ノートパソコンレビュー

Inspiron 14 3000(3467)外観レビュー 税込み3万円台の激安ノートPCの使い勝手をチェック!

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Inspiron 14 3000

 

デルの「Insprion 14 3000シリーズ(3467)」は、14型で解像度1366×768ドットの液晶ディスプレイを搭載したノートパソコンです。最大の魅力は、なんと言っても価格が安い点。CPUにCeleronを搭載したエントリーモデルであれば、3万円台後半の価格で購入できます。なにこれ安い!

 

3万円台後半で買えるデルの激安ノートパソコン「Inspiron 14 3000」

 

安いものには安いなりの理由があるわけでして、実際にInspiron 14 3000にもいくつか気になる部分があります。ただ人によっては許容範囲内だったり、安いからこそ妥協できるということもありますよね。

 

そこで今回は本体デザインや液晶ディスプレイの品質、キーボードの使いやすさなどを交えながら、Inspiron 14 3000の外観面についてのレビューをお届けします。

 

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Inspiron 14 3000の価格

本体デザインについて紹介する前に、まずはInspiron 14 3000がどれほど安いのかについて解説します。はじめに値段を頭に入れておけば、レビューで気になる部分があっても納得できるかもしれないからです。

 

Inspiron 14 3000には「エントリー」と「スタンダード」、「プレミアム」の3種類のモデルが用意されており、それぞれ使われているCPUが異なります。主な違いは、以下の表のとおり。それぞれには通常価格が設定されていますが、この値段で販売されることはまずありません。デルの直販サイトでは常にセールが行なわれていて、だいたい「8000円引き」か「1万5000円引き」、または「15%オフ」のいずれかで割り引き販売されています。

 

エントリー スタンダード プレミアム
CPU Celeron N3350 Core i3-7100U Core i5-7200U
メモリー 4GB 4GB 8GB
ストレージ 1TB HDD
通常価格(税別) 4万2980円 5万4980円 6万9980円
8000円オフ時(税別) 3万4980円 4万6980円 6万1980円
1万5000円オフ時(税別) 2万7980円 3万9980円 5万4980円
15%オフ時(税別) 3万6533円 4万6733円 5万9483円

 

もっとも安いエントリーモデルと、他社製14型格安モデルと比較してみたのがこちら。パーツ構成が異なりますが、値段だけ見ればかなり安いことがおわかりいただけるでしょう。

 

デル Inspiron 14 3000 エントリー レノボ Lenovo V310(14型) ドスパラ Altair VH-AD3
CPU Celeron N3350 Celeron 3855U Celeron N3450
メモリー 4GB 4GB 4GB
ストレージ 1TB HDD 500GB HDD 32GB eMMC
販売価格(税別) ※上表参考 3万4000円 2万9980円

 

このように、Inspiron 14 3000はノートパソコンとしては異様に安いモデルです。この値段を意識しながら、以降のレビューをご覧ください。

本体デザインについて

ボディの質感はそれなり

Inspiron 14 3000では、ボディの素材に樹脂(プラスチック)が使われています。いかにもノートパソコン的な材質です。表面には細かなドットテクスチャーが施されているので、光沢はありません。模様が刻み込まれているからといって指紋や油脂の汚れがまったく目立たないというわけではありませんが、軽く拭き取ればスグにキレイになります。

 

本体の素材はプラスチック

本体の素材はプラスチック

 

底面部もプラスチック

底面部にも同じ素材が使われています

 

天板中央のロゴ

天板の中央にはデルのロゴ。天板全体には、細かなドットテクスチャーが刻み込まれています

 

パームレスト

パームレスト部分も同じ加工。側面は光沢仕上げです

15.6型よりもコンパクト

本体サイズは幅345×奥行き243×高さ23.35mm。ノートパソコンでもっともスタンダードな15.6型よりも、ひと回り以上コンパクトです。

 

フットプリント

接地面積は幅345×奥行き243mm

 

A4サイズとの比較

A4用紙(幅297×奥行き210mm)とB5ノート(幅257×奥行き182mm)との大きさの違い

 

Inspiron 15 3000との大きさ比較

15.6型のInspiron 15 3000との大きさ比較(上に乗っているのがInspiron 14 3000)

 

高さの実測値

ゴム足を含めた高さは実測で27mmでした

 

Inspiron 14 3000の厚さ

実際に手に持ってみると、多少の厚みを感じます

持ち歩きにはちょっと厳しい重さ

重量はCeleron搭載のエントリーモデルで1801g、Core i搭載のスタンダード/プレミアムモデルで1956gです。実際にエントリーモデルの重さを測ってみたところ、公称値よりもわずかに軽い1750gでした。2kgを超える15.6型よりも軽いのですが、この重さだと持ち歩きは少々厳しいかもしれません。持ち運べないというわけではないのですが、けっこう重く感じるでしょう。

 

Inspiron 14 3000の重量

重量は実測で1750g、電源アダプター込みで2025gでした ※クリックで拡大

 

片手でも持てる重さ

片手でも持ち上げられますが、それなりの重量感があります

液晶ディスプレイについて

Inspiron 14 3000の液晶ディスプレイはサイズが14型で、解像度は1366×768ドットです。1920×1080ドットのフルHDディスプレイに比べて画面の精細さは劣りますが、写真はそこそこ見られるレベル。ただし映像の青みがちょっと強いので、気になる人はコントロールパネルから好みの色合いに調整するといいでしょう。

 

写真の精細さ

解像度は1366×768ドット。写真の表示はそれほど精細ではありませんでが、荒くて気になるというほどではありません

 

色合いの確認

液晶ディスプレイに映し出された映像(左)と、元の写真(右)との比較。青みがだいぶ強く出ています ※クリックで拡大

 

ガンマカーブ計測値

i1Display Proで計測した、映像のガンマカーブ。理想は赤青緑の3本線がひとつにまとまった状態なのですが、Inspiron 14 3000では青が強調されている(下方向に飛び出ている)ことがわかります

 

sRGBカバー率

sRGBカバー率は61.3%でした

 

視野角はそれほど広くありません。映像を斜めから覗き込むように見ると、コントラストが落ち込んでいるのがわかりました。色の変わり具合から見て、格安モデルでは一般的なTNパネルが使われていると考えていいでしょう。

 

液晶ディスプレイの視野角

液晶ディスプレイの視野角

 

写真を下から見た様子

写真を下方向から見ると、内容を判別できないほど色が変わってしまいます。ただし、通常はこの角度から見ることはありませんので、特に気にする必要はありません

 

光沢なしのノングレア

液晶ディスプレイの表面は、光沢なしのノングレア仕上げです。このタイプは光の映り込みが抑えられるので、長時間使用しても眼が疲れにくいと言われています

 

液晶ディスプレイの最大角度

液晶ディスプレイの最大角度

 

液晶ディスプレイの映像品質については、ハッキリ言ってあまり高くはありません。色合いは正確ではありませんし、非光沢のノングレア加工の影響で、線が少しぼやけるような印象を受けます。

 

とは言うものの、これはIPSパネルを使った高級モデルと比較したときのことで、3万円台の格安モデルとしては標準レベルです。見やすいというわけではありませんが、実用的に使える範囲だと思います。映像品質に強いこだわりがなければ、普通に使えるのではないでしょうか。

キーボードの使いやすさについて

Inspiron 14 3000のキーボードはテンキーなしの84キー構成で、日本語配列を採用しています。キーピッチ(キーとキーの間隔)は実測で19mmと、理想的な大きさです。Enterキー周辺がやや小さいデル独特の配列ですが、窮屈さは感じませんでした。

 

Inspiron 14 3000のキーボード

キーボードはテンキーなしの84キー構成です

 

電源ボタン

キーボード右上に電源ボタン

 

キーピッチは19mm

キーピッチは理想とされる19mm。実際に使ってみましたが、窮屈さは感じませんでした

 

Enterキー周辺が小さい

Enterキーとその上おキーがやや小さめですが、使っているうちに慣れるでしょう

 

キーストローク(キーを押し込んだときの深さ、深いほどタイプ感に優れると言われる)は、ノートパソコンとしては標準的な1.5mmです。深いわけではありませんが、キーボードを普通に使うなら、やっぱりこれくらいのキーストロークは欲しいですよね。タッチは非常に軽く入力時の底打ち感(指への反発力)も弱めでしたが、キーを強く打つと多少のたわみが生じます。

 

キーストローク

キーストロークは実測で約1.5mmでした ※クリックで拡大

 

キーボードの傾き

キーボードはほんのわずかに傾いていますが、ほぼ水平レベルです

 

キーボード全景

本体がコンパクトなので、キーボードの傾きがなくても、全体をたやすく見渡せます

 

タイプ音は「タタタタ」という感じで、タッチが軽ければそれなりに静かです。ただし強めにタイプすると「ダダダダ」と大きく響きます。弱めに入力しても多少のタイプ音が聞こえますので、静かさを気にする人には向いていないかもしれません。

 

タッチパッド

タッチパッドはボタンとパッド部分が一体化したタイプ。手のひらが触れてもカーソルが動かないパームチェックに対応しています ※クリックで拡大

インターフェース類について

周辺機器接続用のインターフェース(端子類)としては、USB3.0×2(左側面)、USB2.0×1(右側面)、HDMI、SDカードスロット、ヘッドホン端子などが用意されています。特に種類や数が豊富というわけではありませんが、普通に使える構成ですね。ちなみにCeleron搭載のエントリーモデルでは光学ドライブを搭載していない点に注意してください。Core i3/Core i5搭載モデルでは、DVDスーパーマルチドライブを搭載しています。

 

左側面

左側面には電源コネクターとHDMI、USB3.0×2 ※クリックで拡大

 

右側面

右側面にはSDカードスロット、ヘッドホン端子、USB2.0×1が配置されています ※クリックで拡大

 

本体の前面部分

本体の前面部分 ※クリックで拡大

 

背面部分

背面部分 ※クリックで拡大

 

ケーブル同士の干渉

左側面の端子にケーブル類を挿した状態。端子間のすき間が広いので、ケーブルが干渉することはありませんでした

 

SDカードスロット

メモリーカードスロットは、SDサイズのカードが1cm程度はみでます ※クリックで拡大

 

Webカメラ

液晶ディスプレイ上部のWebカメラ。画質は720pのHD相当(92万画素)

 

底面部にはネジで開けられるカバー類はありません。パーツを交換するには、底面カバーやキーボードなどを取り外す必要があります。バッテリーは簡単に取り外せるので、劣化して容量が減ったときは自分で交換するといいでしょう。

 

底面部

底面部

 

バッテリーは取り外し可能

バッテリーは取り外し可能

 

バッテリー容量

バッテリー容量は2700mAhでした

バッテリー駆動時間について

カタログ上では、バッテリーの駆動時間は明記されていません。そこで以下の条件で実際のバッテリー駆動時間を計測してみたところ、テスト開始から10時間3分でバッテリー切れとなりました。14型で3万円台のノートパソコンとしては、驚異的なスタミナです。実際にはCPUの種類や使い方によって多少増減するはずですが、電源アダプターをつないでいなくてもそこそこ長時間使えるのではないでしょうか。

 

バッテリー駆動時間計測時のテスト条件

  • Windows 10の電源プランを「省電力」に
  • 液晶ディスプレイの明るさを40%に設定
  • 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ
  • 無線LANとBluetoothはオン
  • ボリュームは50%に調整
  • 「BBench」で10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
  • 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測

 

テスト時におけるバッテリー残量の推移

テスト時におけるバッテリー残量の推移

 

実機のバッテリーレポート。設計上の(バッテリー)容量は41,440mWhでした

3万円台で買えるパソコンとしては悪くないデキ

ということで、今回はデルの14型激安ノートパソコン「Inspiron 14 3000」のレビューをお届けました。本体デザイン、液晶ディスプレイ、キーボードのどこを見ても格安モデル相当のクオリティーですが、値段のことを考えれば納得できますよね。むしろ、どこよりも安いのに格安モデルとして平均レベルの品質に達している点は高く評価するべきではないかと思います。それほどパソコンを頻繁には使わないけれど、ときどき必要になるという人にはちょうどいいのではないでしょうか。HDDの容量も大きいので、スマホの写真や動画を保存するのにも向いています。

 

Inspiron 14 3000

ちょっとした場面で手軽に使える格安ノートパソコン

 

Inspiron 14 3000は、デルの公式サイトで販売されています。このモデルを購入される方や支払い方法や納期などを知りたい方は、公式サイトの商品ページをご確認ください。

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記事を書いた人
こまめ

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元PC雑誌編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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