ポイント
- 最安モデルは8万円台
- 高コスパなRyzen搭載
- 落ち着いた外観
HP Pavilion Gaming 15 (AMD)のスペック
画面サイズ | 15.6インチ |
---|---|
解像度 | ・1920×1080 |
CPU | ・Ryzen 5 3550H ・Ryzen 7 3750H |
メモリー | ・8GB ・16GB |
ストレージ | ・1TB HDD ・128GB SSD + 1TB HDD ・256GB SSD + 1TB HDD |
グラフィックス | ・GTX 1050 ・GTX 1650 |
リフレッシュレート | ・60Hz ・144Hz |
幅×奥行き | 360×256mm |
厚さ | 23.5mm |
重量 | 約2.01kg / 2.08kg |
バッテリー | ・6時間30分 ・9時間 |
※2020年3月2日時点。構成は変更される場合があります
本体カラー | シャドウブラック |
---|---|
画面の表面 | 非光沢 |
パネルの種類 | IPSパネル |
タッチ / ペン | 非対応 |
光学ドライブ | ー |
テンキー | あり |
有線LAN | 1000Mbps |
無線LAN | 11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | 5.0 |
USB3.1 | 1 (Gen1 ) |
USB3.0 | ー |
USB2.0 | 1 |
USB Type-C | 1 (USB3.1 Gen1) |
Thunderbolt 3 | ー |
メモリーカード | SD |
HDMI | 1 |
VGA (D-sub15) | ー |
DisplayPort | ー |
Webカメラ | 92万画素 |
顔認証カメラ | - |
指紋センサー | - |
オフィス | なし ※オプションで追加可能 |
この記事ではメーカーからお借りした実機を使って、ゲームの快適さや各種ベンチマークの結果を紹介します。デザインや使い心地などについては、ほぼ同型のHP Pavilion Gaming 15 (インテル)のレビュー記事をご覧ください。
この記事の目次
- ▶スペック
- ▶ゲーム系ベンチマーク結果
- ▶CPU性能
- ▶3Dグラフィックス性能
- ▶ストレージ性能
- ▶価格について
- ▶まとめ
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※2020年3月2日時点
ゲーム系ベンチマーク結果
試用機のスペック
モデル名 | パフォーマンスモデル |
---|---|
CPU | Ryzen 7 3750H |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 256GB SSD + 1TB HDD |
グラフィックス | GeForce GTX 1650 (4GB) |
※ベンチマーク結果はパーツ構成やタイミング、個体差などによって大きく変わる場合があります。グラフィックス機能内蔵のAMD製プロセッサーは本来「APU」と呼ばれますが、この記事ではわかりやすさ優先で「CPU」と表記します
ベンチマークテストや実際のゲームでのFPS (画面の動きの速さを表わす目安)を計測したところ、処理がやや重い程度の中量級タイトルならそこそこの高画質で快適に楽しめそうです。処理がかなり重い重量級タイトルは厳しいものの、ゲームによっては画質を調整することでカクカクすることなく楽しめるでしょう。FPSやTPSでは軽いタイトルなら中画質でも144Hzの高リフレッシュレートを活かせるパフォーマンスです。
ただしGTX 1050搭載の下位モデルでは、フレームレート (快適さを表わす指針)が1段階下回る可能性があります。Core i5 + GTX 1050 (4GB)モデルではそこそこ優秀な結果が出ていますが、Ryzen 5モデルのGTX 1050はビデオメモリーが3GB。その影響で、多少動きが遅くなる可能性がある点に注意してください。
https://komameblog.jp/review/pavilion-gaming-15-dk-corei5/
※テストはすべてフルHDで実施
FF15ベンチ (重量級 / DX11)
画質 | スコア / 評価 |
高品質 | 3625 / 普通 |
標準品質 | 5155 / やや快適 |
軽量品質 | 5963 / やや快適 |
※スコアが6000以上で「快適」
FF14ベンチ:漆黒のヴィランズ (中量級 / DX11)
画質 | スコア / 評価 / 平均FPS |
最高品質 | 8913 /非常に快適 / 61.4 FPS |
高品質 | 10978 / 非常に快適 / 79.8 FPS |
標準品質 | 11838 / 非常に快適 / 94 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
モンスターハンターワールド:アイスボーン (中重量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
最高 | 35.2 FPS / 30 FPS |
高 | 47.4 FPS / 42 FPS |
中 | 49.9 FPS / 44 FPS |
低 | 72.9 FPS / 67 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
ドラクエXベンチ (超軽量級 / DX9)
画質 | スコア / 評価 |
最高品質 | 14057 / すごく快適 |
標準品質 | 14239 / すごく快適 |
低品質 | 15527 / すごく快適 |
PSO2ベンチ (軽量級 / DX9)
簡易描画設定 | スコア |
6 (最高) | 18,960 |
3 | 29,750 |
1 (最低) | 74,534 |
※スコア5,000以上が快適に遊べる目安
リーグ・オブ・レジェンド (LoL) (超軽量級 / DX9)
モード | 平均FPS / 最低FPS |
サモナーズリフト (最高画質) | 131.3 FPS / 99 FPS |
TFT (最高画質) | 133.4 FPS / 104 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
フォートナイト (中量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
エピック | 61 FPS / 51 FPS |
高 | 79.1 FPS / 67 FPS |
中 | 127.6 FPS / 109 FPS |
低 | 161.9 FPS / 144 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
PUBG LITE (軽量級 / DX11)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
ウルトラ | 114.2 FPS / 102 FPS |
高 | 154.1 FPS / 142 FPS |
中 | 179.2 FPS / 167 FPS |
低 | 200.2 FPS / 183 FPS |
非常に低い | 195.3 FPS / 178 FPS |
※平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
オーバーウォッチ (軽量級 / DX10)
画質 | 平均FPS / 最低FPS |
エピック | 84.5 FPS / 71 FPS |
ウルトラ | 120.8 FPS / 103 FPS |
高 | 142.5 FPS / 125 FPS |
NORMAL | 175.6 FPS / 152 FPS |
低 | 217.5 FPS / 189 FPS |
※レンダースケール100%、平均60 FPS以上が快適に遊べる目安
CPU性能
CPU | CINEBENCH R20 CPUスコア |
---|---|
Core i9-9980HK |
3558
|
Core i9-9880H |
3402
|
Core i7-9750H |
2695
|
Core i7-8750H |
2625
|
Core i7-10710U |
2214
|
Core i5-9300H |
1922
|
HP Pavilion Gaming 15 (Ryzen 7 3750H) |
1785
|
Ryzen 5 3550H |
1680
|
Core i7-1065G7 |
1603
|
Core i7-10510U |
1506
|
Core i5-1035G4 |
1480
|
Core i5-10210U |
1416
|
Core i5-1035G1 |
1370
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
CPUとしては、AMDのRyzen 5 3550HまたはRyzen 7 3750Hが使われています。Ryzen 7 3750H搭載の試用機でゲームに影響するマルチコア性能のベンチマークテストを行なったところノートPC全体としては高めの結果でしたが、ゲーミングノートPCとしては性能がやや低めでした。Ryzen 5 3350Hについてはほかの機種の結果ですが、やはりそれほど高いわけではありません。
とは言え前述のゲーム系ベンチマークの結果をご覧いただければおわかりのとおり、軽~中量級のゲームをプレーするには十分なパフォーマンスです。より快適にプレーしたいのであればCPUを気にするよりも、GPUをミドルレンジ (GTX 1660 Ti / RTX 2060)に変更することを考えたほうがいいでしょう。
3Dグラフィックス性能
GPU | 3DMark Fire Strike Graphicsスコア |
---|---|
RTX 2080 |
23762
|
RTX 2080 Max-Q |
20066
|
RTX 2070 |
19918
|
RTX 2070 Max-Q |
17933
|
RTX 2060 |
14945
|
GTX 1660 Ti |
14392
|
HP Pavilion Gaming 15 (GTX 1650) |
9351
|
GTX 1650 |
8513
|
GTX 1050 |
5912
|
MX250 |
3711
|
Iris Plus |
2846
|
UHD |
1335
|
※そのほかのスコアは当サイト計測値の平均
試用機で使われているGTX 1650は、現行世代のエントリー (入門)向けGPUです。ゲーミングPC向けGPUとしてはあまり性能が高くはありませんが、軽~中量級のゲームを楽しむには十分なベンチマーク結果が出ています。
下位モデルで使われているGTX 1050は前世代のエントリー向けGPUで、ベンチマークスコアは30%程度ダウンします。そのぶん性能が低いわけですが、軽いゲームをライトに楽しむ程度なら十分なパフォーマンスです。
ストレージ性能
ストレージは下位モデルが1TB HDDのみ、中~上位モデルはSSD + HDDのデュアル構成です。試用機で使われていた256GB SSDはPCIe 3.0 x4接続で、アクセス速度はとても高速。ファイルのやり取りはもちろんウィンドウズやソフトの起動も速く、全体的にキビキビと動きます。ゲームは1TB HDDにインストールすれば、空き容量不足で困る場面は少ないでしょう。
ただしHDDのみの下位モデルだとウィンドウズの立ち上がりが遅く、操作時にちょっとした”間”を感じることがあるかもしれません。ストレスなく利用したいなら、SSD搭載モデルをおすすめします。
価格について
HP Pavilion Gaming 15 (AMD)には、パーツ構成の異なる3種類のモデルが用意されています。それぞれのスペックと価格は以下のとおりです。
ラインナップ
スタンダードモデル | |
---|---|
税込8万4920円 | |
スタンダードプラスモデル | |
税込9万9990円 | |
パフォーマンスモデル | |
税込11万3905円 ※2 |
※2020年3月2日時点 ※2 5%クーポン適用時
HP Pavilion Gaming 15には、インテル製CPUを搭載したモデルも用意されています。CPU性能はAMDモデルよりも若干高いのですが、そのぶん価格も高めです。またミドルレンジのGTX 1660 Ti搭載モデルも用意されています。詳しくは以下のリンクから、レビュー記事をご覧ください。
価格の安さが魅力
よかった点
ゲーミングノートPCとしては価格が安い点が魅力です。また外観面ではゲーミングPC特有の派手さがなく、ちょっと大きい普通のノートPC風である点も好印象。おすすめはRyzen 7搭載モデルで、ゲームをなめらかな動きで楽しめます。
気になった点
下位モデルは税込8万円台と非常に安いものの、ストレージがHDDのみである点は残念。自分でSSDを追加できれば、多少は快適に利用できるでしょう。あと個人的にはミドルレンジのGTX 1660 Ti搭載モデルがあれば選択の幅が広がるのでは、と思います。
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