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日本エイサー Aspire3 A315-32-N14Q/K 解説:15インチでSSD搭載の格安ノートPC

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日本エイサー Aspire3 A315-32-N14Q/K

日本エイサーのAspire3 A315-32-N14Q/Kは、15.6インチの大きめの画面を搭載したスタンダードタイプのノートPCです。CPU性能は低めながらも、ストレージ (ファイルの保管場所)に高速なSSDを搭載している点が特徴。アマゾンを始めとする通販サイトでは、税込4万円台の格安価格で販売されています。

Aspire3 A315-32-N14Q/K

Aspire3 A315-32-N14Q/K

Aspire3 A315-32-N14Q/Kのスペック

画面サイズ 15.6インチ
解像度 1920×1080
CPU Celeron N4000
メモリー 4GB
ストレージ 128GB SSD
グラフィックス Intel UHD 600
幅×奥行き 381.6×259mm
厚さ 20.95mm
重量 約2.1kg
バッテリー 約6.5時間

※2019年5月4日時点。構成は変更される場合があります


本体カラー シェールブラック
画面の表面 非光沢
パネルの種類 ※非公開
光学ドライブ なし
テンキー あり
有線LAN 1000Mbps
無線LAN 11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.1
USB3.1
USB3.0 1
USB2.0 2
USB Type-C
Thunderbolt 3
メモリーカード SD
HDMI 1
VGA (D-sub15)
DisplayPort
Webカメラ 30万画素
顔認証カメラ
指紋センサー
オフィス WPS Office standard

CPU性能について

CPUとして使われているCeleron N4000は、計算性能よりも価格の安さや省電力性能を重視しています。ノートPC向けとしてよく使われているCore iシリーズよりも、性能はかなり控えめです。

CPU性能比較(CPU Mark)

名称 PassMark CPU Markスコア
Core i7-8550U
9009
Core i5-8250U
8328
Core i3-8130U
5527
Core i3-7020U
3838
Celeron 3865U
2035
Celeron N4000
1554

※データは当サイトで計測したほかのPCの平均値で、Aspire3 A315-32-N14Q/Kの性能を表わすものではありません

 

とは言え、ごく軽めの作業であればなんとか使えるレベルです。ネットの閲覧や動画視聴、ちょっとした文書作成、ブログ記事の執筆などは問題なく行なえます。ただ、処理の待ち時間が少し長く感じるかもしれません。

SSDについて

Aspire3 A315-32-N14Q/Kの最大の特徴は、値段が安いにも関わらずストレージ (ファイルの保管場所)に高速なSSDが使われている点です。SSDが使われているとファイルのやり取りが早くなるだけでなく、ウィンドウズやアプリの起動が高速化します。そのほかにもさまざまな効果があり、全体的な快適さが大きく改善するのです。

SSDとHDDの起動時間

SSDとHDDのウィンドウズの起動時間の違い

 

ただし、容量はあまり多くありません。128GBといってもドライブ全体の容量は100GB程度で、システム領域になどでも使われるため、実際に使える容量は60~70GB程度かもしれません。写真や動画は外付けHDDなどに保存するといいでしょう。

画面について

液晶ディスプレイのサイズは15.6インチで、もっともスタンダードな大きさです。注目したいのは、解像度が1920×1080ドットである点。格安モデルによくある1366×768ドットに比べてデスクトップを広く使えるので、そのぶん作業がはかどります。

 

フルHDとHDの違い

1920×1080ドット (左)は1366×768ドット (右)よりも多くの情報を表示できます ※写真は別の機種

 

液晶ディスプレイのパネルについては不明ですが、価格が安いことを考えるとおそらくTNパネルが使われているのでしょう。IPSパネルに比べて発色やコントラストは劣りますが、色にこだわらないなら普通に利用できます。

 

IPSパネルとTNパネルの違い

IPSパネル (左)とTNパネル (右)の違い ※写真は別の機種

 

液晶ディスプレイの表面は、光沢なしのノングレアタイプです。眼精疲労や集中力低下の原因となる映り込みが抑えられるので、集中して作業できます。

 

光沢 (左)と非光沢 (右)の違い

光沢 (左)と非光沢 (右)の違い ※写真は別の機種

機能について

15インチの格安モデルとしては、標準的な機能を備えています。数値入力に便利なテンキーや有線LANに対応しているので、ビジネスシーンでも利用できるでしょう。

 

ただし光学ドライブは非搭載です。DVDやブルーレイなどを利用する場合は、別途外付けドライブを購入する必要があります。

光学ドライブ

DVDの再生や書き込みには、別途外付けの光学ドライブが必要です

オフィスソフトについて

アマゾンで販売中のモデルには、オフィスソフトとしてWPS Office Standardが付属しています。これはマイクロソフト オフィスの互換ソフトで、エクセルやワードの代わりに使えるもの。簡単な文書であればエクセル / ワードのファイルを扱えますが、正式には別のソフトである点に注意してください。

Aspire3 A315-32-N14Q/Kは買うべきか?

4万円台でSSD搭載という点では、Aspire3 A315-32-N14Q/Kは非常にお買い得です。しかしCPU性能が低め、光学ドライブ非搭載、SSD容量が少ないという点において、ガッツリと作業をするためのPCではありません。あくまでもネットや簡単な文書作成向けです。

 

軽めの作業しかしない人や、2台目以降のサブPCを探している人であれば、十分活用できるでしょう。

 

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ちなみに同じ日本エイサーから、256GB SSDを搭載したモデルも発売されています。

[wpap type=”detail” id=”B07D76G5QC” title=”Acer ノートパソコン Aspire 3 A315-32-N14U/B (Celeron/4GB/256GB SSD/ドライブなし/15.6型/Windows 10/ス…” search=”A315-32-N14U/B “]
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記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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