HPの15.6インチノートPC『HP 15s-fq』では公式サイトにて、「本製品のメモリスロットはユーザーがアクセスできるタイプではありません」と明記されています。しかし実際に内部を確認したところメモリースロットが用意されており、メモリーを増設できることを確認しました。
そこでこの記事では、HP 15s-fqでのメモリー増設方法を紹介します。
ただしメモリーの増設およびのその前後の工程において本体が破損 / 故障してしまっても、メーカー保証のサポートを受けられない点に注意してください。くれぐれも自己責任の上でお願いします。
HP 15s-fq5000シリーズについて
※ここでは第12世代Coreプロセッサ搭載の『HP 15s-fq5000シリーズ』で解説しています。そのほかのモデルでは異なる可能性があるのでご注意ください。
底面カバーを外す
メモリーを増設 / 換装するには、PC本体内部を操作する必要があります。底面カバーを外して、作業を行なってください。ただしムリに動かしてカバーを破損したり、静電気でパーツを破壊しないよう注意が必要です。
メモリーの交換
HP 15s-fq5000シリーズの8GBメモリーモデルは4GB×2枚、16GBメモリーモデルは8GB×2枚の構成です。8GBを16GBにアップグレードする場合は、自分で購入した8GB×2枚のセットを利用してください。
なお公式スペックでは、メモリーの最大容量は16GBまでとされています。しかし筆者が使用した機材では、16GB×2枚の32GBが認識されていました(動作を保証するわけではありません)。
※メモリー増設の効果については、近日公開予定のレビュー記事で紹介します
HP 15s-fq3000シリーズについて
HP 15s-fqには、Celeron N4500搭載の『HP 15s-fq3000シリーズ』も用意されています。同じシリーズではありますが、本体内部が微妙に異なるので注意してください。メモリースロットは1基のみです。
メモリー容量を増やすとPCの処理時間が短縮されたり、よりキビキビと動作するようになる場合があります。ちょっと遅いかなと感じたら、メモリー容量のアップグレードを検討してみてください。
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