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Dynabook(ダイナブック)株式会社のdynabook RZ63は、13.3インチタイプのモバイルノートPCです。重量は軽く端子類も豊富な上に、そこそこ安くて高性能な点が特徴。奇抜さのない堅実な作りで、特に学生生活やビジネスシーンでの利用に向いています。
dynabook RZ63の注目ポイント
機能が豊富!
13.3インチモバイルとしては珍しく、ビジネスシーンでの利用機会が多いVGA(D-sub15ピン)と有線LANの両方に対応しています。指紋センサー付きでサインインも簡単!
タイプ感に優れるキーボード
キーボードは軽いタッチでサクサク入力できます。一部のキーやタッチパッドの操作領域が小さいものの、慣れれば問題なく利用できるでしょう。
dynabook RZ63の評価
総合評価: 4.0/5.0
(評者:こまめブログ)
デザイン | マグネシウム製ボディは質感が高くて頑丈。地味すぎないデザインで好感が持てる |
---|---|
性能 | 第8世代のCore i3/i5/i7対応でCPU性能は高い。メモリーやSSDも十分な構成 |
使いやすさ | 端子類がとても充実している。キーとタッチパッドの大きさが少し残念 |
軽さ | 重さは実測1.174kgで、13.3インチタイプとしては軽い。 |
画面 | フルHDなら画面は高精細で発色も自然。映り込みのないノングレアタイプ |
今回はdynabook RZ63の実機を使って、本体デザインや使い心地、ベンチマーク結果などをレビューします。
この記事の目次
※2019年1月15日時点。現在の価格は公式サイトでご確認ください
dynabook RZ63のスペック
現在(2019年1月中旬時点)は2018年夏モデルのdynabook RZ63/Jが販売されています。主なスペックは以下のとおりです。
OS | Windows 10 Pro |
---|---|
CPU | 第8世代 Core i3-8130U / Core i5-8250U / Core i7-8550U |
メモリー | 4 / 8 / 16GB |
ストレージ | 128 / 256 / 512 GB SSD(SATA) |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵) |
光学ドライブ | なし |
ディスプレイ | 13.3インチ、1366×768 / 1920×1080ドット、非光沢、ペン/タッチ非対応 |
通信機能 | IEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.2 |
インターフェース | USB3.0(フルサイズ)×3、VGA(D-sub15ピン)、HDMI、SDカードスロット、有線LAN、ヘッドホン出力 |
セキュリティー | TPM 2.0、指紋センサー、セキュリティースロット、ウイルスバスタークラウド 90日版 |
カメラ | 200万画素 |
サイズ/重量 | 幅316×奥行き227×高さ13.9~17.9mm/約1.199kg |
バッテリー駆動時間 | 18.5時間(Core i3) / 14.5時間(Core i5/i7) |
オフィス | ※別途付属モデルあり |
サポート | メーカー保証1年間 |
※2019年1月15日時点。構成は変更される場合があります
dynabook RZ63のラインナップ
dynabook RZ63には、パーツ構成の異なる複数のモデルが用意されています。購入画面ではパーツを選択できますが、組み合わせを自由に変えられるわけではありません。CPUの種類ごとにメモリーやストレージの容量などが固定されています。
ラインナップ
Core i3モデル | |
---|---|
税込7万9704円 | |
Core i5モデル | |
税込10万8864円 | |
Core i7 256GB SSDモデル | |
税込12万5064円 | |
Core i7 512GB SSDモデル | |
税込14万1264円 |
※2019年1月15日時点。会員登録後の価格
オフィス付きモデルは上記それぞれの価格に1万8360円加算されます。
なお上記価格は、無料会員登録後のものです。会員登録を行なわないと、4万円程度高くなってしまう点に注意してください。会員登録は公式サイト「東芝ダイレクト」から無料で行なえます。
リンク
東芝ダイレクトトップページ
本体の大きさやデザイン
dynabook RZ63は華やかさを抑えたスタンダードなデザインでありながらも、スタイリッシュなフォルムと地味すぎないカラーによって先進的なイメージを実現しています。マグネシウムを使った本体は軽い上に頑丈で、持ち歩きにピッタリです。
ノートPCの平均重量
画面サイズ | 平均重量 |
---|---|
11.6インチ | 1.126kg |
12.5インチ | 1.131kg |
13.3インチ | 1.253kg |
14インチ | 1.518kg |
15.6インチ | 2.174kg |
ノートPC全体 | 1.551kg |
※2017年12月~2018年5月に当サイトが検証したノートPC(2-in-1を含む) 50台ぶんの実測値より
画面の色と見やすさ
画面の大きさは、モバイル向けとして人気の高い13.3インチです。解像度は1920×1080ドットのフルHD(Core i5/i7モデル)と1366×768ドット(Core i3モデル)の2種類が用意されています。
キーボードの使いやすさ
キーボードはテンキーなし&バックライト非対応です。キーピッチ(キーとキーの間隔)は19mmと十分な大きさです。ただし縦のキーピッチが実測16.5mmと短く、キーが横長に作られています。縦方向の指の動きがやや窮屈で、慣れるまでタイプミスがあるかもしれません。
端子類の種類と使いやすさ
インターフェース(端子類)はとても充実しています。特にビジネスシーンで使われることが多いVGA(D-sub15ピン)と有線LANに対応している点がポイント。13.3インチタイプでこのふたつに対応しながらも重量が軽いモデルはなかなかありません。
左側面のインターフェース
- ① 電源コネクター
- ② VGA(D-sub15ピン)
- ③ HDMI
- ④ USB3.0
- ⑤ ヘッドホン出力
右側面のインターフェース
- ① SDカードスロット
- ② USB3.0
- ③ 1000BASE-T対応有線LAN
- ④ セキュリティースロット ※盗難防止用
ベンチマーク結果
今回のテストでは、Core i7モデルを使いました。主なスペックは以下のとおりです。なおベンチマーク結果はパーツ構成や環境、タイミング、個体差などさまざまな要因によって大きく変わることがあります。あらかじめご了承ください。
試用機のスペック
OS | Windows 10 Home |
---|---|
CPU | Core i7-8550U |
メモリー | 16GB |
ストレージ | 512GB SSD |
グラフィックス | Intel UHD Graphics 620(CPU内蔵) |
ストレージ性能
試用機で使われていた512GB SSDはSATA接続タイプです。dynabook RZ63はより高速なPCIe接続のSSDには対応していませんが、それでもHDDよりはるかに高速。ウィンドウズをストレスなく利用できます。
ウィンドウズの起動時間は平均15.54秒で、SATA接続SSD搭載機の平均(16~17秒)とほぼ同程度です。HDDのみの場合だと40秒以上かかることもあるので、起動時間はかなり短縮されています。
起動時間の計測結果(手動による計測)
1回目 | 2回目 | 3回目 | 4回目 | 5回目 | 平均 |
---|---|---|---|---|---|
13.8秒 | 13.5秒 | 18.2秒 | 13.4秒 | 18.8秒 | 15.54秒 |
CPU性能
CPU性能を計測するベンチマークテストでは、スタンダードノートPCとしては優れた結果が出ました。このパフォーマンスであれば、そこそこ重めの動画編集や写真加工、高度なデータ処理にも利用できるでしょう。ただしその場合、メモリー容量は16GBにすることをおすすめします。
ちなみに動画編集やRAW現像などをさらに快適にこなすのであれば、Core i7-8750Hを搭載したゲーミングノートPCを選ぶ必要があります。
CPUベンチマーク結果
CPU | PassMark PerformanceTestのCPU Markスコア |
---|---|
dynabook RZ63(Core i7-8550U) |
|
Core i7-8550U |
|
Core i5-8250U |
|
Core i7-7500U |
|
※そのほかのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値
グラフィックス性能について
グラフィックス性能については、CPU内蔵タイプとしては優秀です。しかしグラフィックス重視のゲームを快適に楽しめるほどではありません。ベンチマークスコアではゲームを楽しむために最低限はクリアーしたいGeForce GTX 1050Tiのスコアを大きく下回っています。
GPUの性能比較
GPU | 3DMark Fire Strikeのスコア |
---|---|
GTX 1050 Ti |
|
GTX 1050 |
|
dynabook RZ63(UHD 620) |
|
※そのほかのGPUのベンチマーク結果は当サイト計測の平均値
しかしドラクエ10のベンチマークでは快適という評価が出ました。ごく軽めの3Dゲームならある程度は遊べるでしょう。
ゲーム系ベンチマーク結果
FF14:紅蓮のリベレーター(DX11) ※中量級
|
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1920×1080 (フルHD) | 最高品質 | 1117(設定変更が必要) ※6.810 FPS |
高品質(ノートPC) | 1668(設定変更を推奨) ※10.621 FPS | |
標準品質(ノートPC) | 2466(普通) ※16.361 FPS | |
ドラゴンクエストX(DX9) ※軽量級
|
||
1920×1080 (フルHD) | 最高品質 | 4704(普通) |
標準品質 | 5368(快適) | |
低品質 | 5560(快適) |
バッテリー性能
実際のバッテリー駆動時間を計測したところ、BBenchのテストで10時間54分という結果でした。ただしこのテストはバッテリー消費量が少なく、実際の利用では駆動時間はもっと短くなります。もう一方のPCMark 8のテストは逆にバッテリー消費がかなり大きいので、ふたつのテスト結果のあいだをとって9時間弱程度と考えたほうがいいかもしれません。モバイルノートPCとしては、なかなか優れた結果です。
バッテリー駆動時間のテスト結果
公称値 | 14.5時間(Core i5/i7) |
---|---|
BBenchによる計測 | 10時間54分(Core i7) |
PCMark 8による計測 | 7時間3分(Core i7) |
※テストの条件や計測方法についてはコチラ
すべての点において平均点以上の優等生タイプ
ということで、今回はdynabook RZ63のレビューをお届けしました。
本体デザインやモバイル性能、パフォーマンス、使いやすさのどの点をとっても平均点以上の仕上がりで、総合的な完成度は抜群です。しかも価格はハイエンドモバイルノートPCとしてはリーズナブル。目立った弱点のない優れたモデルだと言えます。
ただ強いて言うなら、突出した個性がない点が欠点と言えるかもしれません。特別軽いわけではなく、特別高性能というわけでもなく、言うなれば優等生タイプのモデルです。ノートPC選びで失敗したくないならとりあえずこのモデルを選ぶ、というのもアリでしょう。特に手堅さが求められる学生向けやビジネス向けにはピッタリです。
※2019年1月15日時点。現在の価格は公式サイトでご確認ください
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