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ideapad 100自腹レビュー(外観編) 気になる部分はあるけど3万円台なら全然OK!

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Lenovo ideapad 100 レビュー

販売状況について

現在、idepad 100はメモリー容量が2GBのモデルしか販売されていません。現在の価格や後継モデルなどについては、以下のリンクから関連記事をご覧ください。

  • 2GBモデルの価格情報
  • 後継モデルideapad 110の価格情報
  • 同じ15.6型のLenovo V310レビュー記事

 

レノボ・ジャパンの「Lenovo ideapad 100」は、15.6型の液晶ディスプレイを搭載したノートパソコンです。レノボの直販サイト「レノボ・ショッピング」限定販売のモデルで標準価格は5万4000円ですが、最近は3万7260円前後で割り引き販売されています。

 

Lenovo ideapad 100

Lenovo ideapad 100

 

当サイトではLenovo ideapad 100を自腹で購入し、実際の使い勝手について調べてみました。結論から言うといくつか気になる部分はあるものの、3万円半ばの価格で買えるなら納得できる範囲でしょう。そこで今回は、Lenovo ideapad 100の本体デザインや使い勝手について、優れている点や気になる部分をレビューします。

 

税込み3万円台買える15.6型ノートPCは少ない

まずLenovo ideapad 100の価格について、簡単に解説します。

 

3万円台で買えるパソコンはいろいろありますが、もっとも人気の高い15.6型で3万円台のノートパソコンはなかなかありません。税別で3万円台のモデルならあるものの、消費税と送料を加えると4万円を超えることがほとんど。これは15.6型が特別高いわけではなく、4~5万円あたりが普通の値段なのです。

 

15.6型ノートパソコンの低価格モデルの例(価格は2016年9月2日時点)
モデル名 g01 g02 g05 g04
レノボ
ideapad 100
デル
Inspiron 15 3000シリーズ エントリーモデル
日本HP
HP 15-ay000ベーシックモデル
ユニットコム
Stl-15HP033-C-EES
OS Windows 10 Home 64ビット
CPU Celeron 3215U(1.70GHz) Celeron N3050(1.60GHz) Celeron N3060(1.60GHz) Celeron N3160(1.60GHz)
メモリー 4GB 4GB 4GB 4GB
ストレージ 500GB HDD 500GB HDD 500GB HDD 120GB SSD(SATA)
税別価格 3万6980円~
※セールによって異なる
3万7800円 3万7980円
送料+税込み価格 3万7260円 3万9938円~
※セールによって異なる
4万2444円 4万3178円
レビュー記事 リンク リンク リンク リンク

 

たまに15.6型で税込み3万円台前半のモデルを見かけることもありますが、よく見ると古いモデルだったということもあります。またメモリー容量が少なかったり、CPU性能が控えめだったりすることも。ごくまれに高性能なのにお買い得なモデルもありますが、毎日いろんな通販サイトの価格をチェックしていないとなかなか見つけられません。

 

その点、Lenovo ideapad 100なら(在庫があるかぎり)いつでも3万円台半ばで購入できます。性能については、アマゾンなどで4万円台後半で販売されているノートパソコンと同レベルです。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

 

関連記事

Lenovo ideapad 100の本体デザインをチェック!

スリムで落ち着いたデザインだけど高級感は……

まずはじめにお断りしておきますが、Lenovo ideapad 100のデザインは安っぽいです。

 

ただし見た瞬間に「安っ!」と断言できるほどではなく、「どうだろうな~、安っぽいかな~、そうでもないかな~、う~ん、ギリギリ安っぽいかなあ」という感じ(個人の感想です)。本体カラーがブラックなので落ち着いた雰囲気に見えますが、手に取ってみるとプラスチック感があります。とは言え、3万円台半ばで性能もそこそこであれば、外装のコストが下がるのは仕方がないことでしょう。

 

本体カラーはブラックで、見た目は普通のノートパソコンです

本体カラーはブラックで、見た目は普通のノートパソコンです

 

Lenovo ideapad 100

キーボード側からの外観

 

トップカバー(天板部分)には一般的な樹脂(プラスチック)が使われています。表面は細かなドットテクスチャーが施されていました

トップカバー(天板部分)には一般的な樹脂(プラスチック)が使われています。表面は細かなドットテクスチャーが施されていました。ロゴは別素材ではなくプリント加工

 

表面に光沢はありませんが、油脂のあとが目立ちます。クロスなどでこまめに拭き取ることをおすすめします

表面に光沢はありませんが、油脂のあとが目立ちます(写真左)。気になる人は、クロスなどで拭き取るといいでしょう(写真右)

 

フットプリント(接地面積)は幅378×奥行き265mm

フットプリント(接地面積)は幅378×奥行き265mm

 

A3(グレーのパネル)とA4用紙、B5ノート、スマートフォン(iPhone SE)とのサイズ比較

A3(グレーのパネル)とA4用紙、B5ノート、スマートフォン(iPhone SE)とのサイズ比較

 

標準的なノートを見開きにしたB4サイズよりも、ひと回り大きい程度です

標準的なノートを見開きにしたB4サイズよりも、ひと回り大きい程度です

 

ボトムケース(底面部分)にも同じ素材が使われています

ボトムケース(底面部分)にも同じ素材が使われています

 

バッテリーが外せそうな雰囲気だったのですが、取り外し用のスライドスイッチが見つかりませんでした

バッテリーは外せそうな雰囲気だったのですが、取り外し用のスライドスイッチが見つかりませんでした。もしかすると、特殊な方法で外すのかもしれません

 

高さは22.9mmで、標準的な15.6型ノートパソコンよりもややスリムに感じました

高さは22.9mmで、標準的な15.6型ノートパソコンよりもややスリムに感じました

 

重量はカタログ値で2.3kgですが、実測では2.076kgでした。電源ダダプターを含めると2.245kgです

重量はカタログ値で2.3kgですが、実測では2.076kgでした。電源ダダプターを含めると2.245kgです

 

付属の電源アダプター。レノボ製品としては珍しいタイプ

付属の電源アダプター。レノボ製品としては珍しいタイプです

液晶ディスプレイは明るくて見やすい

液晶ディスプレイの大きさは15.6型で、解像度は1366×768ドット。ノートパソコンとしてはもっともスタンダードな組み合わせです

液晶ディスプレイの大きさは15.6型で、解像度は1366×768ドット。ノートパソコンとしてはもっともスタンダードな組み合わせです

 

解像度はそれほど高くはありませんが、写真は十分精細に

解像度はそれほど高くはありませんが、写真は十分精細に表示されます。色合いも格安モデルとしては比較的自然なほうですが、わずかに青みがかっています

 

色合いについては、若干青みがかっています。

液晶ディスプレイの表面は光沢のあるグレア仕上げで、コントラストは高め。明るさも十分で、輝度を最大にすると(格安モデルとしては)かなり明るく感じました

 

視野角は広くありません。色の落ち込み具合から見て、TNパネルが使われているのでしょう

視野角は広くありません。色の落ち込み具合から見て、TNパネルが使われているのでしょう

 

液晶ディスプレイを斜めしたから見ると、ムラのような模様が見えました

液晶ディスプレイを斜めしたから見ると、ブロックノイズのようなムラが見えました

 

写真を同じ角度で見ると、内容を識別できなくなりました。ただし普段はこの角度から見ることはないので、あまり気にしなくてもいいかもしれません

写真を同じ角度で見ると、内容を識別できなくなりました。ただし普段はこの角度から見ることはないので、あまり気にしなくていいかもしれません

 

ディスプレイは光沢ありなので、光の映り込みがそれなりにあります(写真ではわざとおおげさに映り込ませています)

ディスプレイは光沢ありなので、光の映り込みがそれなりにあります(写真ではわざとおおげさに映り込ませています)

 

映り込みが気になる場合は、液晶ディスプレイの角度や設置場所を変えるといいでしょう

映り込みが気になる場合は、液晶ディスプレイの角度や設置場所を変えるといいでしょう

 

液晶ディスプレイの最大角度

液晶ディスプレイの最大角度

キーボードの使い勝手は標準的でもテンキーの配列が特殊

キーボードはテンキーありの102キー構成です

キーボードはテンキーありの102キー構成です

 

キーピッチ(キーの大きさを表わす指針)は実測で19mm。キートップの文字はシルク印刷でした

キーピッチ(キーの大きさを表わす指針)は実測で19mm。キートップの文字はシルク印刷でした

 

英数字キーの配列は標準的ですが、テンキーが特殊です。特にEnterキーが右上に配置されているので、慣れるまで違和感があるかもしれません

英数字キーの配列は標準的ですが、テンキーが特殊です。特にEnterキーが右上に配置されているので、慣れるまで違和感があるかもしれません

 

キーボードはやや傾斜していますが、ほぼ水平レベルです

キーボードはやや傾斜していますが、ほぼ水平レベルです

 

キーストロークは実測で1.5mm。入力時に軽めのクリック感がありました。強くタイプすると底打ち感とたわみがありましたが、気になるレベルではありません。

キーストロークは実測で1.5mm。入力時に軽めのクリック感がありました。強くタイプすると底打ち感とたわみがありますが、気になるレベルではありません。タイプ音はやや大きめです

 

タッチパッドは15.6型としてはやや小さく、実測で幅90×46mmでした。左右ボタンが一体化したタイプです

タッチパッドは15.6型としてはやや小さく、実測で幅90×46mmでした。左右ボタンが一体化したタイプです

インターフェースは十分でも配置が気になる

右側面には光学ドライブとして、DVDの書き込みと読み込みに対応するDVDスーパーマルチドライブが用意されています

右側面には光学ドライブのみ。トレイ中央にある取り出しボタンが、ちょっと安っぽい感じです

 

DVDの読み込みと書き込みに対応するDVDスーパーマルチドライブを搭載しています

DVDの読み込みと書き込みに対応するDVDスーパーマルチドライブを搭載しています

 

左側面には電源コネクターと有線LAN、HDMI、USB2.0、USB3.0、ヘッドホン出力、電源ボタン。電源ボタンは出っ張りがないので、やや押しづらく感じました

左側面には電源コネクターと有線LAN、HDMI、USB2.0、USB3.0、ヘッドホン出力、電源ボタン。電源ボタンは出っ張りがないので、やや押しづらく感じました

 

端子間のすき間は広く、ケーブル同士が干渉することはありませんでした。ただ左側面の中央に電源コネクターがあるため。ケーブルの取り回しが不便です。また右利きの人が有線マウスを使う場合、ケーブルを液晶ディスプレイの後ろに回す必要があります

端子間のすき間は広く、ケーブル同士が干渉することはありませんでした。ただ左側面の中央に電源コネクターがあるため。ケーブルの取り回しが不便です。また右利きの人が有線マウスを使う場合、ケーブルを液晶ディスプレイの後ろに回す必要があります

 

メモリーカードスロットは、本体前面下部に配置されています

メモリーカードスロットは、本体前面下部に配置されています

 

対応カードはSD/SDHC/SDXCメモリカードです。スロットに挿入すると、1/3ほど外に残ります

対応カードはSD/SDHC/SDXCメモリカードです。スロットに挿入すると、1/3ほど外に残ります

3万円台半ばのモデルなら十分なクオリティ

ということで、今回はレノボの15.6型ノートパソコン「Lenovo ideapad 100」のデザインや各部の使い勝手についてレビューしました。ボディの質感やテンキーの配列などやや気になる部分はあるものの、パソコンとしては普通に使えます。3万円台半ばで買えることを考えれば、十分納得できる仕上がりではないでしょうか。これ以上のクオリティーを求めるなら4万円前後、あるいはそれ以上の出費は覚悟したほうがいいでしょう。

 

Lenovo ideapad 100 レビュー

3万7000円程度の価格なら、納得できるクオリティーです

 

限定クーポンで通常価格よりも安く購入できる!

直販サイトでは、ideapad 100のCeleronモデルが3万7260円、Core i3搭載モデルが4万9459円で販売されています(標準構成時)。

 

しかし注文時に一般公開されていない限定クーポン「LENOVOSPQ4」を入力すると、Celeronモデルなら3万6720円、Core i3モデルなら4万8762円とさらに安い値段で購入可能です(2016年12月5日時点)。

 

限定クーポン利用時の価格(2016年12月5日時点)
通常クーポン 限定クーポン
Celeronモデル 3万7260円 3万6720円
Core i3モデル 4万9459円 4万8762円
Core i3モデル Office付き 6万4795円 5万5669円

 

限定クーポンは、注文時のショッピングカート画面で入力します。リンク先の商品ページに書かれているクーポンとは割引率が異なりますので、かならず「LENOVOSPQ4」と入力してください。

 

注文画面のEクーポン記入欄に「LENOVOSPQ4」と入力することで、特別価格で購入できます

 

なおLenovo ideapad 100は、レノボ・ジャパンの直販サイト「レノボ・ショッピング」限定販売のモデルです。支払い方法や納期などについては、以下のリンクから商品ページでご確認ください。

 

記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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