ドスパラの「GALLERIA Gamemaster GL」は、グラフィックス機能としてGeForce GTX 1060(6GB)を搭載したスリムタイプのゲーム用デスクトップパソコンです。CPUはCore i7-6700でメモリーは16GB、ストレージは480GB SSDと3TBのHDDの構成(2017年1月12日時点)。ドスパラの直販サイトでは、標準構成で税別16万4980円で販売されています。
GALLERIA Gamemaster GLの主なスペック | |
グラフィックス | GeForce GTX 1060(6GB) |
---|---|
CPU | Core i7-6700 |
メモリー | DDR4 16GB |
ストレージ | 480GB SSD(SATA)+3TB HDD |
最大の特徴は、40種類以上のパソコン用ゲームの動作が保証されている点です。また本体に関するトラブルやゲームの起動に関するサポートサービスを、午前1時まで受けています。パソコンに詳しくない人でも、このモデルを選べば安心してパソコン用ゲームを楽しめます。
GALLERIA Gamemasterのおすすめポイント
- 40種類以上のゲームの動作を保証。もうスペックを気にする必要なし!
- 午前1時までサポート対応。トラブルやゲームのインストールに対応!
- 1年間の通常保証を2年間まで延長可能(有償)
今回はメーカーからお借りした実機を使って、実際の性能や本体の特徴などをレビューします。
ベンチマーク測定結果
GALLERIA Gamemaster GLに搭載されているGeForce GTX 1060は、ミドルレンジクラス(中級者向け)のGPUです。とは言っても性能的には前世代GTX 900シリーズのハイエンドクラス(上級者向け)相当で、国内で人気のゲームはもちろん、海外の大作ゲームも快適に楽しめる優れた性能を持っています。
3DMarkベンチマーク結果
3DMarkベンチマーク結果 | |
Time Spy(DX12) | 4,081 |
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Fire Strike(DX11,FHD) | 10,533 |
Fire Strike Extreme(DX11,WQHD) | 5,591 |
Fire Strike Ultra(DX11,4K) | 2,987 |
Sky Diver(DX10) | 27,590 |
Cloud Gate(DX10) | 27,195 |
Ice Storm(DX9) | 144,629 |
ゲーム系ベンチマーク結果
ファイナルファンタジーXIV:蒼天のイシュガルド ベンチマーク | ||
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12317(非常に快適) ※平均94.3FPS | 1920×1080ドット、最高品質、DirectX 11 ※7000以上で平均60FPS超え | |
ドラゴンクエストXベンチマークソフト | ||
19281(すごく快適) ※最高評価 | 1920×1080ドット、最高品質 | |
ドラゴンズドクマオンライン ベンチマークソフト | ||
11238(とても快適)※最高評価 | 1920×1080ドット、最高品質 | |
PSO2キャラクタークリエイト体験版 EPISODE4 | ||
48811 | 1920×1080ドット、簡易描画設定6(最高画質) ※快適に遊べる目安は5000以上 |
そのほかのゲーム系ベンチマークや実際のゲームの快適さについては、同じCore i7+GeForce GTX 1060(6GB)を搭載した「GALLERIA XT」のレビューを参考にしてください。ベンチマークは多少異なりますが、大きくは変わりません。
システム系ベンチマークの結果
次に、CPUやストレージ性能、パソコンの総合的な性能を計測する各種ベンチマークの結果を紹介します。
CINEBENCH R15の結果の目安(「CPU」のスコア) | |
Core i7-6700K | 760~880cb |
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Core i7-6700 | 730~820cb |
Core i5-6500 | 550cb前後 |
Core i7-6700HQ | 670~680cb |
Core i7-6500U | 270~320cb |
Core i5-6200U | 260~290cb |
本体内部の発熱について
GALLERIA Gamemaster GLで使われているPCケースは非常にスリムですので、内部の発熱によるパフォーマンスの低下が気になるところ。そこでベンチマーク中のCPU温度を確認したところ、最大でも63度でした。Core i7-6700の最大限界温度は71度ですのでやや限界に近づいていますが、熱の影響でCPUの動作周波数が低下するような場面はありませんでした。
GPUについては最大温度が76度でした。GeForce GTX 1060の限界温度は94度ですので、こちらも問題のない範囲です。標準的なミニタワーを採用したモデルよりも温度はやや高くなっていますが、熱によるパフォーマンスの低下は特に見られませんでした。PCケースや空冷ファンなどの冷却性能が高いことの現われと言えるでしょう。
本体デザインと内部レイアウトについて
GALLERIA Gamemaster GLでは、「KTCケース」と呼ばれるGALLERIAシリーズオリジナルのスリム型マイクロATXケースが使われています。幅はわずか10.5cm(縦置き時)で、ほかのGALLERIAシリーズ専用ケースと比べると44~50%程度スリムです。そのぶん設置スペースが小さくてすむので、狭い場所でも置き場所に困らないというメリットがあります。
コンパクトなゲーム用パソコンが欲しい初心者~中級者におすすめ
ということで、今回はドスパラのGALLERIA Gamemaster GLについてレビューをお届けしました。本体がスリムだと性能は控えめなのかなと筆者は感じてしまうのですが、実際のベンチマーク結果を見る限りでは十分すぎるパワーを持っています。ドラクエ10やFF14などの人気ゲームはもちろん、海外の大作ゲームでも快適に楽しめるでしょう。
さらにGALLERIA Gamemasterシリーズでは40種類以上のゲームの動作が保証されている上に、サポートサービスが充実しています。これからパソコンゲームを始めたい人にピッタリです。GALLERIA Gamemasterシリーズにはノートパソコンを含めて合計7種類のモデルが用意されていますが、本体はできるだけコンパクトなほうがいいという方に、このGALLERIA Gamemaster GLをおすすめします。
なおGALLERIA Gamemaster GLは、ドスパラの直販サイトから購入できます。カスタマイズあり/なしに関わらず注文してから2日されるので、スグに手に入るのが魅力です。詳しい納期や支払い方法などについては、公式サイトでご確認ください。
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