
PASOULは、14型ノートパソコン「NC14J」の価格.com限定モデルを6月30日に発売しました。スペックはPentium Gold 6500Y / 8GBメモリー / 256GB NVMe SSD / 14インチ フルHDディスプレイの構成で、価格は3万7800円から。付属ソフトやSSDの容量などを変更可能です(要追加料金)。

PASOULから販売された価格.com限定モデル
ノートPCの値上がりが続くなか、4万円を切る新品ノートが出てくるのはありがたい話ではあります。しかしCPUとして使われているPentium Gold 6500Yの性能はかなり低く、正直なところイマイチな印象です。CPUのリリースは2021年ではあるものの、中身は2018年リリースのAmber Lake-Yのリフレッシュモデル。2コア4スレッド動作で、メモリーはDDR3 / LPDDR3に対応しています。

PassMarkによるCPUベンチマークの統計データによると、格安ミニPCで一時期よく使われたIntel N150の54%程度のスコア
Pentium Gold 6500Yのベンチマーク統計データを見る限りでは、作業によっては処理の待ち時間が長く感じられる場面もありそうです。毎日の作業をサクサクをこなしたい人には、正直向いていません。
しかし世のなかには、パソコンを1年に数回しか使わない人もいます。年賀状の印刷や自治会の資料作りなどであれば、必ずしも高性能なパソコンは必要ありません。処理に時間がかかっても多少待てばいいだけで、使用頻度を考えれば、安いパソコンのほうが投資効果は高いと考える人はいるでしょう。「NC14J」は、そのように考える人向けです。
もっとも価格が安いだけあって、筐体の品質面である程度の割り切りは必要です。キーボードは日本語配列ですが、Enterキー周辺の配列にはクセがあり、慣れるまで戸惑うかもしれません。筐体の質感やディスプレイの映像品質も、チープに感じる場合があります(逆に意外と高級に感じる場合もあり、感じ方は人それぞれです)。このあたりをトレードオフとして割り切れるなら、選択肢のひとつとなり得るでしょう。

日本語配列ですが、Enterキー周辺がかなり窮屈に作られています
スペック
| OS | Windows 11 Home |
|---|---|
| ディスプレイ | 14インチ、1920×1080ドット |
| CPU | Pentium GOLD 6500Y(2コア4スレッド) |
| メモリー | 8GB |
| ストレージ | NVMe 256GB SSD |
| グラフィックス | UHD Graphics 615(CPU内蔵) |
| 通信 | Wi-Fi 5、Bluetooth 4.2 |
| インターフェース | USB3.2 Gen1 Type-C(PD/DP)×1、USB3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI、SDメモリーカード、ヘッドホン端子 |
| セキュリティ | ※生体認証なし |
| サイズ / 重量 | 幅322.5mm、奥行き212mm、高さ19.9mm / 約1.4kg |
| バッテリー | 連続使用4~5時間 |
ちなみにPASOULは、株式会社オーエープラザが運営するショップ / ブランドです。パソコンに詳しい人なら会社名にピンとくるかもしれませんが、以前は中古パソコンの販売で有名でした。ここ何年かで、通販では自社ブランド製品の取り扱いが主流になったように見えます。価格.comにも製品として登録されていますし、このように限定モデルが発売されているということは、会社としての信頼性が(価格.comによって)担保されたという判断なのでしょう。
なおYahoo!ショッピングには「パソコン総合ショップOA-PLAZA」という旧名のショップがあり、そこでは同じスペックの「NC14J」が2万9799円で売られています。価格.com限定モデルは通常製品より安い値段で販売されることが多いのですが、これはその逆でちょっと珍しいパターンだと思います。

Yahoo!ショッピングで安く販売されている同一機種
ただ、Yahoo!ショッピングのほうでは以前のモデルのURLがそのまま使い回しているようで、旧機種のレビューがそのまま残っていました。値段の安さが気になる人は、あわせてチェックしてみるといいかもしれません。
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