ゲーミングPCレビュー

HP Pavilion Gaming 15 レビュー:コンパクトでも高性能なゲーミングノートPC

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HP Pavilion Gaming 15 レビュー
日本HPのHP Pavilion Gaming 15(cx0000)は、ゲーム用に高性能なCPUとGPU(専用グラフィックス機能)を搭載したノートPCです。ほかのゲーミングノートPCに比べて本体サイズが小さく、デザインがシンプルな点が特徴。ブラックの本体には重厚感があり、ビジネスシーンで使っても違和感がありません。

 

HP Pavilion Gaming 15 スペック概要

【主なスペック】CPU:Core i5/i7、メモリー:8/16GB、ストレージ:HDDまたはSSD+HDD、ディスプレイ:15.6インチフルHD

 

ゲーム性能についてはエントリー(初心者)向けには十分なレベルで、フォートナイトやPUBGなどの人気ゲームを標準画質で快適に楽しめました。

 

たとえばフォートナイトを実際にプレーしてFPS(描画速度の目安)を計測したところ、最高画質の「エピック」では快適なプレーの目安とされる平均60FPSを下回ったものの、ひとつ下の「高」画質では十分な結果が出ています。

 

HP Pavilion Gaming 15 フォートナイトベンチマーク結果

フォートナイトFPS計測結果(フルHD)

画質 HP Pavilion Gaming 15(GeForce GTX 1050 Ti)
エピック(最高画質) 47.500 FPS
71.317 FPS
154.600 FPS
低(最低画質) 162.250 FPS

 

PUBGについては、中画質で平均FPSが60を上回りました。しかし一時的に51 FPSまで落ち込むことがあったので、中画質のプリセットをベースにプレーに影響のない範囲で画質を少し落とすといいでしょう。

 

HP Pavilion Gaming 15 PUBGベンチマーク結果

PUBG FPS計測結果(フルHD)

画質 HP Pavilion Gaming 15(GeForce GTX 1050 Ti)
ウルトラ(最高画質) 42.417 FPS
57.267 FPS
63.333 FPS
非常に低い(最低画質) 64.017 FPS

 

高いグラフィックス性能を必要とする重いゲームはやや厳しいものの、中規模クラスのゲームで画質にこだわらないなら問題ない性能です。

HP Pavilion Gaming 15の注目ポイント

コンパクトな本体

HP Pavilion Gaming 15 フォルム

15.6インチのゲーミングノートPCとしては非常にコンパクト。デザインも普通のノートPC風で、シンプルな外観が好みの人におすすめです。

万全の熱対策

HP Pavilion 15-cs0000 キーボード面の温度

大型の空冷ファンを搭載することで、内部の熱を効果的に排出。さらに電力消費を抑えることで、内部が高温になりすぎないように調整されています。

当サイトの評価

HP Pavilion Gaming 15 評価

デザイン ゲーミングノートPCとしてはコンパクトでシンプルなデザイン
性能 デスクトップPC並みに高性能なCPU。ストレージ性能も高い
使いやすさ 端子類は多くはないが十分。キーボードが見やすい
軽さ ゲーミング向けとしてはやや軽量だが、普通のノートPCよりは重い
画面 フルHDのIPSパネルを使用。色が鮮やかでメリハリがある

 

今回はメーカーからお借りしたHP Pavilion Gaming 15の実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。

 

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HP Pavilion Gaming 15-cx0000

HP Pavilion Gaming 15

税込10万円台から

HP Pavilion Gaming 15のスペック

OS Windows 10 Home / Pro
CPU Core i5-8300H / Core i7-8750H
メモリー 8GB / 16GB
ストレージ 1TB HDD+16GB Optaneメモリー または 128/256GB M.2 SSD(PCIe) + 1TB HDD
グラフィックス GeForce GTX 1050 / 1050 Ti(4GB)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ、1920×1080 / 3840×2160ドット、IPS、非光沢、タッチ非対応
通信機能 IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 5.0、1000BASE-T対応有線LAN
インターフェース USB3.1 Gen1(フルサイズ)×3、USB3.1 Gen1(Type-C)×1、HDMI、有線LAN、SDメモリーカードスロット、ヘッドホン出力
セキュリティー TPM 2.0、セキュリティースロット、マカフィーリブセーフ30日版
カメラ 92万画素
サイズ/重量 幅365×奥行き257×高さ26~29mm/約2.34kg
バッテリー駆動時間 約7.5~9.5時間

※2018年11月14日時点。構成や価格は変更される場合があります

HP Pavilion Gaming 15のラインナップ

スタンダードモデル
Core i5 8GBメモリー 1TB HDD  GeForce GTX 1050 税込10万円台~
パフォーマンスモデル
Core i7 16GBメモリー 128GB SSD 1TB HDD GeForce GTX 1050 税込13万円台~
ハイパフォーマンスモデル オススメ!
Core i7 16GBメモリー 128GB SSD 1TB HDD GeForce GTX 1050 Ti 税込14万円台~
クリエイターモデル
Core i7 16GBメモリー 256GB SSD 1TB HDD GeForce GTX 1050 Ti 4K 3840×2160ドット 税込16万円台~

※2018年11月14日時点

本体の大きさやデザイン

HP Pavilion Gaming 15の本体は、ゲーミングノートPCとしては非常にコンパクトです。一般用途向けの15.6インチスタンダードノートPCと比べてもひと回り小さく、設置に大きな場所を必要としません。フォルムは独特ですがいかにもなゲーミングPCらしさはなく、いい意味で標準的なデザインです。

 

HP Pavilion Gaming 15 本体カラー

本体カラーはシャドウブラック

HP Pavilion Gaming 15 天板のデザイン

天板部分は樹脂製で、ツヤ消しのサラサラとした手触り

 

HP Pavilion Gaming 15 フォルム

真四角ではない独特のフォルム

 

HP Pavilion Gaming 15 天板のデザイン

角が斜めに切り落とされているため、角ばったゴツイ印象はありません

 

HP Pavilion Gaming 15 キーボード面のデザイン

キーボード面もブラック。キーの側面はゴーストホワイトで、個々のキーがはっきりと見分けられるようにデザインされています

 

HP Pavilion Gaming 15 パームレスト

パームレストは金属製で、うっすらとヘアライン加工が施されています

 

HP Pavilion Gaming 15 底面部

底面部は樹脂製

 

HP Pavilion Gaming 15 デザイン

幾何学的なデザインを意識しているのか、各部にラインが多く見られます

 

HP Pavilion Gaming 15 デザイン

見た目はスリムで、ゲーミングPCらしさは感じません

 

HP Pavilion Gaming 15 大きさ

本体の大きさ

 

HP Pavilion Gaming 15 大きさ

B4サイズよりもひと回り大きい程度

 

HP Pavilion Gaming 15 前面と背面

前面と背面

 

HP Pavilion Gaming 15 厚さ

厚さは公称値で最厚29mm。ゲーミングPCとしては標準的な厚みです

 

HP Pavilion Gaming 15 重さ

重量は実測で2.383kg。ゲーミングPCとしては軽め

 

ノートPCの平均重量

画面サイズ 平均重量
11.6インチ 1.126kg
12.5インチ 1.131kg
13.3インチ 1.253kg
14インチ 1.518kg
15.6インチ 2.174kg
ノートPC全体 1.551kg

※2017年12月~2018年5月に当サイトが検証したノートPC(2-in-1を含む) 50台ぶんの実測値より

 

HP Pavilion Gaming 15 電源アダプター

付属の電源アダプターも比較的コンパクト。重さは450gでした

画面の色と見やすさ

液晶ディスプレイの大きさは15.6インチで、解像度は1920×1080ドットのフルHDです。リフレッシュレート(画面の書き換え速度)は60Hzでゲーミングディスプレイのようなヌルヌル感はありませんが、動きは十分なめらか。初心者~中級者プレーヤーには問題ないでしょう。発色と視野角に優れるIPSパネルが使われているため、ゲーム画面は非常に鮮やかで色のメリハリが効いています。応答速度は不明ですが、ゲームプレー中に残像を感じることはありませんでした。

 

HP Pavilion Gaming 15 液晶ディスプレイ

画面の大きさは15.6インチで、解像度は1920×1080ドット

 

HP Pavilion Gaming 15 リフレッシュレート

UFO Test:Ghosting」でリフレッシュレートが60Hzであることを確認

 

HP Pavilion Gaming 15 映像品質

自然な発色で、色のメリハリも効いています

 

HP Pavilion Gaming 15 ガンマカーブ

i1 DisplayProによるガンマカーブ。測定に少し失敗したため明部の線が乱れていますが、全体的に色のバランスは良好です

 

HP Pavilion Gaming 15 画面の明るさ

ゲームは十分な明るさですが、暗いシーンでは周囲が見えづらいことがありました。このような場合は、ゲーム設定でガンマ値を変えるといいでしょう

 

液晶ディスプレイの表面は光沢なしのノングレアです。光沢ありのグレアタイプに比べて光の映り込みが抑えられているため、長時間のプレーにも向いています。

 

HP Pavilion Gaming 15 ノングレア

非光沢と光沢の違い。光の映り込みは集中力低下や眼精疲労の原因のひとつと言われています

キーボードの使いやすさ

キーボードはテンキーありの日本語配列で、バックライトに対応しています。配列は極めて標準的ですが、カーソルキーがかなり小さい点が残念。その点さえ除けば、違和感なくつかえるでしょう。

 

HP Pavilion Gaming 15 キーボード

HP Pavilion Gaming 15のキーボード。キーピッチ(キーとキーの間隔)は18.7mm

 

HP Pavilion Gaming 15 キーサイド

キーの側面がゴーストホワイト(白)で塗られているので、個々のキーを区別しやすくなっています

 

キーを押した瞬間に固めのクリック感がありますが、そのあとの押し込む力は非常に軽く感じました。文書を書くのならアリですが、ゲーム用には手応えがちょっと物足りなく思います。

 

キーの同時押しについては、Ctrl+Shift+W+Q+スペースの最大5キーを認識することを確認しました。FPSなどでも問題なく利用できるでしょう。ただしNキーロールオーバー(全キー同時押し)に対応しているわけではなく、スイッチ配置の関係上、同じ行に並ぶ英数字キーは3~4キー以上の同時押しが認識されないことがあります。と言っても横一列に4キー同時に押すことはないと思うので、問題ないはずです。

 

HP Pavilion Gaming 15 タイプ感

タイプ感は軽め。キーの複数同時にも対応しています

 

タイプ音は控えめで、軽いタッチであれば気になりません。強めに打てば多少は響きますが、うるさくは感じませんでした。

 

HP Pavilion Gaming 15 タッチパッド

タッチパッドはボタン一体型

端子類の種類と使いやすさ

15.6インチタイプとしては、インターフェース(端子類)がやや少なめです。と言っても、普段の作業で困る場面は少ないでしょう。光学ドライブには対応していない点に注意してください。

 

HP Pavilion Gaming 15 左側面

左側面のインターフェース

  • ① USB3.1 Gen1
  • ② セキュリティースロット(盗難防止用)
  • ③ SDカードスロット

 

HP Pavilion Gaming 15 右側面

右側面のインターフェース

  • ① ヘッドホン出力
  • ② 1000BASE-T対応有線LAN
  • ③ HDMI
  • ④ USB3.1 Gen1
  • ⑤ USB3.1 Gen1 Type-C
  • ⑥ 電源コネクター

 

スピーカーはキーボード上面に配置されています。個々の音はクリアーですが低音域はやや弱く、高音域はシャカシャカ感が強いように感じました。作業中のBGMとして音楽をカジュアルに聞くには問題ありませんが、じっくり聴き込めるほどのクオリティーではありません。

 

HP Pavilion Gaming 15 スピーカー

スピーカーはキーボード上部に配置されています

 

とは言え、最近のゲームでは左右からの音を聞きわけるためにゲーミングヘッドセットを使う人が増えていますから、スピーカーはそれほどこだわらなくてもいいでしょう。できれば高品質なゲーミングヘッドセットを使うことをおすすめします。

 

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発熱や騒音、消費電力について

ここからは、HP Pavilion Gaming 15の性能テストの結果を紹介します。検証に使った試用機はハイパフォーマンスモデルで、主なスペックは以下の表のとおり。検証/ベンチマーク結果はパーツ構成や個体差、環境、タイミングなどによって大きく変わる点をあらかじめご了承ください。

 

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8750H
メモリー 16GB
ストレージ 128GB SSD + 1TB HDD
グラフィックス GeForce GTX 1050 Ti(4GB)

本体の温度について

高負荷時にはキーボード面の温度が高くなりますが、触れないほどではありません。ゲーム中に触れ続けるWASDキーあたりの温度も低いので、低温やけどの心配もそれほどないでしょう。

 

表面温度(室温23.3℃) ※画像クリックで拡大

待機時 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
HP Pavilion 15-cs0000 キーボード面の温度最大25.4℃ HP Pavilion 15-cs0000 キーボード面の温度最大29.2℃ HP Pavilion 15-cs0000 キーボード面の温度最大38.3℃ HP Pavilion 15-cs0000 キーボード面の温度最大42.7℃

駆動音の計測結果

ゲームや動画変換などの高負荷時には、駆動音(ファンの回転音や通気口からの排気音)がかなり大きく聞こえました。ゲーム中は音を聞きわけるためにも、ヘッドセットの着用をおすすめします。

 

駆動音の計測結果(室温23.3℃)

電源オフ 36.8dBA
待機中 38.4dBA 回転音がわずかに聞こえる
動画視聴 38.1dBA 同上
動画変換 47.3dBA 排気音がけっこう大きい
3Dゲーム 46.7dBA 同上

消費電力について

さまざまな場面での消費電力を計測したところ、Core i7-8750H+GeForce GTX 1050 Tiの構成としては電力消費がかなり低く抑えられていることがわかりました。たとえばデルのDell G3 15に比べて、消費電力が30%も低くなっています。

 

1分間の平均消費電力(REX-BTWATTCH1による計測)

待機中 動画視聴 動画変換 3Dゲーム
18.6W 17.4W 70.2W 82.2W

※消費電力の計測方法はコチラ

 

なにかの省電力機能が働いていた可能性もありますが、おそらくこれは本体内部の発熱を抑えるためだと思われます。内部が熱くなりすぎると不調の原因となったり、パーツの劣化が進むため、あえて電力を調整しているのかもしれません。

 

そのぶんパフォーマンスは若干落ちますが、ゲームプレーにはさして影響がない程度でしょう。むしろPCの寿命が伸びる点はメリットだと言えます。

ベンチマーク結果

試用機のスペック

OS Windows 10 Home
CPU Core i7-8750H
メモリー 16GB
ストレージ 128GB SSD+1TB HDD
グラフィックス GeForce GTX 1050 Ti(4GB)

ストレージ性能

HP Pavilion Gaming 15は、モデルによってストレージ構成が異なります。中~上位モデルではSSD+HDDのデュアルストレージ構成ですが、下位モデルではHDDである点に注意してください。ただし下位モデルにはHDDを高速化するOptaneメモリーが使われているので、ゲームの起動やデータの読み込みは高速に行なわれるでしょう。

 

試用機ではPCIe接続の128GB SSDと1TB HDDが使われていました。高速なSSDの影響でシステムの立ち上がりは早く、作業は快適。また1TBのHDDであれば、大容量のゲームを何本かインストールしても容量不足で困る場面は少ないはずです。

 

HP Pavilion Gaming 15 ストレージのアクセス速度(CrystalDiskMark)

128GB SSD(左)と1TB HDDのアクセス速度(CrystalDiskMark)

 

ストレージのアクセス速度

ストレージのアクセス速度の違い

CPU性能について

試用機で使われていたCore i7-8750Hは非常に高性能なCPUで、一般向けとしては最高クラスです。並のデスクトップPC向けCPUよりもパフォーマンスが高く、ゲームはもちろん動画編集や写真加工などの高度な処理にも適しています。下位モデルで使われているCore i5-8300Hでも、ベンチマーク結果で従来のノートPC向けCPUを大きく上回っています。

 

HP Pavilion Gaming 15ではマルチコア性能を計測するテストで、Core i7-8750Hの平均値をやや下回りました。マルチコア処理を利用するDirectX 12対応ゲームではわずかに差が出るかもしれませんが、概ね問題のない性能です。

 

CPUベンチマーク結果 その1

CPU CINEBENCH R15のCPUスコア
Core i7-8750H
1118
HP Pavilion Gaming 15 (Core i7-8750H)
1072
Core i5-8300H
837
Core i7-7700HQ
725
Core i7-8550U
569
Core i5-8250U
555
Core i7-7500U
342

※そのほかのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値

 

CPUベンチマーク結果 その2

CPU PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア
HP Pavilion Gaming 15 (Core i7-8750H)
13893
Core i7-8750H
13645
Core i5-8300H
10238
Core i7-7700HQ
9381
Core i7-8550U
9127
Core i5-8250U
8226
Core i7-7500U
5564

※そのほかのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値

グラフィックス性能について

総合的な3D性能を計測する「3DMark」の結果は以下のとおり。高いグラフィックス性能を必要とされる重量級ゲームはやや厳しいものの、重いゲームをプレーしないのであれば十分なパフォーマンスです。

 

GPUの性能比較

GPU 3DMark Fire Strikeのスコア
GTX 1060
9701
GTX 1050 Ti
6742
HP Pavilion Gaming 15(GTX 1050 Ti)
6498
GTX 1050
5275

※そのほかのGPUのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値

 

ゲームを快適に遊べるGPUの目安(フルHD時)

ゲームの重さ 画質 推奨GPU
重量級
FF15、Assassin’s Creed Origins、Ghost Recon Wildlands、黒い砂漠など
高画質 GTX 1080以上
標準画質 GTX 1070以上
低画質 GTX 1060以上
中量級
FF14、PUBG、Fortnite、OverWatch、AVAなど
高画質 GTX 1060以上
標準画質 GTX 1050 Ti以上
低画質 GTX 1050以上
軽量級
ドラクエ10、League of Legends、ガンダムオンライン、CSO、PSO2など
高画質 GTX 1050 Ti以上
標準画質 GTX 1050以上
低画質 GTX 1050以上

※ 当サイトの検証結果を元にした指針で、実際のゲームの動作を保証するものではありません

ゲーム系ベンチマーク結果

ゲームごとに快適さを計測するベンチマークテストを試したところ、やはり中量級のゲームを標準画質でプレーするのにちょうどいいとの評価でした。ただしゲームによっては多少快適さが変わるかもしれません。

 

ゲーム系ベンチマーク結果

FF15ベンチ
FF15 (DX11) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 高品質 2458(重い)
標準品質 3447(普通)
軽量品質 4854(やや快適)
FF14ベンチ
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 6155(とても快適) ※42.354 FPS
高品質(ノートPC) 9931(非常に快適) ※67.574 FPS
標準品質(ノートPC) 11184(非常に快適) ※82.041 FPS
ドラゴンクエストX
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
1920×1080 (フルHD) 最高品質 18377(すごく快適)
標準品質 18753(すごく快適)
低品質 19827(すごく快適)
SOTTR
シャドウ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※重量級
1920×1080 (フルHD) 最高 25 FPS
31 FPS
最低 48 FPS
ROTTR
ライズ オブ ザ トゥームレイダー(DX12) ※中量級
1920×1080 (フルHD) 最高 36.21 FPS
49.31 FPS
最低 69.04 FPS

※平均60 FPS以上が理想

堅実な作りで安心感のあるモデル

ということで、今回はHP Pavilion Gaming 15のレビューをお届けしました。

 

本体はコンパクトで普通のノートPCのようなデザインでありながらパフォーマンスは非常に高く、ゲームはもちろん動画編集や写真加工などの重い処理にも活用できます。同構成の他社製品よりもベンチマーク結果がやや劣りますが、これは温度調節(サーマルコントロール)によるもの。PCの不調やパーツの劣化を抑えられることを考えれば、長期的には安心感が高くお得と言えるでのではないでしょうか。

 

さらに日本HPは外資系メーカーでありながら、サポート面が充実している点もポイント。これからPCゲームを始めたい人におすすめします。

 

HP Pavilion Gaming 15 感想

手厚いサポートと堅実な作りで安心感のあるモデル

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記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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