
日本HPの公式サイトにて、7/20から期間限定のキャンペーン「サマーセール!」が始まりました。キャンペーン期間は7/29の12:59まで。PCや周辺機器が、最大60%オフで販売されるとのことです。
その最大割引率の製品は、エントリー(入門)向けのノートPC『HP OmniBook 3 16』および『HP OmniBook 3 14』。価格は60%オフモデルが10万4900円ですが、14インチタイプにはさらに安い9万9900円のモデルも用意されています。

16インチタイプの『HP OmniBook 3 16』

14インチタイプの『HP OmniBook 3 14』
最安モデルで使われている「Athlon Gold」は「Athlon Gold 20」で、これは2023年にリリースされた「Athlon Gold 7220U」のリネームCPUです。また60%オフモデルで使われている「Ryzen 5 40」も「Ryzen 5 7520U」のリネーム版にあたります。

3種類のCPUが使われたモデルが9万9900円~11万4990円の約1.5万円のレンジ内に存在するわけですが、それぞれのCPU性能を考えると、この価格差はバランスが悪いように思えます。CPUベンチマークスコアの統計データを確認すると、Athlon Gold 7220U(Athlon Gold 20のリネーム元)のスコア平均値は「4903」。総合スコアで見ると、格安ミニPCでよく使われたIntel N150より下です(シングルスレッドはやや上)。N150ミニPCで「まあなんとか使える」くらいの評価が多かったので、Athlon Gold 20だとけっこう厳しいと考えざるを得ません。

『PassMark CPU Marks』によるCPUベンチマークスコアの統計データ
60%オフモデルはプラス5000円でメモリー容量が倍増ですのでお得なように感じますが、CPUはCoreとして使われているRyzen 5 40の「9350」も、決して高いスコアではありません。筆者の検証経験からでは、「軽い作業ならなんとか普通に使える」レベルだと思います。だいたいの作業を快適に行なえるのは、スコアが「19487」のRyzen 5 230あたりではないでしょうか。
なのでこのセールに乗っかるとするなら、狙い目は11万4990円のモデルだと思います。ただエントリー向けの機種なので、筐体質感やディスプレイの映像品質はそれなりの可能性が大。その部分を割り切って使える人向けです。
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