
レノボ公式サイトにて、ThinkPad E14 Gen 8に新たな限定モデルが追加されました。通常モデルは最安18万円からであるのに対して、限定モデルは12万980円から。だいぶ安い値段で販売されています。

6/22にThinkPad E14 Gen 8の限定モデルが追加
ベースのスペックはRyzen AI 5 330 / 16GB×1メモリー / 256GB SSD / 14インチWUXGA(1920×1200ドット)の構成です。Ryzen AI 5搭載ノートPCは安いモノなら11万円台からありますが、ThinkPadシリーズの使いやすさや耐久性、メンテナンスしやすさなどを考えれば十分満足できるコスパではないかと思います(ThinkPadのなかでは格安なEラインだとしても)。

ThinkPad E14 Gen 8
限定モデルは、パーツアップグレードが可能です。ここで必ず選択するべきなのが、メモリー構成。標準では「16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM)」が選択されていますが、自分で16GB×1を追加する予定がないなら、ここを「16 GB DDR5-5600MT/s (SODIMM) – (2 x 8 GB)」に変更してください。標準のままで使い続けるとメモリーがシングルチャネル相当で動作するため、パフォーマンス(特にグラフィックス性能)が大きく低下するからです。

標準では16GB×1枚構成になっています。メモリー増設の予定がないなら、8GB×2を選択してください。追加料金はかかりません
さらにSSDとキーボードについても、アップグレードしておいたほうがいいでしょう。いまどき256GB SSDでの運用はシンドイですから、ストレージは最低でも512GBを選ぶべきです。またキーボードはバックライト付きだと、キートップの質感が大きく向上するのでおすすめ。

SSDは512GBへアップグレード

バックライト付きのほうがキートップの印字方法が変わり、手触りと耐久性が大きく向上します
IRカメラ・指紋センサーなど生体認証昨日の追加や、ディスプレイのアップグレードはお好みで。限定モデルはアップグレード料金に割り引きが適用されないため、ゴリゴリにカスタマイズする場合は値段の高い通常モデルのほうが安くつく可能性があります。
ひとつ注意していただきたいのは、Ryzen AI 5 330は実はそれほど高性能ではない点です。よく見かけるRyzen AI 5 340は6コア12スレッドで高性能ではあるものの、4コア8スレッドのRyzen AI 5 330は従来のRyzen 3相当。NPU性能は50TOPSではあるものの、CPUの基本性能は格安機レベルです。それで本体の値段も安いのでしょう。
ノートPC向けCPUの性能
| CPU | PassMark CPU Mark Score |
|---|---|
| Ryzen AI 7 350 |
24932
|
| Ryzen 7 8840HS |
24800
|
| Ryzen AI 5 340 |
19576
|
| Core Ultra 7 258V |
18938
|
| Core Ultra 5 228V |
18265
|
| Ryzen 5 7530U |
15585
|
| Core 5 320 |
15436
|
| Ryzen AI 5 330 |
13031
|
| Core 3 304 |
10979
|
| N150 |
5368
|
※スコアはPassMark CPU Benchmarksによる集計値

ThinkPad E14 Gen 8の外観

インターフェース構成
ベースモデルのスペック
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| ディスプレイ | 14インチ、1920×1200ドット、400nit、45% NTSC |
| CPU | Ryzen AI 5 330(4コア8スレッド) |
| メモリー | 16GB DDR5-5600 |
| ストレージ | 256GB NVMe SSD |
| グラフィックス | Radeon 820M(CPU内蔵) |
| 通信 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、1Gbps有線LAN |
| インターフェース | USB4×2、USB3.2 Gen1 Type-A×1、USB3.2 Gen2 Type-A×1、HDMI2.1、RJ45(有線LAN)ポート、ヘッドホン端子 |
| セキュリティ | ※生体認証なし(オプションで対応) |
| サイズ / 重量 | 幅313mm、奥行き220.3mm、高さ19.7mm / 約1.34kg(最小構成時) |
| バッテリー | 48Wh、最大14.86時間 (JEIYA3.0動画再生時) |
CPU性能がやや低いとは言え、持ち歩き用や普段使い、ビジネス作業には十分でしょう。ThinkPadで約13万円は最近ではなかなかありませんから、コストパフォーマンスで考えれば悪くないとは思います。ThinkPadを安く入手したい人は、ぜひチェックしてみてください。
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