日本HPの15.6型ノートパソコン「HP 15-ay000」最大の特徴は、税別3万9800円からの格安モデルでありながらフルHD(1920×1080ドット)の液晶ディスプレイを搭載している点です。同価格帯の格安モデルでは1366×768ドットの解像度を採用している場合が多く、フルHDのモデルはとても希少。資料やウェブページを効率よく閲覧したり、写真を細部まで精細に楽しむことができます。
当サイトでは、もっとも安い「HP 15-ay000ベーシックモデル(HP 15-ay001TU)」を購入しました。そこで今回はHP 15-ay000の本体デザインや各部の使い勝手など、外観面についてレビューします。
HP 15-ay000のチェックポイント | |
税別3万円台でフルHD! | 液晶ディスプレイがやや暗め |
インターフェースが充実! | 端子間のすき間が狭い |
安っぽさを感じさせない丁寧な仕上がり! | アナログRGB非対応 |
リンク
- HP 15-ay000 製品詳細(HP Directplus)
- HP 15-ay000自腹レビュー(性能編) Celeron N3060+フルHDの15.6型モデルはどこまで使えるのか?(関連記事)
HP 15-ay000の本体デザインをチェック!
1920×1080ドットのフルHD液晶ディスプレイを搭載!
HP 15-ay000の魅力は、なんと言っても1920×1080ドットの15.6型液晶ディスプレイを搭載している点です。1366×768ドットと比べて文字はやや小さくなりますが、いちどに大量の文章やデータを表示することで作業効率は大きく向上します。また写真では細部のディティールがはっきりと映し出され、より精細な映像を楽しむことが可能です。
1920×1080ドット(左)と1366×768ドット(右)の違い。1画面に表示される文字の数が異なる点がわかります ※クリックで拡大 |
1920×1080ドット(左)と1366×768ドット(右)の違い。映像の精細さにはっきりとした差が表われていることがわかります ※クリックで拡大 |
安っぽさを感じさせないスタイリッシュなデザイン
HP 15-ay000は格安なノートパソコンでありながら、デザインにもこだわりが見られます。低価格なパソコンにありがちな安っぽさは感じませんでした。本体カラーのホワイトは清潔感のある仕上がりで、シーンを選ぶことなく活用できるでしょう。
テンキー付きで使いやすいキーボード
HP 15-ay000には、数値入力に便利なテンキーが付いています。キーの大きさは十分で、配列もいい意味で標準的。使い始めてからすぐに、スラスラとタイプできるでしょう。税別3万円台のモデルとしては、十分納得できる仕上がりです。
格安でもインターフェースはしっかり使える
HP 15-ay000では外付け機器接続用にUSB3.0×1とUSB2.0×2、映像出力用にHDMI端子が用意されています。さらに100BASE-TX対応の有線LAN端子も搭載しているので、無線LANに対応していない環境でも利用可能です(別途LANケーブルが必要)。そのほかSD/SDHC/SDXC対応のメモリーカードスロット(UHF-I非対応)や、ヘッドホン出力、DVDスーパーマルチドライブなどにも対応しています。
税別3万9800円ならコスパ高し!
ということで、今回は日本HPの15.6型ノートパソコン「HP 15-ay000」の外観面についてレビューしました。今回はもっとも安い「HP 15-ay000ベーシックモデル(HP 15-ay001TU)」を使っていますが、外観面についてはほかのモデルでも同じです。価格が非常に安いので「安っぽくて使いづらいのではないか」と心配していましたが、そんなことはまったくなく、むしろ「これでこの値段なの?」と驚くほどでした。
そしてなによりも、この価格で1920×1080ドットの液晶ディスプレイを使えるのがうれしいですね。1366×768ドットでは画面が狭いと感じる人におすすめします。
ちなみに前モデル「HP 15-af000」と基本的な作りは同じようです。ただ前モデルはシルバーでややギラギラしていましたが、新モデルでは落ち着いた雰囲気になりました。
なお今回取り上げたHP 15-ay000は、日本HPの直販サイト「HP Directplus」で購入可能です(筆者も直販サイトで購入しました)。購入時の支払い方法や納期などについては、製品詳細ページでご確認ください。
リンク
- HP 15-ay000 製品詳細(HP Directplus)
- HP 15-ay000自腹レビュー(性能編) Celeron N3060+フルHDの15.6型モデルはどこまで使えるのか?(関連記事)