己責任でお願いします。
重さは1.44kgで持ち歩きにはちょっと重いのですが、据え置きで使うなら問題ありません。ガッツリ作業したい人向けの、お得なノートPCです。
ちなみに、同モデルのRyzen 5 / 32GBメモリーモデルは8万円台で販売中です。こちらもお得なので、ぜひチェックしてみてください。
なお同シリーズの16インチモデルも、32GBメモリー搭載で8万6407円とお買い得です。デスクに据え置きで使いameblog.jp/review/hp-probook-465-g11/
