2014年発売のパソコンノートパソコンレノボレビュー

実売4~5万円台の格安PC「Lenovo G500」外観レビュー

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以前、知人用にレノボ製15.6型スタンダードのノートPC「Lenovo G500」を購入した際、いろいろと試用させてもらいました。そこで今回は外観やインターフェースなどについて紹介します。

購入したモデル「59409391」について

今回購入したのは、「Microsoft Office Home & Business 2013」付きのWindows 8.1搭載モデル「59409391」です。2014年1月21日に発表され、現在では生産中止となっています。購入価格はAmazon.co.jpで4万9500円(送料&税込み)だったのですが、現在では販売されていません。ただしショップの在庫状況によっては、また販売される可能性はあります。

 

Lenovo G500が梱包されていた箱

Lenovo G500が梱包されていた箱

 

型番に「5」と書かれている

ラベルには型番が「59409391」と書かれている

オーソドックスな本体デザイン

「Lenovo G500」の本体カラーはブラックで、素材には樹脂が使われています。いわゆる「普通のパソコン」的な質感で、値段相応といったところでしょう。

本体カラーはブラックのみで、ボディは樹脂製

本体カラーはブラックのみで、ボディは樹脂製

 

天板には知りバーのロゴを配置。表面には格子状のテクスチャーが施されている

天板にはシルバーのロゴを配置。表面には格子状のテクスチャーが施されている

 

本体のサイズは、幅377×奥行き250×高さ34mm。B4サイズ(幅364×奥行き257mm)よりもひと回り大きい程度と考えれば、サイズ感をイメージしやすいと思います。重量は約2.6kg、それほど軽くはありません。ただしデスクに据え置きで使ういわゆる「デスクノート」とも呼ばれるタイプのモデルですので、特に気にする必要はないはず。モバイルタイプのノートPCに比べると大きくて重いのですが、15.6型スタンダードノートPCとしては平均的なサイズと重量です。

本体サイズは

接地面積は幅377×250mm。B4用紙よりやや大きい

 

本体背面のヒンジ部分。最厚部で約26mmとやや厚め

本体背面のヒンジ部分。最厚部で約34mmとやや厚め

ノートPCでは標準的な液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイのサイズは15.6型で、解像度は1366×768ドット。ノートPCとしては、もっともスタンダードな解像度です。液晶ディスプレイの発色については特別いいわけではありませんが、かと言って悪いわけでもありませんでした。ただし視野角はそれほど広くはありません。

Lenovo G500のデスクトップ。ノートPCでは一般的な1366×768ドットの解像度を採用

Lenovo G500のデスクトップ。ノートPCでは一般的な1366×768ドットの解像度を採用

テンキー付きで使いやすいキーボード

「Lenovo G500」の キーボードは89キー構成で、数値入力に便利なテンキーが付いています。特にエクセルを使うときに役立つでしょう。キーピッチ(キーの大きさを表わす指針)は、実測で約19mmと十分な大きさです。キーストローク(キーを押しこむ深さ。大きいほど使いやすいと言われている)は1.5~1.7mm程度で、特別深くはありませんが、十分実用的に利用できる範囲内です。

Lenovo G500のキーボード。キーピッチは実測で19mm

Lenovo G500のキーボード。キーピッチは実測で19mm

 

キーストロークは実測で1.5~1.7mm程度

キーストロークは実測で1.5~1.7mm程度

 

タッチパッドも大きくて使いやすい

タッチパッドも大きくて使いやすい。押し間違いの少ない独立ボタン式

バッテリーユニットは取り外し可能

本体底面にあるバッテリーは取り外しが可能で、劣化でバッテリー容量が減った場合は自分で交換することができます。モバイルノートでは自分でバッテリーを交換できない場合もあるので、これは大きなメリットですね。

本体底面には、取り外し可能なバッテリーが用意されている

本体底面には、取り外し可能なバッテリーが用意されている

 

本体から取り外したバッテリーユニット

本体から取り外したバッテリーユニット

 

バッテリー容量は4400mAh

バッテリー容量は4400mAh

 

付属のACアダプター。コードを含めると重量は420g

付属のACアダプター。コードを含めたときの重量は420g

豊富なインターフェースを用意

インターフェースとしては、USBメモリーやプリンターなど周辺機器接続用にUSB3.0端子×2、USB20.端子×1を備えています。特に多くはありませんが、必要十分な端子数です。Bluetoothには対応していないため、Bluetoothマウスやキーボードが使えない点に注意してください。

 

映像出力端子としては、アナログRGBとHDMI端子を搭載しています。外付けの液晶ディスプレイを接続すれば、複数の画面を使った「マルチディスプレイ環境」で作業できます。通信機能は100BASE-TX対応有線LANと、IEEE802.11b/g/n対応無線LANの構成。光学ドライブとして書き込み可能なDVDスーパーマルチドライブを搭載しています。

本体右側面にはアナログRGB端子と有線LAN端子、HDMI端子、USB3.0×2、ヘッドホン出力を用意

本体右側面にはアナログRGB端子と有線LAN端子、HDMI端子、USB3.0×2、ヘッドホン出力を用意

 

左側面には光学ドライブとUSB2.0×1、電源コネクターを備える

左側面には光学ドライブとUSB2.0×1、電源コネクターを備える

 

光学ドライブは、DVD-R/RW/RAMへの書き込みが可能なDVDスーパーマルチドライブ

光学ドライブは、DVD-R/RW/RAMへの書き込みが可能なDVDスーパーマルチドライブ

 

メモリーカードスロットの場所は本体前面。対応メディアはSD/SDHC/SDXC

メモリーカードスロットの場所は本体前面。対応メディアはSD/SDHC/SDXC

 

格安ノートPCでありながら、インターフェースの数と種類は十分です。プライベートはもちろん、仕事でも役立つでしょう。

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記事を書いた人
こまめ(タカハシリョウ)

お買い得パソコン評論家。毎日各メーカー・各ショップのWebページを500p以上チェックして、安くてお得なパソコンを探しています。元雑誌・書籍編集者で、PC系フリーライターでもあるオジサン。文章に関わる仕事を始めてから25年以上。最高195万PV/月

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