日本HPのノートパソコンでは、キーボード上部のF1~F12キーがファンクションキーではなく、画面の明るさや音量を変えるメディアキー(アクションキー)に割り当てられています。そのままではFキーを押して文字をカタカナにしたり、半角英数字に変えることができません。そこで今回はF1~F12キーをファンクションキーに変更する方法を解説します。
なお今回は日本HPの15.6型ノートパソコン「HP 15-ay000」を使って手順を説明しています。そのほかのパソコンでも、基本的な操作方法は同じです。
BIOS画面を表示する
Fnキーを押さずにF1~F12キーをファンクションキーとして使うには、「BIOS画面(BIOS設定)」と呼ばれる画面で、パソコン本体の設定を変更する必要があります。Windows 10搭載のパソコンではこの画面を開くためにちょっとした操作が必要になりますので、以下の手順を参考にしてください。
「アクションキーモード」を無効化する
続いて、BIOS設定画面からFnキーのロックを無効化します。間違ってほかの項目を変更してしまうと不具合が生じる可能性があるので、十分注視ながら作業を行なってください。
以上の作業で、キーボードのF1~F12キーをファンクションキーとして使うことができるようになります。
今回の方法は、日本HP製ノートパソコンで有効です。そのほかのメーカーのパソコンでも基本的な操作は同じですが、BIOS画面の使い方が異なる可能性があります。作業の前に、メーカーのサポートページなどで確認してください。
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