レノボのIdeaPad L340 ゲーミングエディション (15)は、15.6インチの液晶ディスプレイを搭載したPCゲーム向けのノートPCです。実売価格は税込10~17万円台。家電量販店や大手通販サイトなどで販売されています。
2019年9月に開催された東京ゲームショウ 2019にてIdeaPad L340 ゲーミングエディション(15)の展示機に触れてきましたので、今回はその外観やスペック、パフォーマンスなどについて解説します。実機を検証する機会があれば、より詳細なレビューを公開するつもりです。
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👉IdeaPad L340 ゲーミングエディション(15) 詳細情報
販売ページ
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IdeaPad L340 ゲーミングエディション(15)のスペック
画面サイズ | 15.6インチ |
---|---|
解像度 | 1920×1080 |
CPU | ・Core i5-9300H ・Core i7-9750H |
メモリー | ・8GB ・16GB |
ストレージ | ・1TB HDD + Optane |
グラフィックス | ・GTX 1050 ・GTX 1650 |
リフレッシュレート | ※表記なし |
幅×奥行き | 363×254mm |
厚さ | 23.9mm |
重量 | 約2.19kg |
バッテリー | 9.1~10時間 |
※2019年9月17日時点。構成は変更される場合があります
本体カラー | ブラック |
---|---|
画面の表面 | 非光沢 |
パネルの種類 | TNパネル |
タッチ / ペン | 非対応 |
光学ドライブ | ー |
テンキー | あり |
有線LAN | 1000Mbps |
無線LAN | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 4.2 |
USB3.1 | ー |
USB3.0 | 2 |
USB2.0 | ー |
USB Type-C | 1 (USB3.0) |
Thunderbolt 3 | ー |
メモリーカード | ー |
HDMI | 1 |
VGA (D-sub15) | ー |
DisplayPort | ー |
Webカメラ | 720p (92万画素) |
顔認証カメラ | - |
指紋センサー | - |
オフィス | あり / なし |
性能について
IdeaPad L340 ゲーミングエディション(15)では、CPUとGPUの異なる3種類の組み合わせが用意されています。またそれぞれにMicrosoft Office Home & Business 2019付属のバリエーションモデルも用意されており、ラインナップは合計6種類です。
ラインナップ
81LK001EJP (Core i5 + GTX1050 +オフィス) | |
---|---|
税込13万円台前半 | |
81LK001FJP (Core i5 + GTX1050) | |
税込10万円後半 | |
81LK001DJP (Core i7 + GTX1050 +オフィス) | |
税込14万円台半ば | |
81LK001CJP (Core i7 + GTX1050) | |
税込12万円台前半 | |
81LK001BJP (Core i7 + GTX1650 +オフィス) | |
税込17万円前半 | |
81LK001AJP (Core i7 + GTX1650 +オフィス) | |
税込14万円台半ば |
※2019年9月17日時点
CPUはCore i5-9300HとCore i7-9750Hの2種類。CPU性能はCore i7-9750Hのほうが高いのですが、ゲームが中心であればCore i5-9300Hでも問題ありません。ゲーム以外に動画編集や画像加工など重い処理に使うのであれば、Core i7-9750Hをおすすめします。
CPUの性能比較
CPU | CINEBENCH R20 CPU スコア |
---|---|
Core i7-9750H |
2669
|
Core i5-9300H |
1947
|
※スコアは当サイト計測値の平均
GPUのGTX 1050とGTX 1650については、性能の高いGTX 1650をおすすめします。GTX 1050でも軽めのゲームなら問題ありませんが、ちょっと重いゲームでは動きがカクカクするでしょう。そのような場合、解像度や画質を落とさなければなりません。人気のバトロワ系ゲームを楽しみたいならGTX 1650、PSO2やオーバーウオッチ、リーグ・オブ・レジェンドなどの軽いゲーム中心ならGTX 1050を選ぶといいでしょう。
GTX 1650 / 1660 Tiの性能差
GTX 1650 | GTX 1050 | |
---|---|---|
フォートナイト ※フルHD 最高画質 |
60~70 FPS | 40 FPS前後 |
PUBG ※フルHD 最高画質 |
50~60 FPS | 30 FPS前後 |
※FPSとは画面の動きのなめらかなさを表す指標。平均60FPS以上が理想
ただしGTX 1050 / GTX1650はどちらもエントリー (初心者)向けのGPUで、ゲーム向けGPU全体のなかでは性能は低めです。重いゲームをなめらかな動きで楽しみたいならGTX 1660 Ti以上、2~3年後でもゲームを快適にプレーしたいならRTX 2070以上をおすすめします。
GPUの性能比較
GPU | 3DMark Fire Strike Graphicsスコア |
---|---|
RTX 2070 |
19807
|
RTX 2080 Max-Q |
19700
|
RTX 2070 Max-Q |
17147
|
GTX 1070 |
16999
|
GTX 1070 Max-Q |
15292
|
RTX 2060 |
14658
|
GTX 1660 Ti |
14300
|
GTX 1060 |
11442
|
GTX 1060 Max-Q |
11149
|
GTX 1650 |
9039
|
GTX 1050 Ti |
7594
|
GTX 1050 Ti Max-Q |
6603
|
GTX 1050 |
6008
|
UHD 630 |
1176
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
Core i7 + GTX1650搭載の展示機では、フォートナイトが平均70FPS前後で動作していました。ただし動作の軽いクリエイティブモードでの結果ですので、複数のプレーヤーが入り乱れるバトロワモードではもう少しFPSが下がるかもしれません。
ストレージは1TB HDDですが、HDDのアクセスを高速化するOptaneメモリーが搭載されているのでSSD並みの快適さで動作するでしょう。ウィンドウズの起動やゲームデータの読み込みが遅くてイライラする場面は (HDDに比べて)少ないはずです。
デザインについて
IdeaPad L340 ゲーミングエディション(15)は、ゲーミングノートPCとしては比較的コンパクトです。見た目はスリムで、スタイリッシュな印象を受けます。基本カラーはブラックですが、ブルーのアクセントがゲーミングPCらしさを演出しています。
直販モデルのほうがコスパは高い
ということで、今回はIdeaPad L340 ゲーミングエディション(15)のスペックやパフォーマンス、デザインなどについて紹介しました。実機に触れる機会があれば、より詳細なレビューをお届けするつもりです。
IdeaPad L340 ゲーミングエディション(15)の仕上がり自体は悪くないのですが、直販モデルのLegionシリーズのほうが安い上に高品質であることを考えると、ちょっとどうなんだろうなという気はします。
ただしLegionシリーズにはGTX 1050搭載モデルはなく価格は11万円台からです。なので「絶対に10万円前後で買わなきゃダメ」という方や、アマゾンや楽天などでポイントを使いたい人なら選んでもいいのではないでしょうか。
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