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NECのパソコン(LAVIE)おすすめモデルのクーポン・セール価格情報
このたび、NECの超軽量ノートパソコン「LAVIE Direct HZ」を購入しました! いままで当サイトや他メディアで何度も検証&レビューしたことがあるので軽いことはわかっていたのですが、改めて手にすると、やっぱり笑ってしまうほど軽いですね。
重量が軽いのは非常に魅力的なのですが、実際に使ってみると気になる部分もチラホラとあります。まあ薄さや軽さを追求すれば、なにかが犠牲になるのは仕方がないことですよねー。とりあえず主な特徴を挙げると、以下の表のとおりです。
LAVIE Direct HZのチェックポイント | |
ありえない軽さ! | キーボードがベコベコ |
超高精細な液晶ディスプレイ | バッテリー駆動時間が短い |
超軽量モデルなのに安い | 本体の強度に不安 |
そんなわけで、今回はLAVIE Direct HZのレビューをお届けします。
この記事の目次
LAVIE Direct HZ Core i7モデルの最安価格
とりあえずいくらで買えるのか知りたい方のために、LAVIE Direct HZ Core i7モデルの最安情報を紹介します。なぜCore i7モデルなのかと言うと、8GBのメモリーを利用するにはCPUにCore i7に選ぶ必要があるからです。Celeron/Core i5モデルのメモリー容量は4GBで、増設や交換には対応していません。詳しい方ならご存知のとおり、現在のパソコンは8GB以上のメモリーを搭載しているほうが、作業を快適にこなせます。
LAVIE Direct HZはNECの直販サイト「NECダイレクト」限定販売モデルなので、通常は量販店や直販サイト以外の通販サイト(アマゾンやヨドバシなど)で販売されることはありません。したがって、直販サイトから購入するのがもっとも安いということになります。ちなみに店頭モデル「LAVIE Hybrid ZERO HZ750」(Core i7+8GBメモリー搭載)の価格は最安値で17万円前後、大手量販店では20万円前後で販売されていました(2017年2月5日時点)。
LAVIE Direct HZ Core i7モデルで最安の組み合わせ | |
基本構成 | WQHD液晶モデル |
---|---|
CPU | Core i7-6500U(メモリー8GB) |
OS | Windows 10 Home |
バッテリ | リチウムポリマーバッテリ (標準) |
SSD | 約128GB SSD |
DVD/CDドライブ | なし |
HDMI-VGA変換アダプタ | なし |
USB-LAN変換アダプタ | なし |
マウス | なし |
オフィスアプリ | 1年間保証 |
保証 | なし |
NECダイレクトでは通常18%オフ(クーポン適用時)で販売されており、もっとも安い組み合わせで税別13万5900円(税込み14万6772円)です。しかし21時から翌朝7時まで実施されているナイトセールのクーポンを利用すると、20%オフの税別13万2600円(税込み14万3208円)で購入できます。
最安構成時の価格 ※2017年2月4日時点、価格は税込み | |
通常価格 | 17万9064円 |
---|---|
18%オフクーポン適用時 | 14万6772円 |
ナイトセール時の価格 | 14万3208円 |
LAVIE Direct HZのスペック
今回取り上げるのは、NECの直販サイト「NECダイレクト」で販売されている直販モデル「LAVIE Direct HZ」です。量販店や通販サイトで販売されている「LAVIE Hybrid Zero」と基本的な部分は同じですが、CPUの種類やメモリー容量、液晶ディスプレイの種類など、パーツの組み合わせが異なります。
CPU | Core i7-6500U/Core i5-6200U/Celeorn 3855U |
---|---|
グラフィックス | Intel HD Graphics 520(CPU内蔵、Core i搭載時)/Intel HD Graphics 510(CPU内蔵、Celeron搭載時) |
メモリー | 8GB/4GB |
ストレージ | 128GB/256GB SSD(SATA)または512GB SSD(PCIe) |
ディスプレイ | 13.3型、2560×1440ドット(WQHD)タッチ非対応/1920×1080ドット(フルHD)タッチ対応 |
無線機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN(11ac時最大867Mbps)、Bluetooth Smart Ready |
インターフェース | USB3.0×2、ヘッドホン出力、HDMI、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロット |
重量とバッテリー駆動時間は、パーツの組み合わせによって異なります。変形可能な2-in1タイプでは多少重くなりますが、さまざまなスタイルで利用できるのは大きなメリットです。また容量の大きいバッテリーを選ぶと、そのぶん重量が増える点に注意してください。
LAVIE Direct HZ各モデルの違い | ||||
2in1タッチ対応モデル | タッチ非対応モデル | |||
---|---|---|---|---|
解像度 | WQHD | フルHD | WQHD | WQHD |
バッテリー | 大容量 | 大容量 | 大容量 | 標準 |
重量 | 926g | 926g | 850g | 779g |
駆動時間 | 約9時間 | 約11.6時間 | 約9時間 | 約5.9時間 |
今回筆者が購入したのは、最軽量のタッチ非対応+標準バッテリーの組み合わせです。また実作業で快適に使うことを考慮して、Core i7+8GBメモリー+128GB SSDの組み合わせを選択しました。LAVIE Direct HZではなぜか8GBメモリーはCore i7でしか使えない仕様です。Core i5でも8GBメモリーを選択できれば、もっと安く購入できるんですけどねえ。
もっとも店頭モデルだと8GBメモリーを搭載しているのはCore i7+WQHDタッチ対応液晶ディスプレイ+オフィスの最上位モデルのみで、量販店での実売価格は20万円オーバーです(2017年2月時点)。今回筆者が購入した直販モデルだと、オフィスなし+タッチ非対応+標準バッテリーで税別13万5900円、税込みでは14万6772円。Core i7搭載&重量779gであることを考えれば、それほどムチャな値段ではないですよね?
また、いまならUSBメモリーやマウスパッドなどがセットになった「お役立ち7点セット」を無料でゲットできます。これが直接の購買動機にはならないと思いますが、あればあったでウレシイもの。詳しい内容は、関連記事をご覧ください。
本体デザインをチェック
まずは、LAVIE Direct HZの外観を見てみましょう。今回試用したのは、2560×1440ドットタッチ非対応のWQHD液晶ディスプレイを搭載したモデル。すべてのモデルのなかで、もっとも軽いタイプです。前述のとおり、パーツの組み合わせによって重量が異なるので注意してください。
重量は実測で760g! ありえない軽さ!!
LAVIE Direct HZの重さは公称値で779g(最軽量時)とされています。実際に重さを測ってみたところ、なんとさらに軽い760gでした。
カタログ値よりも軽いのにはビックリしました。とはいえ個体差があるため、ほかのモデルでは760gよりも重いかもしれません。ひょっとすると、さらに軽い可能性もあります。
ちなみに13.3型ノートパソコンは、1.0~1.5kgあたりが標準的な重さです。そのくらいの重さだと考えてLAVIE Direct HZを持ち上げると大変危険なので注意してください。あまりにも軽くて手応えがなさすぎるため、勢いよく持ち上げてしまうからです。
筆者がこれまで使っていたThinkPad x260(12.5型)の重さを測ってみたところ、LAVIE Direct HZより630gも重い1.39kgでした。余談ですが、実はしばらく前に取材用のカメラを1.5kgのデジタル一眼から重量554gのSONY α6300に変えています。ノートパソコンとカメラを変えたことで、荷物の重さを1.5kg以上も減らすことができました! やはり軽さはビジネスシーンにおいて大きな武器となりえます。
意外に薄くてコンパクト
本体の厚みは16.9mmです。ほかの13.3型ノートパソコンと比べると、数値的にはそれほど薄いわけではありません。しかし実際に手に持ってみたところ、意外に薄く感じました。
本体の面積は幅319×奥行き212mm。一般的なA4用紙(幅297×奥行き211mm)よりもひとまわり大きいと考えれば、サイズ感をイメージしやすいでしょう。普通のバッグであれば難なく納まるサイズです。
ブラックの落ち着いたデザイン
本体カラーとしては、”ストームブラック”と”ムーンシルバー”の2色が用意されています。ただしムーンシルバーを選べるのは、2in1タッチモデルのCore i5搭載機種のみ。ほかのモデルでは自動的にストームブラックとなります。
マグネシウム製ボディにやや不安
LAVIE Direct HZでは、ボディの素材に超軽量な金属である「マグネシウムリチウム合金」が使われています。ややザラつきのあるドライな手触りで、質感は悪くありません。
ただですね、マグネシウムの板がヒジョーに薄いため、軽く押しただけでもたわむんですよ。だからと言って、頑丈じゃないというわけではないんです。強い圧力や歪みに耐えられるように設計されているので問題はないんですけど、試しに両端を持ってねじってみると軽くゆがんだりするので、ちょっと不安になります。
筆者個人としては硬さを実感できる削り出しのアルミが好きなんですけど、アルミを使うと本体が重くなってしまうんですよね。軽さを突き詰めるならマグネシウムのほうが有利ですので、この点はなにを重視するのかで判断するべきでしょう。
液晶ディスプレイは精細だけとやや暗め
今回は、解像度2560×1440ドットのWQHDモデルを選択しました。1920×1080ドットのフルHDに比べてピクセル数(画素数)が多いので、写真がとても精細に表示されます。標準ではデスクトップが200%に拡大表示されているため、文字やアイコンの表示も大きめ。13.3型のフルHDモデルに比べて文字のドット感が少なく、境界線がなめらかに描かれているように感じました。
色合いは自然なように見えるんですけど、スマホと比べるとやや青みが強い印象を受けます。明るさもやや暗めでした。光沢のないノングレア仕上げの影響で、コントラストもやや低めに感じます。作業するには光が強くないほうが好ましいのですが、スマホやタブレットの明るい画面を見慣れていると「アレっ?」と感じるかもしれません。
ただコントロールパネルで液晶ディスプレイのガンマ値やカラーバランスを変えられるので、気になる人は好みの色に調整すれば問題ありません。
キーボードの出来ばえはちょっと残念
LAVIE Direct HZのキーボードはテンキーなしの全85キー構成で、標準的な日本語配列です。キーピッチ(キーとキーの間隔、打ちやすさに影響する)は18mmで、理想とされる19mmよりもやや短め。ただし縦横の長さはほぼ均一でバランスがよく、打ち間違いはそれほどありませんでした。やや窮屈に感じますが、しばらく使っているうちに慣れるでしょう。実際に筆者も、比較的短時間で普通に使えるようになりました。
キーボードの左側にあるFnキーとCtrlキーの位置が、普通のキーボードとは逆になっています。これはNECのLAVIEシリーズやレノボのノートパソコンではおなじみの仕様です。キーの押し間違いが不安な方は、設定画面からFnキーとCtrlキーの動作を入れ替えるといいでしょう。
キーストローク(キーを押す深さ)は1.2mmで、かなり浅め。キーストロークは深いほどタイプ感がいいとされており、一般的なノートパソコンでは1.5mmが標準です。LAVIE Direct HZでは入力時に「カクっ」としたクリック感があるのでキーがちゃんと押されているのを認識できるのですが、やや物足りなさを感じました。
個人的にもっとも気になったのは、入力時のたわみです。キーを押すたびに軽い底打ち感(キーからの反発力)があり、キーの周辺がたわみでグラつくように感じます。タイプ音は軽いタッチの人なら静かなのですが、筆者のように「カチャカチャターンッ!」と強く入力する人だと、「ドタドタドタ」という音が聞こえるでしょう。薄さと軽さを重視したモデルなので、このあたりは仕方がありませんかね。
LAVIE Direct HZのキーボード。キーを押すとけっこうたわむのね pic.twitter.com/vhN3ITPMAY
— こまめブログ(広告を含みます) (@littlebeansinfo) February 2, 2017
LAVIEシリーズのタッチパッドは「NXパッド」と呼ばれていますが、基本的な機能は他社製パソコンと変わりません。サイズは実測で幅91×奥行き61mmでした。左右のボタンがパッド部分と一体化したタイプです。
配慮の行き届いたインターフェース
周辺機器接続用にはUSB3.0端子×2(うち1基は充電機能付き)が用意され、映像出力用としてはHDMI端子を搭載しています。端子の数は多くありませんが、モバイル用途のノートパソコンとしては標準的な構成です。メモリーカードはSD/SDHC/SDXCに対応しています。
個人的にUSB端子は左右それぞれにあるほうがありがたいのですが、そのあたりは納得できる範囲です。それよりも、端子間のスペースが広くてケーブル類が干渉しない点や、メモリーカードが完全に収納できる点に感心しました。実はこういう点って、けっこう軽視されがちなんですよね。
バッテリー駆動時間は最軽量構成で約5時間
続いては、LAVIE Direct HZのバッテリー駆動時間について。カタログ上の公称値では最軽量構成で約5.9時間とされています。そこで以下の条件で実際の駆動時間を計測してみたところ、5時間7分でバッテリー切れとなりました。
バッテリー駆動時間計測時のテスト条件
- Windows 10の電源プランを「省電力」に
- 液晶ディスプレイの明るさを40%に設定
- 輝度(明るさ)の自動調節機能はオフ
- 無線LANとBluetoothはオン
- ボリュームは50%に調整
- 「BBench」で10秒ごとのキー入力と60秒ごとのWebアクセスを有効化
- 満充電の状態からテストを行ない、休止状態へ移行するまでの時間を計測
一般的に、液晶ディスプレイの解像度が高くなるほどバッテリー消費量は大きくなります。今回は2560×1440ドットのWQHDモデルでテストを行なったので、その影響が出ているのでしょう。また容量の少ない標準バッテリーを選んでいることも、バッテリー駆動時間が短くなった原因のひとつです。軽さを取るかそれともスタミナを取るのか、利用スタイルに応じて決めてください。筆者は今回なによりも軽さを追求したので、このような結果となりました。
LAVIE Direct HZのベンチマーク結果
次は、実際の性能の目安となる各種ベンチマークの結果を紹介します。前述のとおり、今回はCore i7+8GBメモリー+128GB SSDの組み合わせでテストを行ないました。ベンチマークの結果はパーツ構成やタイミング、環境によって大きく異ることがあるので、あくまでも目安として考えてください。
Windowsエクスペリエンスインデックス(システム評価ツールの結果) | |
プロセッサ | 7.5 |
---|---|
メモリ | 7.9 |
グラフィックス | 6.2 |
プライマリハードディスク | 8.15 |
CINEBENCH R15の結果の目安(「CPU」のスコア) | |
Core i7-6700HQ | 670~680cb |
---|---|
Core i7-7500U | 330cb前後 |
Core i7-6500U | 270~320cb |
Core i5-6200U | 260~290cb |
3DMarkベンチマーク結果 | |
Fire Strike(DX11,FHD) | 862 |
---|---|
Sky Diver(DX10) | 3631 |
Cloud Gate(DX10) | 5710 |
Ice Storm(DX9) | 56911 |
内部の発熱について
LAVIE Direct HZは薄型のノートパソコンですが、利用中に本体が熱くなる場面はありませんでした。本体内部の冷却用にふたつの通気口が設けられており、効果的に排熱されているものと思われます。
CPUの最大温度は80度前後にまで達しましたが、限界温度は100度なのでまだ余裕はあります。冷却もしっかり行なわれているので、熱でパフォーマンスが低下するような様子は見られませんでした。
とにかく荷物を軽くしたい人向けの超軽量ノートPC
ということで、今回はLAVIE Direct HZのレビューをお届けしました。個人的にはキーボードの作りやバッテリーのもちなど気になる点があるものの、本体の軽さについては最高レベルです。コレのおかげで普段の荷物を軽くできたので、その点については非常に満足しています。「軽さが命!」という人向けのモデルですね。電車通勤が多いビジネスパーソンにとって779g(実測760g!)の軽さは、非常に魅力的ではないでしょうか。
なおLAVIE Direct HZはNECの直販サイト「NECダイレクト」限定販売のモデルです。タッチ非対応で8GBメモリーを搭載したモデルは、ここでしか購入できません。また納期や支払い方法、サポートなどについては、商品ページでご確認ください。
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NECのパソコン(LAVIE)おすすめモデルのクーポン・セール価格情報
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