日本HPの「HP Spectre x2」は、高品質かつ高性能な2-in-1タブレットです。最大の魅力はデザイン性とスペックが高いにも関わらず、プレミアムモデルとしては価格が安い点。同カテゴリーのSurface Proとほぼ同等の性能でありながら、トータルコストでは下回っています。

コストパフォーマンスの高さが魅力のHP Spectre x2
そこで今回はメーカーからお借りしたHP Spectre x2とSurface Proの実機を使って、両モデルを比較しました。どちらを購入しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次

HP Spectre x2
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HP Spectre x2とSurface Pro比較表
HP Spectre x2 スタンダードモデル ![]() |
Surface Pro (Core i5、RAM8GB) ![]() |
|
---|---|---|
税込み価格 | 17万5824円 | 15万8544円 |
キーボード | 標準付属 | 別売り |
ペン | 標準付属 | 別売り |
キーボード+ペン 購入時の合計価格 |
17万5824円 | 19万2240円 |
画質 | とても明るくて高精細 | 明るくて高精細 |
重さ | 775g | 770g |
ストレージ容量 | 512GB | 256GB |
ペン入力 | 必要十分の機能 | プロ並みの精度 |
こんな人におすすめ | プライベート/ビジネス利用 | イラスト制作 |
本体デザインの違い
大きさの違い
本体の大きさは、どちらもA4サイズ相当。ただしHP Spectre x2のほうがわずかに大きめです。逆に厚さでは、HP Spectre x2のほうが0.5mm薄く作られています。もっとも、実物を前にすると違いはほとんどわかりません。

高さはHP Spectre x2のほうが0.5mm薄い
タブレット時の大きさ
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
幅 | 29.4cm | 29.2cm |
奥行き | 20.7cm | 20.1cm |
高さ | 8mm | 8.5mm |
キーボードカバーを装着すると厚みは若干増しますが、設置面積はほとんどかわりません。どちらも非常にコンパクトでスリムです。

キーボード装着時
キーボード装着時の大きさ
HP Spectre x2 | Surface Pro(実測値) | |
---|---|---|
幅 | 29.4cm | 29.4cm |
奥行き | 21.3cm | 20.6cm |
高さ | 13.2mm | 14mm |
重さの違い
重量についてはHP Spectre x2のほうがわずかに重いのですが、実際に手で持ってみると違いはほとんど感じられませんでした。両モデルとも非常に軽く、キーボード込みでも持ち歩きにくさは感じません。
タブレット時/キーボード&ペン合計時の重さ
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
タブレット本体 | 775g(実測771g) | 770g(実測777g) |
キーボード&ペン込み | 1.14kg(実測1.152kg) | 1.1kg(実測1.1kg) |
素材/カラーの違い
HP Spectre x2は本体カラーがアッシュブラックで、ワンポイントにゴールドが使われています。パソコンというよりも、高級文具のような雰囲気です。素材にはメタリック素材が使われており、質感の高さはバツグン。

HP Spectre x2ではアッシュブラックの本体カラーに、ワンポイントとしてクロムメッキ仕上げのゴールドが使われています
HP Spectre x2が高級文具のようであるのに対し、Surface Proはパソコンとしてのカッコよさが際立っています。エッジの立ったシャープなシルエットで、マグネシウム合金を使ったボディの質感は文句なしの出来ばえです。

Surface Proの本体カラーはライトグレーで、ワンポイントは鏡面シルバー
キーボードのデザインは、それぞれでだいぶ異なります。HP Spectre x2はキーボード面はメタリック素材で質感が高いものの、裏面はわずかな安っぽさを感じました。
Surface Proのタイプカバーでは「アルカンターラ」と呼ばれる高級ファブリック素材が使われており、パソコンとは思えない心地よい手触りが特徴的です。しかしファブリック素材だけあって、しばらく使っていると使用感が目立ってきます。
本体とキーボードの素材/カラー
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
本体カラー | アッシュブラック | シルバー |
ボディの素材 | アルミニウム/マグネシウム合金 | マグネシウム合金 |
キーボード面 | アルミニウム | ファブリック素材(アルカンターラ) |
キーボード底面 | PUレザー風 | ファブリック素材(アルカンターラ) |
液晶ディスプレイの違い
液晶サイズと解像度
液晶ディスプレイの大きさは、どちらも同じ12.3型です。ただし解像度はHP Spectre x2のほうが高く、スケーリング(デスクトップの拡大率)が同じでもSurface Proより多くの情報を表示できます。
液晶ディスプレイのサイズと解像度
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
液晶サイズ | 12.3型 | 12.3型 |
解像度 | 3000×2000ドット | 2736×1824ドット |
アスペクト比 | 3:2 | 3:2 |
映像の明るさと色合い
液晶ディスプレイの映像を確認したところ、Surface ProよりもHP Spectre x2のほうが明るく感じました。色合いについてはSurface Proのほうがコントラストが高く、やや派手な印象を受けます。
文字の見やすさについては、コントラストが高く解像度の低いSurface Proのほうが上です。ただしスケーリングを変えれば文字が大きく表示されるので、それほど違いを気にする必要はないでしょう。

画面サイズが同じでもHP Spectre x2(左)のほうが解像度が高いぶん、文字が若干小さく見えます
液晶ディスプレイの映像
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
輝度 | 450nit | 396nit |
画素密度 | 293ppi | 267ppi |
表面処理 | グレア(光沢あり) | グレア(光沢あり) |
キーボード/ペン入力の違い
キーボードの使いやすさ
キーボードの使い勝手については、Surface Pro(タイプカバー)のほうが優れていると感じました。配列についてはどちらもほぼ同じですが、キーの大きさとキーピッチ(キーとキーの間隔)が大きいSurface Proのほうが余裕があります。
ただし傾斜時のグラつきは、HP Spectre x2が控えめです。Surface Proはクリック感はしっかりしているものの、キーボード全体が軽くたわむのが気になります。

HP Spectre x2とSurface Proでは、キーボードの一部を本体にくっつけることで、キーボードに傾斜をつけることができます
タッチパッドの使い勝手はどちらも優れているのですが、Surface Proのほうが特に動きがスムーズです。
キーボードの仕様
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
キーピッチ | 18.7mm | 19mm |
キーストローク | 1.5mm | 1.5mm |
キーの大きさ | 15mm | 16mm |
バックライト | 対応(1段階) | 対応(3段階) |
タッチパッド | ボタン一体型 | ボタン一体型 |
タッチパッドの反応 | 良好 | 非常に良好 |
ペンの使い勝手
ペンはどちらもアルミ製ですが、Surfaceペンのほうがわずかに重く重厚感を感じます。軽く動かせるほうが好みなら、HP Spectre x2のペンのほうがおすすめです。
ボタンの数はどちらも同じですが、Surfaceペンはペン尻を消しゴムとして使える点が便利。ちなみにHP Spectre x2でもSurfaceペンを使えたので、ペン尻消しゴム目的で購入するのもアリかもしれません。

HP Spectre x2に標準付属のSpectre アクティブペン

Surface Pro本体とは別売りのSurfaceペン
HP Spectre x2はツルツルした描き心地で、ペンを軽快に走らせることができます。Surface Proでは、書き出し時にわずかな抵抗を感じました。どちらかと言うと、Surface Proのほうが紙に近い感触です。

HP Spectre x2(左)とSurface Pro(右)で描いた線
ペンの表現力については、傾き検知と4096段階の筆圧感知に対応するSurface Proのほうが優れています。プロクオリティーのイラストを制作するなら、Surface Proのほうがいいでしょう。メモや走り書き程度のイラストなら、HP Spectre x2でも十分です。

HP Spectre x2のペンホルダー
ペンの仕様
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
筆圧感知 | 1024段階 | 4096段階 |
傾き検知 | 非対応 | 対応 |
ボタンの数 | 2(ペン先付近×2) | 2(ペン先付近、ペン尻) |
ペンの重さ | 実測16g | 実測21g |
電池 | 単6電池1本 | 単6電池1本 |
液晶ディスプレイの角度
チルト角度はどちらも最大165度とのことですが、写真を見るとわかるように明らかに角度が違います。Surface Proのほうが水平に近いので、より自然な角度で利用可能です。
ただしそのぶん、Surface Proは画面が大きくたわみます。しっかり手を置くと、グラつきが気になるレベルです。しかしHP Spectre x2ではスタンド部分が頑丈に作られており、Surface Proほどのたわみは生じません。
インターフェース/機能の違い
インターフェース構成
インターフェース(端子類)は、どちらも少なめです。薄型のタブレットであることを考えれば、仕方がないでしょう。
HP Spectre x2はUSB端子がType-Cのみで、標準的なType-A(フルサイズ)を使うには同梱のアダプターを使わなければなりません。Type-C端子は電源供給兼用で、充電中はひとつしか使えない点に注意してください。

HP Spectre x2には標準的なUSB Type-A端子がありませんが、同梱のアダプターを使えば利用できます
Surface Proは、電源供給/インターフェース拡張用のSurfaceコネクトが用意されている点が特徴的です。ただし汎用性が低く、専用の周辺機器を購入しないならほとんど意味はありません。
インターフェース構成
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
USB | USB3.1 Gen1 Type-C×2 | USB3.0 |
映像出力 | USB3.1 Gen1 Type-C(DisplayPort 1.2) | Mini DisplayPort |
メモリーカード | microSD対応(トレイ式) | microSD対応(スロット式) |
その他 | - | Surfaceコネクト(電源供給/ドック接続用) |
センサー | 加速度、デジタルコンパス、ジャイロ、環境光 | 加速度、ジャイロ、環境光 |
カメラ | フロント:500万画素+IRカメラ、リア:1300万画素 | フロント:500万画素+IRカメラ、リア:800万画素 |
無線通信 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.2 | IEEE802.11a/b/g/n/ac、Bluetooth 4.1 |
サウンドのクオリティー
HP Spectre x2のサウンドは、タブレットとは思えないほど高音質です。低音部から高音部まで非常にクリアーに聞こえます。ただし音の厚みについては、低音分がやや薄め。薄型のタブレットであることを考えれば仕方がないでしょう。
対するSurface Proも、サウンドのクオリティーはなかなかのものです。音に広がりがあり、特に低音部ではHP Spectre x2よりも厚みがあるように感じました。しかし音のクリアーさ加減では、HP Spectre x2に軍配が上がります。また高音域ではややカシャカシャと軽い音が目立ちました。
どちらも音楽を十分楽しめるクオリティーですが、高音重視ならHP Spectre x2、低音重視ならSurface Proのほうがいいでしょう。
パフォーマンスの違い
テスト機のスペック
今回のテストではHP Spectre x2のスタンダードモデルと、Surface ProのCore i5モデルを使っています。主なスペックは以下のとおり。CPU性能についてはSurface Proのほうが性能が高いのですが、グラフィックス性能ではHP Spectre x2が勝っています。またストレージについてもHP Spectre x2は512GBと、Surface Proよりも容量の大きいSSDが使われています。
試用機の簡易スペック
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
CPU | Core i5-7260U(2.20GHz) | Core i5-7300U(2.60GHz) |
メモリー | 8GB | 8GB |
ストレージ | 512GB PCIe SSD | 256GB PCIe SSD |
グラフィックス | Inte Iris Plus Graphics 640 | Inte HD Graphics 620 |
SSDの性能

SSDについては、HP Spectre X2(左)が容量とアクセス速度でSurface
Pro(右)を 大きく上回りました
CPUの計算性能

CPUの計算性能を計測する「CINEBENCH R15」の結果。スコアの差はごくわずかで、ほぼ同等の性能と言えます
パソコンとしての基本性能

各パーツごとの性能を計測する「PassMark PerformanceTest 9.0」では、HP Spectre x2が3D性能とストレージ性能でSurface Proを大きく上回りました
作業の快適さ

パソコンを使った作業の快適さを計測する「PCMark 10」では、総合的にはHP Spectre x2のほうが高性能という結果です
3D性能

ゲームの快適さに影響する3D性能のテストでは、高負荷のテストでHP Spectre x2、低負荷のテストでSurface Proが優れた結果が出ています
CPUの発熱

ベンチマーク中におけるCPUの熱を確認したところ、Surface Proが最大74度であったのに対して、HP Spectre x2では96度にまで達していました
バッテリー駆動時間
バッテリー駆動時間については、Surface Proのほうが圧倒的に有利です。Surface Proでは公称値で13.5時間(動画再生時)、実測値で12時間であったのに対して、HP Spectre x2は公称値で8時間、実測値で7時間43分(Core i7モデルでの計測値)でした。
HP Spectre x2のほうが駆動時間は短いのですが、実測7時間以上であれば1日問題なく使える範囲ではあります。
バッテリー駆動時間
HP Spectre x2 | Surface Pro | |
---|---|---|
公称値 | 8時間 | 13.5時間 |
実測値 | 7時間43分(Core i7モデル) | 12時間 |
ペン入力にこだわらなければHP Spectre x2
ということで、今回はHP Spectre x2とSurface Proの本体デザインや各部の使い勝手、実際のパフォーマンスについての比較記事をお届けしました。
標準価格はHP Spectre x2のほうが高いものの、キーボードやペンを含めやトータルコストは安く、また使い勝手やパフォーマンスについてもSurface Proに劣らない仕上がりです。さらにSSDの容量はSurface Proの2倍の512GBとお得。その意味で、Surface Proよりも高いコストパフォーマンスを実現していると言えます。
なおHP Spectre x2とSurface Proは、メーカーの直販サイトで購入可能です。支払い方法や納期などについては、公式サイトの販売ページでご確認ください。

HP Spectre x2
税込17万円台から
