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ドスパラのCritea DX-KS RH3は、15.6インチの液晶ディスプレイを搭載するスタンダードタイプのノートPCです。CPUは初心者~中級者向けのCore i3でありながらも、実際の性能は2年以上前の高級ノートPCと同等以上。比較的リーズナブルでありながらサクサク快適に使える、コスパの高いモデルです。
Critea DX-KS RH3の注目ポイント
500GB SSD搭載
SSD搭載モデルなら、標準で500GBの大容量SSDを搭載。HDD搭載モデルに比べてファイルのやり取りやウィンドウズの起動が速く、快適に使えます。
シンプルなデザイン
本体は派手さのないシンプルなデザイン。明るい印象ではありますが、ビジネスシーンでも違和感なく利用できます。
Critea DX-KS RH3の評価
総合評価: 3.2/5.0
(評者:こまめブログ)
デザイン | シンプルでスタンダードなデザイン。安っぽさは感じられない |
---|---|
性能 | 第8世代Core i3は高性能。500GB SSD搭載で動作は快適 |
使いやすさ | キー配列にクセがある。光学ドライブ非搭載なのは残念 |
軽さ | 重量は実測1.819kg。15.6インチタイプとしてはやや軽い |
画面 | 解像度が低く、映像はやや青みがかっている |
こんな人にオススメ
- 👍 そこそこ高性能で安いPCが欲しい
- 👍 SSD容量は大きいほうがいい
- 👍 映像品質にはこだわらない
今回はメーカーからお借りしたCritea DX-KS RH3 SSD特価モデルの実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。
この記事の目次
※2019年3月14日時点。現在の価格は公式サイトでご確認ください
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Critea DX-KS RH3のスペック
OS | Windows 10 Home Windows 10 Pro |
---|---|
CPU | Core i3-8130U |
メモリー | 4GB 8GB ※最大32GB |
ストレージ | 500GB HDD 500GB SSD (SATA) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
ディスプレイ | 15.6インチ、 1366×768ドット、 非光沢、タッチ非対応 |
光学ドライブ | なし |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、 Bluetooth 4.2、 1000BASE-T対応有線LAN |
インターフェース | USB3.0 (フルサイズ) ×2、 USB2.0 ×1、 HDMI、 有線LAN、 SDカードスロット、 ヘッドセット用端子 |
セキュリティー | TPM2.0、 セキュリティースロット、 マカフィー・リブセーフ12ヵ月版 |
カメラ | 92万画素 |
サイズ | 幅382×奥行き256×高さ23.9mm |
重量 | 約1.8kg |
バッテリー駆動時間 | 約5.6時間 |
オフィス | なし ※購入時に追加可能 |
サポート | メーカー保証1年間 |
※2019年3月14日時点。使用部材、構成については変更になる場合があるため、詳細は製品販売サイトをご確認ください
Critea DX-KS RH3の価格
Critea DX-KS RH3には、HDD搭載モデルとSSD搭載モデルの2種類が用意されています。今回の記事で取り上げているのはSSD搭載モデルで正式名称は「Critea DX-KS RH3 SSD特価」ですが、便宜上「Critea DX-KS RH3」と表記しています。
価格の目安
Critea DX-KS RH3 ※HDD搭載 | Critea DX-KS RH3 SSD特価 | |
---|---|---|
CPU | Core i3-8130U | |
メモリー | 4GB | 8GB |
ストレージ | 500GB HDD | 500GB SSD |
税込価格 | 6万1538円~ | 7万2338円~ |
※2019年3月14日時点。価格は変更される場合があります
価格はHDD搭載モデルのほうが安いのですが、性能面ではSSD搭載モデルのほうが優れています。ただしSSD搭載モデルではストレージにHDDを選べないので、どうしてもHDDを使う必要があるならHDD搭載モデルを選ぶといいでしょう。
リンク
SSD搭載モデルであればそのままでも十分な性能ですが、メモリーやSSDをアップグレードすることでより快適に使えます。購入時にパーツ構成やソフトの有無を変更できるので、予算や用途に合わせて選択してください。
オフィスソフトは標準では付属しません。ワードやエクセルが必要な場合は、注文画面にある「オフィスソフト」の項目から、必要なエディションを選択しましょう。なお「KINGSOFT WPS Office」はマイクロソフト オフィスの互換ソフトである点に注意してください。
価格の目安
構成 | 税込価格 |
---|---|
標準構成 (8GBメモリー + 500GB SSD) | 7万2338円 |
オフィス付き (8GBメモリー + 500GB SSD + H&B 2019) | 9万9338円 |
メモリー減量 (4GBメモリー+500GB SSD) | 6万7586円 |
M.2 SSD追加 (8GBメモリー+256GB M.2 SSD + 500GB SSD) | 7万9898円 |
※2019年3月14日時点。価格は変更される場合があります
Critea DX-KS RH3の本体の大きさやデザイン
Critea DX-KS RH3の外観は、シルバーのシンプルなデザインです。ロゴなどは一切なく、見た目がとてもスッキリとしています。ボディの素材には樹脂(プラスチック)が使われていますが、安っぽさは感じられません。ただし傷には弱いので、ていねいに扱うことをおすすめします。
接地面積はB4サイズよりもやや大きい程度。15.6インチタイプとしては標準的な大きさです。しかし厚みについては標準よりもやや薄く、重量は軽めでした。
ノートPCの平均重量
画面サイズ | 平均重量 |
---|---|
11.6インチ | 1.06kg |
12.5インチ | 1.095kg |
13.3インチ | 1.209kg |
14インチ | 1.582kg |
15.6インチ (スタンダード) | 2.131kg |
15.6インチ (ゲーミング) | 2.413kg |
※2018年に当サイトが検証したノートPC(2-in-1を含む) の実測値より
Critea DX-KS RH3の画面の色と見やすさ
液晶ディスプレイのサイズは、もっともスタンダードな15.6インチです。解像度は1366×768ドットで、文字や画像にドット感が見られました。フルHDに比べて映像の精細さや情報量では劣りますが、文字が大きく表示されるメリットがあります。
映像品質は、それほど良くありません。コントラストが低いため色にメリハリがなく、やや青みがかっています。低価格モデルでよく見られるTNパネルが使われているのでしょう。
とは言え、文章や写真は普通に見られます。映像品質にこだわらないなら、問題なく使えるはずです。
液晶ディスプレイの表面は、光沢なしのノングレアです。光沢ありのグレアタイプに比べてコントラストは低いものの、眼精疲労や集中力低下の原因となる”映り込み”が抑えられる点が大きなメリット。長時間の作業にも向いています。
Critea DX-KS RH3のキーボードの使いやすさ
キーボードのキーピッチ(キーとキーの間隔)は実測18.5mmです。理想とされる19mmよりもやや小さく、入力時にキーがやや小さく感じました。また一部のキーが小さかったり配置が特殊であるほか、テンキーが標準的な4列ではなく3列で構成されています。
タイプ感はそれなりです。入力時に固めのクリック感がありますが、押し込む力は弱め。押し切ったところで、底打ち感とたわみが感じられました。タイプ音は比較的静かで、軽めのタッチならトストスと控えめ。ただし強めに打つとドスドスと響くので、弱めで打つことを心がけたほうがいいでしょう。
Critea DX-KS RH3の端子類の種類と使いやすさ
インターフェース(端子類)は標準的な構成です。ただし光学ドライブには対応していない点に注意してください。DVDやブルーレイを利用する場合は、別途外付けの光学ドライブが必要です。
左側面のインターフェース
- ① 電源コネクター
- ② USB2.0
- ③ SDカードスロット
- ④ ヘッドセット用端子
右側面のインターフェース
- ① USB3.0
- ② HDMI
- ③ 1000BASE-T対応有線LAN
- ④ セキュリティースロット ※盗難防止用
Critea DX-KS RH3のベンチマーク結果
テスト機の主なスペックは以下のとおり。ベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります。あらかじめご了承ください。
試用機のスペック
OS | Windows 10 Home |
---|---|
CPU | Core i3-8130U |
メモリー | 8GB |
ストレージ | 500GB SSD |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620 |
ストレージ性能
試用機ではSATA接続の500GB SSDが使われていました。おそらくこれが標準的な構成でしょう。追加オプションではM.2 SSDを追加できますが、これらもSATA接続です。M.2スロット自体はPCIe接続に対応していません。
CPU性能
PCについてある程度知っている人なら、Core i3はそれほど性能が高くないと考えているかもしれません。確かにCore i3は上位のCore i5やCore i7よりも性能面で劣りますが、Critea DX-KS RH3で使われている第8世代のCore i3-8130Uは前世代のCore i5よりも高性能です。2年以上前のノートPCで使われているCore i5やCore i7と同等以上の性能と言っていいでしょう。その意味でCritea DX-KS RH3は比較的低価格ながらも、性能面は十分だと言えます。
CPU性能比較(CPU Mark)
CPU | PassMark CPU Markスコア |
---|---|
Core i5-8250U |
|
Critea DX-KS RH3 (Core i3-8130U) |
|
Core i7-7500U |
|
Core i3-8130U |
|
Core i5-7200U |
|
Core i3-7100U |
|
Celeron 3865U |
|
Celeron N4000 |
|
※そのほかのスコアは当サイト計測の平均値
とは言え、高度な動画編集や画像加工にはパワー不足です。本格的な作業には第8世代以降のCore i5 / i7搭載モデルをおすすめします。
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バッテリー性能
バッテリー駆動時間を計測したところ、消費電力の少ないテストで8時間52分という結果でした。バッテリー消費がかなり大きいPCMark 8のテストでは4時間33分でしたので、実利用では5~6時間程度はもつと思われます。駆動時間が長いわけではありませんが、そもそも持ち運び用のモデルではないため、特に問題はないはずです。
バッテリー駆動時間のテスト結果
公称値 | 約5.6時間 |
---|---|
BBenchによる計測 | 8時間52分 |
PCMark 8による計測 | 4時間33分 |
※テストの条件や計測方法についてはコチラ
Critea DX-KS RH3のゲーム性能について
グラフィックス機能は、CPU内蔵のIntel UHD Graphics 620です。GeForce GTXシリーズなど専用グラフィックスチップを搭載したモデル (ベンチマークスコアは5000~)に比べると、3D性能はかなり劣ります。
GPUの性能比較
GPU | 3DMark Fire Strikeのスコア |
---|---|
UHD 620 (Core i7) |
|
UHD 620 (Core i5) |
|
Critea DX-KS RH3 (UHD620) |
|
UHD 620 (Core i3) |
|
※そのほかのGPUのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値
ただしごく軽めのタイトルを1280×720ドットの解像度でプレーするには、十分な性能です。FF14など中量級以上タイトルは厳しいですが、ドラクエ10なら問題なくプレーできます。
ゲーム系ベンチマーク結果
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
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---|---|---|
1280×720 | 最高品質 | 7729(とても快適) |
標準品質 | 9113(とても快適) | |
低品質 | 10638(すごく快適) |
Critea DX-KS RH3の分解やメモリー増設、SSD換装について
Critea DX-KS RH3は底面カバーを外すことで、本体内部にアクセス可能です。底面部のネジを外す必要がありますが、カバーの取り外しはそれほど困難ではありません。ただしツメなどを折らないよう、慎重に作業することをおすすめします。
メモリースロットは2基用意されており、DDR4 (PC4-19200) のSO-DIMMを利用可能です。最近はメモリーモジュールの値段が安くなっているため、自分で購入したメモリーに差し替えるのもいいでしょう。ただし購入時のアップグレード料金とそれほど変わらないため、手間を考えるならメーカーによるアップグレードを選ぶのもアリです。
SSDは2.5インチサイズのものが使われていました。このストレージは容量が500GB固定ですので、容量が大きいほうがいいなら自分で1~2TBに換装するといいでしょう。とは言っても、普通に使うぶんには十分な容量です。
M.2スロットも用意されていますが、PCIe接続には非対応です。自分でSATA接続のSSDを増設してもいいのですが、やはりドライブの認識やクローンなどの手間を考えれば、メーカーによるアップグレードを選んだほうがいいかもしれません。
Core i3でも性能は高い
ということで、今回はCritea DX-KS RH3のレビューをお届けしました。
ベンチマーク結果を見るとおわかりのように、Critea DX-KS RH3で使われているCore i3-8130Uは高性能なCPUです。2年以上前の10万円クラスのノートPCと、パフォーマンス的には変わりません。普段使いや事務作業中心であれば、十分快適に活用できるでしょう。光学ドライブに対応していない点は少々残念ですが、初心者から中級者まで幅広い層におすすめできるコスパの高いモデルです。
※2019年3月14日時点。現在の価格は公式サイトでご確認ください
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