日本HPの「HP Spectre 13」は、13.3型の液晶ディスプレイを搭載したモバイル向けのノートパソコンです。最大の特徴は、本体デザインが非常に優れている点。高さは最薄部でわずか10.4mmと非常に薄く、またボディに削り出しのアルミ素材やカーボンファイバーを利用することで、高い質感を実現しています。
![HP Spectre 13](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0869-600x332.jpg)
HP Spectre 13
そこで今回はメーカーからお借りした実機を使って、HP Spectre 13のデザインや各部の使い勝手についてレビューします。
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- HP Spectre 13 製品詳細 (HP Directplus)
最薄部でわずか10.4mm! 世界最薄ボディがスゴイ!!
![HP Spectre 13の側面。最薄部で10.4mm、最厚部は11.2mmと非常にスリムです](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0831-600x100.jpg)
HP Spectre 13の側面。最薄部で10.4mm、最厚部は11.2mmと非常にスリムです
![本体前面(上)と背面(下)](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0834-600x120.jpg)
本体前面(上)と背面(下)
![ゴム足を含めた高さの実測値は12mmでした](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0836-600x234.jpg)
ゴム足を含めた高さの実測値は12mmでした
![非常に薄く、まるで1枚の板のようです](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0842-600x278.jpg)
非常に薄く、まるで1枚の板のようです
![ダークグレーとブロンズゴールドの組み合わせにより、これまでにない高級感を漂わせるトップカバー(天板部分)](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0820-600x423.jpg)
ダークグレーとブロンズゴールドの組み合わせにより、これまでにない高級感を感じさせるトップカバー(天板部分)
![トップカバーには、プレミアムブランドの証である「プレミアムマーク」を配置。このマークは以前は「スラッシュロゴ」と呼ばれていました](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0850-600x313.jpg)
トップカバーには、プレミアムブランドの証である「プレミアムマーク」を配置。このマークは以前は「スラッシュロゴ」と呼ばれていました
![ボトムケース(底面部分)には軽くて丈夫なカーボンファイバーが使われています。4層にわたる入念な塗装を施すことで、](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0823-600x429.jpg)
ボトムケース(底面部分)には軽くて丈夫なカーボンファイバーが使われています。4層にわたる入念な塗装を施すことでカーボン特有の繊維模様を排し、トップカバーとデザイン的な調和を実現しています
![重量は](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0863-600x279.jpg)
重量は実測で1.113kg、ケーブル込で1.484kgでした
![フットプリント(設置面積)は幅325×奥行き229×](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0862-600x424.jpg)
フットプリント(設置面積)は幅325×奥行き229mm。書類でよく使われるA4用紙よりふた回り大きい程度です
![ヒンジ部分には、着色アルマイト処理とポリッシュ加工を施したアルミ素材が使われています](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0845-600x248.jpg)
ヒンジ部分には、着色アルマイト処理とポリッシュ加工を施したアルミ素材が使われています
![ヒンジ部分は光沢のある大胆なデザインでありながら、ていねいな仕上げによりダークグレーの本体と違和感なくまとまっています](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0843-600x310.jpg)
ヒンジ部分は光沢のある大胆なデザインでありながら、ていねいな仕上げによりダークグレーの本体と違和感なくまとまっています
![ヒンジ部分には空冷ファンを設置。左右のスリットのうち、右側は内部が板で閉じられており、単なる飾りとしての意味しかありません](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0838-600x194.jpg)
ヒンジ部分には空冷ファンを設置。左右のスリットのうち右側は内部が板で閉じられており、単なる飾りとしての意味しかありません
駆動部分を見せない「シリンダーヒンジ」がスゴイ!
![HP Spectre 13の注目ギミックのひとつ「シリンダーヒンジ」](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0844-600x329.jpg)
HP Spectre 13の注目ギミックのひとつ「シリンダーヒンジ」
![シリンダーヒンジが駆動する様子。外側からは、ヒンジ部分がまったく見えません](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0826-600x504.jpg)
シリンダーヒンジが駆動する様子。外側からは、ヒンジ部分がまったく見えません
![角度によってはわずかなすきまから、シリンダーヒンジの一部が見えることもあります](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0846-600x292.jpg)
角度によってはわずかなすきまから、シリンダーヒンジの一部が見えることもあります
![液晶ディスプレイの最大角度。ヒンジの見た目は華奢ですが、しっかりと丈夫に作られています](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0833-600x332.jpg)
液晶ディスプレイの最大角度。ヒンジの見た目は華奢ですが、しっかりと丈夫に作られています
IPSパネル+Gorillaガラス4を使った液晶ディスプレイ
![液晶ディスプレイのサイズは13.3型で、解像度は1920×1080ドット](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0854-600x414.jpg)
液晶ディスプレイのサイズは13.3型で、解像度は1920×1080ドット
![色合いは比較的自然なのですが、輝度が抑えられているように感じます](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0856-600x345.jpg)
色合いは比較的自然なのですが、輝度が抑えられているように感じます
![IPSパネルにしては、若干青みが強い印象です。輝度の低さが影響しているのかもしれません](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0855-600x345.jpg)
IPSパネルにしては、若干青みが強い印象です。輝度の低さが影響しているのかもしれません
![液晶ディスプレイ表面には、傷に強いGorillaガラス4が使われています。光沢のあるグレア仕上げなので光の映り込みはありますが、角度を変えれば問題ないでしょう](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0878-600x192.jpg)
液晶ディスプレイ表面には、傷に強いGorillaガラス4が使われています。光沢のあるグレア仕上げなので光の映り込みはありますが、角度を変えれば問題ないでしょう
![IPSパネルを使っているだけあって、視野角は広めです。ただ画面がやや暗いためか、斜めから見た時の映像でコントラストが落ちているような印象を受けました](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0855-02-600x361.jpg)
IPSパネルを使っているだけあって、視野角は広めです。ただ画面がやや暗いためか、斜めから見た時の映像でコントラストが落ちているような印象を受けました
キーストロークはやや浅め
![キーボードはテンキーなしの84キー構成。キーピッチは18.7mmでフルピッチに(19mm)よりやや短めですが、サイズ的には十分な大きさでした](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0825-600x409.jpg)
キーボードはテンキーなしの84キー構成。キーピッチは18.7mmでフルピッチに(19mm)よりやや短めですが、サイズ的には十分な大きさでした
![キーストロークは約1.3mm。それほど深いわけではありませんが、入力時に軽いクリック感があり、確かな手ごたえを感じます](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0840-600x259.jpg)
キーストロークは約1.3mm。それほど深いわけではありませんが、入力時に軽いクリック感があり、確かな手ごたえを感じます
![キーボードの傾斜はごくわずかで、ほとんど水平に近い状態です](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0832-600x249.jpg)
キーボードの傾斜はごくわずかで、ほとんど水平に近い状態です
![ちなみにこちらは英字配列のキーボード。残念ながら国内では販売されていません](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0877-600x266.jpg)
ちなみにこちらは英字配列のキーボード。残念ながら国内では販売されていません
![タッチパッドも十分な大きさ](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0848-600x291.jpg)
タッチパッドも十分な大きさ
インターフェースはUSB3.1 Type-Cのみ!
![インターフェースとしてはUSB3.1 Type-Cが3ポート用意されています。右側の2ポートは、Thunderbolt 3対応](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0835-2-600x161.jpg)
インターフェースとしてはUSB3.1 Type-Cが3ポート用意されています。右側の2ポートは、Thunderbolt 3対応。どのポートからでも充電が可能な点が便利!
![Type-A端子を使いたい場合は、付属のアダプターを利用すればOK](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0880-600x363.jpg)
Type-A端子を使いたい場合は、付属のアダプターを利用すればOK
![Type-A端子を使いたい場合は、付属のアダプターを利用します](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0847-600x280.jpg)
ケーブルがやや硬めのためこの向きでしか利用できず、取り回しがやや面倒でした
![オプションとして用意されている「USB Type-C 変換トラベルドック」。USB3.0×2、HDMI、アナログRGB(VGA)、有線LAN端子を同時に利用](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0895-600x306.jpg)
オプションとして用意されている「USB Type-C 変換トラベルドック」。USB3.0×2、HDMI、アナログRGB(VGA)、有線LAN端子を利用できます
![収納されていたケーブルを伸ばした状態](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0896-600x452.jpg)
収納されていたケーブルを伸ばした状態
![ELECOM製 USB Type-C 変換ケーブル (HDMI)」と、アナログRGB(VGA)に変換する「ELECOM製 USB Type-C 変換ケーブル (VGA)」](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0897-600x230.jpg)
オプションとして「ELECOM製 USB Type-C 変換ケーブル (HDMI)」や「ELECOM製 USB Type-C 変換ケーブル (VGA)」も用意されています
デザインを統一したオプションもおすすめ
![オプションとして用意されている「HP Z5000 Bluetooth マウス」。Bluetoothで接続します](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0889-600x270.jpg)
オプションとして用意されている「HP Z5000 Bluetooth マウス」。Bluetoothで接続します
![単3乾電池を1本利用します](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0890-600x393.jpg)
単3乾電池を1本利用します
![電池込みで実測69g。非常に軽い!!](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0892-571x600.jpg)
電池込みで実測69g。非常に軽い!!
![かなり薄いので、手でホールドするよりも、手のひらを添えるように置くのがおすすめ](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0893-600x321.jpg)
かなり薄いので、手でホールドするよりも、手のひらを添えるように置くのがおすすめ
![スリムで高品質なHP Spectre 13とのデザイン的な相性は抜群!](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0894-600x321.jpg)
スリムで高品質なHP Spectre 13とのデザイン的な相性は抜群!
![こちらはメーカー純正オプションの「HP Spectre レザークラッチバッグ」](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0884-600x362.jpg)
こちらはメーカー純正オプションの「HP Spectre レザークラッチバッグ」
![外側は水をはじくコーティングが施された牛革で、内側には高級生地のマイクロスウェードが使われている](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0885-600x379.jpg)
外側には水をはじくコーティングが施された牛革が使われています。内側は高級生地のマイクロスウェード製
![HP Spectre 13専用にデザインされているので、サイズはピッタリ](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0881-600x460.jpg)
HP Spectre 13専用にデザインされているので、サイズはピッタリ
![クラッチバッグのなかから、別のクラッチバッグが出てきたようにも見えます](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0883-600x359.jpg)
クラッチバッグのなかから、別のクラッチバッグが出てきたようにも見えます
![ちなみにHP Spectre 13には、専用のケースが付属します](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0886-600x364.jpg)
ちなみにHP Spectre 13には、専用のケースが付属します
![衝撃をやわらげるというよりも、傷を防ぐのが目的。入れるときはややキツメでした](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0887-600x376.jpg)
衝撃をやわらげるというよりも、傷を防ぐのが目的。入れるときはややキツメでした
デザインにこだわりたい人におすすめのノートPC!
ということで、今回はHP Spectre 13の外観面について写真を交えながらレビューしました。とにかく薄くてデザインに優れたノートパソコンで、これまでの製品とは一線を画すモデルです。ぜひ一度、手に取ってその高い品質を体験してみてください。
![デザインは最上級!](https://komameblog.jp/wp-content/uploads/2016/08/2016_07_31_0875-1-600x291.jpg)
デザインは最上級!
なおHP Spectre 13は、日本HPの直販サイト「HP Directplus」で販売されています。支払方法や納期などについては、商品ページからご確認ください。
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- HP Spectre 13 製品詳細 (HP Directplus)
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