レノボ直販サイトにて、2025年7月に発売された『Lenovo LOQ 15IRX10(15.6型 Intel)』のRTX 5050モデルが13万2836円でセール中です。期間は8/7(木)まで。最新GPUであるRTX 5050を搭載したゲーミングノートPCは、18~20万円前後が一般的。CPUはCore i5ではあるものの、13万円台は破格の安さと言っていいでしょう。

8/7まで13万円台でセール中。「優先生産モデル」のほうが早く到着しますが、通常モデルのほうが柔軟なカスタマイズが可能です(そのぶん納期は遅め)
ノートPC向けRTX 5050(Laptop)の性能は、前世代ミドルローのRTX 4060よりもやや低いくらいです。しかしアーキテクチャやメモリー、機能面が改善されている影響で、体感的には劣っているようには感じないかもしれません。

GPUの比較
ノートPC向けGPUの性能(DirectX 12)
GPU | 3DMark Time Spy Graphics |
---|---|
RTX 5060 Laptop |
12009
|
RTX 4060 |
10621
|
RTX 4060 Laptop |
10412
|
Radeon 8060S |
9781
|
RTX 5050 Laptop |
9617
|
RTX 4050 Laptop |
8210
|
RTX 3050 Laptop |
4881
|
RTX 2050 Laptop |
3915
|
Intel Arc |
3316
|
Radeon 880M |
3214
|
※スコアはUL Solutionsによる平均値で、実機の結果ではありません
Lenovo LOQ 15IRX10についてですが、ゲーミング向けCPUとしてはワンランク下のCore i5-13450HXが使われているため、ゲームタイトルによってはほかのRTX 5050よりもフレームレートがやや落ちるかもしれません。その場合は、画質をやや下げるといいでしょう。フルHDなら、特に問題なく快適にプレーできるはずです。
それでも性能に不安に感じる場合は、通常モデルのパーツカスタマイズで、CPUを「Core i7-14700HX」に変更してください。

Lenovo LOQ 15IRX10の外観 ※対象モデルのキーボードバックライトはホワイトのみで、RGBタイプではありません
機種固有のTGP(最大グラフィックス)は100Wとのこと。これはRTX 5050本来の仕様である「GPU サブシステム電力」の上限と同じであるので、電力制限はされていないかもしれません。
その場合本体内部の熱が心配ですが、Lenovo LOQ 15IRX10はほかのエントリー向け機種に比べて本体サイズが大きくて重いので、ある程度の熱は緩和される可能性があります。

筐体はエントリー向け機種としてはやや大きめ
簡易スペック
ディスプレイ | 15.6インチ、IPS、1920×1080、144Hz、300nit、100% sRGB |
---|---|
CPU | Core i5-13450HX(10コア16スレッド) |
グラフィックス | RTX 5050(TGP 100W) |
メモリー | DDR5-4800 16GB×1 ※スロット×2 |
ストレージ | 512GB PCIe 4.0 x4 SSD |
インターフェース | USB3.2 Gen1 Type-C(65~100W PD/DP)×1、USB3.2 Gen1 Type-A×3、HDMI、有線LAN(1Gb)、ヘッドセット端子 |
幅×奥行き×高さ | 幅359.86×奥行き258.87×高さ21.9~23.9mm / 約2.4kg |
バッテリー | 約5.6時間(動画再生時) ※ゲームプレー時はさらに短縮 |
※カスタマイズ対応モデルの詳細スペックが存在しないため、固定スペックモデル(83JE00MAJP)のスペックを参考にしています
最近のゲーミングノートPCは、RTX 4060搭載で安くても15~16万円あたり。RTX 5060ともなると、20万円前後からが一般的です。RTX 5050は現行世代ではエントリー向けですが、13万円ちょっとということであれば、「安いからこれでいい」という人は多いのではないでしょうか。
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