
レノボ・ジャパンから、超コンパクトPC「Lenovo Yoga Mini 01IPH11(Intel)」が発売されました。基本構成はCore Ultra 5 325 / 16GBメモリー / 512GB SSD / Windows 11 Homeで、価格は19万9870円。販売中のモデルは、パーツカスタマイズに対応しています。

最安構成は19万9870円

パーツカスタマイズでCPUやSSDの容量をアップグレード可能(別途追加料金が必要です)
最新のCore Ultraシリーズ3を搭載しているとは言え、個人的には値段がちょっと高い印象を受けます。同構成のノートPCが最安13万円からですから、いくら最近はPCパーツが高いとは言っても、ディスプレイやバッテリー、キーボードのない機種で約20万円は厳しいかなと。
もっともこれは定価で、あとから値下がりする可能性はあります。割引価格で販売するために、一定期間あえて値引きのない定価で販売することは、景表法対策でよく行なわれる手段です。あとレノボでは、カスタマイズ非対応でスペック固定の割引モデルを販売することもよくありますね。

Lenovo Yoga Mini 01IPH11(Intel)

とてもコンパクトなミニPCサイズ
個人的に注目したいのは、Core Ultra X7 358Hに対応している点です。このCPUを選択すると、内蔵グラフィックスはIntel Arc B390 GPUにアップグレードされ、3D性能が大きく向上します。一部でRTX 4050相当だと言う声もありますが、これは XeSS 3(フレーム生成機能)を利用した場合のことで、実際のパワーは3050 / 2060あたりと考えたほうがいいかもしれません。とは言え、このサイズのミニPCとしては驚くべきパフォーマンスだとは思います。

CPUをCore Ultra X7 358Hにアップグレードすると、メモリーも32GBにアップ。そのぶん値段も9万7900円アップします
Lenovo Yoga Mini 01IPH11(Intel)で特徴的なのは、Copilot+ PCである点です。NPUやメモリー容量などの条件をクリアーしていればCopilot+ PCを名乗れるわけですが、マイクロソフトが提供するCopilot+ PC向けの機能を利用するには、生体認証やマイク機能などが事実上必須。そのために電源ボタンに指紋センサーを内蔵していたり、フロントにデュアルアレイ・マイクロホンを搭載していたりします。

フロントに設置されたデュアルマイク
またアルミ製ケースの天板部分は、タッチ操作に対応しています。用途については、製品ページで「シンプルなジェスチャーでアダプティブ・ライティングをオン・オフに切り替え」られるとのこと。そのほかにも、活用方法はあるかもしれません。

底面にはLEDを内蔵

利用状況によって色やパターンが変わるアダプティブライティング
スペック概要
| CPU | Core Ultra 5 325(8コア8スレッド) / Core Ultra X7 358H(16コア16スレッド) |
|---|---|
| AI性能 | 最大40TOPS (Core Ultra 5 325) / 最大122TOPS (Core Ultra X7 358H) |
| メモリー | 16 / 32GB LPDDR5X-8533 ※オンボードのため増設非対応 |
| ストレージ | 512GB / 1TB Gen4 NVMe SSD |
| グラフィックス | Intel Graphics / Intel Arc B390 GPU ※CPU内蔵 |
| 通信 | Wi-Fi 7(160MHz または320MHz)、Bluetooth 5.4、有線LAN(2.5Gb) |
| インターフェース | Thunderbolt 4×2、USB3.2 Gen2 Type-C×2、USB3.2×1、HDMI2.1、有線LAN、ヘッドフォン端子 |
| サウンド | 2Wスピーカー、デュアルマイク |
| セキュリティ | 指紋センサー ※電源ボタン内蔵 |
| サイズ / 重量 | 幅130mm×奥行き130mm×高さ48.6mm / 約600g |

インターフェース構成
性能&機能面でとても気になる機種ではあるものの、現時点では最小構成で約20万円の値段の高さがネックです。熱や騒音がどれほどなのかもまだ不明ですし、もう少し値下がり&情報が出そろってから購入したほうがいいかもしれません。
関連リンク
Yoga Mini i Gen 11 (Intel) | コンパクトなAI搭載スマートセンシングPC | レノボ・ ジャパン